2024年03月04日 [からだのこと]
自然と自然
お疲れ様です。院長です。
3月4日のサンデーイルネスでございます。
桃の節句も過ぎ、まだまだ寒い日はありますが、それでも少しは春っぽい日も出てきましたかね。
言うても、真冬は過ぎましたから、寒さもだいぶマシにはなっております。
これからは観光シーズンにもなりますし、外出する機会も増えますよね。
そんないい季節前に、こんな研究のお話しでもしてみたいと思います。
なんでも、自然の中を散歩すると注意力が回復するという研究結果が出たんだそうです。
元々人類は、人工物のない自然の中で暮らしていました。
そのDNAは今日に至るまで受け継がれているようで、新たな研究によると、自然の中で過ごすことで注意力が回復し、集中力が上がることが明らかとなったそうなんです。
被験者に脳波計測用の電極を頭に装着しながら自然の中を散歩してもらったところ、脳波の記録からは、自然との触れ合いが脳の注意力を高めてくれることが、改めて確認されているようなんです。
自然を満喫しながらの散歩は、ただ散歩をしただけ以上の効果があるようなんですね。
米ユタ大学のチームによるこの研究は、参加者(92人)に40分間ほど散歩をしてもらい、自然との触れ合いが脳の注意力に与える影響を調べたものでした。
具体的には、まず被験者が散歩に出かける前に、しばらくの間1000から7ずつ引いた数を次々と計算してもらいました。
これはかなり大変な作業で、どんなに数字に強い人でも10分もやれば、精神的にクタクタになります。
こうして脳の注意力を削っておいてから、大学のキャンパス内を散歩してもらいました。
コースは2種類あり、被験者は「緑豊かな樹木エリア」と「無機質なコンクリートエリア」のいずれかを散歩しました。
このとき被験者には脳波を測定するキャップをかぶってもらい、研究チームは散歩中の脳の活動を観察することができたわけです。
その測定結果を、樹木エリアとコンクリートエリアを散歩した人で比べてみると…。
すると自然と触れ合うことで注意力が回復することが確認されたってわけなんです。
どちらのコースを散歩した人も、同じだけ運動したことに変わりはありません。
それでも脳波に差があるということは、自然との触れ合い自体に注意力を高める効果があるということに繋がるでしょう。
過去にも同じような研究結果はいくつもあるにはあります。
「自然の中での散歩は、運動による効果以上に、脳の特定の実行制御プロセスを高める」と述べられている研究もあります。
では、なぜ自然との触れ合いにそんな効果があるのでしょうか?
一説によると、私たちにはDNAレベルで自然と触れ合いたいという原始的な欲求があるのだと言う話です。
こうした、人間は草木や動物とのつながりを本能的に求めているという考えを「バイオフィリア(生命愛)」というそうなんです。
ひるがえって現代の都市の生活環境を眺めてみると、スマホ・自動車・コンピューター・コンクリートといった自然とは正反対の環境にあると言えるでしょう。
研究チームによると、都会のジャングルの中だけで暮らし、自然と触れ合う機会が減っていることが、私たちの健康を危険にさらしている可能性があるという話しです。
もしも、あなたが最近あまり調子が出ないと感じていたら、自然との触れ合いを増やしてみてはいかがでしょう。
たったそれだけで色々なことが解決されるかもしれないですよ。
確かに、自然と触れ合うって機会はほぼないなぁ…。
この自然と触れ合うと言う事に関しては、色々な研究結果でみても、悪いということは全くないんですよね。
つまり、自然に触れれば触れるほど、色んなことが良くなるってことなんですよ。
気持ち的な問題もあるでしょうから、少し意識して生活してみると何かが変わるかもしれませんよ。
わたくし院長も、ちょっと触れてみようかなって気にはなっております。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月4日のサンデーイルネスでございます。
桃の節句も過ぎ、まだまだ寒い日はありますが、それでも少しは春っぽい日も出てきましたかね。
言うても、真冬は過ぎましたから、寒さもだいぶマシにはなっております。
これからは観光シーズンにもなりますし、外出する機会も増えますよね。
そんないい季節前に、こんな研究のお話しでもしてみたいと思います。
なんでも、自然の中を散歩すると注意力が回復するという研究結果が出たんだそうです。
元々人類は、人工物のない自然の中で暮らしていました。
そのDNAは今日に至るまで受け継がれているようで、新たな研究によると、自然の中で過ごすことで注意力が回復し、集中力が上がることが明らかとなったそうなんです。
被験者に脳波計測用の電極を頭に装着しながら自然の中を散歩してもらったところ、脳波の記録からは、自然との触れ合いが脳の注意力を高めてくれることが、改めて確認されているようなんです。
自然を満喫しながらの散歩は、ただ散歩をしただけ以上の効果があるようなんですね。
米ユタ大学のチームによるこの研究は、参加者(92人)に40分間ほど散歩をしてもらい、自然との触れ合いが脳の注意力に与える影響を調べたものでした。
具体的には、まず被験者が散歩に出かける前に、しばらくの間1000から7ずつ引いた数を次々と計算してもらいました。
これはかなり大変な作業で、どんなに数字に強い人でも10分もやれば、精神的にクタクタになります。
こうして脳の注意力を削っておいてから、大学のキャンパス内を散歩してもらいました。
コースは2種類あり、被験者は「緑豊かな樹木エリア」と「無機質なコンクリートエリア」のいずれかを散歩しました。
このとき被験者には脳波を測定するキャップをかぶってもらい、研究チームは散歩中の脳の活動を観察することができたわけです。
その測定結果を、樹木エリアとコンクリートエリアを散歩した人で比べてみると…。
すると自然と触れ合うことで注意力が回復することが確認されたってわけなんです。
どちらのコースを散歩した人も、同じだけ運動したことに変わりはありません。
それでも脳波に差があるということは、自然との触れ合い自体に注意力を高める効果があるということに繋がるでしょう。
過去にも同じような研究結果はいくつもあるにはあります。
「自然の中での散歩は、運動による効果以上に、脳の特定の実行制御プロセスを高める」と述べられている研究もあります。
では、なぜ自然との触れ合いにそんな効果があるのでしょうか?
一説によると、私たちにはDNAレベルで自然と触れ合いたいという原始的な欲求があるのだと言う話です。
こうした、人間は草木や動物とのつながりを本能的に求めているという考えを「バイオフィリア(生命愛)」というそうなんです。
ひるがえって現代の都市の生活環境を眺めてみると、スマホ・自動車・コンピューター・コンクリートといった自然とは正反対の環境にあると言えるでしょう。
研究チームによると、都会のジャングルの中だけで暮らし、自然と触れ合う機会が減っていることが、私たちの健康を危険にさらしている可能性があるという話しです。
もしも、あなたが最近あまり調子が出ないと感じていたら、自然との触れ合いを増やしてみてはいかがでしょう。
たったそれだけで色々なことが解決されるかもしれないですよ。
確かに、自然と触れ合うって機会はほぼないなぁ…。
この自然と触れ合うと言う事に関しては、色々な研究結果でみても、悪いということは全くないんですよね。
つまり、自然に触れれば触れるほど、色んなことが良くなるってことなんですよ。
気持ち的な問題もあるでしょうから、少し意識して生活してみると何かが変わるかもしれませんよ。
わたくし院長も、ちょっと触れてみようかなって気にはなっております。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院