2024年01月31日 [色々なこと]
ATOMIKウォッカ
お疲れ様です。院長です。
1月31日の水曜日でございます。
1月最後の日って事で、当然ながら明日から2月です。
寒いだけの2月がやってきましたねぇ…。
後1ヶ月、いや2ヶ月は寒いですな。
とは言え、一歩づつ春に近づいてますから、もう少しの辛抱です。
ではネタにいきましょう。
みなさんは、史上最悪と言われているチェルノブイリ原発事故を覚えてるでしょうか。
1986年のことですから、まだ生まれてねぇって若者もひょっとしたら読んでくれてるかもしれませんが…。
その大事故から、37年たった今、チェルノブイリの立ち入り禁止地域で栽培された作物と水から作られたウォッカが販売されたんだとか…。
これはイギリスとウクライナの科学者が設立した「チェルノブイリ・スピリッツ・カンパニー」が発売したもので、その安全性は科学的な試験によってきちんと確認済みだそうです。
この製品は、原子力災害地域の生態系回復の証でもあり、消費者に独特の体験を提供します。
同社は社会事業として立ち上げられ、売り上げの7割以上がウクライナ復興支援のために寄付されるという事らしいです。
1986年4月26日、ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で、保守点検中の試験ミスが原因で重大な原子炉爆発が発生。
大量の放射性物質が放出され、北半球全域に広まってしまいました。
史上最悪の原子力事故とされる「チェルノブイリ原子力発電所事故」では、広島に投下された原爆の400倍もの放射性物質が飛散し、20万人以上の周辺住民が大切な持ち物やペットを置き去りにしての避難を余儀なくされました。
放射能漏れを防ぐため、爆発した原子炉はコンクリートの「石棺」に収められましたが、放射能汚染によって周辺は人が住めなくなってしまい、半径30kmの範囲が立入禁止となりました。
事故から37年、人間が立ち入ることのなくなったこの区域は、野生生物たちの楽園となっています。
動物や植物が繁栄し、むしろ人間がいた頃よりも環境が良くなっているそうです。
そんな不可思議な事実は、怖いもの見たさの人々を引きつけ、観光名所にもなっているそうです。
2019年だけでも、12万5000人以上のもの観光客がチェルノブイリにやってきたそうです。
チェルノブイリの事故とその後について30年以上研究してきた、英国ポーツマス大学のジム・スミス教授もまた、立ち入り禁止地区に大きな可能性を見出すひとりです。
彼はウクライナの科学者たちと共同でチェルノブイリ・スピリッツ・カンパニーを設立。
チェルノブイリで採れた作物からお酒造りをはじめました。
その一つが「ATOMIK(アトミック)」というウォッカです。
アトミックって…。
そのネーミングよ(笑)
同社の目的は、もはや利用不可能とみなされている土地であっても、今も安全にお酒を作れると証明することだそうです。
またウクライナの復興支援も同社の大切な仕事の一つだそうです。
これまでの利益の半分以上になる3万ポンド(2023年12月の為替なら約540万円)が寄付され、この地域の復興支援に充てられました。
ですが、いくら善意のものとはいえ、やはり気になるのは安全性です。
チェルノブイリ・スピリッツ・カンパニーを信じるなら、その点は安心していいという話しです。
アップルスピリッツ、洋ナシとプラムのシュナップスなど、同社のお酒はすべて検査され、飲んでも安全であることが証明されているそうです。
ATOMIKに使用されているチェルノブイリ産ライ麦からは、ウクライナの基準値をわずかに上回る放射性ストロンチウムが検出されたそうですが、蒸留後のものからは消えてしまっているとか…。
またアルコールの希釈にはチェルノブイリの水が使われているそうですが、その水は発電所から南に10kmにある地下水からくみ上げたものなので汚染の心配はないとの事です。
チェルノブイリ・スピリッツ・カンパニーは、自然とウクライナの人々の力を固く信じています。
その象徴が、同社が販売するお酒のラベルに描かれたイノシシだそうです。
イノシシは立ち入り禁止地域でよく目撃される動物だなんだとか…。
同社のサイトによれば、その姿は「自然の回復力」のシンボルであるとともに、「チェルノブイリの被災者たちが、現地の環境について単純化され、しばしば誤った思い込みに直面しながら、長く困難な復興への道のりを歩んできたこと」を表しているそうです。
今回出荷されたお酒は、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻以来、初めて生産されたものです。
スミス教授によれば、戦争はチェルノブイリ事故よりも「はるかにひどい」影響をウクライナに与えたといいます。
そうした状況を少しでも改善するため、今後利益の75%以上がウクライナ復興支援のために寄付される予定だそうです。
ちなみにATOMIKウォッカの公式サイトから購入可能なんですが、日本への発送を行ってくれるのかどうかは不明です。
興味のある方は調べてみてください。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月31日の水曜日でございます。
1月最後の日って事で、当然ながら明日から2月です。
寒いだけの2月がやってきましたねぇ…。
後1ヶ月、いや2ヶ月は寒いですな。
とは言え、一歩づつ春に近づいてますから、もう少しの辛抱です。
ではネタにいきましょう。
みなさんは、史上最悪と言われているチェルノブイリ原発事故を覚えてるでしょうか。
1986年のことですから、まだ生まれてねぇって若者もひょっとしたら読んでくれてるかもしれませんが…。
その大事故から、37年たった今、チェルノブイリの立ち入り禁止地域で栽培された作物と水から作られたウォッカが販売されたんだとか…。
これはイギリスとウクライナの科学者が設立した「チェルノブイリ・スピリッツ・カンパニー」が発売したもので、その安全性は科学的な試験によってきちんと確認済みだそうです。
この製品は、原子力災害地域の生態系回復の証でもあり、消費者に独特の体験を提供します。
同社は社会事業として立ち上げられ、売り上げの7割以上がウクライナ復興支援のために寄付されるという事らしいです。
1986年4月26日、ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で、保守点検中の試験ミスが原因で重大な原子炉爆発が発生。
大量の放射性物質が放出され、北半球全域に広まってしまいました。
史上最悪の原子力事故とされる「チェルノブイリ原子力発電所事故」では、広島に投下された原爆の400倍もの放射性物質が飛散し、20万人以上の周辺住民が大切な持ち物やペットを置き去りにしての避難を余儀なくされました。
放射能漏れを防ぐため、爆発した原子炉はコンクリートの「石棺」に収められましたが、放射能汚染によって周辺は人が住めなくなってしまい、半径30kmの範囲が立入禁止となりました。
事故から37年、人間が立ち入ることのなくなったこの区域は、野生生物たちの楽園となっています。
動物や植物が繁栄し、むしろ人間がいた頃よりも環境が良くなっているそうです。
そんな不可思議な事実は、怖いもの見たさの人々を引きつけ、観光名所にもなっているそうです。
2019年だけでも、12万5000人以上のもの観光客がチェルノブイリにやってきたそうです。
チェルノブイリの事故とその後について30年以上研究してきた、英国ポーツマス大学のジム・スミス教授もまた、立ち入り禁止地区に大きな可能性を見出すひとりです。
彼はウクライナの科学者たちと共同でチェルノブイリ・スピリッツ・カンパニーを設立。
チェルノブイリで採れた作物からお酒造りをはじめました。
その一つが「ATOMIK(アトミック)」というウォッカです。
アトミックって…。
そのネーミングよ(笑)
同社の目的は、もはや利用不可能とみなされている土地であっても、今も安全にお酒を作れると証明することだそうです。
またウクライナの復興支援も同社の大切な仕事の一つだそうです。
これまでの利益の半分以上になる3万ポンド(2023年12月の為替なら約540万円)が寄付され、この地域の復興支援に充てられました。
ですが、いくら善意のものとはいえ、やはり気になるのは安全性です。
チェルノブイリ・スピリッツ・カンパニーを信じるなら、その点は安心していいという話しです。
アップルスピリッツ、洋ナシとプラムのシュナップスなど、同社のお酒はすべて検査され、飲んでも安全であることが証明されているそうです。
ATOMIKに使用されているチェルノブイリ産ライ麦からは、ウクライナの基準値をわずかに上回る放射性ストロンチウムが検出されたそうですが、蒸留後のものからは消えてしまっているとか…。
またアルコールの希釈にはチェルノブイリの水が使われているそうですが、その水は発電所から南に10kmにある地下水からくみ上げたものなので汚染の心配はないとの事です。
チェルノブイリ・スピリッツ・カンパニーは、自然とウクライナの人々の力を固く信じています。
その象徴が、同社が販売するお酒のラベルに描かれたイノシシだそうです。
イノシシは立ち入り禁止地域でよく目撃される動物だなんだとか…。
同社のサイトによれば、その姿は「自然の回復力」のシンボルであるとともに、「チェルノブイリの被災者たちが、現地の環境について単純化され、しばしば誤った思い込みに直面しながら、長く困難な復興への道のりを歩んできたこと」を表しているそうです。
今回出荷されたお酒は、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻以来、初めて生産されたものです。
スミス教授によれば、戦争はチェルノブイリ事故よりも「はるかにひどい」影響をウクライナに与えたといいます。
そうした状況を少しでも改善するため、今後利益の75%以上がウクライナ復興支援のために寄付される予定だそうです。
ちなみにATOMIKウォッカの公式サイトから購入可能なんですが、日本への発送を行ってくれるのかどうかは不明です。
興味のある方は調べてみてください。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院