
2024年01月15日 [色々なこと]
有機廃棄物の未来
お疲れ様です。院長です。
1月15日の月曜日でございます。
我々世代は、1月15日っつうと、「成人の日」ってイメージがまだ残っておりますが、これ、変更されたの1999年なんですよね。
つまり、も25年も前の話なんですわ。
年とると、時間が止まるねぇ(笑)
ではネタにいきましょう。
なんでも、オーストラリアで下水や生ごみの有機廃棄物を、バッテリーや肥料に変える新技術が誕生したんだとか…。
オーストラリアの研究者は、下水や排水の有機廃棄物をエネルギーや農業用の資源に変える新技術の開発に取り組んでいました。
RMIT大学のチームが開発する熱分解技術「PYROCOTM」は、下水などを処理すると残される下水汚泥(バイオソリッド)を、「バイオ炭」というバッテリーや肥料として利用できる資源に生まれ変わらせることができます。
このほど行われた試験では、その性能や安全性が確認され、大規模な実用化に向けて着実な一方踏み出すことに成功したという話しです。
それはゴミ処理だけでなく、気候変動対策へ向けた大切な取り組みでもあるそうなんですよ。
革新的な熱分解技術「PYROCOTM」は、酸素を使うことなく高温を実現し、下水を処理した後に残る「下水汚泥(バイオソリッド)」や家庭の生ごみなどから、「バイオ炭(biochar)」を作り出します。
バイオ炭とは、生物由来の材料から作られる”炭”のことで、炭素がたっぷりと含まれており、肥料や土壌改良剤として農業で使えるほか、バッテリー用の「炭素電極」にもなるんだそうです。
PYROCOTMは、バイオソリッドや生ごみなどを熱処理し、人体や環境に有害な病原体・PFAS・マイクロプラスチックなどを除去したうえで、新しい資源に生まれ変わらせるわけなんです。
メルボルンのRMIT大学のカルピット・シャー教授は、この技術があればバイオソリッドなどの廃棄物を、持続可能で環境にやさしく、しかも費用対効果の高いやり方で処理できるようになると説明しています。
世界のバイオソリッドの約30%は、ただ溜め込まれるか、埋め立てられています。
PYROCOTMが解決を目指すのは、そうした難題です。
とカルピット・シャー教授は語っておられます。
シャー教授らは今回、オーストラリアにある水処理施設「メルトン再生水プラント」で、RYROCOTMの試運転を行い、それが着々と進歩していることを確認しました。
2021年に初めて行われた試運転では、バイオソリッドから病原体・PFAS・マイクロプラスチックをすべて除去し、安全なバイオ炭に変えられることが実証されました。
そして今回のPYROCOTMマーク2による試運転は、前回の結果を検証するためのもので、初回とはまた別の廃棄物を処理し、安全性や自動化がいっそう改善されていることが確かめられたわけです。
マーク2は、食品や庭仕事から出る廃棄物、さらにはバイオソリッドと混ぜたセイヨウアブラナのわらを処理し、バイオ炭に変えました。
シャー教授は、この成功について、PYROCOTMの性能が確かなものあることを裏付けるもので、より大規模な運用へと向けた素晴らしいステップであると高く評価されています。
シャー教授らは、すでにPYROCOTM技術の特許を出願済みで、現在は商業化に向けて準備を進めているそうです。
それまでただ捨てられるだけだった廃棄物を貴重な資源に変える…。
それを可能にするPYROCOTMは、バイオソリッドという水道業界の悩みのタネを解消する可能性を秘めているとともに、大気中の炭素を除去することでストップ温暖化にもつながるそうなんです。
世界各国がネットゼロ・エミッションを目指しているわけですが、PYROCOTMがそのための秘密兵器になるかもしれないですな。
こういった革新的な新技術ですが、結構その後「実用化」されたってとこまで話が進まないんですよねぇ…。
これは、何らかの問題があるのか、はたまた「大人の事情」が関与するのか…。
このままいけば、地球そのものがダメになるのは明白なわけですから、もし大人の事情が絡んでるなら、このは誰かが全力でつぶさないとダメですねぇ。
この研究が実用化されることを願いますわ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月15日の月曜日でございます。
我々世代は、1月15日っつうと、「成人の日」ってイメージがまだ残っておりますが、これ、変更されたの1999年なんですよね。
つまり、も25年も前の話なんですわ。
年とると、時間が止まるねぇ(笑)
ではネタにいきましょう。
なんでも、オーストラリアで下水や生ごみの有機廃棄物を、バッテリーや肥料に変える新技術が誕生したんだとか…。
オーストラリアの研究者は、下水や排水の有機廃棄物をエネルギーや農業用の資源に変える新技術の開発に取り組んでいました。
RMIT大学のチームが開発する熱分解技術「PYROCOTM」は、下水などを処理すると残される下水汚泥(バイオソリッド)を、「バイオ炭」というバッテリーや肥料として利用できる資源に生まれ変わらせることができます。
このほど行われた試験では、その性能や安全性が確認され、大規模な実用化に向けて着実な一方踏み出すことに成功したという話しです。
それはゴミ処理だけでなく、気候変動対策へ向けた大切な取り組みでもあるそうなんですよ。
革新的な熱分解技術「PYROCOTM」は、酸素を使うことなく高温を実現し、下水を処理した後に残る「下水汚泥(バイオソリッド)」や家庭の生ごみなどから、「バイオ炭(biochar)」を作り出します。
バイオ炭とは、生物由来の材料から作られる”炭”のことで、炭素がたっぷりと含まれており、肥料や土壌改良剤として農業で使えるほか、バッテリー用の「炭素電極」にもなるんだそうです。
PYROCOTMは、バイオソリッドや生ごみなどを熱処理し、人体や環境に有害な病原体・PFAS・マイクロプラスチックなどを除去したうえで、新しい資源に生まれ変わらせるわけなんです。
メルボルンのRMIT大学のカルピット・シャー教授は、この技術があればバイオソリッドなどの廃棄物を、持続可能で環境にやさしく、しかも費用対効果の高いやり方で処理できるようになると説明しています。
世界のバイオソリッドの約30%は、ただ溜め込まれるか、埋め立てられています。
PYROCOTMが解決を目指すのは、そうした難題です。
とカルピット・シャー教授は語っておられます。
シャー教授らは今回、オーストラリアにある水処理施設「メルトン再生水プラント」で、RYROCOTMの試運転を行い、それが着々と進歩していることを確認しました。
2021年に初めて行われた試運転では、バイオソリッドから病原体・PFAS・マイクロプラスチックをすべて除去し、安全なバイオ炭に変えられることが実証されました。
そして今回のPYROCOTMマーク2による試運転は、前回の結果を検証するためのもので、初回とはまた別の廃棄物を処理し、安全性や自動化がいっそう改善されていることが確かめられたわけです。
マーク2は、食品や庭仕事から出る廃棄物、さらにはバイオソリッドと混ぜたセイヨウアブラナのわらを処理し、バイオ炭に変えました。
シャー教授は、この成功について、PYROCOTMの性能が確かなものあることを裏付けるもので、より大規模な運用へと向けた素晴らしいステップであると高く評価されています。
シャー教授らは、すでにPYROCOTM技術の特許を出願済みで、現在は商業化に向けて準備を進めているそうです。
それまでただ捨てられるだけだった廃棄物を貴重な資源に変える…。
それを可能にするPYROCOTMは、バイオソリッドという水道業界の悩みのタネを解消する可能性を秘めているとともに、大気中の炭素を除去することでストップ温暖化にもつながるそうなんです。
世界各国がネットゼロ・エミッションを目指しているわけですが、PYROCOTMがそのための秘密兵器になるかもしれないですな。
こういった革新的な新技術ですが、結構その後「実用化」されたってとこまで話が進まないんですよねぇ…。
これは、何らかの問題があるのか、はたまた「大人の事情」が関与するのか…。
このままいけば、地球そのものがダメになるのは明白なわけですから、もし大人の事情が絡んでるなら、このは誰かが全力でつぶさないとダメですねぇ。
この研究が実用化されることを願いますわ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院