2023年11月27日 [色々なこと]
速乾ミイラ
お疲れ様です。院長です。
11月27日の月曜日でございます。
11月も支払い週間に突入ですな。
今年も、後2回の支払いとなりましたねぇ。
てことで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、死後わずか16日で完全にミイラ化した男性が発見されたんだとか…
最後に生きている事が確認されてからわずか16日後に"完全にミイラ化した遺体"で発見された男性が、ブルガリア捜査当局を困惑させています。
ブルガリア、ソフィアで、34歳の男性が生きているのが最後に目撃されたのは、今年8月16日。
そして、彼の完全にミイラ化した遺体が線路脇で見つかったのは9月3日でわずか16日後でした。
発表された報告書によると、内臓は"形のないただの塊に凝縮されていた"そうなんです。
自然のミイラ化は「早熟ミイラ化」として知られるプロセスで、通常は1ヵ月以上かけて起こると研究者たちは書いています。
しかし、温帯地域では、早熟ミイラ化の例はめったにないそうなんです。
報告例がほんのわずかしないため、この男性のケースは、法医学界にとってとても重要な事のようです。
しかし、捜査当局は、このようにミイラ化の条件がそろわない環境下で、これほど早く遺体のミイラ化が進んだことをどう説明すればいいのか、悩んでいるそうです。
ミイラ化作業は、古代エジプトでは、慎重に内臓を取り出し、塩の混合物であるナトロンで遺体を乾燥させるなどの工程が行われていました。
通常、脳は鼻から掻き出されて廃棄されるそうですが、心臓は、体を離れてあの世へ旅立つ、その個人の本質的な生命力「カー」が宿っていると信じられ、そのまま残されたんだとか…。
遺体は、数週間乾燥させた後、オイルを塗り、亜麻布の包帯を巻きます。
こうしたミイラ化プロセスは、精神性と文化的信念を融合させるだけでなく、古代文化に驚くべき解剖学的知識があったことの証拠となります。
古代世界において遺体の自然なミイラ化は、南米やアジアの一部ように、環境が自然に遺体を乾燥させ保存することができる乾燥した地域で、もっとも多く見られました。
今回急速にミイラ化した男性の皮膚の色は、明るい茶色から濃い茶色までさまざまで、その質感は完全に水分が失われた硬い革のようだったそうです。
体内検査の結果から、頭蓋、胸腔、腹腔が、乾燥した茶色がかった黒い塊に圧縮されていたことが判明しました。
自然なミイラ化には、普通は数週間から6〜12ヵ月かかると考えられています。
このような急速な変化は、極度な暑さの中でしか起こらないであろうと…。
しかし、遺体が発見された当時のソフィアの気温は、16℃から33℃で、ミイラ化を引き起こすほどの暑さではなかったと専門家は言っています。
ということは、ソフィアの気候が、異様に速いミイラ化を引き起こしたのではないわけで、もし、この急速なミイラ化の原因が気候のせいではないのだとしたら、遺体が見つかった場所を局所的に高温にする、ほかのなんらかの要因があったとしか考えられないのではないかと…。
こうした推理アプローチによれば、遺体が線路近くで発見されたことから、列車そのものが第一容疑者として浮上します。
線路脇や地下鉄の駅で、列車が通り過ぎるときに、シューという音とともに温かい空気に吹きつけられる体験をしたことがあるでしょう。
これは、"ありそうもないこと"のように思え、専門家も確信はもてないようなんですが、線路脇に横たわる遺体が、列車が通過するときの温かい空気と風にさらされて脱水状態になり、ミイラ化プロセスがより急速に進んだのではないかと推測されています。
もし男性の遺体が急速にミイラ化した原因が、本当に列車が起こした温かい風のせいだとしたら、考古学者たちは、古代エジプトやその他の国のミイラ化作業の現場をもう一度洗い直すことになるかもしれません。
防腐処理の作業場やミイラ化作業を指定された神殿には、換気シャフトが備えられていることが多く、これは一般的に臭気を逃がして、作業現場の空気を清潔に保つためのものだと考えられていました。
しかし、今回のブルガリアでのこのミイラ化男性の例で明らかなように、温かな空気の流れが、いかに速く遺体の水分を抜くことができるかを考えると、おそらく古代の空気シャフトの中には、遺体の脱水を加速させるために作られたものもあったと思われるわけですな。
これはなかなか面白い事例ですねぇ。
てか、ミイラ化もですけど、この男性、なんでそんな発見されにくい線路わきで死んでたんでしょうね?
そっちも気になりましたけど、記事では一切触れられてません(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月27日の月曜日でございます。
11月も支払い週間に突入ですな。
今年も、後2回の支払いとなりましたねぇ。
てことで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、死後わずか16日で完全にミイラ化した男性が発見されたんだとか…
最後に生きている事が確認されてからわずか16日後に"完全にミイラ化した遺体"で発見された男性が、ブルガリア捜査当局を困惑させています。
ブルガリア、ソフィアで、34歳の男性が生きているのが最後に目撃されたのは、今年8月16日。
そして、彼の完全にミイラ化した遺体が線路脇で見つかったのは9月3日でわずか16日後でした。
発表された報告書によると、内臓は"形のないただの塊に凝縮されていた"そうなんです。
自然のミイラ化は「早熟ミイラ化」として知られるプロセスで、通常は1ヵ月以上かけて起こると研究者たちは書いています。
しかし、温帯地域では、早熟ミイラ化の例はめったにないそうなんです。
報告例がほんのわずかしないため、この男性のケースは、法医学界にとってとても重要な事のようです。
しかし、捜査当局は、このようにミイラ化の条件がそろわない環境下で、これほど早く遺体のミイラ化が進んだことをどう説明すればいいのか、悩んでいるそうです。
ミイラ化作業は、古代エジプトでは、慎重に内臓を取り出し、塩の混合物であるナトロンで遺体を乾燥させるなどの工程が行われていました。
通常、脳は鼻から掻き出されて廃棄されるそうですが、心臓は、体を離れてあの世へ旅立つ、その個人の本質的な生命力「カー」が宿っていると信じられ、そのまま残されたんだとか…。
遺体は、数週間乾燥させた後、オイルを塗り、亜麻布の包帯を巻きます。
こうしたミイラ化プロセスは、精神性と文化的信念を融合させるだけでなく、古代文化に驚くべき解剖学的知識があったことの証拠となります。
古代世界において遺体の自然なミイラ化は、南米やアジアの一部ように、環境が自然に遺体を乾燥させ保存することができる乾燥した地域で、もっとも多く見られました。
今回急速にミイラ化した男性の皮膚の色は、明るい茶色から濃い茶色までさまざまで、その質感は完全に水分が失われた硬い革のようだったそうです。
体内検査の結果から、頭蓋、胸腔、腹腔が、乾燥した茶色がかった黒い塊に圧縮されていたことが判明しました。
自然なミイラ化には、普通は数週間から6〜12ヵ月かかると考えられています。
このような急速な変化は、極度な暑さの中でしか起こらないであろうと…。
しかし、遺体が発見された当時のソフィアの気温は、16℃から33℃で、ミイラ化を引き起こすほどの暑さではなかったと専門家は言っています。
ということは、ソフィアの気候が、異様に速いミイラ化を引き起こしたのではないわけで、もし、この急速なミイラ化の原因が気候のせいではないのだとしたら、遺体が見つかった場所を局所的に高温にする、ほかのなんらかの要因があったとしか考えられないのではないかと…。
こうした推理アプローチによれば、遺体が線路近くで発見されたことから、列車そのものが第一容疑者として浮上します。
線路脇や地下鉄の駅で、列車が通り過ぎるときに、シューという音とともに温かい空気に吹きつけられる体験をしたことがあるでしょう。
これは、"ありそうもないこと"のように思え、専門家も確信はもてないようなんですが、線路脇に横たわる遺体が、列車が通過するときの温かい空気と風にさらされて脱水状態になり、ミイラ化プロセスがより急速に進んだのではないかと推測されています。
もし男性の遺体が急速にミイラ化した原因が、本当に列車が起こした温かい風のせいだとしたら、考古学者たちは、古代エジプトやその他の国のミイラ化作業の現場をもう一度洗い直すことになるかもしれません。
防腐処理の作業場やミイラ化作業を指定された神殿には、換気シャフトが備えられていることが多く、これは一般的に臭気を逃がして、作業現場の空気を清潔に保つためのものだと考えられていました。
しかし、今回のブルガリアでのこのミイラ化男性の例で明らかなように、温かな空気の流れが、いかに速く遺体の水分を抜くことができるかを考えると、おそらく古代の空気シャフトの中には、遺体の脱水を加速させるために作られたものもあったと思われるわけですな。
これはなかなか面白い事例ですねぇ。
てか、ミイラ化もですけど、この男性、なんでそんな発見されにくい線路わきで死んでたんでしょうね?
そっちも気になりましたけど、記事では一切触れられてません(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院