2023年09月19日 [からだのこと]
オリーブオイルとアルツハイマー
お疲れ様です。院長です。
9月19日の火曜日でございます。
9月も3週目に入りましたねぇ。
まだ暑い日もありますが、少々秋を感じる時間も出てきましたかね。
今日は三連休明けって事で、やる気ゼロの方も多いでしょうけど、何とか頑張りましょう。
では今日も元気にネタいきますよ。
今日はアメリカの研究で、なんでもオリーブオイルを定期的に摂取することでアルツハイマー病の死亡リスクが軽減するという研究結果が出たんだそうです。
オリーブオイル…。
わたくし院長、外食などの料理の中に入ってるのは分かりませんが、普通に食したことないです(笑)
そんなハイソなもん、うちにはないね。
で、このオリーブオイル、その名の通り、オリーブの果実から作られる油なんですが、酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、他の食用の油脂に比べて酸化されにくく常温で固まりにくい性質を持っています。
その辺が何か関係してるんでしょうか…。
成人を対象とした米国の大規模研究によると、食事の質に関係なく、オリーブオイルを定期的に摂取するほど、致命的なアルツハイマー病のリスクが穏やかに軽減することが明らかになったという話しです。
アルツハイマー病は進行性の疾患で、米国民の推定570万人が罹患していると言われる、もっとも典型的な認知症の一種です。
この発見は、さらなる研究を必要としながらも、オリーブオイルが心と脳の健康にもたらす可能性を示しているわけです。
まずアルツハイマー病は、初期段階では認知症の症状は少ないんですが、次第に脳に損傷を与え、症状が悪化していくのが特徴で、記憶や思考能力がゆっくりと失われ、最後には単純な作業もできなくなっていきます。
全認知症の約半数がアルツハイマー型認知症と言われており、多くの人が亡くなるまでの10年以上、認知症の症状が続くとされています。
ハーバード公衆衛生大学院のチャン・スクールのアンジェリー・テシエ博士らは、女性6万582人、男性3万1801人を対象に調査を行ないました。
そのデータを分析した結果、一日に大さじ半分以上のオリーブオイルを摂取した人は、摂らなかった人に比べて、認知症のリスクが28%低いことがわかったそうです。
さらに、1日当たり小さじ1杯分のマーガリンやマヨネーズを、同量のオリーブオイルに換えただけで、認知症による死亡リスクが8〜14%低下することもわかったそうなんです。
このことから、加工脂肪や動物性脂肪ではなく、オリーブオイルを日々摂取している人は、全体的に健康的な食生活をしている傾向にあることがうかがえるという事のようです。
この研究におけるオリーブオイルと認知症死亡リスクとの関係は、全体的な食事の質とは無関係だったそうで、つまり、オリーブオイル自体が、脳の健康に有益になる特有の特性を持っている可能性があるのかもしれないようなんです。
こうなると話は違ってきますよねぇ。
料理に関係ないなら、オリーブオイルを単体で飲むって方法もあるしね。
これについて、「オリーブオイルに含まれる抗酸化化合物の一部は、血液脳関門を通過することができ、脳に直接作用している可能性があります」とテシア博士は言っています。
「オリーブオイルが心臓血管に健全な影響をもたらすことによって、脳の健康にも間接的にいい影響を与えているのかもしれません」と…。
この研究結果は、米国栄養学会の主力年次総会「Nutrition 2023」で発表される予定だそうで、今後の研究に期待が持たれています。
まぁ、日本は特に高齢化が加速度的に進んでいますし、そうなるとこの「認知症」という病気に対しては、本腰を入れなきゃいけないと思います。
細かい作用は分かりませんが、1日に大さじ半分以上のオリーブオイルを摂取って事くらいなら、実践できなくもないですしね。
まぁちょっと一般的なサラダ油なんかと比べると、お値段は張りますが、そこは健康のために思い切って、家中の油をオリーブオイルに変えてみるなんてのもアリかもしれません。
で、これも因みになんですが、ヘルシーなイメージがあるオリーブオイルですが、実はカロリーはサラダ油とさほど変わりませんので、そこは考えて使いましょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月19日の火曜日でございます。
9月も3週目に入りましたねぇ。
まだ暑い日もありますが、少々秋を感じる時間も出てきましたかね。
今日は三連休明けって事で、やる気ゼロの方も多いでしょうけど、何とか頑張りましょう。
では今日も元気にネタいきますよ。
今日はアメリカの研究で、なんでもオリーブオイルを定期的に摂取することでアルツハイマー病の死亡リスクが軽減するという研究結果が出たんだそうです。
オリーブオイル…。
わたくし院長、外食などの料理の中に入ってるのは分かりませんが、普通に食したことないです(笑)
そんなハイソなもん、うちにはないね。
で、このオリーブオイル、その名の通り、オリーブの果実から作られる油なんですが、酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、他の食用の油脂に比べて酸化されにくく常温で固まりにくい性質を持っています。
その辺が何か関係してるんでしょうか…。
成人を対象とした米国の大規模研究によると、食事の質に関係なく、オリーブオイルを定期的に摂取するほど、致命的なアルツハイマー病のリスクが穏やかに軽減することが明らかになったという話しです。
アルツハイマー病は進行性の疾患で、米国民の推定570万人が罹患していると言われる、もっとも典型的な認知症の一種です。
この発見は、さらなる研究を必要としながらも、オリーブオイルが心と脳の健康にもたらす可能性を示しているわけです。
まずアルツハイマー病は、初期段階では認知症の症状は少ないんですが、次第に脳に損傷を与え、症状が悪化していくのが特徴で、記憶や思考能力がゆっくりと失われ、最後には単純な作業もできなくなっていきます。
全認知症の約半数がアルツハイマー型認知症と言われており、多くの人が亡くなるまでの10年以上、認知症の症状が続くとされています。
ハーバード公衆衛生大学院のチャン・スクールのアンジェリー・テシエ博士らは、女性6万582人、男性3万1801人を対象に調査を行ないました。
そのデータを分析した結果、一日に大さじ半分以上のオリーブオイルを摂取した人は、摂らなかった人に比べて、認知症のリスクが28%低いことがわかったそうです。
さらに、1日当たり小さじ1杯分のマーガリンやマヨネーズを、同量のオリーブオイルに換えただけで、認知症による死亡リスクが8〜14%低下することもわかったそうなんです。
このことから、加工脂肪や動物性脂肪ではなく、オリーブオイルを日々摂取している人は、全体的に健康的な食生活をしている傾向にあることがうかがえるという事のようです。
この研究におけるオリーブオイルと認知症死亡リスクとの関係は、全体的な食事の質とは無関係だったそうで、つまり、オリーブオイル自体が、脳の健康に有益になる特有の特性を持っている可能性があるのかもしれないようなんです。
こうなると話は違ってきますよねぇ。
料理に関係ないなら、オリーブオイルを単体で飲むって方法もあるしね。
これについて、「オリーブオイルに含まれる抗酸化化合物の一部は、血液脳関門を通過することができ、脳に直接作用している可能性があります」とテシア博士は言っています。
「オリーブオイルが心臓血管に健全な影響をもたらすことによって、脳の健康にも間接的にいい影響を与えているのかもしれません」と…。
この研究結果は、米国栄養学会の主力年次総会「Nutrition 2023」で発表される予定だそうで、今後の研究に期待が持たれています。
まぁ、日本は特に高齢化が加速度的に進んでいますし、そうなるとこの「認知症」という病気に対しては、本腰を入れなきゃいけないと思います。
細かい作用は分かりませんが、1日に大さじ半分以上のオリーブオイルを摂取って事くらいなら、実践できなくもないですしね。
まぁちょっと一般的なサラダ油なんかと比べると、お値段は張りますが、そこは健康のために思い切って、家中の油をオリーブオイルに変えてみるなんてのもアリかもしれません。
で、これも因みになんですが、ヘルシーなイメージがあるオリーブオイルですが、実はカロリーはサラダ油とさほど変わりませんので、そこは考えて使いましょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院