2023年09月06日 [からだのこと]
アロマ睡眠と認知症
お疲れ様です。院長です。
9月6日の水曜日でございます。
まだまだ暑いですねえ。
真夏の暑さに比べるとマシにはなってるんですが、まだ寝苦しい日々が続きます。
てことで、今日はそんな睡眠についてのいい話でもいってみましょう。
なんでも、睡眠中に心地よい香りを嗅ぐことで、認知機能が向上するという研究結果が出たそうです。
わたくし院長、年のせいかこの「認知機能」が向上とか見たら反応しちゃいますねぇ。
では具体的にどういう香りを嗅げばいんでしょうか。
心地よい香りってまた微妙な表現ですなぁ。
嗅覚は脳の記憶回路と直結しており、香りを嗅ぐことで、脳を刺激してくれると言う事は、今までの研究からも明らかになっています。
実際、カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームは、毎晩寝室に香りを漂わせるだけで、記憶や思考を司る脳領域のつながりが強化され、認知能力が大幅にアップすることを確認しているそうです。
つまり、嗅覚が脳に与える刺激が、脳の働きを維持するうえで重要な役割を果たしているということのようなんです。
脳をいつまでも若く保つには、日頃から脳細胞に刺激を与えておくことが大切だということは以前からも言われています。
よく、定年した途端、ボケ出す(笑)なんて話しも聞きますしね。
これは仕事をしなくなったことで、脳の刺激が極端に減ったことが原因と考えられるわけです。
人間には五感という感覚器官が備わっており、それらを活用することで、脳に刺激を与えることができます。
音楽やってみるのもいいし、ゲームをやるのもいいとされています。
ですが、もう1つのアイデアとして、嗅覚を利用するというものがあるわけです。
じつは嗅覚は脳と強いつながりがあるんです。
たとえば、匂いを感じる力の低下は、脳の認知能力が低下する前兆だったりするそうです。
さらに嗅覚の衰えは、脳細胞の減少とも関係していることもわかっています。
嗅覚が特別なのは、脳とのつながりにも見てとることができます。
ほかの感覚ならば、まず脳の「視床(ししょう)」という部分を経由してから処理されます。
ところが嗅覚は脳の記憶回路に直結しているんですね。
ですから、匂いには記憶を呼び覚ます強い力があると考えられています。
何かの匂いを嗅いで、なんだか懐かしい気分になった経験は、誰にでもあるんじゃないでしょうか。
ならば、脳を刺激するには、そんな脳と特別な絆で結ばれた匂いを利用するのが効果的かもしれない。
と、カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームは、それを実際に確かめてみることにしたわけなんです。
今回の実験に参加したのは60〜85歳までの男女43人だそうです。
まず参加者の半数に香りつきの天然オイル(ローズ、オレンジ、ユーカリ、レモンなど)の詰め合わせたアロマを、残り半数には微香料を使った”偽物”を自宅に持ち帰ってもらいました。
そして6ヶ月間、毎晩2時間これらの香りをディフューザーで焚いてもらいます。
天然オイルをもらったグループは、毎晩アロマの漂う部屋で眠りにつくことができたわけです。
期間終了後、今度はいくつかのテストを行い、実験前後で記憶力・言語学習能力・計画能力・注意力などに変化があったかどうか調べました。
すると驚いたことに、アロマを嗅いで暮らしていた参加者とそうでない参加者とでは、じつに226パーセントものはっきりとした差があることがわかったそうなんです。
さらに脳を検査してみると、記憶と思考を司る領域のつながりが構造的に変化しているらしいことも確認されたといいますから、これはホンモノです。
なお、今回の参加者は全員が認知機能に問題がない人たちばかりでした。
そのため、すでに認知機能が低下した人にも同じことが言えるのかどうか定かではないと言う話です。
ですが少なくとも今回の研究結果を見る限り、心地よい香りは、認知機能を維持させるのに有効のようなんですね。
匂いは私たちが考えている以上に脳に影響を及ぼすようで、ただ寝室に、好きな香りのアロマを置くだけでいいので、試す価値はあるかもしれません。
これは良いこと聞きましたね。
認知機能の低下に悩みを持つ、わたくし院長、早速はじめて見たいと思います。
って、今この記事を書いてるのが朝なんで、夜まで覚えてるかどうかが、まず最初の難関ですが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月6日の水曜日でございます。
まだまだ暑いですねえ。
真夏の暑さに比べるとマシにはなってるんですが、まだ寝苦しい日々が続きます。
てことで、今日はそんな睡眠についてのいい話でもいってみましょう。
なんでも、睡眠中に心地よい香りを嗅ぐことで、認知機能が向上するという研究結果が出たそうです。
わたくし院長、年のせいかこの「認知機能」が向上とか見たら反応しちゃいますねぇ。
では具体的にどういう香りを嗅げばいんでしょうか。
心地よい香りってまた微妙な表現ですなぁ。
嗅覚は脳の記憶回路と直結しており、香りを嗅ぐことで、脳を刺激してくれると言う事は、今までの研究からも明らかになっています。
実際、カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームは、毎晩寝室に香りを漂わせるだけで、記憶や思考を司る脳領域のつながりが強化され、認知能力が大幅にアップすることを確認しているそうです。
つまり、嗅覚が脳に与える刺激が、脳の働きを維持するうえで重要な役割を果たしているということのようなんです。
脳をいつまでも若く保つには、日頃から脳細胞に刺激を与えておくことが大切だということは以前からも言われています。
よく、定年した途端、ボケ出す(笑)なんて話しも聞きますしね。
これは仕事をしなくなったことで、脳の刺激が極端に減ったことが原因と考えられるわけです。
人間には五感という感覚器官が備わっており、それらを活用することで、脳に刺激を与えることができます。
音楽やってみるのもいいし、ゲームをやるのもいいとされています。
ですが、もう1つのアイデアとして、嗅覚を利用するというものがあるわけです。
じつは嗅覚は脳と強いつながりがあるんです。
たとえば、匂いを感じる力の低下は、脳の認知能力が低下する前兆だったりするそうです。
さらに嗅覚の衰えは、脳細胞の減少とも関係していることもわかっています。
嗅覚が特別なのは、脳とのつながりにも見てとることができます。
ほかの感覚ならば、まず脳の「視床(ししょう)」という部分を経由してから処理されます。
ところが嗅覚は脳の記憶回路に直結しているんですね。
ですから、匂いには記憶を呼び覚ます強い力があると考えられています。
何かの匂いを嗅いで、なんだか懐かしい気分になった経験は、誰にでもあるんじゃないでしょうか。
ならば、脳を刺激するには、そんな脳と特別な絆で結ばれた匂いを利用するのが効果的かもしれない。
と、カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームは、それを実際に確かめてみることにしたわけなんです。
今回の実験に参加したのは60〜85歳までの男女43人だそうです。
まず参加者の半数に香りつきの天然オイル(ローズ、オレンジ、ユーカリ、レモンなど)の詰め合わせたアロマを、残り半数には微香料を使った”偽物”を自宅に持ち帰ってもらいました。
そして6ヶ月間、毎晩2時間これらの香りをディフューザーで焚いてもらいます。
天然オイルをもらったグループは、毎晩アロマの漂う部屋で眠りにつくことができたわけです。
期間終了後、今度はいくつかのテストを行い、実験前後で記憶力・言語学習能力・計画能力・注意力などに変化があったかどうか調べました。
すると驚いたことに、アロマを嗅いで暮らしていた参加者とそうでない参加者とでは、じつに226パーセントものはっきりとした差があることがわかったそうなんです。
さらに脳を検査してみると、記憶と思考を司る領域のつながりが構造的に変化しているらしいことも確認されたといいますから、これはホンモノです。
なお、今回の参加者は全員が認知機能に問題がない人たちばかりでした。
そのため、すでに認知機能が低下した人にも同じことが言えるのかどうか定かではないと言う話です。
ですが少なくとも今回の研究結果を見る限り、心地よい香りは、認知機能を維持させるのに有効のようなんですね。
匂いは私たちが考えている以上に脳に影響を及ぼすようで、ただ寝室に、好きな香りのアロマを置くだけでいいので、試す価値はあるかもしれません。
これは良いこと聞きましたね。
認知機能の低下に悩みを持つ、わたくし院長、早速はじめて見たいと思います。
って、今この記事を書いてるのが朝なんで、夜まで覚えてるかどうかが、まず最初の難関ですが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院