2023年08月13日 [からだのこと]
(337)サンデーイルネス(仮)突き指ついて
お疲れ様です。院長です。
8月13日のサンデーイルネスでございます。
お盆でやんすな。
当院もお盆お休みをいただいておりますよ。
一昔前だと、お盆を過ぎれば暑さも少々マシになってた気がするんですが、最近じゃここから暑さが、もう一伸びしますよね(笑)
そして9月になってもまだまだ暑いですし、あと1ヶ月は我慢するしかないですな。
我慢すると言っても、出来ることなら外出せず、涼しい環境で過ごして下さいね。
熱中症とまではいかなくても、こう暑いと身体は確実に衰弱しますからね。
若いから大丈夫って事もありませんからね。
若かろうが年寄りだろうが、身体のメカニズムは基本同じなんですから、脱水するものは脱水しますからね。
脱水症状が出だすと、やはり身体の機能が上手く働きません。
で、ここで脱水だと気付ければ対処も出来ますが、脱水の初期は、ただのダルさだったりするので、日常的にありすぎて見落としてしまうんですね。
で、症状が進んだときにはもう身体が言う事をきかないと…。
そうならない為に、とにかく水分、ミネラルを補給し続けましょう。
特に水分は、決まった時間に飲むとか習慣づけないと間に合いませんからね。
てことで、夏真っ盛り、今日も本題に入りましょう。
今日のイルネス辞典は「突き指」について解説していきたいと思います。
突き指とはご存知の通り、指先から縦軸方向に力が加わって起こるさまざまな外傷の総称で、多くのスポーツ種目で発生し、スポーツ外傷のなかで最も頻度が高いもののひとつです。
いわゆる突き指には指の関節の捻挫(ねんざ)(靭帯断裂(じんたいだんれつ)を含む)や脱臼(だっきゅう)、腱の断裂、打撲(だぼく)、骨折などが含まれます。
このうち、頻度が高い外傷に槌指(つちゆび)があります。
これには、指先にボールなどが当たることによって指先にいちばん近い関節を伸ばす腱が断裂した場合と、この腱のついているところの骨折(裂離骨折(れつりこっせつ))による場合があります。
いずれも指先が曲がったまま伸ばせなくなり、欧米で使われている木槌(マレット)の形状に似ていることから槌指(マレット指)といわれています。
症状の現れ方としては、脱臼や骨折があると指が異常に曲がった状態になります。
このような変形がなくても、腫脹(しゅちょう)(はれ)や内出血が強い場合には骨折や靭帯損傷が疑われます。
槌指では前述したように指先が曲がったままになり、自分の力で伸ばせなくなるほか、疼痛や腫脹も認められます。
指に縦軸方向の力がはたらいて、軸圧、過伸展(伸ばしすぎ)、過屈曲(曲げすぎ)による何らかの損傷が疑われれば、すべて突き指としてもよいのですが、適切な治療を行うためにはより正確な診断名をつける必要があります。
指の疼痛、変形、腫脹があればX線撮影を行って、骨折や脱臼の有無を確認します。
また、関節のぐらつきがあれば指に内反・外反ストレスを加えてX線撮影を行い、靭帯損傷の有無を確認します。
治療の方法としては、保存療法と手術療法とがあり、外傷の種類や重症度によってどちらをとるか決めます。
保存療法は、必要な場合には徒手整復を行ったあと、副子や装具、テープ、包帯などで体の外からの固定(外固定(がいこてい))を行います。
手術療法で整復や体の内からの固定(内固定(ないこてい))を行った場合でも、同じように外固定をすることもあります。
いずれの治療法も、指の動きが悪くならないようにリハビリテーションを早期に行うことが重要になります。
前述したように、突き指にはさまざまな病態が含まれます。
したがって受傷直後に指を引っ張るという行為は状態を悪化させてしまう可能性があるので決してしないでください。
また、放置しておくと、指の動きが悪くなったり、変形やぐらつきが残ることがあるので、早めに専門医を受診することをおすすめします。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月13日のサンデーイルネスでございます。
お盆でやんすな。
当院もお盆お休みをいただいておりますよ。
一昔前だと、お盆を過ぎれば暑さも少々マシになってた気がするんですが、最近じゃここから暑さが、もう一伸びしますよね(笑)
そして9月になってもまだまだ暑いですし、あと1ヶ月は我慢するしかないですな。
我慢すると言っても、出来ることなら外出せず、涼しい環境で過ごして下さいね。
熱中症とまではいかなくても、こう暑いと身体は確実に衰弱しますからね。
若いから大丈夫って事もありませんからね。
若かろうが年寄りだろうが、身体のメカニズムは基本同じなんですから、脱水するものは脱水しますからね。
脱水症状が出だすと、やはり身体の機能が上手く働きません。
で、ここで脱水だと気付ければ対処も出来ますが、脱水の初期は、ただのダルさだったりするので、日常的にありすぎて見落としてしまうんですね。
で、症状が進んだときにはもう身体が言う事をきかないと…。
そうならない為に、とにかく水分、ミネラルを補給し続けましょう。
特に水分は、決まった時間に飲むとか習慣づけないと間に合いませんからね。
てことで、夏真っ盛り、今日も本題に入りましょう。
今日のイルネス辞典は「突き指」について解説していきたいと思います。
突き指とはご存知の通り、指先から縦軸方向に力が加わって起こるさまざまな外傷の総称で、多くのスポーツ種目で発生し、スポーツ外傷のなかで最も頻度が高いもののひとつです。
いわゆる突き指には指の関節の捻挫(ねんざ)(靭帯断裂(じんたいだんれつ)を含む)や脱臼(だっきゅう)、腱の断裂、打撲(だぼく)、骨折などが含まれます。
このうち、頻度が高い外傷に槌指(つちゆび)があります。
これには、指先にボールなどが当たることによって指先にいちばん近い関節を伸ばす腱が断裂した場合と、この腱のついているところの骨折(裂離骨折(れつりこっせつ))による場合があります。
いずれも指先が曲がったまま伸ばせなくなり、欧米で使われている木槌(マレット)の形状に似ていることから槌指(マレット指)といわれています。
症状の現れ方としては、脱臼や骨折があると指が異常に曲がった状態になります。
このような変形がなくても、腫脹(しゅちょう)(はれ)や内出血が強い場合には骨折や靭帯損傷が疑われます。
槌指では前述したように指先が曲がったままになり、自分の力で伸ばせなくなるほか、疼痛や腫脹も認められます。
指に縦軸方向の力がはたらいて、軸圧、過伸展(伸ばしすぎ)、過屈曲(曲げすぎ)による何らかの損傷が疑われれば、すべて突き指としてもよいのですが、適切な治療を行うためにはより正確な診断名をつける必要があります。
指の疼痛、変形、腫脹があればX線撮影を行って、骨折や脱臼の有無を確認します。
また、関節のぐらつきがあれば指に内反・外反ストレスを加えてX線撮影を行い、靭帯損傷の有無を確認します。
治療の方法としては、保存療法と手術療法とがあり、外傷の種類や重症度によってどちらをとるか決めます。
保存療法は、必要な場合には徒手整復を行ったあと、副子や装具、テープ、包帯などで体の外からの固定(外固定(がいこてい))を行います。
手術療法で整復や体の内からの固定(内固定(ないこてい))を行った場合でも、同じように外固定をすることもあります。
いずれの治療法も、指の動きが悪くならないようにリハビリテーションを早期に行うことが重要になります。
前述したように、突き指にはさまざまな病態が含まれます。
したがって受傷直後に指を引っ張るという行為は状態を悪化させてしまう可能性があるので決してしないでください。
また、放置しておくと、指の動きが悪くなったり、変形やぐらつきが残ることがあるので、早めに専門医を受診することをおすすめします。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院