2023年07月27日 [からだのこと]
髪の毛とストレスホルモン
お疲れ様です。院長です。
7月27日の木曜日でございます。
今月も支払週間に突入しました。
ここから月末まで、憂鬱な毎日です(笑)
オマケに毎日暑いし、電気代もエライことになってます。
オール電化の家とか、大変なんじゃないんでしょうかね。
では今日もネタにいきましょう。
今日のネタはストレスホルモンに関するお話しでございます。
ストレス…。
誰にでもありますし、あまり好ましくないものでもありますな。
ですが、今日のお話しはこのストレスそのものもお話しではなく、髪の毛に含まれるストレスホルモンを調べることで心臓や血管の病気になりやすいかどうかを予測する研究のお話しなんです。
新たな研究によると、髪の毛に含まれるストレスホルモンの量を調べることで、将来、心臓や血管の病気になりやすいかどうかを予測できるそうなんです。
オランダの研究チームが、髪の毛に含まれる「コルチゾン」と心臓・血管系の病気のなりやすさに、関係があることが明らかにしたそうなんです。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、心身がストレスを受けると、急激に分泌が増えるホルモンなんです。
将来的には、髪の毛のストレスホルモンを調べる健康診断や、ストレスホルモンに作用して病気を治す新しい薬などが期待できるそうです。
「コルチゾール」や「コルチゾン」といったホルモンは、ストレスを感じると分泌されることからストレスホルモンと呼ばれています。
長期間、強いストレスを受け続けると、ストレスホルモンが増加し、体の代謝や脂肪に影響していることがこれまでの研究から明らかになっています。
また、これらのストレスホルモンは髪の毛にも蓄積されており、白髪や薄毛を進行に影響を及ぼすという報告もされているそうなんです。
では、ストレスホルモンと心臓・血管の病気のなりやすさに関係性はあるのか?
これまでその関係を具体的に示したデータはあまりありませんでした。
そこでエラスムス・ロッテルダム大学医療センターなどの研究チームは、世代間研究で16万7000名以上のオランダ人成人から集められた、6341本の毛髪サンプルに含れるコルチゾールとコルチゾンの量を調査しました。
その上で、この調査の参加者を平均5〜7年間観察し、ストレスホルモンと心臓・血管系の病気のなりやすさとの関係を分析したそうです。
その結果、長期的にコルチゾン(なおこのホルモンはコルチゾールの前駆体です)の量が多い人は、脳卒中や心臓発作といった病気にかかる可能性が2倍高いことがわかったそうなんです。
また年齢層ごとに見ると、病気になる危険性は57歳以下の人たちでは3倍以上も高くなる一方、それ以上の年齢だとストレスホルモンと病気とに特に関係がないことも判明したそうです。
こうしたことから、健康診断などで毛髪に含まれるストレスホルモンを調べ、心臓・血管の病気の予防につなげたらどうかと、研究チームは提案しているわけです。
また将来的には、ストレスホルモンに作用する心臓や血管の病気を治す、新しい薬などが考案される可能性もあるとのことです。
ただし、この研究はただ相関関係を明らかにしただけで、ストレスホルモンが直接の原因となって病気を引き起こすと言っているわけではありません。
また研究対象となったのはほとんどが白人なので、ほかの人種にも当てはまるのかは、今のところまだわからないそうです。
まぁ、多少は民族により差はあるでしょうけど、人である以上ストレスは感じるでしょうから、結局ストレスの多い少ないで、病気になるリスクも上がるって事なんでしょうね。
それをホルモンの量で数値化できるなら、少なくとも予防にはなりますよね。
まぁ、だからと言って、その「ストレス」そのものをその人が排除できるかどうかとなると、これは医学と関係ない部分が相当あるでしょうし、何とも言えないですけどね。
一説によると、人間が一番ストレスに感じるのは、「人間関係」なんだとか…。
こればっかりは個々の理由がありすぎて、自分で何とかするしかないもんねぇ…。
ですが、そのストレスも数値化出来れば、意外と大丈夫ってこともあるかもですし、この研究にも期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月27日の木曜日でございます。
今月も支払週間に突入しました。
ここから月末まで、憂鬱な毎日です(笑)
オマケに毎日暑いし、電気代もエライことになってます。
オール電化の家とか、大変なんじゃないんでしょうかね。
では今日もネタにいきましょう。
今日のネタはストレスホルモンに関するお話しでございます。
ストレス…。
誰にでもありますし、あまり好ましくないものでもありますな。
ですが、今日のお話しはこのストレスそのものもお話しではなく、髪の毛に含まれるストレスホルモンを調べることで心臓や血管の病気になりやすいかどうかを予測する研究のお話しなんです。
新たな研究によると、髪の毛に含まれるストレスホルモンの量を調べることで、将来、心臓や血管の病気になりやすいかどうかを予測できるそうなんです。
オランダの研究チームが、髪の毛に含まれる「コルチゾン」と心臓・血管系の病気のなりやすさに、関係があることが明らかにしたそうなんです。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、心身がストレスを受けると、急激に分泌が増えるホルモンなんです。
将来的には、髪の毛のストレスホルモンを調べる健康診断や、ストレスホルモンに作用して病気を治す新しい薬などが期待できるそうです。
「コルチゾール」や「コルチゾン」といったホルモンは、ストレスを感じると分泌されることからストレスホルモンと呼ばれています。
長期間、強いストレスを受け続けると、ストレスホルモンが増加し、体の代謝や脂肪に影響していることがこれまでの研究から明らかになっています。
また、これらのストレスホルモンは髪の毛にも蓄積されており、白髪や薄毛を進行に影響を及ぼすという報告もされているそうなんです。
では、ストレスホルモンと心臓・血管の病気のなりやすさに関係性はあるのか?
これまでその関係を具体的に示したデータはあまりありませんでした。
そこでエラスムス・ロッテルダム大学医療センターなどの研究チームは、世代間研究で16万7000名以上のオランダ人成人から集められた、6341本の毛髪サンプルに含れるコルチゾールとコルチゾンの量を調査しました。
その上で、この調査の参加者を平均5〜7年間観察し、ストレスホルモンと心臓・血管系の病気のなりやすさとの関係を分析したそうです。
その結果、長期的にコルチゾン(なおこのホルモンはコルチゾールの前駆体です)の量が多い人は、脳卒中や心臓発作といった病気にかかる可能性が2倍高いことがわかったそうなんです。
また年齢層ごとに見ると、病気になる危険性は57歳以下の人たちでは3倍以上も高くなる一方、それ以上の年齢だとストレスホルモンと病気とに特に関係がないことも判明したそうです。
こうしたことから、健康診断などで毛髪に含まれるストレスホルモンを調べ、心臓・血管の病気の予防につなげたらどうかと、研究チームは提案しているわけです。
また将来的には、ストレスホルモンに作用する心臓や血管の病気を治す、新しい薬などが考案される可能性もあるとのことです。
ただし、この研究はただ相関関係を明らかにしただけで、ストレスホルモンが直接の原因となって病気を引き起こすと言っているわけではありません。
また研究対象となったのはほとんどが白人なので、ほかの人種にも当てはまるのかは、今のところまだわからないそうです。
まぁ、多少は民族により差はあるでしょうけど、人である以上ストレスは感じるでしょうから、結局ストレスの多い少ないで、病気になるリスクも上がるって事なんでしょうね。
それをホルモンの量で数値化できるなら、少なくとも予防にはなりますよね。
まぁ、だからと言って、その「ストレス」そのものをその人が排除できるかどうかとなると、これは医学と関係ない部分が相当あるでしょうし、何とも言えないですけどね。
一説によると、人間が一番ストレスに感じるのは、「人間関係」なんだとか…。
こればっかりは個々の理由がありすぎて、自分で何とかするしかないもんねぇ…。
ですが、そのストレスも数値化出来れば、意外と大丈夫ってこともあるかもですし、この研究にも期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院