2023年06月12日 [色々なこと]
(続)(続)(続)ベテルギウス、ベテルギウス、ベテルギウス
お疲れ様です。院長です。
6月12日の月曜日でございます。
梅雨ですなぁ…。
毎年の事ながら、嫌な季節ですぜ。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は久々の天体ネタでもいってみましょう。
主役はまta
もやベテルギウスでございます。
このベテルギウスって星のあれこれ、このブログでも何度もご紹介しています。
調べれば、2020年1月と2020年3月と2021年7月と3回書いてます。。
興味のある人は読んでみてください。
で、ベテルギウスなんですが、これはオリオン座にある恒星で、誕生からわずか800〜1,000万年しか経っていないなずなんですが、寿命が近づいており、超新星爆発を起こしてその一生を終えることが予想されています。
ベテルギウスは、2019年の大規模な減光現象が起きた後、その輝きは大きく揺らいでいます。
特にここ数週では50%以上も明るさが増しており、いよいよ爆発の兆候なのでは?と天文学者らや、天文ファンがその行く末を固唾を飲んで見守っています。
「その時」はいったいいつとなるのか?
私たちがそれを見ることができるんでしょうか?
天文学者らの見解を見てみましょう。
ベテルギウスの異変が注目されるのは、今回が初めてではありません。
過去のブログでも書いてますが、2019年末から2020年にかけては異常なほど暗くかげり、いよいよ大爆発間近ではと大きなニュースになりました。
星の最後の瞬間を目撃しようと待ち構えている天文ファンには残念ですが、今生きている人がベテルギウスの大爆発を目にできるチャンスはあまり高くないようなんですね。
ベテルギウスの明るさ・色・大きさ・推定年齢といった手がかりから、おそらくこの星は今、ヘリウムを核融合して炭素が合成されるプロセスにあると考えられています。
核融合で合成される物質は、やがて酸素、ケイ素、鉄と続きます。
ですが、ここまで来るとそれ以上核融合は起こらなくなります。
ケイ素や鉄の原子核が、非常に安定しているからです。
そのためベテルギウスはエネルギーを得られなくなり自重で崩壊、ついには大爆発を起こすと…。
そして、このベテルギウスの最後の瞬間は「もうすぐ」ではあります。
ですが、それはあくまで天文学的宇宙的なスケールでの「もうすぐ」だと考えらます。
フラットアイアン研究所の天体物理学者ジャレッド・ゴールドバーグ氏によるなら、「もうすぐ」とは今後1万〜10万年以内のことであるそうなんです。
つまり、今生きている人たちはおそらくその瞬間に立ち会えないであろうと…。
実際に大爆発を起こせば、その時ベテルギウスは満月の4分の1から半分ほどの明るさになるそうです。
それは昼間でも見える明るさですし、夜になればその光で影ができるほどなんだそうです。
一部では、それによって人類が滅亡するとまことしやかに囁かれるが、そのような心配はないようで、ベテルギウスは遠方にあるため、爆発による被害は出ないらしいです。
そして人類はこのことに数千年前から気づいていたようなんですね。
なにしろオーストラリアのアボリジニや古代ギリシャ人もこれに言及しているくらいなのだそうです。
現代この周期は400日程度とされている。ところが最近ではこの変動がもっと激しく、130日程度であると、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのアンドレア・デュプリー氏は説明しています。
この周期の異常は、先述した「大減光」が関係しているようで、2019年後半〜2020年前半にかけてベテルギウスが一時的に暗くなったのは、大量のガスと塵が放出されたことが原因であると考えられています。
この時大きく乱れたプラズマと磁場が生じ、これが400日の周期から予測される以上にベテルギウスを明るく輝かせている可能性があるそうだ。
デュプリー氏によると、この予想外の明るさは、「バランスの悪い洗濯機」がガタガタ動いているようなものなのだとか…。
何だかよく分からない例えですが、まぁ、すぐに爆発することはないって見解のようです。
でも、見たいよねぇ。
大爆発。
さすがに1万年後は生きてられませんし、人類が存在してるかも不明ですが、星はその間も生きてるわけですね。
ま、これからもベテルギウスには注目していきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月12日の月曜日でございます。
梅雨ですなぁ…。
毎年の事ながら、嫌な季節ですぜ。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は久々の天体ネタでもいってみましょう。
主役はまta
もやベテルギウスでございます。
このベテルギウスって星のあれこれ、このブログでも何度もご紹介しています。
調べれば、2020年1月と2020年3月と2021年7月と3回書いてます。。
興味のある人は読んでみてください。
で、ベテルギウスなんですが、これはオリオン座にある恒星で、誕生からわずか800〜1,000万年しか経っていないなずなんですが、寿命が近づいており、超新星爆発を起こしてその一生を終えることが予想されています。
ベテルギウスは、2019年の大規模な減光現象が起きた後、その輝きは大きく揺らいでいます。
特にここ数週では50%以上も明るさが増しており、いよいよ爆発の兆候なのでは?と天文学者らや、天文ファンがその行く末を固唾を飲んで見守っています。
「その時」はいったいいつとなるのか?
私たちがそれを見ることができるんでしょうか?
天文学者らの見解を見てみましょう。
ベテルギウスの異変が注目されるのは、今回が初めてではありません。
過去のブログでも書いてますが、2019年末から2020年にかけては異常なほど暗くかげり、いよいよ大爆発間近ではと大きなニュースになりました。
星の最後の瞬間を目撃しようと待ち構えている天文ファンには残念ですが、今生きている人がベテルギウスの大爆発を目にできるチャンスはあまり高くないようなんですね。
ベテルギウスの明るさ・色・大きさ・推定年齢といった手がかりから、おそらくこの星は今、ヘリウムを核融合して炭素が合成されるプロセスにあると考えられています。
核融合で合成される物質は、やがて酸素、ケイ素、鉄と続きます。
ですが、ここまで来るとそれ以上核融合は起こらなくなります。
ケイ素や鉄の原子核が、非常に安定しているからです。
そのためベテルギウスはエネルギーを得られなくなり自重で崩壊、ついには大爆発を起こすと…。
そして、このベテルギウスの最後の瞬間は「もうすぐ」ではあります。
ですが、それはあくまで天文学的宇宙的なスケールでの「もうすぐ」だと考えらます。
フラットアイアン研究所の天体物理学者ジャレッド・ゴールドバーグ氏によるなら、「もうすぐ」とは今後1万〜10万年以内のことであるそうなんです。
つまり、今生きている人たちはおそらくその瞬間に立ち会えないであろうと…。
実際に大爆発を起こせば、その時ベテルギウスは満月の4分の1から半分ほどの明るさになるそうです。
それは昼間でも見える明るさですし、夜になればその光で影ができるほどなんだそうです。
一部では、それによって人類が滅亡するとまことしやかに囁かれるが、そのような心配はないようで、ベテルギウスは遠方にあるため、爆発による被害は出ないらしいです。
そして人類はこのことに数千年前から気づいていたようなんですね。
なにしろオーストラリアのアボリジニや古代ギリシャ人もこれに言及しているくらいなのだそうです。
現代この周期は400日程度とされている。ところが最近ではこの変動がもっと激しく、130日程度であると、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのアンドレア・デュプリー氏は説明しています。
この周期の異常は、先述した「大減光」が関係しているようで、2019年後半〜2020年前半にかけてベテルギウスが一時的に暗くなったのは、大量のガスと塵が放出されたことが原因であると考えられています。
この時大きく乱れたプラズマと磁場が生じ、これが400日の周期から予測される以上にベテルギウスを明るく輝かせている可能性があるそうだ。
デュプリー氏によると、この予想外の明るさは、「バランスの悪い洗濯機」がガタガタ動いているようなものなのだとか…。
何だかよく分からない例えですが、まぁ、すぐに爆発することはないって見解のようです。
でも、見たいよねぇ。
大爆発。
さすがに1万年後は生きてられませんし、人類が存在してるかも不明ですが、星はその間も生きてるわけですね。
ま、これからもベテルギウスには注目していきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院