2023年04月04日 [からだのこと]
早歩き健康法
お疲れ様です。院長です。
4月4日の火曜日でございます。
4月4日…。
これ、毎年書いてる気がしますが、子供の頃、この日を「おかまの日」なんて呼んでたなぁと…。
今の時代、この言葉自体に問題があるのは分かってるんですが、4月4日になるたびに思い出しますねぇ。
てな感じで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、毎日11分の早歩きが病気になるリスクを減らすという研究結果が出たんだそうですよ。
11分…
これは短い。
なんなら、電車通勤でも、駅までそれ位はかかるでしょう。
ケンブリッジ大学の研究チームによると、一般に推奨される運動量の半分でも十分健康的になるということなんです。
つまり、軽く息が弾むくらいのウォーキングを、1日に10分ちょっとするだけでいいと…。
それだけで、心臓・血管系の病気やがんになるリスクを十分に予防してくれると、最新の研究では紹介されています。
世界的にみると、人の主な死因は、心臓病や脳卒中といった「心血管疾患」と「がん」です。
たとえば、2019年には1790万人が前者で死亡し、2017年には960万人が後者で死亡しています。
幸いにも、どちらの病気も日頃から適度な運動をすることである程度予防することができます。
世界保健機関WHOのガイドラインでは、中強度の有酸素運動なら週に150〜300分、高強度なら週75〜150分を推奨しています。
ですがこうしたガイドラインの裏付けである研究は、それ単体では十分な証拠を提示することができていなかったり、研究によって異なることもあります。
そこでケンブリッジ大学をはじめとする研究チームは、そうした研究を体系的にレビューすることで、本当のところはどうなのか確かめてみることにしました。
対象となったのは合計3000万人分のデータが含まれている196本の関連論文です。
これをもとに「運動」「心臓病・がん」「死亡リスク」の関連が分析されました。
その結果、まずわかったのは、仕事中の運動を除けば、中強度の運動を150分以上できている人は全体の3分の1しかいないことだそうです。
これが週300分以上になると10人に1人もいなかったそうです。
そして運動嫌いな人には、いくつか朗報があります。
1つは、普段運動をしない人ほど、その健康効果は大きいということだそうです。
運動はすればするほど健康効果が大きくなるわけなんですが、週150分以上運動するようになると、健康効果の伸びがだんだんと鈍り始めます。
これは筋トレでもそうですねぇ。
最初は飛躍的に筋肉がつきますしね。
もう1つの嬉しい知らせは、ガイドラインの半分でも十分健康的であることがわかったそうなんです。
75分の運動でも、なんと死亡リスクが23%低下するんだとか…。
つまり1日11分程度の早歩きで十分クリアできるわけです。
病気別の予防効果を見てみると、心血管疾患の発症リスクなら17%、がんの発症リスクなら7%低下するそうです。
ちなみにがんの場合、種類によって運動による予防効果はかなりばらつきがあります。
特に効果的なのは、「頭頸部がん」「骨髄性白血病」「骨髄腫」「胃噴門部がん」で、発症リスクが14〜26%低下。
一方、「肺がん」「肝臓がん」「子宮内膜がん」「大腸がん」「乳がん」などは3〜11%の低下だったそうです。
ケンブリッジ大学のゾーレン・ブラゲ博士はこう説明しています。
中高度の運動を週に150分なんてキツイという人には、朗報でしょう。
少しの運動でも何もしないよりマシです。
週75分ならイけるなと思ったら、少しずつ増やしてみるのもいいでしょう。
と言う事らしいです。
なので無理せず、できることから始めてみましょう。
なお、ここでいう「中強度の運動」とは、心拍数が上がり、息が弾むが、会話はできるくらいの運動のことを指します。
例としては、次のようものがあります。
・早歩き
・ダンス
・自転車
・テニス
・ハイキング
これはあくまで「運動」と考えた場合のものですから、先ほども書きましたが、通勤時に早歩きを行うとか、買い物は早や歩きでいくとかそういう工夫でもかなり違ってくると思います。
運動するぞとなると、ハードルが上がりますしねぇ。
まずは生活の中で、運動に結び付けられるものを利用しましょう。
それだけで、病気の予防が出来るなら、儲けもんですしね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月4日の火曜日でございます。
4月4日…。
これ、毎年書いてる気がしますが、子供の頃、この日を「おかまの日」なんて呼んでたなぁと…。
今の時代、この言葉自体に問題があるのは分かってるんですが、4月4日になるたびに思い出しますねぇ。
てな感じで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、毎日11分の早歩きが病気になるリスクを減らすという研究結果が出たんだそうですよ。
11分…
これは短い。
なんなら、電車通勤でも、駅までそれ位はかかるでしょう。
ケンブリッジ大学の研究チームによると、一般に推奨される運動量の半分でも十分健康的になるということなんです。
つまり、軽く息が弾むくらいのウォーキングを、1日に10分ちょっとするだけでいいと…。
それだけで、心臓・血管系の病気やがんになるリスクを十分に予防してくれると、最新の研究では紹介されています。
世界的にみると、人の主な死因は、心臓病や脳卒中といった「心血管疾患」と「がん」です。
たとえば、2019年には1790万人が前者で死亡し、2017年には960万人が後者で死亡しています。
幸いにも、どちらの病気も日頃から適度な運動をすることである程度予防することができます。
世界保健機関WHOのガイドラインでは、中強度の有酸素運動なら週に150〜300分、高強度なら週75〜150分を推奨しています。
ですがこうしたガイドラインの裏付けである研究は、それ単体では十分な証拠を提示することができていなかったり、研究によって異なることもあります。
そこでケンブリッジ大学をはじめとする研究チームは、そうした研究を体系的にレビューすることで、本当のところはどうなのか確かめてみることにしました。
対象となったのは合計3000万人分のデータが含まれている196本の関連論文です。
これをもとに「運動」「心臓病・がん」「死亡リスク」の関連が分析されました。
その結果、まずわかったのは、仕事中の運動を除けば、中強度の運動を150分以上できている人は全体の3分の1しかいないことだそうです。
これが週300分以上になると10人に1人もいなかったそうです。
そして運動嫌いな人には、いくつか朗報があります。
1つは、普段運動をしない人ほど、その健康効果は大きいということだそうです。
運動はすればするほど健康効果が大きくなるわけなんですが、週150分以上運動するようになると、健康効果の伸びがだんだんと鈍り始めます。
これは筋トレでもそうですねぇ。
最初は飛躍的に筋肉がつきますしね。
もう1つの嬉しい知らせは、ガイドラインの半分でも十分健康的であることがわかったそうなんです。
75分の運動でも、なんと死亡リスクが23%低下するんだとか…。
つまり1日11分程度の早歩きで十分クリアできるわけです。
病気別の予防効果を見てみると、心血管疾患の発症リスクなら17%、がんの発症リスクなら7%低下するそうです。
ちなみにがんの場合、種類によって運動による予防効果はかなりばらつきがあります。
特に効果的なのは、「頭頸部がん」「骨髄性白血病」「骨髄腫」「胃噴門部がん」で、発症リスクが14〜26%低下。
一方、「肺がん」「肝臓がん」「子宮内膜がん」「大腸がん」「乳がん」などは3〜11%の低下だったそうです。
ケンブリッジ大学のゾーレン・ブラゲ博士はこう説明しています。
中高度の運動を週に150分なんてキツイという人には、朗報でしょう。
少しの運動でも何もしないよりマシです。
週75分ならイけるなと思ったら、少しずつ増やしてみるのもいいでしょう。
と言う事らしいです。
なので無理せず、できることから始めてみましょう。
なお、ここでいう「中強度の運動」とは、心拍数が上がり、息が弾むが、会話はできるくらいの運動のことを指します。
例としては、次のようものがあります。
・早歩き
・ダンス
・自転車
・テニス
・ハイキング
これはあくまで「運動」と考えた場合のものですから、先ほども書きましたが、通勤時に早歩きを行うとか、買い物は早や歩きでいくとかそういう工夫でもかなり違ってくると思います。
運動するぞとなると、ハードルが上がりますしねぇ。
まずは生活の中で、運動に結び付けられるものを利用しましょう。
それだけで、病気の予防が出来るなら、儲けもんですしね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院