2023年03月26日 [からだのこと]
(317)サンデーイルネス(仮)流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎について
お疲れ様です。院長です。
3月26日のサンデーイルネスでございます。
気付けば、3月最後のイルネス辞典ですねぇ。
つまり、次回は4月って事で、いよいよ春ですな。
まぁ、この1週間で、劇的に暖かくなるかと言うとそうでもないでしょうけど、気分的には4月は春ですよね。
ボチボチ桜も咲きだす頃ですし、やはり少々テンション上がりますな。
再来週あたりは、入学式も多そうですしねぇ。
あ、ちょうど今頃は卒業式のシーズンにもなりますね。
新しい門出のシーズンなわけで、ワクワクしてる若人も多いことでしょう。
ま、おっさんになると、もう3月も4月も関係ないしねぇ(笑)
気付けば春が過ぎ、夏になり、暑い暑いと文句を言ってるうちに寒くなり…。
あっという間に歳を重ねます。
それが人生です(笑)
ホント、若いうちってアッと言う間ですから、今出来る事、今しか出来ない事を悔いなくやっておいて下さいね。
とか言うてますけど、自分はどうだったかと言うと、貴重な時間を無駄に過ごしてきましたねぇ〜(笑)
まぁ、全てが無駄だったわけではないでしょうけど、今思うともっとこうしとけばよかったって事の方が多い気もします。
ま、それも人生です(笑)
てな感じで、春を待ちつつ、今日も本題にいきましょう。
今日のイルネス辞典は、「流行性角結膜炎(はやり目)、急性出血性結膜炎(アポロ病)」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かってことですが、どちらも急に目やに(眼脂(がんし))、流涙(りゅうるい)、強い結膜の充血が起こります。
初めは片眼であっても、やがて両眼性になります。
感染力が強く流行するので、はやり目と呼ばれます。
急性出血性結膜炎は別名アポロ病といいます。
これは、アポロ11号が月面着陸を果たした1969年に世界的に流行した病気だからだそうです。
日本では翌1970年に大流行したという記録が残っております。
まぁ、もう50年以上前の話ですけどね。
この病気はどちらもウイルスが原因です。
流行性角結膜炎は、主にアデノウイルス8型が原因ですが、ほかの型のアデノウイルスでも起こります。
急性出血性結膜炎は、エンテロウイルス70型が主な原因です。
症状の現れ方としては、結膜炎の患者さんとの接触後、急性出血性結膜炎では約1日、流行性角結膜炎では5〜14日の潜伏期間ののち、比較的水っぽい眼脂、流涙、強い結膜充血、羞明(しゅうめい)(光を異常にまぶしがる)、異物感、熱感、眼痛などが起こります。
急性出血性結膜炎では、眼球結膜(白眼)に出血することが特徴的です。
眼瞼(がんけん)結膜には、濾胞(ろほう)というぶつぶつが多数できます。
眼脂が多かったり、角膜に混濁(こんだく)が起きると視力が低下します。
眼の症状のほか、耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴います。
流行性角結膜炎が疑われれば、麻酔薬を点眼して結膜を綿棒でこすり、アデノウイルスを検出する試薬セットで検査します。
10分ほどで結果が出ます。
この方法は手軽ですが、アデノウイルス感染を100%検出できるものではありません。
急性出血性結膜炎ではこのような試薬がないため、血液検査でウイルスに対する抗体価を調べたり、結膜から採取したサンプルを顕微鏡で調べたりします。
流行性角結膜炎でも同様の検査が行われます。
では治療の方法ですが、ウイルスを直接死滅させる薬剤はありません。
細菌による混合感染を防ぐため、抗生剤を点眼します。
炎症を抑えるためには、ステロイド薬の点眼をします。
まぁ、大したことのない病気とも言えますが、放置すると悪化しますので、異変を感じたら早めに眼科を受診しましょう。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月26日のサンデーイルネスでございます。
気付けば、3月最後のイルネス辞典ですねぇ。
つまり、次回は4月って事で、いよいよ春ですな。
まぁ、この1週間で、劇的に暖かくなるかと言うとそうでもないでしょうけど、気分的には4月は春ですよね。
ボチボチ桜も咲きだす頃ですし、やはり少々テンション上がりますな。
再来週あたりは、入学式も多そうですしねぇ。
あ、ちょうど今頃は卒業式のシーズンにもなりますね。
新しい門出のシーズンなわけで、ワクワクしてる若人も多いことでしょう。
ま、おっさんになると、もう3月も4月も関係ないしねぇ(笑)
気付けば春が過ぎ、夏になり、暑い暑いと文句を言ってるうちに寒くなり…。
あっという間に歳を重ねます。
それが人生です(笑)
ホント、若いうちってアッと言う間ですから、今出来る事、今しか出来ない事を悔いなくやっておいて下さいね。
とか言うてますけど、自分はどうだったかと言うと、貴重な時間を無駄に過ごしてきましたねぇ〜(笑)
まぁ、全てが無駄だったわけではないでしょうけど、今思うともっとこうしとけばよかったって事の方が多い気もします。
ま、それも人生です(笑)
てな感じで、春を待ちつつ、今日も本題にいきましょう。
今日のイルネス辞典は、「流行性角結膜炎(はやり目)、急性出血性結膜炎(アポロ病)」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かってことですが、どちらも急に目やに(眼脂(がんし))、流涙(りゅうるい)、強い結膜の充血が起こります。
初めは片眼であっても、やがて両眼性になります。
感染力が強く流行するので、はやり目と呼ばれます。
急性出血性結膜炎は別名アポロ病といいます。
これは、アポロ11号が月面着陸を果たした1969年に世界的に流行した病気だからだそうです。
日本では翌1970年に大流行したという記録が残っております。
まぁ、もう50年以上前の話ですけどね。
この病気はどちらもウイルスが原因です。
流行性角結膜炎は、主にアデノウイルス8型が原因ですが、ほかの型のアデノウイルスでも起こります。
急性出血性結膜炎は、エンテロウイルス70型が主な原因です。
症状の現れ方としては、結膜炎の患者さんとの接触後、急性出血性結膜炎では約1日、流行性角結膜炎では5〜14日の潜伏期間ののち、比較的水っぽい眼脂、流涙、強い結膜充血、羞明(しゅうめい)(光を異常にまぶしがる)、異物感、熱感、眼痛などが起こります。
急性出血性結膜炎では、眼球結膜(白眼)に出血することが特徴的です。
眼瞼(がんけん)結膜には、濾胞(ろほう)というぶつぶつが多数できます。
眼脂が多かったり、角膜に混濁(こんだく)が起きると視力が低下します。
眼の症状のほか、耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴います。
流行性角結膜炎が疑われれば、麻酔薬を点眼して結膜を綿棒でこすり、アデノウイルスを検出する試薬セットで検査します。
10分ほどで結果が出ます。
この方法は手軽ですが、アデノウイルス感染を100%検出できるものではありません。
急性出血性結膜炎ではこのような試薬がないため、血液検査でウイルスに対する抗体価を調べたり、結膜から採取したサンプルを顕微鏡で調べたりします。
流行性角結膜炎でも同様の検査が行われます。
では治療の方法ですが、ウイルスを直接死滅させる薬剤はありません。
細菌による混合感染を防ぐため、抗生剤を点眼します。
炎症を抑えるためには、ステロイド薬の点眼をします。
まぁ、大したことのない病気とも言えますが、放置すると悪化しますので、異変を感じたら早めに眼科を受診しましょう。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院