2023年03月14日 [動物のこと]
ラットとミニ脳
お疲れ様です。院長です。
3月14日の火曜日でございます。
今日はホワイトデーではござらんか…。
まぁ、わたくし院長、返すほどいただいてはおりませんが、これ義理チョコを山ほど貰う人とか、大変でしょうなぁ。
渡す方も大変でしょうし、もう義理の習慣はなくすべきですよね。
こんなわけの分からん風習、とっととなくすべきです。
もう何なら、渡す方も貰う方も迷惑なんですからねぇ…。
ホントのヤツは勝手にやって下さい(笑)
そんなもん、いつでも渡せますし、各自、自分のタイミングで好きに告白しあいましょう。
ってことで、今日もとっととネタにいきましょう。
今日のネタは最先端の医療テクノロジーでございます、
なんでも、ラットに移植した人間のミニ脳が見事に結合し、視覚刺激の反応に成功したんだとか…。
生きているラットの脳に、人間の幹細胞から培養したミニ脳(ヒト脳オルガノイド)を移植したところ、見事に一体化したそうなんです。
視覚野に傷があるラットの脳に、ミニ脳を移植したところ、網膜から入ってくる信号(視覚刺激)に対して反応したそうなんです。
ペンシルベニア大学の研究チームによれば、将来的にはこの方法で、人間の脳を治療できるようになるかもしれないという話しです。
「脳を治す新戦略開発の第一歩だと思います」と、論文の筆頭著者、ハン・チャオ・アイザック・チェン博士は語っています。
今回の研究では、人間の幹細胞から育てた「ヒト脳オルガノイド」を、傷を負ったラットの脳の「視覚野」に移植しています。
オルカノイドとは、試験管内など生体外でつくられたミニ臓器のことで、今回は人間の幹細胞から培養したヒト脳オルカノイド、つまりミニ脳が使用されました。
目の網膜に光が当たると、そこから脳の「一次視覚野」に電気シグナルが送られます。
これが目の前の風景を”見る”ための最初のステップですね。
ここで光の情報が分析されると、そのデータはさらに「二次視覚野」に送られて、さらに詳しく分析されます。
今回の研究では、この二次視覚野に穴を開けられたラットの脳に、人間のミニ脳が移植されました。
このミニ脳は、人間の幹細胞を80日間培養して作られたもので、完全ではないにしても、人間の大脳皮質と同じような層構造と細胞を備えているそうです。
それを外科手術でラットの脳の傷に移植し、免疫抑制剤で拒絶反応を予防します。
するとそれから3ヶ月の間、ラット脳側からオルガノイド内へと血管が枝を伸ばし、オルガノイド側からはその細胞がラット脳へと混ざっていったそうです。
こうした両脳の結合をもっと詳しく調べるために、特殊な蛍光染料でマーキングしたところ、ヒト脳オルガノイドがラット脳ときちんと結びついていることが確認されました。
ラットの目を光の点滅などで刺激してみると、オルガノイドがきちんと反応することが観察されたそうです。
今回の研究では、視覚野に傷をつけ、それを脳オルガノイドでふさいだ結果、ラットの視力がどう変化したのかまでは確認されませんでした。
それは次のテーマとして、研究チームが今取り組んでいることです。
将来的な研究テーマとしては、体の動きを司る運動野など、ほかの部分にも脳オルガノイドを移植できるのかどうか、さらに脳とオルガイドが結合するスピードや程度に影響する要因は何かなどが挙げられています。
この分野の進歩も凄まじいですねぇ。
ミニ脳とかかわいく言ってますけど、スゴイことですよね。
わたくし院長は、この人間のミニ脳を移植されたラットが、人間並みに賢くなって、人間に復讐するみたいなSFチックなことが起こらないかなとか思ってしまいますけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月14日の火曜日でございます。
今日はホワイトデーではござらんか…。
まぁ、わたくし院長、返すほどいただいてはおりませんが、これ義理チョコを山ほど貰う人とか、大変でしょうなぁ。
渡す方も大変でしょうし、もう義理の習慣はなくすべきですよね。
こんなわけの分からん風習、とっととなくすべきです。
もう何なら、渡す方も貰う方も迷惑なんですからねぇ…。
ホントのヤツは勝手にやって下さい(笑)
そんなもん、いつでも渡せますし、各自、自分のタイミングで好きに告白しあいましょう。
ってことで、今日もとっととネタにいきましょう。
今日のネタは最先端の医療テクノロジーでございます、
なんでも、ラットに移植した人間のミニ脳が見事に結合し、視覚刺激の反応に成功したんだとか…。
生きているラットの脳に、人間の幹細胞から培養したミニ脳(ヒト脳オルガノイド)を移植したところ、見事に一体化したそうなんです。
視覚野に傷があるラットの脳に、ミニ脳を移植したところ、網膜から入ってくる信号(視覚刺激)に対して反応したそうなんです。
ペンシルベニア大学の研究チームによれば、将来的にはこの方法で、人間の脳を治療できるようになるかもしれないという話しです。
「脳を治す新戦略開発の第一歩だと思います」と、論文の筆頭著者、ハン・チャオ・アイザック・チェン博士は語っています。
今回の研究では、人間の幹細胞から育てた「ヒト脳オルガノイド」を、傷を負ったラットの脳の「視覚野」に移植しています。
オルカノイドとは、試験管内など生体外でつくられたミニ臓器のことで、今回は人間の幹細胞から培養したヒト脳オルカノイド、つまりミニ脳が使用されました。
目の網膜に光が当たると、そこから脳の「一次視覚野」に電気シグナルが送られます。
これが目の前の風景を”見る”ための最初のステップですね。
ここで光の情報が分析されると、そのデータはさらに「二次視覚野」に送られて、さらに詳しく分析されます。
今回の研究では、この二次視覚野に穴を開けられたラットの脳に、人間のミニ脳が移植されました。
このミニ脳は、人間の幹細胞を80日間培養して作られたもので、完全ではないにしても、人間の大脳皮質と同じような層構造と細胞を備えているそうです。
それを外科手術でラットの脳の傷に移植し、免疫抑制剤で拒絶反応を予防します。
するとそれから3ヶ月の間、ラット脳側からオルガノイド内へと血管が枝を伸ばし、オルガノイド側からはその細胞がラット脳へと混ざっていったそうです。
こうした両脳の結合をもっと詳しく調べるために、特殊な蛍光染料でマーキングしたところ、ヒト脳オルガノイドがラット脳ときちんと結びついていることが確認されました。
ラットの目を光の点滅などで刺激してみると、オルガノイドがきちんと反応することが観察されたそうです。
今回の研究では、視覚野に傷をつけ、それを脳オルガノイドでふさいだ結果、ラットの視力がどう変化したのかまでは確認されませんでした。
それは次のテーマとして、研究チームが今取り組んでいることです。
将来的な研究テーマとしては、体の動きを司る運動野など、ほかの部分にも脳オルガノイドを移植できるのかどうか、さらに脳とオルガイドが結合するスピードや程度に影響する要因は何かなどが挙げられています。
この分野の進歩も凄まじいですねぇ。
ミニ脳とかかわいく言ってますけど、スゴイことですよね。
わたくし院長は、この人間のミニ脳を移植されたラットが、人間並みに賢くなって、人間に復讐するみたいなSFチックなことが起こらないかなとか思ってしまいますけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院