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2023年02月13日 [色々なこと]

生きたデバイス

お疲れ様です。院長です。

2月13日の月曜日でございます。

連休明けの月曜日って事で、みなさんやる気全開だと思います(笑)

わたくし院長は、いつも全開でございますよ。

てことで、今日もとっととネタにいきましょう。

今日のネタは最先端のテクノロジーを使った、新たなデバイスのお話しです。

電子機器の類は、スマホをはじめ、かなり生活に密着してきています。

もう、スマホ、パソコンなしでは生活が成り立たない、仕事が出来ないって人もかなりいると思います。

そんな電子機器ですが、これ、改変と言うか、刷新と言うか、例えばスマホでも新機種が登場するたびに買い替えてる方もいらっしゃいますよね。

当然、新しくなると機能も追加されてたり、性能が上がってたりと確かに良いんでしょうけど、実はそこまでの機能が必要でもなかったりってこともありますよね。

で、こういった電子機器をすぐに買い替え、捨ててしまう人がいるのは愛着がないからだと、シカゴ大学の研究チームは考えました。

だったらもっと愛情を注げるデバイスを開発すればいいと…。

そこで誕生したのが、「粘菌スマートウォッチ」というものだそうです。

人間は多かれ少なかれ、命に共感する生き物です。

一度愛着がわけば、そう簡単に捨てることはできないはずだと…。

このスマートウォッチは生きた粘菌たちががんばって動かしてくれているらしく、電池のいらない生きた「たまごっち」のようなものなんだとか…。

実際にこれを使ったユーザーは、粘菌スマートウォッチのお世話を通じて、ペットと同じような絆を育むことができたそうなんです。

ま、とりあえず、紹介動画を見て貰いましょう。

これを見ただけでは何をやってるのか分からないので解説しますと、

この粘菌スマートウォッチは、バンドの根元あたりに透明なケースが取り付けられています。

このケースの中は細いトンネルのような構造になっており、その両端に小さな部屋が1つずつあります。

この部屋の片方に「モジホコリ」という粘菌を入れるそうなんです。

スマートウォッチを機能させるには、まずは粘菌に水とオート麦を与えて育てます。

栄養をもらった粘菌は、スクスクと育ち、部屋からトンネルに伸びて、もう1つの部屋にまでたどり着きます。

すると粘菌の体内を電気が流れます。

つまり粘菌が生きた電子回路として機能するわけなんです。

スマートウォッチに内蔵された心拍モニターは、この生きた電子回路があってはじめて機能するそうです。

生きた粘菌回路によって、あなたの生きている証がモニターされるということですな。

命が伝えてくれるあなたの命の証を目にした瞬間の喜びは、きっと大きなものなんでしょう。

もちろん粘菌は生き物ですから、これで終わりではありません。

ペットのように定期的にお世話をしてやらねばならないわけです。

長いことエサや水を忘れてしまうと、粘菌はカラカラに干上がって、休眠状態になってしまいます。

すると心拍モニターは消えてしまうと…。

電池のいらない、粘菌の命で動かす「たまごっち」のようなものですねぇ。

ユニークなアイデアだとは思いますが、生きたスマートウォッチ、これ本当に意味あんの?(笑)

それを調べるために興味深い実験が行われています。

被験者5人に2週間ほど粘菌スマートウォッチのお世話をしてもらい、それで彼らの行動が変わるかどうか確かめてみたそうなんです。

この実験にはハートフルな映画のような別れが待っています。

被験者は最初の1週間はきちんとエサを与え、粘菌の世話をするよう指示されます。

ですが次の2週目になると、世話を止めるよう指示されます。

すると参加者の多くが、心の苦しさを感じることがわかったそうなんです。

相手は粘菌ですが、それでも絆が芽生えたことをみんなが認めたんだと…。

ほとんど全員が、「世話をやめたくない」と答えたそうで、被験者の回答によれば、その絆はデジタルペットよりもずっと強く、むしろ普通のペットと人間の関係に近いものだったそうです。

普通、人がデバイスを使うのは、何か明確な目的があるからです。

ですが、粘菌スマートウォッチの場合、きちんと世話をしなければならないので、より双方向の関係を感じられるんだと…。

まぁ、分からなくはないですがねぇ。

必要かと言われれば、必要ないかなぁと…。

道具は便利でないといけませんよね。

これなら、普通にペット飼えばいいやんって思ってしまいます。

意外と使えばハマるかもしれませんけどね(笑)

ではまた〜。











京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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