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2023年02月10日 [色々なこと]

大当たり。宇宙ゴミ

お疲れ様です。院長です。

2月10日の金曜日でございます。

2月も早や、1/3が過ぎましたね〜って感じですが、2月は日数が少ないから、もう1/3どころじゃないんですよ。

残り、18日しかないし。

しかもそのうち祝日が2回もあるっていう恐ろしさ。

今月もヤバイです(笑)

てな感じで今日もネタにいきますが、今日はそんな恐ろしくヤバイお話しでもしてみたいと思います。

ま、スケールは大きいですけどね。

地球の周回軌道には、各国が打ち上げた人工衛星やロケットが数多く存在しています。

その中には役目を終え、不要な人工物体となった「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」もまた大量に存在しています。

このスペースデブリは年々増加の一途をたどっており、地球に落下するケースも増えてきています。

つい最近でも、制御不能なまま大気圏に再突入した中国の「長征5号B」やオーストラリアで発見されたスペースX Crew-1のパーツなどのニュースが話題となりました。

実際のところ、地球に落下したスペースデブリの危険性はどの程度のものなのでしょう?

人や物に当たり、被害を出す確率はどれくらいあるのでしょうか…。

この重大かつ興味深い疑問について、オーストラリア、サザン・クイーンズランド大学の航空宇宙エンジニア、ファビアン・ザンダー氏が解説してくれました。

スペースデブリとは、いわば宇宙のゴミです。

スペースX社のロケットのように、きちんと制御しながら軌道から外され、地球の大気圏に再突入して燃え尽きるよう設計されたものもありますが、その部品が地上で見つかったことからもわかるように、いつも計画通りにいくわけではありません。

では、スペースデブリはどのくらい危険なのでしょう?

クイーンズランド大学の航空宇宙エンジニア、ファビアン・ザンダー氏ザンダー氏によると、これまでにスペースデブリに当たった人は1人だけなんだそうです。

1997年、米オクラホマ州在住のロッティ・ウィリアムズさんは、宇宙から落下してきた破片が命中しました。

それは手のひらほどの大きさで、米国のロケット「デルタII」の部品だと考えられています。

幸いにも大事にいたらず、ウィリアムズさんはそれを家に持ち帰り、当局に通報しました。

スペースデブリが人に当たる確率については諸説あるそうですが、だいたい落下1万回ごとに1回程度なんだとか…。

これが特定の人(たとえば、あなた)に当たる確率になると、1兆回ごとに1回まで下がるそうです。

その意味で、ウィリアムズさんの事件は本当に”大当たり"だったわけです。

まぁ、どんな計算でこの確率を出したのかは分かりませんが、相当確率が低いのは理解できます。

一方、「物損事故」の発生確率はもっと高いと考えられます。

こちらは1%程度になると、ザンダー氏は説明しています。

1%っつったら、100回に1回ですから、まぁ、100個落ちてきたらそりゃ、1個くらいは物に激突もするでしょうね。

もちろん、こうした危険性は、宇宙にたくさんのロケットが打ち上げられ、大気圏に再突入するスペースデブリが増えるほど大きくなっていきます。

そして実際、世界中の企業や宇宙機関が今後ますます多くのロケットを打ち上げようとしているわけです。

では、このような危険から私たちはどのようにして身を守ればいいのでしょうか?

その際、一番大切なのは、デブリの落下を予測することでしょう。

ですが残念なことに、制御不能に陥った物体の再突入地点を予測することは、かなり難しいそうなんです。

ザンダー氏によれば、デブリの再突入の予測時間には、一般に残りの軌道時間の10〜20%程度の誤差があるそうです。

つまり、ある物体が10時間後に地球の大気圏に再突入すると予測される場合、実際の再突入時刻には1時間程度のズレが生じると…。

もしもその物体が60〜90分で地球を1周しているとしたら、落下予測地点は地球全体ということになります。

その予測精度を上げるには、まだまだ多くの研究が必要になると…。

それでもなお、再突入地点の予測範囲を1000km未満にできる可能性は低いのだそうです。

まぁ、大体分かれば、注意はできますしね。

こういった技術も進化させなければいけないんでしょうね。

ま、わたくし院長、空から落ちてくるといえば、鳥のフンのほうがよっぽど怖いですけど(笑)

ケガはしないけどね。

ではまた〜。











京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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