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2023年02月01日 [動物のこと]

海の騒音

お疲れ様です。院長です。

2月1日の水曜日でございます。

ついに2月になりました。

なにがついにか分かりませんが、こないだ正月や〜って浮かれてたのに、もう1ヶ月も過ぎました。

つまり、今年、令和5年ももう1/12が終わったわけですな。

こう早いと、アッちゅう間に年とるねぇ…。

2月はもともと日数も少ないうえ、建国記念の日と天皇誕生日もありますから、かなり頑張らないとね。

でも、寒さはこれからがピークですから、しばらく色んな意味で寒さをしのぎましょう。

次の楽しみは、ゴールデンウイークですな。

暖かくもなってきてますしね。

春よこい。

早くこい。

って感じです。

てことで、今日もネタにいきますが、今日は動物ネタでもいってみようかと思います。

みなさんは工事現場や電車通過などの音で、話し相手との会話の音が聞こえなくなった経験はないでしょうか?

どうやらそれは、海中にいるイルカも同じらしいんです。

最近発表された新たな研究によりますと、イルカたちは水中の騒音が邪魔で、仲間とうまくコミュニケーションが取れなくなってるんだとか…。

これは、海洋生物学者たちの実験で、スピーカーからプールに流したさまざまな大音響に対して、2頭のコミュニケーションがどのように変化するのかを調べ分かったそうです。

野生でも、飼育下でも、イルカは人間が大好きなあの愛らしいクリック音や口笛などさまざまな音を駆使して、反響定位(超音波の反射による位置把握)によって仲間と互いにコミュニケーションをとっています。

もし海に人為的騒音が発生した場合、イルカたちのコミュニケーションはどのように変化するのでしょう?

そこで実験的に、イルカ研究センターで飼育しているデルタとリースという2頭のイルカを使って調査を行ったわけです。

イルカたちに、軍事演習の大音響や、油田、海運業界のドリルによる海底掘削音に似た騒音を聴かせたところ、2頭はこれまでよりも大きく長い鳴き声をあげて、騒音に負けじと互いの音を聞き取ろうとしたそうです。

まもなく、2頭の鳴き声は叫び声、あるいは金切り声のようになったが、結局、会話はうまくいかなかったようです。

当然のことながら、大音響によってデルタとリースのコミュニケーションが難しくなったわけです。

もっとも大きな音だと、2頭は62.5%の時間しかうまくコミュニケートすることができなかったことがわかったそうです。

「2頭のコミュニケート率が、これほど低下するとは驚きでした」イギリス、ブリストル大学の生物学者で、この研究の論文著者のひとりであるペルニール・ソレンセン氏は語っています。

研究者たちは、野生のイルカが人間のやることに対して、どのように自分たちの行動を変えるかを観測してきました。

2006年のオーストラリアの研究では、イルカの目撃率と、人間のイルカウォッチングの観光船の数の増加とを関連づけてはいましたが、人間が発する騒音に対するイルカたちの反応を記録したものは、今回の研究までなかったそうです。

オレゴン州立大学の行動生態学者マウリシオ・カンター氏は、「野生においてこの種の研究を行うのは、たいていは難しい」と語っています。

そのため、今回のように飼育下での実験が行われたわけです。

かわいそうだったのは、デルタとリースが、この実験にかなり乗り気だったことです。

「イルカは新しいことに好奇心が強く、非常にやる気のある生き物です」

「この実験を行うのを、彼らは楽しみにしていたのに、本当にかわいそうなことをしました」

実際に海の騒音は水中で暮らす哺乳類たちに影響を与えており、2020年の研究によると、マリアナ諸島でのクジラの座礁の半数は、軍のソナーテストの後で発生していることが判明しています。

海野騒音ねぇ…。

まぁ、確かに騒音ってホントイライラさせられますもんね。

コミュニケーションがとり辛いってだけでなく、イルカ位知能が高ければ、きっと相当なストレスになってるでしょうしねぇ。

とは言え、海の騒音など、我々一般人がどうにかできる問題でもないんで、どうにもならんのやけどね(笑)

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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