2023年01月26日 [日々のこと]
銃とアメリカ
お疲れ様です。院長です。
1月26日の木曜日でございます。
毎日寒いですな。
今日はもっと寒くなる話でもいきましょう。
なんでもアメリカの半数の州が、ライセンスなしで銃の携帯が可能になったんだそうです。
銃による犯罪数が増加しているにもかかわらず、銃規制法が連邦レベルで弱体化しているというのが「銃社会アメリカ」の現状です。
それを裏付けるかのように、今年早々、アラバマ州がライセンスなしで銃の携帯を認める法律を施行しました。
アラバマ州が無許可で銃が携帯できる26番目の州となったわけで、50ある州のうちの半数以上がライセンスなしの銃携帯が合法となったわけです。
昨年、すでに無許可の銃携帯を認める法律が可決されていたアラバマ州は、年が明けた1月1日に施行しました。
アメリカでは銃犯罪が後を絶たず深刻化していますが、過去20年の間に、銃規制法が州および連邦レベルで弱体化しています。
そのためか、「毒をもって毒を制す」という言葉のように、ライセンス(許可)なしで銃を携帯できる州が増えているようなんですね。
2010年には、ライセンスなしで銃の携帯を認めていたのはわずか2つの州のみでした。
ですがそれから13年の間にほぼ24の州が同様の法律を可決しました。
そのうちの11の州は、過去3年の間で法を施行しています。
2012年のコネチカット州でのサンディフック小学校銃乱射事件や2018年のフロリダ州でのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件などをきっかけに、各州で銃規制活動が活発化したように思われたんですが、過去20年間でみると全体的な銃規制はかなり緩和されているようなんです。
銃による暴力を追跡する非営利団体『Gun Violence Archive』がまとめたデータによると、2022 年にアメリカで発生した銃乱射事件は600件を超え、史上2番目に多い銃乱射事件の年間合計となったそうです。
さらに、最近の過去5年間は、1966年以降どの5年間よりも多くの銃乱射事件があったことがわかったそうです。
また、公共政策シンクタンクの「センター・フォー・アメリカン・プログレス」の最近の研究によると、銃規制が緩い州ほど殺人率が高いことが判明しています。
まぁ、そのまんまですな。
銃携帯を賛成する団体は、この法律を「市民の勝利」として歓迎していますが、反対派はそれが犯罪と犠牲者の増加につながることを懸念しています。
まぁ、銃とは基本、無縁の我々日本人の感覚からは考えられませんが、無許可で銃を携帯でいるって事が、安心に繋がると考えてるんでしょうね。
ま、仮にそうなったとして…
銃をもった犯罪者がきて、それを自分のみを守るため、返り討ちとかそんな簡単に出来るもんなんでしょうかね?
当たったら、人が死ぬかもしれない武器を、一般人がそう簡単に発射できるとも思えないんですが、そこはアメリカ、文化が違うんでしょうかね。
コロナのロックダウンが課され始めた2020年3月、アメリカでは銃の売り上げが史上最高となったそうなんです。
全米射撃スポーツ財団によると、同年3月に230万丁以上の銃が販売されたそうで、初めて銃を購入する人の半数近くは女性だったそうです。
くわえて、多くの有色人種も初めて銃を所有する傾向にあったとされています。
記録によると、同年には45222人の銃による死亡者が確認されています。
これは、2019 年に比べて 14%増加した新記録であり、その3分の1以上が銃による殺人だったと伝えられています。
銃が無許可で携帯可能となれば、これらの数字が増加することが予想されると警察当局は懸念しています。
事実として、アラバマ州はすでに銃による死亡率が、全米で最も高い州の1つとなっているそうです。
ホント、日本人にはよく分からない感覚ですなぁ。
わたくし院長、実は子供の頃からモデルガンとか結構好きで、銃に興味がないとは言いませんが、少なくとも生き物を撃つ勇気はないねぇ。
ま、アメリカの事ですから、口出しのしようもありませんが、よくない方向に行ってるのは間違いないと思いますよね。
戦うなら、やっぱ素手でしょ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月26日の木曜日でございます。
毎日寒いですな。
今日はもっと寒くなる話でもいきましょう。
なんでもアメリカの半数の州が、ライセンスなしで銃の携帯が可能になったんだそうです。
銃による犯罪数が増加しているにもかかわらず、銃規制法が連邦レベルで弱体化しているというのが「銃社会アメリカ」の現状です。
それを裏付けるかのように、今年早々、アラバマ州がライセンスなしで銃の携帯を認める法律を施行しました。
アラバマ州が無許可で銃が携帯できる26番目の州となったわけで、50ある州のうちの半数以上がライセンスなしの銃携帯が合法となったわけです。
昨年、すでに無許可の銃携帯を認める法律が可決されていたアラバマ州は、年が明けた1月1日に施行しました。
アメリカでは銃犯罪が後を絶たず深刻化していますが、過去20年の間に、銃規制法が州および連邦レベルで弱体化しています。
そのためか、「毒をもって毒を制す」という言葉のように、ライセンス(許可)なしで銃を携帯できる州が増えているようなんですね。
2010年には、ライセンスなしで銃の携帯を認めていたのはわずか2つの州のみでした。
ですがそれから13年の間にほぼ24の州が同様の法律を可決しました。
そのうちの11の州は、過去3年の間で法を施行しています。
2012年のコネチカット州でのサンディフック小学校銃乱射事件や2018年のフロリダ州でのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件などをきっかけに、各州で銃規制活動が活発化したように思われたんですが、過去20年間でみると全体的な銃規制はかなり緩和されているようなんです。
銃による暴力を追跡する非営利団体『Gun Violence Archive』がまとめたデータによると、2022 年にアメリカで発生した銃乱射事件は600件を超え、史上2番目に多い銃乱射事件の年間合計となったそうです。
さらに、最近の過去5年間は、1966年以降どの5年間よりも多くの銃乱射事件があったことがわかったそうです。
また、公共政策シンクタンクの「センター・フォー・アメリカン・プログレス」の最近の研究によると、銃規制が緩い州ほど殺人率が高いことが判明しています。
まぁ、そのまんまですな。
銃携帯を賛成する団体は、この法律を「市民の勝利」として歓迎していますが、反対派はそれが犯罪と犠牲者の増加につながることを懸念しています。
まぁ、銃とは基本、無縁の我々日本人の感覚からは考えられませんが、無許可で銃を携帯でいるって事が、安心に繋がると考えてるんでしょうね。
ま、仮にそうなったとして…
銃をもった犯罪者がきて、それを自分のみを守るため、返り討ちとかそんな簡単に出来るもんなんでしょうかね?
当たったら、人が死ぬかもしれない武器を、一般人がそう簡単に発射できるとも思えないんですが、そこはアメリカ、文化が違うんでしょうかね。
コロナのロックダウンが課され始めた2020年3月、アメリカでは銃の売り上げが史上最高となったそうなんです。
全米射撃スポーツ財団によると、同年3月に230万丁以上の銃が販売されたそうで、初めて銃を購入する人の半数近くは女性だったそうです。
くわえて、多くの有色人種も初めて銃を所有する傾向にあったとされています。
記録によると、同年には45222人の銃による死亡者が確認されています。
これは、2019 年に比べて 14%増加した新記録であり、その3分の1以上が銃による殺人だったと伝えられています。
銃が無許可で携帯可能となれば、これらの数字が増加することが予想されると警察当局は懸念しています。
事実として、アラバマ州はすでに銃による死亡率が、全米で最も高い州の1つとなっているそうです。
ホント、日本人にはよく分からない感覚ですなぁ。
わたくし院長、実は子供の頃からモデルガンとか結構好きで、銃に興味がないとは言いませんが、少なくとも生き物を撃つ勇気はないねぇ。
ま、アメリカの事ですから、口出しのしようもありませんが、よくない方向に行ってるのは間違いないと思いますよね。
戦うなら、やっぱ素手でしょ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院