2023年01月06日 [からだのこと]
みどりの光り
お疲れ様です。院長です。
1月6日の金曜日でございます。
はぁ。
ついにこの日がきました(笑)
本日より、2023年の診療開始です。
もう、やる気マンマンですよ(笑)
お休みの間に、痛いトコが出た人は、ジャンジャン来てくださいと…。
痛いトコがあると、テンション下がりますもんね〜。
ですが、この「痛み」って結構、慣れがあるんですよね。
年齢からくるいわゆる加齢変性性の痛みってのは、これもう治らない場合が多いんで、少しは慣れるという意識も取り入れた方が楽になると思います。
こんなもんだって位に思っとけば、気持ち的にも落ち着きますしね。
てな感じで、今日もネタにいきますが、今日はそんな「痛み」についてのお話しです。
なんでも、緑色の光に痛みを緩和させる効果があるんだとか…。
脳のオピオイド受容体を活性化させるんだそうです。
新たな研究によると、痛みを和らげるための安全で簡単な方法が発見されたかもしれません。
マウスを使った実験によると、「緑色の光」は脳内の「オピオイド受容体」を活性化して、痛みを大幅に緩和してくれるそうなんです。
この結果は人間ではまだ確認されていませんが、同じことを示唆する研究はこれまでにもあったそうなんです。
現在米国では鎮痛、陶酔作用がある合成化合物「オピオイド」中毒が社会問題となっているそうなんです。
ですが緑色の光をつかった光線療法ならば、安価で手軽で、しかも安全な鎮痛剤になることが期待されています。
ではなぜ緑色の光で痛みが和らぐのでしょう?
ただ緑色の光を目にするだけで、慢性的な偏頭痛や線維筋痛症による痛みが軽くなるらしいことは、これまでも示されていました。
ですが、なぜそんな簡単なことで鎮痛効果が発揮されるのかと言う事は分かっていませんでした。
中国、復旦大学の研究チームは、その理由を探るべく、関節炎を患うマウスで試してみることにしました。
その結果、マウスの視野全体を緑色の光で照らすと、確かに痛みを感じているときに見せる仕草が減ることが確認されたのだそうです。
研究チームは次に、網膜にあるどのタイプの光受容体がこうした効果のスイッチなのか探ってみました。
そのためにまず、色を感じる「錐体細胞(すいたいさいぼう)」を破壊しました。
すると緑色の鎮痛効果は完全に消えてしまったそうなんです。
一方、光の強弱を感じる「桿体細胞(かんたいさいぼう)」や、 第三の光受容細胞と呼ばれる「内因性光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)」を阻害しても、緑色の鎮痛効果にほとんど影響しなかったそうです。
これらの結果を踏まえ、緑色の光による鎮痛効果は、まず錐体細胞から始まると結論づけられました。
研究チームはさらに、錐体細胞が送る信号を鎮痛効果につなげる神経経路も探っています。
画像を利用した実験では、錐体細胞が緑の光を検出すると、感覚情報の中継基地である「視床」のとある領域(外側膝状体腹側核)に次々と情報が送信されることがわかりました。
するとそこにある神経細胞が、痛みの制御を担う「背側縫線核」と連絡を取り合うんだそうです。
この通信には、「プロエンケファリン(PENK)」と呼ばれるシグナル伝達タンパク質が使われます。
これが変換され、最終的に「オピオイド受容体」に結合するそうなんです。
がんなどの強い痛みには、モルヒネのようなオピオイド鎮痛薬が使われますが、その作用はオピオイド受容体に結合することで発揮されます。
つまり緑色の光は、そうした鎮痛薬と同じようにして痛みを和らげてくれるという事のようなんですね。
今回の研究では、緑色の光が目の中にある錐体細胞を刺激し、それによって放出されたシグナル伝達物質がオピオイド受容体を活性化、これによって痛みが緩和するらしいことが判明しました。
ですがあくまでマウスの実験であって、人間にも同じ仕組みがあるのかどうかは定かではないそうです。
それでも今回の結果は、「このシグナル伝達経路を利用することで、痛みを軽減できる可能性」を示唆しているとのことです。
いや、これ、もし本当に人間にも効果が出るようであれば、スゴイ事ですよね。
どちらにしても、緑色の光には良い効果があるようなんで、痛みがある時はみどりの光を見るのはアリかもしれませんね。
それでも治らない痛みの場合、当院におこしください(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月6日の金曜日でございます。
はぁ。
ついにこの日がきました(笑)
本日より、2023年の診療開始です。
もう、やる気マンマンですよ(笑)
お休みの間に、痛いトコが出た人は、ジャンジャン来てくださいと…。
痛いトコがあると、テンション下がりますもんね〜。
ですが、この「痛み」って結構、慣れがあるんですよね。
年齢からくるいわゆる加齢変性性の痛みってのは、これもう治らない場合が多いんで、少しは慣れるという意識も取り入れた方が楽になると思います。
こんなもんだって位に思っとけば、気持ち的にも落ち着きますしね。
てな感じで、今日もネタにいきますが、今日はそんな「痛み」についてのお話しです。
なんでも、緑色の光に痛みを緩和させる効果があるんだとか…。
脳のオピオイド受容体を活性化させるんだそうです。
新たな研究によると、痛みを和らげるための安全で簡単な方法が発見されたかもしれません。
マウスを使った実験によると、「緑色の光」は脳内の「オピオイド受容体」を活性化して、痛みを大幅に緩和してくれるそうなんです。
この結果は人間ではまだ確認されていませんが、同じことを示唆する研究はこれまでにもあったそうなんです。
現在米国では鎮痛、陶酔作用がある合成化合物「オピオイド」中毒が社会問題となっているそうなんです。
ですが緑色の光をつかった光線療法ならば、安価で手軽で、しかも安全な鎮痛剤になることが期待されています。
ではなぜ緑色の光で痛みが和らぐのでしょう?
ただ緑色の光を目にするだけで、慢性的な偏頭痛や線維筋痛症による痛みが軽くなるらしいことは、これまでも示されていました。
ですが、なぜそんな簡単なことで鎮痛効果が発揮されるのかと言う事は分かっていませんでした。
中国、復旦大学の研究チームは、その理由を探るべく、関節炎を患うマウスで試してみることにしました。
その結果、マウスの視野全体を緑色の光で照らすと、確かに痛みを感じているときに見せる仕草が減ることが確認されたのだそうです。
研究チームは次に、網膜にあるどのタイプの光受容体がこうした効果のスイッチなのか探ってみました。
そのためにまず、色を感じる「錐体細胞(すいたいさいぼう)」を破壊しました。
すると緑色の鎮痛効果は完全に消えてしまったそうなんです。
一方、光の強弱を感じる「桿体細胞(かんたいさいぼう)」や、 第三の光受容細胞と呼ばれる「内因性光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)」を阻害しても、緑色の鎮痛効果にほとんど影響しなかったそうです。
これらの結果を踏まえ、緑色の光による鎮痛効果は、まず錐体細胞から始まると結論づけられました。
研究チームはさらに、錐体細胞が送る信号を鎮痛効果につなげる神経経路も探っています。
画像を利用した実験では、錐体細胞が緑の光を検出すると、感覚情報の中継基地である「視床」のとある領域(外側膝状体腹側核)に次々と情報が送信されることがわかりました。
するとそこにある神経細胞が、痛みの制御を担う「背側縫線核」と連絡を取り合うんだそうです。
この通信には、「プロエンケファリン(PENK)」と呼ばれるシグナル伝達タンパク質が使われます。
これが変換され、最終的に「オピオイド受容体」に結合するそうなんです。
がんなどの強い痛みには、モルヒネのようなオピオイド鎮痛薬が使われますが、その作用はオピオイド受容体に結合することで発揮されます。
つまり緑色の光は、そうした鎮痛薬と同じようにして痛みを和らげてくれるという事のようなんですね。
今回の研究では、緑色の光が目の中にある錐体細胞を刺激し、それによって放出されたシグナル伝達物質がオピオイド受容体を活性化、これによって痛みが緩和するらしいことが判明しました。
ですがあくまでマウスの実験であって、人間にも同じ仕組みがあるのかどうかは定かではないそうです。
それでも今回の結果は、「このシグナル伝達経路を利用することで、痛みを軽減できる可能性」を示唆しているとのことです。
いや、これ、もし本当に人間にも効果が出るようであれば、スゴイ事ですよね。
どちらにしても、緑色の光には良い効果があるようなんで、痛みがある時はみどりの光を見るのはアリかもしれませんね。
それでも治らない痛みの場合、当院におこしください(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院