2022年12月20日 [色々なこと]
ロボットと武器
お疲れ様です。院長です。
12月20日の火曜日でございます。
やっぱり20日過ぎると本格的に年末感出ますなぁ。
今年も残り、11日。
実質、仕事するのは1週間程でしょう。
ラストスパート頑張りましょう。
てことで、今日もネタにいきますよ。
今日はついにここまできたか的なサイエンステクノロジーなお話しです。
なんでもアメリカの警察が、殺傷力のあるロボットを使用することを承認したんだとか…。
アメリカ、サンフランシスコ市警察が、ロボットに殺傷力のある武器を搭載して、致命的な力を使わせる方針を打ち出しました。
その原案では、「一般市民や警官の命にかかわる差し迫った危険があり、他の選択可能な実力行使に勝る場合に、殺傷力のある武器」として、ロボットを使用することができると述べられているそうです。
サンフランシスコ警察は監督委員会による承認を求めていましたが、委員会は8対3の割合で修正案を含むこの方針に署名し、承認が得られたそうです。
つまり、訓練を受けた警官によって操作されるロボットが、重大事件の際に容疑者を殺害する可能性があるということです。
警察装備方針の提案については、サンフランシスコ市監督委員会の規則委員がすでに数週間にわたり検討していました。
当初その原案には、ロボットの武器化に関する文言は一切含まれていませんでしたが、後になって監督委員会の委員長が「いかなる人物に対しても実力としてロボットを使用してはならない」と追記したそうです。
ところがサンフランシスコ市警察は、この追記部分を「ロボットに容疑者を殺害する権限を与える」と修正して返却したそうなんです。
結局、「殺傷力の使用が唯一の選択肢となる状況もありうる」との理由で、この変更は受け入れられ、規則委員は全会一致で承認。
監督委員会が審議する予定であるそうです。
現在、サンフランシスコ市警察は17台の遠隔操縦ロボットを保有していますが、きちんと作動するのは12台だけなんだとか…。
原案では、こうしたロボットに殺傷力を与えることを認めるほか、「訓練およびシミュレーション、犯人逮捕、重大事件、緊急事態、令状執行、不審物の検査」でも使用できるとしています。
サンフランシスコ市警察が所有するロボット「Remotec F5A」は、主に爆発物や危険物の処理を任務としています。
ですが、このモデルはすぐに兵器化することができます。
機体には搭載されるPANディスラプターは本来遠くから爆弾を爆発させるためのものですが、ここに12ゲージの散弾銃を装填可能なのだとか。
また同じように「QinetiQ Talon」も、改装すればグレネードランチャー、マシンガン、50口径対物ライフルなど、各種兵器を搭載可能で、実際そうした兵器バージョンが米軍で使用されています。
サンフランシスコ市警察の担当者は、「警察はこれまでも、一般市民や警官の命にかかわる差し迫った危険があり、ほかの選択肢に勝る場合に、容疑者に殺傷力を行使することができました」と述べています。
この担当者によれば、殺傷力のあるロボットは、きわめて危険な例外的状況でのみ使用されることを想定しているということですが、具体的な状況の設定はまだなされていません。
ですがアメリカでは、警察が殺傷力のあるロボットを使用した事例がすでにあります。
たとえば、2016年、ダラス市警の警官5人が射殺された事件で、容疑者殺害のために爆弾ロボットが投入されました。
このロボットはサンフランシスコ市警が所有するものと同型の爆弾処理を目的とするRemotec F5Aで、ここに爆弾を搭載して現場に投入されました。
当時、ダラス市警の署長から、「爆弾ロボットに換装して容疑者のいる場所で爆発させる以外、選択肢はないと判断した」と声明が出されています。
一方で、今年初め、ボストンダイナミクスをはじめとするロボット開発メーカーの一団が、自社ロボットを武器化しない旨の誓約書に署名するという動きもありました。
そして11月29日、この方針が投票の結果、監督委員会に承認されました。
事実上、サンフランシスコ警察は兵器ロボットの使用が可能となったわけです。
提出された方針に修正をくわえ、命にかかわる特定のケースのみに限り、使用に関する詳細な取り決めは今後行われますが、ロボットを使った殺人ができることになるわけです。
当然ながら、今回ロボット兵器が承認されたことに反対の声も多く上がっています。
まぁ、日本は平和すぎて、犯人を殺しちゃわなきゃいけない様な凶悪事件って頻繁にはないですから、ピンとはきませんが、アメリカなら必要なのかもなとは思います。
もう狂ったように銃を乱射するイカれた犯人とか、警察官が身の危険を呈して制圧しにいくより、ロボットに行かせた方がいい気はしますけどね。
殺さなくてもいいんじゃないの?とは思います。
麻酔銃とか他にアイディアないんかいなと…。
実にアメリカらしい事案です。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月20日の火曜日でございます。
やっぱり20日過ぎると本格的に年末感出ますなぁ。
今年も残り、11日。
実質、仕事するのは1週間程でしょう。
ラストスパート頑張りましょう。
てことで、今日もネタにいきますよ。
今日はついにここまできたか的なサイエンステクノロジーなお話しです。
なんでもアメリカの警察が、殺傷力のあるロボットを使用することを承認したんだとか…。
アメリカ、サンフランシスコ市警察が、ロボットに殺傷力のある武器を搭載して、致命的な力を使わせる方針を打ち出しました。
その原案では、「一般市民や警官の命にかかわる差し迫った危険があり、他の選択可能な実力行使に勝る場合に、殺傷力のある武器」として、ロボットを使用することができると述べられているそうです。
サンフランシスコ警察は監督委員会による承認を求めていましたが、委員会は8対3の割合で修正案を含むこの方針に署名し、承認が得られたそうです。
つまり、訓練を受けた警官によって操作されるロボットが、重大事件の際に容疑者を殺害する可能性があるということです。
警察装備方針の提案については、サンフランシスコ市監督委員会の規則委員がすでに数週間にわたり検討していました。
当初その原案には、ロボットの武器化に関する文言は一切含まれていませんでしたが、後になって監督委員会の委員長が「いかなる人物に対しても実力としてロボットを使用してはならない」と追記したそうです。
ところがサンフランシスコ市警察は、この追記部分を「ロボットに容疑者を殺害する権限を与える」と修正して返却したそうなんです。
結局、「殺傷力の使用が唯一の選択肢となる状況もありうる」との理由で、この変更は受け入れられ、規則委員は全会一致で承認。
監督委員会が審議する予定であるそうです。
現在、サンフランシスコ市警察は17台の遠隔操縦ロボットを保有していますが、きちんと作動するのは12台だけなんだとか…。
原案では、こうしたロボットに殺傷力を与えることを認めるほか、「訓練およびシミュレーション、犯人逮捕、重大事件、緊急事態、令状執行、不審物の検査」でも使用できるとしています。
サンフランシスコ市警察が所有するロボット「Remotec F5A」は、主に爆発物や危険物の処理を任務としています。
ですが、このモデルはすぐに兵器化することができます。
機体には搭載されるPANディスラプターは本来遠くから爆弾を爆発させるためのものですが、ここに12ゲージの散弾銃を装填可能なのだとか。
また同じように「QinetiQ Talon」も、改装すればグレネードランチャー、マシンガン、50口径対物ライフルなど、各種兵器を搭載可能で、実際そうした兵器バージョンが米軍で使用されています。
サンフランシスコ市警察の担当者は、「警察はこれまでも、一般市民や警官の命にかかわる差し迫った危険があり、ほかの選択肢に勝る場合に、容疑者に殺傷力を行使することができました」と述べています。
この担当者によれば、殺傷力のあるロボットは、きわめて危険な例外的状況でのみ使用されることを想定しているということですが、具体的な状況の設定はまだなされていません。
ですがアメリカでは、警察が殺傷力のあるロボットを使用した事例がすでにあります。
たとえば、2016年、ダラス市警の警官5人が射殺された事件で、容疑者殺害のために爆弾ロボットが投入されました。
このロボットはサンフランシスコ市警が所有するものと同型の爆弾処理を目的とするRemotec F5Aで、ここに爆弾を搭載して現場に投入されました。
当時、ダラス市警の署長から、「爆弾ロボットに換装して容疑者のいる場所で爆発させる以外、選択肢はないと判断した」と声明が出されています。
一方で、今年初め、ボストンダイナミクスをはじめとするロボット開発メーカーの一団が、自社ロボットを武器化しない旨の誓約書に署名するという動きもありました。
そして11月29日、この方針が投票の結果、監督委員会に承認されました。
事実上、サンフランシスコ警察は兵器ロボットの使用が可能となったわけです。
提出された方針に修正をくわえ、命にかかわる特定のケースのみに限り、使用に関する詳細な取り決めは今後行われますが、ロボットを使った殺人ができることになるわけです。
当然ながら、今回ロボット兵器が承認されたことに反対の声も多く上がっています。
まぁ、日本は平和すぎて、犯人を殺しちゃわなきゃいけない様な凶悪事件って頻繁にはないですから、ピンとはきませんが、アメリカなら必要なのかもなとは思います。
もう狂ったように銃を乱射するイカれた犯人とか、警察官が身の危険を呈して制圧しにいくより、ロボットに行かせた方がいい気はしますけどね。
殺さなくてもいいんじゃないの?とは思います。
麻酔銃とか他にアイディアないんかいなと…。
実にアメリカらしい事案です。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院