2022年10月05日 [色々なこと]
痛風と塩漬けフクロウ
お疲れ様です。院長です。
10月5日の水曜日でございます。
随分涼しくなってきましたが、わたくし院長の中では、まだまだ秋とは呼びません(笑)
やっぱ、秋は10月半ばからですな。
ティーシャツ、短パンでうろつけるうちは、夏ってことでいいんじゃないの。
てな感じで、今日のネタですが、今日は季節外れではありますが、少々オカルトチックなお話しでもしてみたいと思います。
現代医学では考えられないような治療法が中世には存在していました。
例えば、塩漬けにしたフクロウを焼いて粉末にし、痛風の治療に使うといったものだったり、カタツムリや薬草を腹につめた子犬を火で炙り、その脂を使って膏薬を作るというものもあるんだとか…。
100年前、白内障に苦しんだ人は、ウサギの胆嚢(たんのう)とハチミツを混ぜ、それを羽根で目に塗るといいと言われてたそうです。
これらは、中世の180の写本に収めれた、8000もの治療法の一部で、当時は大真面目に行われていたものなんですね。
こういった中世の医学治療本をデジタル化するプロジェクトが発足し、ケンブリッジ大学図書館は、これら写本をデジタル化するための調査を行ないました。
そのほとんどは14世紀から15世紀のものだそうですが、中には1000年前の治療法もあるそうなんです。
これらの調査結果は、中世の人々がどのように暮らしていたかについての興味深い洞察を私たちに与えてくれます。
武器による負傷で、頭蓋骨が骨折しているかどうかを見分ける方法や、折れた骨の固定法、止血法など、中世の「極めて痛そうな」生活の一部を垣間見ることもできるわけです。
詳細なイラストが含まれているものもあり、当時の医師たちが、動物、植物、鉱物など、驚くほど多くの材料を利用して治療にあたっていたことがわかると、このデジタル化プロジェクトのリーダー、ジェームズ・フリーマンはおっしゃってます。
その複雑さゆえに、中世医学の治療法は、現代の読者にとっても関連があります。
戦闘で負った傷の治療法などが記載されている一方、頭痛、歯痛、下痢、咳、四肢の痛みなど、今日でも私たちが日常的に苦しんでいる、身近な病の治療法もたくさん含まれています。
中世の人たちが、当時の知識でなんとか健康を保とうとするのは、今日の私たちがそうであるのと同じなんですね。
こうした治療法は、抗生物質や消毒薬、鎮痛剤などがまだなかった中世の時代の、苦痛や不安を思い起こさせるものでもありますね。
現在、これら写本のデジタル化と翻訳が行われていて、いずれすべてオンラインで利用できるようになる予定だそうですから、そうなれば見てみたいもんですね。
これらの写本は、ケンブリッジの12のカレッジ、フィッツウィリアム博物館、大学図書館から提供され、今回の「Curious Cures」プロジェクトの一環として、保存されています。
これから2年間以上をかけて、カタログ編集者たちが写本を整理しながら、完全転写と高解像度画像化を行い、ケンブリッジ・デジタルライブラリーで、無料で自由に利用できるようにするそうです。
ま、興味はありますけど、役に立つことは一切ないでしょうな(笑)
少し前に、呪術師が薬を作るため、ハゲワシを殺してるってな話しをこのブログでも書きましたが、それに近いもんでしょ(笑)
塩漬けにしたフクロウを焼いて粉末とか…。
その根拠を聞いてみたいもんですな。
カタツムリや薬草を腹につめた子犬を火で炙り、その脂を使って膏薬を作るなんて、もう呪いのレベルやし(笑)
てなことより、そんな時代にも「痛風」はあったんだなぁと思わせられました。
痛風は、尿酸値が上昇し過ぎておこる病気で、現代では主に、尿酸値が上がる食事を過分に摂取するため起りますが、この時代ですから、原因は違ったのかもしれませんね。
ま、そんな程度のお話しでした(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月5日の水曜日でございます。
随分涼しくなってきましたが、わたくし院長の中では、まだまだ秋とは呼びません(笑)
やっぱ、秋は10月半ばからですな。
ティーシャツ、短パンでうろつけるうちは、夏ってことでいいんじゃないの。
てな感じで、今日のネタですが、今日は季節外れではありますが、少々オカルトチックなお話しでもしてみたいと思います。
現代医学では考えられないような治療法が中世には存在していました。
例えば、塩漬けにしたフクロウを焼いて粉末にし、痛風の治療に使うといったものだったり、カタツムリや薬草を腹につめた子犬を火で炙り、その脂を使って膏薬を作るというものもあるんだとか…。
100年前、白内障に苦しんだ人は、ウサギの胆嚢(たんのう)とハチミツを混ぜ、それを羽根で目に塗るといいと言われてたそうです。
これらは、中世の180の写本に収めれた、8000もの治療法の一部で、当時は大真面目に行われていたものなんですね。
こういった中世の医学治療本をデジタル化するプロジェクトが発足し、ケンブリッジ大学図書館は、これら写本をデジタル化するための調査を行ないました。
そのほとんどは14世紀から15世紀のものだそうですが、中には1000年前の治療法もあるそうなんです。
これらの調査結果は、中世の人々がどのように暮らしていたかについての興味深い洞察を私たちに与えてくれます。
武器による負傷で、頭蓋骨が骨折しているかどうかを見分ける方法や、折れた骨の固定法、止血法など、中世の「極めて痛そうな」生活の一部を垣間見ることもできるわけです。
詳細なイラストが含まれているものもあり、当時の医師たちが、動物、植物、鉱物など、驚くほど多くの材料を利用して治療にあたっていたことがわかると、このデジタル化プロジェクトのリーダー、ジェームズ・フリーマンはおっしゃってます。
その複雑さゆえに、中世医学の治療法は、現代の読者にとっても関連があります。
戦闘で負った傷の治療法などが記載されている一方、頭痛、歯痛、下痢、咳、四肢の痛みなど、今日でも私たちが日常的に苦しんでいる、身近な病の治療法もたくさん含まれています。
中世の人たちが、当時の知識でなんとか健康を保とうとするのは、今日の私たちがそうであるのと同じなんですね。
こうした治療法は、抗生物質や消毒薬、鎮痛剤などがまだなかった中世の時代の、苦痛や不安を思い起こさせるものでもありますね。
現在、これら写本のデジタル化と翻訳が行われていて、いずれすべてオンラインで利用できるようになる予定だそうですから、そうなれば見てみたいもんですね。
これらの写本は、ケンブリッジの12のカレッジ、フィッツウィリアム博物館、大学図書館から提供され、今回の「Curious Cures」プロジェクトの一環として、保存されています。
これから2年間以上をかけて、カタログ編集者たちが写本を整理しながら、完全転写と高解像度画像化を行い、ケンブリッジ・デジタルライブラリーで、無料で自由に利用できるようにするそうです。
ま、興味はありますけど、役に立つことは一切ないでしょうな(笑)
少し前に、呪術師が薬を作るため、ハゲワシを殺してるってな話しをこのブログでも書きましたが、それに近いもんでしょ(笑)
塩漬けにしたフクロウを焼いて粉末とか…。
その根拠を聞いてみたいもんですな。
カタツムリや薬草を腹につめた子犬を火で炙り、その脂を使って膏薬を作るなんて、もう呪いのレベルやし(笑)
てなことより、そんな時代にも「痛風」はあったんだなぁと思わせられました。
痛風は、尿酸値が上昇し過ぎておこる病気で、現代では主に、尿酸値が上がる食事を過分に摂取するため起りますが、この時代ですから、原因は違ったのかもしれませんね。
ま、そんな程度のお話しでした(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院