2022年09月25日 [からだのこと]
(291)サンデーイルネス(仮)鶏眼(うおのめ)について
お疲れ様です。院長です。
9月25日のサンデーイルネスでございます。
9月最後のサンデーイルネスでございます。
9月早かったなぁ…。
年々、時の経つのが早く感じるようになってきましたし、今年もあち3ヶ月ちょいですやん。
10月と聞くと、秋ってのもですが、やはり少々年末感というか、歳の後半に入ったなって感じがしますよね。
11月になると、もう何となく気忙しいですし、12月なんてアッちゅう間に過ぎ去りますしねぇ。
そうやって歳を重ねていくわけですな。
今年ももうすぐ終わりって事で、ま、まだ早いですけど、今年もやはりまずはコロナでしたね。
もう3年もやってんですから、さすがに慣れてきてだいぶ気にならなくはなっておりますが、それでも身近に感染者が出ると、ちょっと焦ります。
ホント厄介な病気が流行ったもんですよね。
歴史に残る感染症になる事は間違いありませんし、コロナ禍を経験したことが、何かのプラスになればいいんですけどね。
ま、今のところ特に思いつきませんが…。
あ、手洗いの習慣はつきましたかね。
これにより、普通の風邪もひきにくくなったんじゃないかって気はします。
ま、もともとわたくし院長、めったに風邪ひきませんから、何とも言えないとこですが…(笑)
では、きょうも本題にいきましょう。
今日のイルネス辞典は、「鶏眼(うおのめ)」について解説していきたいと思います。
鶏眼(うおのめ)って字を書くんですよね。
そこから知らなかったです。
なんなら「魚の目」かと思ってましたし。
まずはどんな病気かと言いますと、限局性の角質増殖(頂点が真皮側に位置する円錐形(えんすいけい)の角質増殖)と呼ばれるものです。
原因は何かといいますと、機械的刺激が繰り返し加わることによって生じます。
足型に合わない靴をはいたり、軟らかい底の靴で砂利道のように硬い凹凸のある所を歩くことなどが原因になります。
末梢性(まっしょうせい)あるいは中枢性(ちゅうすうせい)の神経の病気から生じる歩行困難によって、足底のつまさきの一部が常に歩行時に圧迫を受けることなども原因になります。
症状の現れ方として、歩行開始後なら、どの年齢でも発生します。
好発部位は足底の外周に近い部分、第4〜5趾間、趾端趾背(したんしはい)です。
角化部に垂直に加わる圧力によって、激痛が生じる限局性の淡黄色・半透明な角質増殖病変が現れてきます。
角化部の表面を削って中央部に半透明な角質柱を認め、かつその周辺に角質肥厚(かくしつひこう)が存在すれば容易に診断が可能です。
病理組織所見では、肥厚した角質柱がクサビ状に下方に入り込んでいます。
表皮は圧迫され有棘層(ゆうきょくそう)は萎縮し、真皮乳頭(にゅうとう)は扁平化します。
治療の方法としましては、病巣の中心が円錐状に角質増殖したのが痛みの原因なので、病巣の表面を1o程度削り、中心の角質柱を円錐形に摘除します。
この中心の角質柱を核出することも可能です。
次いで、液体窒素(ちっそ)を綿棒に浸して切除跡に押しつけて冷凍凝固処置を行います。
2週間おきに以上の処置を繰り返します。
同時に、足型に一致した適度な硬さの底の靴を、皮膚との摩擦(まさつ)が少ない靴下とともにはくようにします。
歩行時に足底面に平均に体重がかかるような靴を選びます。
ハイヒールのようなかかとの高い靴はよくありません。
これに気付いたら、皮膚科専門医を受診して、病気の状態に合った適切な治療(感染を合併している場合は抗生剤投与が必要になる)と病気についてのアドバイスを受けます。
潰瘍などができている場合は、皮膚がん(基底細胞がん、有棘(ゆうきょく)細胞がん)のことがあり、皮膚病理組織検査が必要になります。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月25日のサンデーイルネスでございます。
9月最後のサンデーイルネスでございます。
9月早かったなぁ…。
年々、時の経つのが早く感じるようになってきましたし、今年もあち3ヶ月ちょいですやん。
10月と聞くと、秋ってのもですが、やはり少々年末感というか、歳の後半に入ったなって感じがしますよね。
11月になると、もう何となく気忙しいですし、12月なんてアッちゅう間に過ぎ去りますしねぇ。
そうやって歳を重ねていくわけですな。
今年ももうすぐ終わりって事で、ま、まだ早いですけど、今年もやはりまずはコロナでしたね。
もう3年もやってんですから、さすがに慣れてきてだいぶ気にならなくはなっておりますが、それでも身近に感染者が出ると、ちょっと焦ります。
ホント厄介な病気が流行ったもんですよね。
歴史に残る感染症になる事は間違いありませんし、コロナ禍を経験したことが、何かのプラスになればいいんですけどね。
ま、今のところ特に思いつきませんが…。
あ、手洗いの習慣はつきましたかね。
これにより、普通の風邪もひきにくくなったんじゃないかって気はします。
ま、もともとわたくし院長、めったに風邪ひきませんから、何とも言えないとこですが…(笑)
では、きょうも本題にいきましょう。
今日のイルネス辞典は、「鶏眼(うおのめ)」について解説していきたいと思います。
鶏眼(うおのめ)って字を書くんですよね。
そこから知らなかったです。
なんなら「魚の目」かと思ってましたし。
まずはどんな病気かと言いますと、限局性の角質増殖(頂点が真皮側に位置する円錐形(えんすいけい)の角質増殖)と呼ばれるものです。
原因は何かといいますと、機械的刺激が繰り返し加わることによって生じます。
足型に合わない靴をはいたり、軟らかい底の靴で砂利道のように硬い凹凸のある所を歩くことなどが原因になります。
末梢性(まっしょうせい)あるいは中枢性(ちゅうすうせい)の神経の病気から生じる歩行困難によって、足底のつまさきの一部が常に歩行時に圧迫を受けることなども原因になります。
症状の現れ方として、歩行開始後なら、どの年齢でも発生します。
好発部位は足底の外周に近い部分、第4〜5趾間、趾端趾背(したんしはい)です。
角化部に垂直に加わる圧力によって、激痛が生じる限局性の淡黄色・半透明な角質増殖病変が現れてきます。
角化部の表面を削って中央部に半透明な角質柱を認め、かつその周辺に角質肥厚(かくしつひこう)が存在すれば容易に診断が可能です。
病理組織所見では、肥厚した角質柱がクサビ状に下方に入り込んでいます。
表皮は圧迫され有棘層(ゆうきょくそう)は萎縮し、真皮乳頭(にゅうとう)は扁平化します。
治療の方法としましては、病巣の中心が円錐状に角質増殖したのが痛みの原因なので、病巣の表面を1o程度削り、中心の角質柱を円錐形に摘除します。
この中心の角質柱を核出することも可能です。
次いで、液体窒素(ちっそ)を綿棒に浸して切除跡に押しつけて冷凍凝固処置を行います。
2週間おきに以上の処置を繰り返します。
同時に、足型に一致した適度な硬さの底の靴を、皮膚との摩擦(まさつ)が少ない靴下とともにはくようにします。
歩行時に足底面に平均に体重がかかるような靴を選びます。
ハイヒールのようなかかとの高い靴はよくありません。
これに気付いたら、皮膚科専門医を受診して、病気の状態に合った適切な治療(感染を合併している場合は抗生剤投与が必要になる)と病気についてのアドバイスを受けます。
潰瘍などができている場合は、皮膚がん(基底細胞がん、有棘(ゆうきょく)細胞がん)のことがあり、皮膚病理組織検査が必要になります。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院