2022年08月19日 [動物のこと]
鯉(コピ)
お疲れ様です。院長です。
8月19日の金曜日でございます。
お盆明けからの初金曜日、もうすぐ休めますよ〜。
みなさん、もうひと頑張りですからね。
では今日のネタですが、今日は侵略外来種のお話しでもしてみようかと思います。
侵略外来種とは、そのまま字の如く、外来種の中で、地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かすおそれのあるものを指します。
日本だとブラックバスとか、アメリカザリガニなんかが有名ですよね。
この手の外来種の特徴として、やたら繁殖力が強いんですよね。
後、何でも食べちゃうってのも問題視されてます。
これ、日本国内だとこれらの生物をそう指すわけですが、逆バージョンも当然あるわけです。
つまり、日本にいなかったアメリカザリガニが日本で繁殖しちゃったもんですから、こう呼ばれるわけで、アメリカにはアメリカの侵略的外来種問題があるって事です。
これは、アジア原産の鯉なんですよね。
なんでも怒涛の勢いで増殖しているんだとか…。
この鯉は繁殖力が強く、何十年にもわたり生態学的バランスを乱してるんだそうです。
現地ではアジア鯉(アジアンカープ)と呼ばれていたそうなんですが、人種差別の観点から、昨年「侵略鯉(インベイシブカープ)」に名称変更する提案がなされたんだそうです。
ですがここにきて、新たな名前の候補が上がりました。
外来種を減らす方法の1つは捕獲しておいしく食べることなんですが、アジア鯉は、他の魚に比べて不人気だったことから、「じゃあ、おいしそうな名前に変えちゃおう」って流れになったそうなんです。
実にアメリカらしい発想だねぇ(笑)
で、アジア鯉の名前を、「コピ(Copi)」に変更することで、おいしそうなイメージをアピールし、より多くの人に食べてもらえるよう促そうという計画があるんだそうです。
五大湖とミシシッピ川で増殖中の侵略的外来種、アジア鯉は、イリノイ州だけで毎年9000トン〜23000トン捕獲され、中西部から湾岸にかけては更に多くの数が発見されてるそうなんです。
これまで、連邦、州、地方の当局者は、アジア鯉を抑制して五大湖から遠ざけるために数億ドルを費やしてきました。
アジア鯉がミシガン湖に大量に泳ぎ込むと商業漁業や観光産業を脅かす危険性があるからです。
自然資源当局は、鯉を制御するための方法の1つとして、アジア鯉を使った料理の数々を長い間アピールしてきましたが、あまり効果はなかったようなんです。
これ、日本でもありますよね〜。
ブラックバスを何とか美味しく食べれないかって、試行錯誤されてるようですが、誰も好んでは食べないようです(笑)
そこでアメリカは今回、不人気だった鯉を、いかにもブランド魚っぽい名称「コピ(Copi)」と改名することで、消費量を増やし、個体数の管理レベルを可能にすることを目的としたプロジェクトが発足されたわけなんです。
ちなみに、コピは英語の「copious(豊富な)」という意味にちなんで付けられており、大量に鯉が生息する意味と、栄養が豊富である意味がかかっているらしいです。
まぁ、名前を変えたからどうやねんって気もしますがねぇ。
イリノイ州、テネシー州、アリゾナ州、ワシントンD.C.の30以上のレストランや流通業者、加工業者、小売業者は、より多くのコピを捕獲するため、このプロジェクトに協力中なんだそうです。
シカゴのレストランのシェフ兼オーナーであるブライアン・ジュピターさんは、次のように述べています。
【コピはティラピアよりも風味が良く、ナマズよりも食べやすくてタラより味がしっかりしています。
また、パンフライ、蒸し、焼き、焼き、ロースト、グリルなど、創造性を発揮するのに最適な魚で、ハンバーガー、フィッシュケーキ、餃子、タコスにしても美味しく食べることができます。】と…。
イリノイ州自然資源局は、鯉についての一般の誤解をといて、より多くの人に料理で食べてもらいたいと、このプロジェクトに積極的なんだそうです。
コピは短くて言いやすく、おいしそうな響きで素晴らしい名前です。
メニューでコピタコスやコピフィッシュバーガーなどといった文字を目にした時、誰もが興味をそそられるのではないでしょうか。
って事らしいんですが、果たしてそうか?(笑)
コピは、家庭のキッチンでの調理も簡単で、新鮮で美味しい魚です。
過去に州のフードフェスでサンプルを提供すると、試食した誰もがその美味しさに驚いていました。
このように話すのは、自然資源局のコリーン・キャラハンさんです。
キャラハンさんによると、当局では顧客の食欲をそそる料理を提供するよう、レストランを説得するためのコピレシピも作成しているという話しです。
マイルドな味わいでオメガ3脂肪酸を豊富に含むコピは、フィレとして調理するよりも、ハンバーガーやみじん切りにして挽いた料理にするのが最適だそうです。
なお、当局によると「コピ」への改名は、米国食品医薬品局から認可が下りた時点で正式なものになるという事です。
もし許可が下りれば年末までに変更される予定だということです。
ま、日本語の場合「コイ」ですから、「コピ」と近いもんがありますし、違和感はないかも(笑)
ですが、そんな名前で変わるかねぇ?
ま、どうなるかこの話題も続報を待ちましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月19日の金曜日でございます。
お盆明けからの初金曜日、もうすぐ休めますよ〜。
みなさん、もうひと頑張りですからね。
では今日のネタですが、今日は侵略外来種のお話しでもしてみようかと思います。
侵略外来種とは、そのまま字の如く、外来種の中で、地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かすおそれのあるものを指します。
日本だとブラックバスとか、アメリカザリガニなんかが有名ですよね。
この手の外来種の特徴として、やたら繁殖力が強いんですよね。
後、何でも食べちゃうってのも問題視されてます。
これ、日本国内だとこれらの生物をそう指すわけですが、逆バージョンも当然あるわけです。
つまり、日本にいなかったアメリカザリガニが日本で繁殖しちゃったもんですから、こう呼ばれるわけで、アメリカにはアメリカの侵略的外来種問題があるって事です。
これは、アジア原産の鯉なんですよね。
なんでも怒涛の勢いで増殖しているんだとか…。
この鯉は繁殖力が強く、何十年にもわたり生態学的バランスを乱してるんだそうです。
現地ではアジア鯉(アジアンカープ)と呼ばれていたそうなんですが、人種差別の観点から、昨年「侵略鯉(インベイシブカープ)」に名称変更する提案がなされたんだそうです。
ですがここにきて、新たな名前の候補が上がりました。
外来種を減らす方法の1つは捕獲しておいしく食べることなんですが、アジア鯉は、他の魚に比べて不人気だったことから、「じゃあ、おいしそうな名前に変えちゃおう」って流れになったそうなんです。
実にアメリカらしい発想だねぇ(笑)
で、アジア鯉の名前を、「コピ(Copi)」に変更することで、おいしそうなイメージをアピールし、より多くの人に食べてもらえるよう促そうという計画があるんだそうです。
五大湖とミシシッピ川で増殖中の侵略的外来種、アジア鯉は、イリノイ州だけで毎年9000トン〜23000トン捕獲され、中西部から湾岸にかけては更に多くの数が発見されてるそうなんです。
これまで、連邦、州、地方の当局者は、アジア鯉を抑制して五大湖から遠ざけるために数億ドルを費やしてきました。
アジア鯉がミシガン湖に大量に泳ぎ込むと商業漁業や観光産業を脅かす危険性があるからです。
自然資源当局は、鯉を制御するための方法の1つとして、アジア鯉を使った料理の数々を長い間アピールしてきましたが、あまり効果はなかったようなんです。
これ、日本でもありますよね〜。
ブラックバスを何とか美味しく食べれないかって、試行錯誤されてるようですが、誰も好んでは食べないようです(笑)
そこでアメリカは今回、不人気だった鯉を、いかにもブランド魚っぽい名称「コピ(Copi)」と改名することで、消費量を増やし、個体数の管理レベルを可能にすることを目的としたプロジェクトが発足されたわけなんです。
ちなみに、コピは英語の「copious(豊富な)」という意味にちなんで付けられており、大量に鯉が生息する意味と、栄養が豊富である意味がかかっているらしいです。
まぁ、名前を変えたからどうやねんって気もしますがねぇ。
イリノイ州、テネシー州、アリゾナ州、ワシントンD.C.の30以上のレストランや流通業者、加工業者、小売業者は、より多くのコピを捕獲するため、このプロジェクトに協力中なんだそうです。
シカゴのレストランのシェフ兼オーナーであるブライアン・ジュピターさんは、次のように述べています。
【コピはティラピアよりも風味が良く、ナマズよりも食べやすくてタラより味がしっかりしています。
また、パンフライ、蒸し、焼き、焼き、ロースト、グリルなど、創造性を発揮するのに最適な魚で、ハンバーガー、フィッシュケーキ、餃子、タコスにしても美味しく食べることができます。】と…。
イリノイ州自然資源局は、鯉についての一般の誤解をといて、より多くの人に料理で食べてもらいたいと、このプロジェクトに積極的なんだそうです。
コピは短くて言いやすく、おいしそうな響きで素晴らしい名前です。
メニューでコピタコスやコピフィッシュバーガーなどといった文字を目にした時、誰もが興味をそそられるのではないでしょうか。
って事らしいんですが、果たしてそうか?(笑)
コピは、家庭のキッチンでの調理も簡単で、新鮮で美味しい魚です。
過去に州のフードフェスでサンプルを提供すると、試食した誰もがその美味しさに驚いていました。
このように話すのは、自然資源局のコリーン・キャラハンさんです。
キャラハンさんによると、当局では顧客の食欲をそそる料理を提供するよう、レストランを説得するためのコピレシピも作成しているという話しです。
マイルドな味わいでオメガ3脂肪酸を豊富に含むコピは、フィレとして調理するよりも、ハンバーガーやみじん切りにして挽いた料理にするのが最適だそうです。
なお、当局によると「コピ」への改名は、米国食品医薬品局から認可が下りた時点で正式なものになるという事です。
もし許可が下りれば年末までに変更される予定だということです。
ま、日本語の場合「コイ」ですから、「コピ」と近いもんがありますし、違和感はないかも(笑)
ですが、そんな名前で変わるかねぇ?
ま、どうなるかこの話題も続報を待ちましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院