2022年08月14日 [からだのこと]
(285)サンデーイルネス(仮)ウイルス性急性胃腸炎について
お疲れ様です。院長です。
8月14日のサンデーイルネスでございます。
お盆でございますなぁ。
当院もお盆休み中でして、何することも無く休んでおりますよ。
お盆と言えば、帰省とか墓参りとかですが、京都生まれの京都育ちって事で、特にそういうイベントもありません。
そして今日明日は、ジムも休館なんで本気の本気で休んでます(笑)
まぁ、休館と言っても本気出せば、違うジムに行くことは可能なんですが、そこは素直に休みましょうと…。
外は暑いですしね〜。
室内でゆっくり過ごすのが一番良いですよ。
年々暑さがハンパなくなってますし、どうなっちゃうんだろうねぇ。
完全にヒトの耐えれる気温をオーバーしちゃってますし、このまま気温が上がり続けたら、ホントに夏場の日中は外出禁止ってなことになりますよね。
特に高齢者や乳幼児は危ないですよね。
水分補給も、イマイチ分かってんのか分かってないのかってトコありますしねぇ(笑)
これだけ暑いと空調管理が出来てる室内以外では、かならず汗をかきます。
その時、必要以上に水分とミネラル分がなくなるわけですよ。
それを補わないと身体に異変が起こるのは当たり前ですしねぇ。
思ってる以上に汗をかいてると言う事を、再認識しましょうね。
そして水分とミネラルをキチンと補給いたしましょう。
地球温暖化が止められない以上、まだまだ気温は上昇するかもしれません。
ホント、これ以上温度が上がったら社会情勢にも影響が出てきますよね。
何とか体感温度を下げないとマズいですから、当然電力も食いますしねぇ…。
そろそろ本気の本気で、ストップ温暖化ですわな。
ってことで本題に入っていきましょう。
今日のイルネス辞典は、「ウイルス性急性胃腸炎(冬季下痢症)」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かってことでですが、乳幼児に発症するウイルス感染症で、冬場に流行する乳児の下痢(げり)・嘔吐症(おうとしょう)の約80%強を占めます。
突然の嘔吐や水様性の下痢便が現れた時は、この病気を疑います。
では原因は何かなんですが、これはロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどのウイルス感染が原因です。
これらのウイルスに感染すると、腸の表面で炎症が起こり、表面をおおっている上皮(じょうひ)細胞と呼ばれる細胞が脱落し、その結果、水分の吸収や電解質の吸収能力が低下します。さらに、炎症性化学物質が産生されて粘液の分泌が亢進する一方、糖質などの吸収不全に伴い小腸内に水を引き込む浸透圧性(しんとうあつせい)下痢を起こすほか、水分の分泌の亢進により水様性の下痢が続きます。
症状の現れ方としましては、突然の嘔吐から始まることが多く、1〜2日ほど続きます。
その後、通常は血液を含まない水様性の酸臭を帯びた便の下痢が、多い時は1日10回以上続きます。
時に便は、淡黄あるいは白色となります。
その間、水分摂取ができない場合は急速に脱水が進みます。
排尿の回数が減り、口腔粘膜や皮膚が乾燥したり、大泉門(だいせんもん)(乳児の場合)や眼窩(がんか)が陥没してきます。
また、不機嫌になり活気がなくなってきます。
重症になると、意識障害を伴うため注意が必要です。
家族、保育所、幼稚園などで流行すれば、感染の可能性が高くなります。
検便でロタウイルスやアデノウイルスを確認できれば診断がつきます。
脱水の有無や重症度を確認するには、臨床症状のほか、血液検査や尿検査が必要です。
脱水が進むと、血液中の尿素窒素(BUN)やクレアチニン(Cr)が上昇したり、電解質異常になったり、血液が酸性に傾き、尿中にケトン体が排泄されます。
では治療の方法ですが、治療のポイントは、脱水のコントロールにあります。
水分補給をこまめに行います。
この病気が流行している場合は、嘔吐を認めた時点で、吐き気止めのナウゼリン坐薬を使用します。
早期に吐き気のコントロールができれば、水分摂取が可能になって脱水の心配は少なくなります。
嘔吐が続き、水分摂取が不可能な場合は点滴を行い、脱水の治療をします。
便の回数が1日10回以内であれば、母乳は継続して与え、人工乳の場合も薄めずに健康な時と同様に与えてかまいません。
おかゆや軟らかめの米飯などの離乳食は、いつもの半量程度を与えるようにしましょう。
嘔吐が現れたら、早期から吐き気止めの坐薬を使うなどして、コントロールをすることが大切です。
脱水症の確認として、排尿回数が1日6回以下になったり、4時間以上排尿がなかったら注意が必要です。
健康な時との体重を比較することも大切です。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月14日のサンデーイルネスでございます。
お盆でございますなぁ。
当院もお盆休み中でして、何することも無く休んでおりますよ。
お盆と言えば、帰省とか墓参りとかですが、京都生まれの京都育ちって事で、特にそういうイベントもありません。
そして今日明日は、ジムも休館なんで本気の本気で休んでます(笑)
まぁ、休館と言っても本気出せば、違うジムに行くことは可能なんですが、そこは素直に休みましょうと…。
外は暑いですしね〜。
室内でゆっくり過ごすのが一番良いですよ。
年々暑さがハンパなくなってますし、どうなっちゃうんだろうねぇ。
完全にヒトの耐えれる気温をオーバーしちゃってますし、このまま気温が上がり続けたら、ホントに夏場の日中は外出禁止ってなことになりますよね。
特に高齢者や乳幼児は危ないですよね。
水分補給も、イマイチ分かってんのか分かってないのかってトコありますしねぇ(笑)
これだけ暑いと空調管理が出来てる室内以外では、かならず汗をかきます。
その時、必要以上に水分とミネラル分がなくなるわけですよ。
それを補わないと身体に異変が起こるのは当たり前ですしねぇ。
思ってる以上に汗をかいてると言う事を、再認識しましょうね。
そして水分とミネラルをキチンと補給いたしましょう。
地球温暖化が止められない以上、まだまだ気温は上昇するかもしれません。
ホント、これ以上温度が上がったら社会情勢にも影響が出てきますよね。
何とか体感温度を下げないとマズいですから、当然電力も食いますしねぇ…。
そろそろ本気の本気で、ストップ温暖化ですわな。
ってことで本題に入っていきましょう。
今日のイルネス辞典は、「ウイルス性急性胃腸炎(冬季下痢症)」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かってことでですが、乳幼児に発症するウイルス感染症で、冬場に流行する乳児の下痢(げり)・嘔吐症(おうとしょう)の約80%強を占めます。
突然の嘔吐や水様性の下痢便が現れた時は、この病気を疑います。
では原因は何かなんですが、これはロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどのウイルス感染が原因です。
これらのウイルスに感染すると、腸の表面で炎症が起こり、表面をおおっている上皮(じょうひ)細胞と呼ばれる細胞が脱落し、その結果、水分の吸収や電解質の吸収能力が低下します。さらに、炎症性化学物質が産生されて粘液の分泌が亢進する一方、糖質などの吸収不全に伴い小腸内に水を引き込む浸透圧性(しんとうあつせい)下痢を起こすほか、水分の分泌の亢進により水様性の下痢が続きます。
症状の現れ方としましては、突然の嘔吐から始まることが多く、1〜2日ほど続きます。
その後、通常は血液を含まない水様性の酸臭を帯びた便の下痢が、多い時は1日10回以上続きます。
時に便は、淡黄あるいは白色となります。
その間、水分摂取ができない場合は急速に脱水が進みます。
排尿の回数が減り、口腔粘膜や皮膚が乾燥したり、大泉門(だいせんもん)(乳児の場合)や眼窩(がんか)が陥没してきます。
また、不機嫌になり活気がなくなってきます。
重症になると、意識障害を伴うため注意が必要です。
家族、保育所、幼稚園などで流行すれば、感染の可能性が高くなります。
検便でロタウイルスやアデノウイルスを確認できれば診断がつきます。
脱水の有無や重症度を確認するには、臨床症状のほか、血液検査や尿検査が必要です。
脱水が進むと、血液中の尿素窒素(BUN)やクレアチニン(Cr)が上昇したり、電解質異常になったり、血液が酸性に傾き、尿中にケトン体が排泄されます。
では治療の方法ですが、治療のポイントは、脱水のコントロールにあります。
水分補給をこまめに行います。
この病気が流行している場合は、嘔吐を認めた時点で、吐き気止めのナウゼリン坐薬を使用します。
早期に吐き気のコントロールができれば、水分摂取が可能になって脱水の心配は少なくなります。
嘔吐が続き、水分摂取が不可能な場合は点滴を行い、脱水の治療をします。
便の回数が1日10回以内であれば、母乳は継続して与え、人工乳の場合も薄めずに健康な時と同様に与えてかまいません。
おかゆや軟らかめの米飯などの離乳食は、いつもの半量程度を与えるようにしましょう。
嘔吐が現れたら、早期から吐き気止めの坐薬を使うなどして、コントロールをすることが大切です。
脱水症の確認として、排尿回数が1日6回以下になったり、4時間以上排尿がなかったら注意が必要です。
健康な時との体重を比較することも大切です。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院