2022年08月12日 [からだのこと]
二日酔い止めサプリ
お疲れ様です。院長です。
8月12日の金曜日でございます。
当院も、明日からお盆休みって事で、みなさん浮かれてる頃でしょう。
暑い夏には、ビアガーデンが楽しみだ〜なんて人も多いかと思いますが、アルコールと言えば、やはり飲み過ぎの二日酔いってリスクがつきまといます。
わたくし院長、ビアガーデンはあまり好きじゃないんですよね。
そもそも暑いのに、なんで外で酒飲むの?って感じです(笑)
夏は空調の効いた部屋で飲みましょうよ派でございます。
まぁ、飲むことには変わりないんですが、この二日酔い、人によって色々な症状があります。
頭痛や吐き気は定番ですが、基本苦しいものですから、出来ればない方がいいと…。
ではどうすれば良いかと言うと、「飲み過ぎない」。
これにつきます(笑)
で、この飲む量についても、人それぞれなんですよね。
少しでも二日酔いしちゃう人もいますし、わたくし院長、あまり二日酔いはしないタイプです。
ただ、アルコールの分解能力が高いのかと言うとそう言うわけでもなく、二日目も普通に「酔って」ます(笑)
頭痛や吐き気を伴わないだけで、酔ってますから必ずしも分解速度が早いわけではありません。
てな、謎多き二日酔いですが、スウェーデンの企業が、飲む前に飲むサプリを開発しました。
1時間で最大70%のアルコールを分解する二日酔い防止サプリなんだそうです。
スウェーデンの「DeFaire Medical」社が開発した「Myrkl」は、アルコール分解細菌を配合したプロバイオティクスサプリメント(人体に良い影響を与える微生物、または、それらを含む食品・飲料・製剤)で、Myrklに含まれる細菌(微生物)が小腸内でアルコールを水と二酸化炭素に分解します。
服用して60分で最大70%のアルコールを分解する力があるのだそうです。
確かに酔いにくそうですが、これって酔わなくなっちゃったら、本末転倒でないの?
わたくし院長、毎晩かかさず飲みますが、やはり「味」で飲んでるわけではない気がします。
ハイボールをよく飲みますが、「味」でいうと美味しくはないよね(笑)
あれは酔うという酩酊感があるからこそ、飲むわけで、そこを抑えるってのはどうなんでしょうねぇ…。
さらにこの「Myrkl」は、人体に有益な作用をもたらす細菌の力を利用した、いわゆる「プロバイオティクス・サプリ」です。
発酵させた米ぬかから得られた2種類の細菌、枯草菌と有胞子性乳酸菌(バチルス・コアグランス)が含まれており、その作用でアルコールを水と二酸化炭素に分解するわけです。
細菌たちをそのまま飲んでは胃酸でやられてしまうので、カプセルに包んで、アルコールが人体に一番吸収されやすい腸に届けられる構造になっています。
こんな細菌、体内に取り込んで大丈夫なんでしょうか…。
てな不安もありますが、まずこのサプリの効果を検証した実験では、健康で若い白人成人24人に7日間Myrklかプラセボを飲んでもらった後、体重に応じて50〜90mlのアルコールを与え、それからの2時間、血中のアルコール濃度を検査しました。
その結果、Myrklを飲んだ人は、プラセボの人に比べて、最初の60分で血中アルコール濃度が70%低くなることが確認されました。
これはアルコール度数40%のお酒を50ml飲んだとしても、15mlしか飲んでいなのと変わらないくらいの効果があるということです。
ん〜…。
やはり微妙だな(笑)
これって損してる気がするのは、わたくし院長だけでしょうか…。
てより、そもそも二日酔いってなんで起こるんでしょう?
まず、症状として多い頭痛ですが、これはアルコールの脱水作用によるものと言われています。
それからアルコールが直接胃に作用したことで起きる、胃のムカつきや吐き気が代表的な症状でしょう。
ですから、腸から吸収されるアルコール成分が減れば、脱水症状が軽くなり、頭痛はマシになるかもしれません。
ですが、Myrklがアルコールを分解するのは腸内なので、胃への悪影響を和らげることはできないんじゃ…。
それから先ほどの研究では、参加者24人中14人の結果しか報告されていないという気になる点もあります。
残りの10人は開始時から血中アルコール濃度が低かったため除外されたのだそうです。
さらに人によって結果にバラツキがあるために、研究結果は正確かと言われると心もとない部分もありますな。
ついでにこの研究では、被験者に一杯お酒を飲んでもらう前に、7日間毎日Myrklを服用し続けてもらっています。
ですが、Myrklの推奨される飲み方は、お酒を飲む1〜12時間前に2錠で、研究での服用法とかなり条件が違います。
ほかにも、今回の研究対象とされた若く健康な白人以外にも効果はあるのか?
腸や肝臓に病気のある人ではどうか?
男女による効果の違い、食事をしながらお酒を飲んだ場合、ほかの薬を飲んだことによる影響などなど、気になる点はいくつもあります。
「プロバイオティクス」は私たちにとっても身近なもので、それをセールスポイントにしたヨーグルトやサプリは普通に売っています。
Myrklに含まれる細菌もほとんどの人にとっては安全でしょう。
ですが病気などで体が弱っている人の場合、腸内細菌のバランスが崩れて感染症になったり、腸の調子が悪くなったりする可能性はあるかもしれないと言う事は覚えておいて損はないと思いますよ。
ま、そこまでして「量」を飲む必要があるのか?って部分では、お仕事で飲まざるを得ない方なんかには、良いかもしれませんよね。
酔ってる場合じゃねえしって方の場合、量が飲めて酔いにくいのは助かるでしょう。
ですが、それ以外の方は、自分の「適量」を超えないって部分を守りさえすれば、大丈夫だと思うんですけどね。
ま、こんなサプリもあるよってお話しでした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月12日の金曜日でございます。
当院も、明日からお盆休みって事で、みなさん浮かれてる頃でしょう。
暑い夏には、ビアガーデンが楽しみだ〜なんて人も多いかと思いますが、アルコールと言えば、やはり飲み過ぎの二日酔いってリスクがつきまといます。
わたくし院長、ビアガーデンはあまり好きじゃないんですよね。
そもそも暑いのに、なんで外で酒飲むの?って感じです(笑)
夏は空調の効いた部屋で飲みましょうよ派でございます。
まぁ、飲むことには変わりないんですが、この二日酔い、人によって色々な症状があります。
頭痛や吐き気は定番ですが、基本苦しいものですから、出来ればない方がいいと…。
ではどうすれば良いかと言うと、「飲み過ぎない」。
これにつきます(笑)
で、この飲む量についても、人それぞれなんですよね。
少しでも二日酔いしちゃう人もいますし、わたくし院長、あまり二日酔いはしないタイプです。
ただ、アルコールの分解能力が高いのかと言うとそう言うわけでもなく、二日目も普通に「酔って」ます(笑)
頭痛や吐き気を伴わないだけで、酔ってますから必ずしも分解速度が早いわけではありません。
てな、謎多き二日酔いですが、スウェーデンの企業が、飲む前に飲むサプリを開発しました。
1時間で最大70%のアルコールを分解する二日酔い防止サプリなんだそうです。
スウェーデンの「DeFaire Medical」社が開発した「Myrkl」は、アルコール分解細菌を配合したプロバイオティクスサプリメント(人体に良い影響を与える微生物、または、それらを含む食品・飲料・製剤)で、Myrklに含まれる細菌(微生物)が小腸内でアルコールを水と二酸化炭素に分解します。
服用して60分で最大70%のアルコールを分解する力があるのだそうです。
確かに酔いにくそうですが、これって酔わなくなっちゃったら、本末転倒でないの?
わたくし院長、毎晩かかさず飲みますが、やはり「味」で飲んでるわけではない気がします。
ハイボールをよく飲みますが、「味」でいうと美味しくはないよね(笑)
あれは酔うという酩酊感があるからこそ、飲むわけで、そこを抑えるってのはどうなんでしょうねぇ…。
さらにこの「Myrkl」は、人体に有益な作用をもたらす細菌の力を利用した、いわゆる「プロバイオティクス・サプリ」です。
発酵させた米ぬかから得られた2種類の細菌、枯草菌と有胞子性乳酸菌(バチルス・コアグランス)が含まれており、その作用でアルコールを水と二酸化炭素に分解するわけです。
細菌たちをそのまま飲んでは胃酸でやられてしまうので、カプセルに包んで、アルコールが人体に一番吸収されやすい腸に届けられる構造になっています。
こんな細菌、体内に取り込んで大丈夫なんでしょうか…。
てな不安もありますが、まずこのサプリの効果を検証した実験では、健康で若い白人成人24人に7日間Myrklかプラセボを飲んでもらった後、体重に応じて50〜90mlのアルコールを与え、それからの2時間、血中のアルコール濃度を検査しました。
その結果、Myrklを飲んだ人は、プラセボの人に比べて、最初の60分で血中アルコール濃度が70%低くなることが確認されました。
これはアルコール度数40%のお酒を50ml飲んだとしても、15mlしか飲んでいなのと変わらないくらいの効果があるということです。
ん〜…。
やはり微妙だな(笑)
これって損してる気がするのは、わたくし院長だけでしょうか…。
てより、そもそも二日酔いってなんで起こるんでしょう?
まず、症状として多い頭痛ですが、これはアルコールの脱水作用によるものと言われています。
それからアルコールが直接胃に作用したことで起きる、胃のムカつきや吐き気が代表的な症状でしょう。
ですから、腸から吸収されるアルコール成分が減れば、脱水症状が軽くなり、頭痛はマシになるかもしれません。
ですが、Myrklがアルコールを分解するのは腸内なので、胃への悪影響を和らげることはできないんじゃ…。
それから先ほどの研究では、参加者24人中14人の結果しか報告されていないという気になる点もあります。
残りの10人は開始時から血中アルコール濃度が低かったため除外されたのだそうです。
さらに人によって結果にバラツキがあるために、研究結果は正確かと言われると心もとない部分もありますな。
ついでにこの研究では、被験者に一杯お酒を飲んでもらう前に、7日間毎日Myrklを服用し続けてもらっています。
ですが、Myrklの推奨される飲み方は、お酒を飲む1〜12時間前に2錠で、研究での服用法とかなり条件が違います。
ほかにも、今回の研究対象とされた若く健康な白人以外にも効果はあるのか?
腸や肝臓に病気のある人ではどうか?
男女による効果の違い、食事をしながらお酒を飲んだ場合、ほかの薬を飲んだことによる影響などなど、気になる点はいくつもあります。
「プロバイオティクス」は私たちにとっても身近なもので、それをセールスポイントにしたヨーグルトやサプリは普通に売っています。
Myrklに含まれる細菌もほとんどの人にとっては安全でしょう。
ですが病気などで体が弱っている人の場合、腸内細菌のバランスが崩れて感染症になったり、腸の調子が悪くなったりする可能性はあるかもしれないと言う事は覚えておいて損はないと思いますよ。
ま、そこまでして「量」を飲む必要があるのか?って部分では、お仕事で飲まざるを得ない方なんかには、良いかもしれませんよね。
酔ってる場合じゃねえしって方の場合、量が飲めて酔いにくいのは助かるでしょう。
ですが、それ以外の方は、自分の「適量」を超えないって部分を守りさえすれば、大丈夫だと思うんですけどね。
ま、こんなサプリもあるよってお話しでした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院