2022年07月19日 [動物のこと]
牛と熱波
お疲れ様です。院長です。
7月19日の火曜日でございます
毎日、天気が良くないですなぁ。
全国的に不安定な感じですし、夏真っ盛りって感じでもないねぇ。
とか言ってても、もうすぐ暑くなるでしょう。
日本では熱波とまではいきませんが、アメリカのカンザス州で、牛が大量死するという事態が発生したんだそうです。
その原因は6月6日以降に発生した熱波による異例な猛暑の影響だと推測されています。
急激な気温上昇と、湿度が高かったこと、風がほとんど吹かなかったことで、牛が熱中症になってしまったようなんです。
カンザス州保健環境局は、6月の第2週目に発生した熱波によって、南西部にある肥育場の牛が少なくとも2000頭以上死亡したことを明らかにしました。
同州南西部では、6月6日〜10日にかけて21〜27度に気温が上昇し、夜でも21度を下回ることがなかったそうです。
また11日は38度以上の猛暑となり、湿度も高く、ほぼ無風だったことから、大量の牛が熱中症になり、命を落とす結果になったようなんです。
カンザス家畜協会のスカーレット・ハギンズは、このように述べています。
牛は、この突然の気候の変化に順応できずに熱中症を引き起こしたのでしょう。
牛の体重は約680kgで、1頭あたりおよそ2000ドル(約27万円)の価値があります。
大量死は、畜産主側にとって大きな経済的損失を意味します。
カンザス州は、牛の数が人口の2倍で、全米の牛肉生産はトップ3、牛肉の輸出量がトップ1となっているんだそうですよ。
今回損失を被った一部の畜産主は、連邦災害プログラムにより支援を受けることになるそうです。
まぁ、日本ではあまり聞きませんが、こういうことも起るんですねぇ。
今回の被害はカンザス州南西部のみで、隣接したネブラスカ州やオクラホマ州では「暑さは似たようなものだったが、通常よりも多い牛の死亡報告は受けていない」と各州の農業局は報告しているそうです。
まぁ、気温だけで言えば、日本の方が高い位ですもんね。
これは推測ですけど、湿度も日本の方が高いでしょう。
やはり、これは急激な気温の変化が原因なんじゃないでしょうかね。
猛暑に襲われて牛がこれほど大量に死亡するという出来事は、10年もしくは20年に1度の稀なことだそうです。
米国環境保護庁(EPA)によると、アメリカの熱波は1960年代以降40年間で頻度、持続期間、強度ともに着実に上昇しているということです。
気候研究者のフィリップ・ソーントン教授は、家畜への熱の増加は明らかに地球温暖化の影響であり、家畜の熱中症問題への対処は畜産主側にとってますます困難になっていくだろうと述べています。
ソーシャルメディアでは、牛の大量死の動画が拡散すると、天候以外の原因があるのではといった根拠のない憶測を引き起こしたそうですが、カンザス州農業当局は他の原因の兆候はないと発表しています。
なお、カンザス州の畜産主は肥育場での飲料水を追加したり、給餌スケジュールを変更したり、スプリンクラーを導入したりして、日中の暑さで牛が体力を消耗しないよう予防策を講じていくということです。
猛暑の影響を受けているのはアメリカに限ったことではありません。
西ヨーロッパでは連日40度を超える異例の猛暑となっているそうですよ。
北アフリカから流れ込んだ熱波の影響で、フランス南西部のビアリッツでは42.9度、カップフェレでは41.9度と観測史上最高気温を記録したそうです。
スペインでも熱波の影響で複数の山火事が確認されており、イタリアでは、牛が高温によるストレスで、牛乳の生産が最大で1割減少する恐れがあると政府が声明を出したんだそうです。
日本も暑いですけどね〜。
まぁ、元々日本は高温多湿ですから、ある意味なれてるのかもしれません。
とは言え、夏はこれからです。
8月になったら、どうなっちゃうんだろうという不安はありますねぇ。
ま、わたくし院長、基本早朝と夜以外、外をで歩きませんし、院内は常に冷房がかかっておりまして、ジッとしてると寒いんですよね。
そこそこいい感じで患者さんがきてくれてたらいいんですが、来すぎると暑くなるし、少ないと寒いしと、ぜいたくな悩みを抱えております。
こんな時期、外で仕事されてる方なんか本当に気を付けて下さいね。
熱中症は、気付いたときには遅いってことが良くありますから、とにかく水分補給は忘れずにね。
外出する時は、いつでも飲めるように水分を携帯して下さいね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月19日の火曜日でございます
毎日、天気が良くないですなぁ。
全国的に不安定な感じですし、夏真っ盛りって感じでもないねぇ。
とか言ってても、もうすぐ暑くなるでしょう。
日本では熱波とまではいきませんが、アメリカのカンザス州で、牛が大量死するという事態が発生したんだそうです。
その原因は6月6日以降に発生した熱波による異例な猛暑の影響だと推測されています。
急激な気温上昇と、湿度が高かったこと、風がほとんど吹かなかったことで、牛が熱中症になってしまったようなんです。
カンザス州保健環境局は、6月の第2週目に発生した熱波によって、南西部にある肥育場の牛が少なくとも2000頭以上死亡したことを明らかにしました。
同州南西部では、6月6日〜10日にかけて21〜27度に気温が上昇し、夜でも21度を下回ることがなかったそうです。
また11日は38度以上の猛暑となり、湿度も高く、ほぼ無風だったことから、大量の牛が熱中症になり、命を落とす結果になったようなんです。
カンザス家畜協会のスカーレット・ハギンズは、このように述べています。
牛は、この突然の気候の変化に順応できずに熱中症を引き起こしたのでしょう。
牛の体重は約680kgで、1頭あたりおよそ2000ドル(約27万円)の価値があります。
大量死は、畜産主側にとって大きな経済的損失を意味します。
カンザス州は、牛の数が人口の2倍で、全米の牛肉生産はトップ3、牛肉の輸出量がトップ1となっているんだそうですよ。
今回損失を被った一部の畜産主は、連邦災害プログラムにより支援を受けることになるそうです。
まぁ、日本ではあまり聞きませんが、こういうことも起るんですねぇ。
今回の被害はカンザス州南西部のみで、隣接したネブラスカ州やオクラホマ州では「暑さは似たようなものだったが、通常よりも多い牛の死亡報告は受けていない」と各州の農業局は報告しているそうです。
まぁ、気温だけで言えば、日本の方が高い位ですもんね。
これは推測ですけど、湿度も日本の方が高いでしょう。
やはり、これは急激な気温の変化が原因なんじゃないでしょうかね。
猛暑に襲われて牛がこれほど大量に死亡するという出来事は、10年もしくは20年に1度の稀なことだそうです。
米国環境保護庁(EPA)によると、アメリカの熱波は1960年代以降40年間で頻度、持続期間、強度ともに着実に上昇しているということです。
気候研究者のフィリップ・ソーントン教授は、家畜への熱の増加は明らかに地球温暖化の影響であり、家畜の熱中症問題への対処は畜産主側にとってますます困難になっていくだろうと述べています。
ソーシャルメディアでは、牛の大量死の動画が拡散すると、天候以外の原因があるのではといった根拠のない憶測を引き起こしたそうですが、カンザス州農業当局は他の原因の兆候はないと発表しています。
なお、カンザス州の畜産主は肥育場での飲料水を追加したり、給餌スケジュールを変更したり、スプリンクラーを導入したりして、日中の暑さで牛が体力を消耗しないよう予防策を講じていくということです。
猛暑の影響を受けているのはアメリカに限ったことではありません。
西ヨーロッパでは連日40度を超える異例の猛暑となっているそうですよ。
北アフリカから流れ込んだ熱波の影響で、フランス南西部のビアリッツでは42.9度、カップフェレでは41.9度と観測史上最高気温を記録したそうです。
スペインでも熱波の影響で複数の山火事が確認されており、イタリアでは、牛が高温によるストレスで、牛乳の生産が最大で1割減少する恐れがあると政府が声明を出したんだそうです。
日本も暑いですけどね〜。
まぁ、元々日本は高温多湿ですから、ある意味なれてるのかもしれません。
とは言え、夏はこれからです。
8月になったら、どうなっちゃうんだろうという不安はありますねぇ。
ま、わたくし院長、基本早朝と夜以外、外をで歩きませんし、院内は常に冷房がかかっておりまして、ジッとしてると寒いんですよね。
そこそこいい感じで患者さんがきてくれてたらいいんですが、来すぎると暑くなるし、少ないと寒いしと、ぜいたくな悩みを抱えております。
こんな時期、外で仕事されてる方なんか本当に気を付けて下さいね。
熱中症は、気付いたときには遅いってことが良くありますから、とにかく水分補給は忘れずにね。
外出する時は、いつでも飲めるように水分を携帯して下さいね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院