2022年07月01日 [色々なこと]
幸福の科学。的な
お疲れ様です。院長です。
7月1日の金曜日でございます。
さぁ、いよいよ7月ですな。
ほとんど雨も降らず、夏がきてましたが今日も暑そうです。
このまま本気の夏になったら、確実に水不足になるよねぇ。
そんな異常気象の中、なんだか不安定な社会情勢ですが、今日のネタはそんな時、活用出来そうな、幸せな気分になれる「脳トレ」のお話しでもしようかと思います。
「幸福」とは心の持ちようで、大きく感じたり小さく感じたりするものです。
同じ状況におかれていても、それが幸福と考える人もあれば、不幸であると考える人もいるわけです。
最近発表されたイギリスの研究では、83%の人たちが「大抵は幸せ」か「いつも幸せ」を感じていると答えたそうです。
この数字は結構驚きですな。
日本人の感覚はどうなんでしょう。
幸せと感じてる人が、80%もいるでしょうかね。
てなことは置いておいて、そのような回答をした統合失調症の患者の割合は37%しかいないそうです。
また、統合失調症患者の15%は滅多に幸せを感じないと回答しているそうです。
健康な人たちの中で、こう回答した人は1人もいなかったんだとか…。
精神疾患を患った患者が、幸せな生活を送れないというわけではありません。
ですが、こうした人たちの中に幸せを感じにくい人がいることもまた、紛れもない事実なわけです。
30代の女性、エリカ・カミュさんは、統合失調症に10代の頃から苦しんできた1人です。
今でも毎週のセラピーは欠かすことができないそうですが、それでもかなり回復することができたそうです。
最近では、チャリティ・ショップで掘り出し物探しや森の中の散歩、鉢植えのガーデニングなどにハマっており、以前は考えられなかった幸せな一時を満喫しているそうです。
そんな彼女がこの病気から抜け出す切っ掛けとなったのが、「思いやりセラピー(Compassion-focused Therapy)」と呼ばれる療法なんだそうです。
「思いやりセラピー」は仏教にヒントを得て開発された手法なんだそうで、その基本は認知行動療法にあります。
認知行動療法とは、患者の否定的な考え方を修正し、より現実的な認識を持たせることで、行動の改善を目指す療法です。
認知行動療法では、タイムシートを利用して日々の生産性を向上させる試みなど、実践的な手法が実施されます。
一方、思いやりセラピーでは自分を大切にすることを主眼としています。
ポジティブ心理学の提唱者マーティン・セリグマン博士によれば、従来の心理療法は伝統的に患者が抱える問題に付いて話し合う場でした。
しかし、これは患者に不快な思いをさせることもあり、エリカさんなどは「トラウマです」。と語るほどです。
そうではなく、前向きな気分、自分の長所や美点、有意義な生活の作り方などを話し合うことでも大きな成果を得ることができるそうなんです。
セリグマン博士が考案した手法は、プラセボ対照試験でうつ病に効果があることがしっかりと証明されています。
ですが、中でも特に気分の改善に効果的だったのが、毎日上手く行ったこと(よかったと思うこと)を3つ書き出し、その理由を考えてみる、「3つの祝福」と呼ばれる方法です。
この手法を使った試験では、驚くべきことに重度うつ患者94パーセントのうつが緩和され、92パーセントが以前より幸せを感じると答え、50パーセントが一般的な症状の完治に成功しているんだとか…。
その方法は以下のとおりです。https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/8/f8f58d14.gif
まぁ、簡単な事ですが、毎日続けるとなるとなかなか続かない気もします。
てか、忘れてしまうでしょうね(笑)
さらにお酒を飲んで寝る人は、ちゃんと思考が働いてない気もしますし…。
ですが、人々はしばしばネガティブな思考に走り幸福を感じられなくなることがあります。
これも専門家によれば、ちょっとした習慣を身につけ、脳を訓練することで、毎日でも幸福でいることができるそうなんです。
これは脳トレのようなもので、訓練すればするほど、前向きで楽観的な考え方になるそうです。
幸福の経済学を専門とする研究者によれば、イギリスでは1970年以来、社会、技術、医療が大きく発展進歩しているにもかかわらず、人生の満足度にほとんど変化がないそうです。
これは国会で正式に議論すべき、大切な問題なはずであると彼らは主張している。
いいことなんて何もない、何も感じられないと思う人もいるかもしれません。
ですがよく考えてみると、好きな漫画の発売日だったり、たまたま買ったお菓子がおいしかったり、エレベーターを待たずに乗れたりと、すごく小さなことでも何かはあるものです。
今日1日を無事に生き抜けただけでもそれは良いことなのかもしれませんしね。
まぁ、大きく生活が変わると言う事はなかなかない事ですし、どうせ変わらないなら、少しでも現状を「幸せ」と感じられる毎日の方が過ごしやすいのは間違いないでしょうしね。
わたくし院長も、今晩からやってみようかと思っております。
いつまで続くかは分かりませんが…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月1日の金曜日でございます。
さぁ、いよいよ7月ですな。
ほとんど雨も降らず、夏がきてましたが今日も暑そうです。
このまま本気の夏になったら、確実に水不足になるよねぇ。
そんな異常気象の中、なんだか不安定な社会情勢ですが、今日のネタはそんな時、活用出来そうな、幸せな気分になれる「脳トレ」のお話しでもしようかと思います。
「幸福」とは心の持ちようで、大きく感じたり小さく感じたりするものです。
同じ状況におかれていても、それが幸福と考える人もあれば、不幸であると考える人もいるわけです。
最近発表されたイギリスの研究では、83%の人たちが「大抵は幸せ」か「いつも幸せ」を感じていると答えたそうです。
この数字は結構驚きですな。
日本人の感覚はどうなんでしょう。
幸せと感じてる人が、80%もいるでしょうかね。
てなことは置いておいて、そのような回答をした統合失調症の患者の割合は37%しかいないそうです。
また、統合失調症患者の15%は滅多に幸せを感じないと回答しているそうです。
健康な人たちの中で、こう回答した人は1人もいなかったんだとか…。
精神疾患を患った患者が、幸せな生活を送れないというわけではありません。
ですが、こうした人たちの中に幸せを感じにくい人がいることもまた、紛れもない事実なわけです。
30代の女性、エリカ・カミュさんは、統合失調症に10代の頃から苦しんできた1人です。
今でも毎週のセラピーは欠かすことができないそうですが、それでもかなり回復することができたそうです。
最近では、チャリティ・ショップで掘り出し物探しや森の中の散歩、鉢植えのガーデニングなどにハマっており、以前は考えられなかった幸せな一時を満喫しているそうです。
そんな彼女がこの病気から抜け出す切っ掛けとなったのが、「思いやりセラピー(Compassion-focused Therapy)」と呼ばれる療法なんだそうです。
「思いやりセラピー」は仏教にヒントを得て開発された手法なんだそうで、その基本は認知行動療法にあります。
認知行動療法とは、患者の否定的な考え方を修正し、より現実的な認識を持たせることで、行動の改善を目指す療法です。
認知行動療法では、タイムシートを利用して日々の生産性を向上させる試みなど、実践的な手法が実施されます。
一方、思いやりセラピーでは自分を大切にすることを主眼としています。
ポジティブ心理学の提唱者マーティン・セリグマン博士によれば、従来の心理療法は伝統的に患者が抱える問題に付いて話し合う場でした。
しかし、これは患者に不快な思いをさせることもあり、エリカさんなどは「トラウマです」。と語るほどです。
そうではなく、前向きな気分、自分の長所や美点、有意義な生活の作り方などを話し合うことでも大きな成果を得ることができるそうなんです。
セリグマン博士が考案した手法は、プラセボ対照試験でうつ病に効果があることがしっかりと証明されています。
ですが、中でも特に気分の改善に効果的だったのが、毎日上手く行ったこと(よかったと思うこと)を3つ書き出し、その理由を考えてみる、「3つの祝福」と呼ばれる方法です。
この手法を使った試験では、驚くべきことに重度うつ患者94パーセントのうつが緩和され、92パーセントが以前より幸せを感じると答え、50パーセントが一般的な症状の完治に成功しているんだとか…。
その方法は以下のとおりです。https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/8/f8f58d14.gif
まぁ、簡単な事ですが、毎日続けるとなるとなかなか続かない気もします。
てか、忘れてしまうでしょうね(笑)
さらにお酒を飲んで寝る人は、ちゃんと思考が働いてない気もしますし…。
ですが、人々はしばしばネガティブな思考に走り幸福を感じられなくなることがあります。
これも専門家によれば、ちょっとした習慣を身につけ、脳を訓練することで、毎日でも幸福でいることができるそうなんです。
これは脳トレのようなもので、訓練すればするほど、前向きで楽観的な考え方になるそうです。
幸福の経済学を専門とする研究者によれば、イギリスでは1970年以来、社会、技術、医療が大きく発展進歩しているにもかかわらず、人生の満足度にほとんど変化がないそうです。
これは国会で正式に議論すべき、大切な問題なはずであると彼らは主張している。
いいことなんて何もない、何も感じられないと思う人もいるかもしれません。
ですがよく考えてみると、好きな漫画の発売日だったり、たまたま買ったお菓子がおいしかったり、エレベーターを待たずに乗れたりと、すごく小さなことでも何かはあるものです。
今日1日を無事に生き抜けただけでもそれは良いことなのかもしれませんしね。
まぁ、大きく生活が変わると言う事はなかなかない事ですし、どうせ変わらないなら、少しでも現状を「幸せ」と感じられる毎日の方が過ごしやすいのは間違いないでしょうしね。
わたくし院長も、今晩からやってみようかと思っております。
いつまで続くかは分かりませんが…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院