2022年06月12日 [からだのこと]
(276)サンデーイルネス(仮)羊水過多症について
お疲れ様です。院長です。
6月12日のサンデーイルネスでございます。
ボチボチ全国的に梅雨入りする頃ですなぁ。
これから1ヶ月はジメジメと鬱陶しい日々ですが、まぁ我慢するしかないですわね。
湿度が上がるとともに、気温も世所に上昇していきますし、ホント嫌なだけの季節ですなぁ。
ま、梅雨が終わっても、灼熱の地獄が来るだけですから、そこも入れると、あと3ヶ月以上は耐えなばなりません。
年々、夏の暑さが増してますが、今年も暑いんでしょうかね。
まぁ、夏が暑いのは許せるんですが、ちゃんと秋は涼しくなってよね。
ここんとこ、春と秋が短いですしねぇ。
今から冬の心配は早すぎますが、まぁ、これからしばらくは暑さと戦いましょう。
それと、ここ数年、コロナで海水浴なんかも自粛ムードでしたが、今年は結構、感染者が増えてようが気にしなくなってる傾向にありますし、人も出そうですよね。
海水浴場でマスクはしないでしょうし、ある意味危険地帯かもしれませんね。
同じく、プールなんかもヤバイでしょうねぇ。
プールサイドでマスクはしませんし、どちらも飲食しますからね。
海辺とか絶対酒飲むしなぁ(笑)
この夏が終わって、秋から冬へとかけてのいわゆる感染しやすい時期の前に、また問題が起きそうですけど、まぁ、それはそれかな。
もう今更感も出てますし、ボチボチ共存していく方向で考えないと、経済も戻らないでしょ。
共存って方向なら、今の状況でどうしていくかっていう、新たな発想と言うか、飲食店にしてもやり方があるでしょ。
いつか元に戻るって前提で、耐え忍んでるから待つしかないわけで、この状況があるいは一生続くかもとなれば、色々対策も変わってくるはずですし、経営方針も変わりますよね。
そういう感じの政策をして欲しいなぁと思いますけどね。
何となくの連続じゃ、どうにもならないからねえ…。
てことで、今日も本題にいきましょうか。
今日のイルネス辞典は、「羊水過多症」について解説していきたいと思います。
まずは、どんな病気かって事ですが、子宮内の羊水が800mlを超えると判断される場合を羊水過多といい、これに母体の自覚症状を伴う場合を羊水過多症といいます。
羊水は主として胎児の尿、肺胞液(はいほうえき)から産生され、嚥下(えんげ)により胎児に吸収されます。
両者のバランスにより羊水量は安定していますが、バランスの破綻(はたん)から羊水量に異常を来します。
では原因は何かと言う事ですが、原因として、羊水産生の過剰か吸収の減少が考えられます。
産生過剰の代表的な例は双胎間輸血(そうたいかんゆけつ)症候群であり、受血児は多尿になるため高度の羊水過多となります。
腎臓や肺の異常による羊水過多も報告されていますが、その頻度は低いようです。
原因の多くは吸収の減少であり、嚥下障害と消化管通過障害によります。
嚥下障害としては、中枢神経系の異常、筋骨格系の異常、消化管通過障害としては食道閉鎖、十二指腸閉鎖などの上部消化管の閉鎖などがあります。
内臓が腹壁外に脱出した異常(髄膜瘤(ずいまくりゅう)、臍帯(さいたい)ヘルニア)では、そこから髄液(ずいえき)や漿液(しょうえき)の漏出を来し、羊水過多となることもあります。
母体の糖尿病やウイルス感染、胎盤腫瘍(たいばんしゅよう)も原因となりえます。
診断は超音波断層法により行います。
羊水腔は子宮内のエコーフリースペース(超音波の反射がない部分)として観察され、そのスペースの大きさ(たとえば、径が8p以上など)により診断します。
羊水過多と診断されたら、原因の検索を行います。
母体の糖尿病検査、感染症検査、胎児・胎盤の超音波検査を行い、それぞれの原因に応じた管理を行います。
では肝心の治療の方法ですが、母体の呼吸困難、悪心(おしん)、嘔吐、心悸亢進(しんきこうしん)などの症状がみられる場合には、腹壁から穿刺針(せんししん)を子宮腔内に刺し入れ、羊水を吸引除去します。
大量の急速吸引による急激な減圧は、胎盤剥離(たいばんはくり)や子宮収縮を誘発することがあるので注意を要します。
羊水除去の効果は一時的であることが多く、繰り返し行うか、胎児が成熟しているようであれば娩出させます。
羊水過多の時は通常の経腟分娩(けいちつぶんべん)では合併症を起こしやすいので、帝王切開が行われることが多くなります。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月12日のサンデーイルネスでございます。
ボチボチ全国的に梅雨入りする頃ですなぁ。
これから1ヶ月はジメジメと鬱陶しい日々ですが、まぁ我慢するしかないですわね。
湿度が上がるとともに、気温も世所に上昇していきますし、ホント嫌なだけの季節ですなぁ。
ま、梅雨が終わっても、灼熱の地獄が来るだけですから、そこも入れると、あと3ヶ月以上は耐えなばなりません。
年々、夏の暑さが増してますが、今年も暑いんでしょうかね。
まぁ、夏が暑いのは許せるんですが、ちゃんと秋は涼しくなってよね。
ここんとこ、春と秋が短いですしねぇ。
今から冬の心配は早すぎますが、まぁ、これからしばらくは暑さと戦いましょう。
それと、ここ数年、コロナで海水浴なんかも自粛ムードでしたが、今年は結構、感染者が増えてようが気にしなくなってる傾向にありますし、人も出そうですよね。
海水浴場でマスクはしないでしょうし、ある意味危険地帯かもしれませんね。
同じく、プールなんかもヤバイでしょうねぇ。
プールサイドでマスクはしませんし、どちらも飲食しますからね。
海辺とか絶対酒飲むしなぁ(笑)
この夏が終わって、秋から冬へとかけてのいわゆる感染しやすい時期の前に、また問題が起きそうですけど、まぁ、それはそれかな。
もう今更感も出てますし、ボチボチ共存していく方向で考えないと、経済も戻らないでしょ。
共存って方向なら、今の状況でどうしていくかっていう、新たな発想と言うか、飲食店にしてもやり方があるでしょ。
いつか元に戻るって前提で、耐え忍んでるから待つしかないわけで、この状況があるいは一生続くかもとなれば、色々対策も変わってくるはずですし、経営方針も変わりますよね。
そういう感じの政策をして欲しいなぁと思いますけどね。
何となくの連続じゃ、どうにもならないからねえ…。
てことで、今日も本題にいきましょうか。
今日のイルネス辞典は、「羊水過多症」について解説していきたいと思います。
まずは、どんな病気かって事ですが、子宮内の羊水が800mlを超えると判断される場合を羊水過多といい、これに母体の自覚症状を伴う場合を羊水過多症といいます。
羊水は主として胎児の尿、肺胞液(はいほうえき)から産生され、嚥下(えんげ)により胎児に吸収されます。
両者のバランスにより羊水量は安定していますが、バランスの破綻(はたん)から羊水量に異常を来します。
では原因は何かと言う事ですが、原因として、羊水産生の過剰か吸収の減少が考えられます。
産生過剰の代表的な例は双胎間輸血(そうたいかんゆけつ)症候群であり、受血児は多尿になるため高度の羊水過多となります。
腎臓や肺の異常による羊水過多も報告されていますが、その頻度は低いようです。
原因の多くは吸収の減少であり、嚥下障害と消化管通過障害によります。
嚥下障害としては、中枢神経系の異常、筋骨格系の異常、消化管通過障害としては食道閉鎖、十二指腸閉鎖などの上部消化管の閉鎖などがあります。
内臓が腹壁外に脱出した異常(髄膜瘤(ずいまくりゅう)、臍帯(さいたい)ヘルニア)では、そこから髄液(ずいえき)や漿液(しょうえき)の漏出を来し、羊水過多となることもあります。
母体の糖尿病やウイルス感染、胎盤腫瘍(たいばんしゅよう)も原因となりえます。
診断は超音波断層法により行います。
羊水腔は子宮内のエコーフリースペース(超音波の反射がない部分)として観察され、そのスペースの大きさ(たとえば、径が8p以上など)により診断します。
羊水過多と診断されたら、原因の検索を行います。
母体の糖尿病検査、感染症検査、胎児・胎盤の超音波検査を行い、それぞれの原因に応じた管理を行います。
では肝心の治療の方法ですが、母体の呼吸困難、悪心(おしん)、嘔吐、心悸亢進(しんきこうしん)などの症状がみられる場合には、腹壁から穿刺針(せんししん)を子宮腔内に刺し入れ、羊水を吸引除去します。
大量の急速吸引による急激な減圧は、胎盤剥離(たいばんはくり)や子宮収縮を誘発することがあるので注意を要します。
羊水除去の効果は一時的であることが多く、繰り返し行うか、胎児が成熟しているようであれば娩出させます。
羊水過多の時は通常の経腟分娩(けいちつぶんべん)では合併症を起こしやすいので、帝王切開が行われることが多くなります。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院