2022年05月05日 [色々なこと]
レジ袋プラ問題
お疲れ様です。院長です。
5月5日の木曜日でございます。
今日は子供の日でお休みなんですが、そうですな。
明日から普通にお仕事なんでかなり憂鬱な気分でごんす。
まぁ、連休明けには必ず襲い来る虚無感ですから、いい加減慣れろって(笑)
次はお盆ですな。
これを心の支えに頑張りましょう。
では今日のネタですが、このブログでもしょっちゅう登場しております、プラスチックゴミ問題ですが、こんなところもも波紋が広がっているようです。
つい先日も、人体の血液中から、マイクロプラスチックが見つかったなんて、ショッキングな話題をご紹介しましたが、なんでもレジ袋の有料化が裏目に出て、かえってプラスチックゴミが増加するって話なんですよ。
世界各地でレジ袋の禁止や有料化が進んでいて、日本でももうどこの店舗でも、1枚1円〜5円位で販売されています。
この有料化の狙いは、もちろんプラスチックゴミを削減することです。
ですが米ジョージア大学の最新の分析によれば、この試みは裏目に出るかもしれないそうなんです。
それまでレジ袋をゴミ袋として使っていた消費者が、自分で購入するようになるためなんだとか…。
確かに。
わたくし院長が、毎日通ってるドラッグストアでも、レジ袋が有料化されてから、いわゆるレジ袋が目立って50枚入り、100枚入りとかで販売されるようになりました。
そもそもレジ袋はたった一度しか使わないものではありません。
家庭のゴミ箱にセットされるなど、ゴミ袋として再利用されることがほとんどです。
便利なレジ袋をスーパーでもらえなくなったら、消費者は自分でゴミ袋を購入するしかありません。
「レジ袋には需要があります。もしそれが禁止されたら、ゴミ袋は消えるのでしょうか? それともお金をかけてそれを手に入れようとするでしょうか?」と、アメリカ・ジョージア大学のポスドク研究員ファン・ユカイ氏は述べています。
そこでファン氏は、レジ袋削減政策がゴミ袋全体に与える影響を確かめるための研究を行ったわけです。
レジ袋禁止がゴミ袋の消費に与える影響が検証されたことは以前にもあったそうなんですが、禁止と有料化を合わせた効果は検証されていませんでした。
環境経済学者であるファン氏は、住人の所得や人口密度(どちらもゴミの発生量に関係)といった要素を考慮しつつ、新しい方法でレジ袋禁止・有料化の効果を算出しました。
今回の調査では、レジ袋禁止・有料化が実施された郡とされていない郡のゴミ袋の売り上げが比較されています。
なお、調査対象になった郡は、付近の住人の行き来がない離れた地域が選ばれました。
その結果、カリフォルニア州では、レジ袋削減政策が実施されると、15リットル袋の販売数が55〜77%増加、30リットル袋では87〜110%増加することが判明しました。
過去の研究で示されたのと同じく、ゴミ袋の売り上げが増えることが確かめられたわけです。
これは、こうなるよねぇ。
ゴミはゴミ袋に入れるしかないわけで、貰えないなら買うでしょう。
その一方で、49リットルの大型ゴミ袋(主に家庭のキッチンで使われる)の販売数にはそれほど変化は見られなかったそうです。
レジ袋で代用できる小型ゴミ袋にだけ変化があったということは、レジ袋が実際に再利用されていることを裏付けているとも言えます。
「ゴミ袋削減政策が実施される前、レジ袋はその大きさにちょうどいいゴミ袋として再利用されていました。
政策実施後、ゴミ袋の需要は規制対象となったプラスチック製袋から非対象のプラスチック製袋に切り替わった」と、研究論文で述べられています。
こうした予期せぬ販売の増加は、重量にも表れています。
重量換算した場合、15リットル袋なら店舗あたり毎月13.6〜61.2キロ、30リットル袋なら16.7〜101.6キロ販売が増加したことになると…。
しかしレジ袋禁止・有料化によって、お店から出るプラスチック廃棄物は減るかもしれません。
仮に1日に326枚のレジ袋が出るのだとすると、月にすれば9769枚になります。
その分、ゴミ処理場に送られるプラスチックゴミは減ることにはなりますしね。
政策を立案するには、レジ袋禁止・有料化による意図せぬ結果をきちんと理解することが大切だと、ファン氏は主張します。
もしも家庭で再利用されているのなら、それは使用量全体に影響するわけですからね。
わたくし院長、普通に思うんですけど、プラスチック製じゃないゴミ袋があるなら、それを買いますけどね。
どうせ、レジ袋買うんですし…。
やはり、この問題も消費者任せでは前には進まないでしょう。
プラスチック製品禁止。
最後はこれしかないと思いますよ。
代替品さえあれば、どんな袋でも同じでしょ。
もちろん、紙袋とかダメですどねぇ。
プラスチック製じゃない、ゴミ袋、誰か発明して下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月5日の木曜日でございます。
今日は子供の日でお休みなんですが、そうですな。
明日から普通にお仕事なんでかなり憂鬱な気分でごんす。
まぁ、連休明けには必ず襲い来る虚無感ですから、いい加減慣れろって(笑)
次はお盆ですな。
これを心の支えに頑張りましょう。
では今日のネタですが、このブログでもしょっちゅう登場しております、プラスチックゴミ問題ですが、こんなところもも波紋が広がっているようです。
つい先日も、人体の血液中から、マイクロプラスチックが見つかったなんて、ショッキングな話題をご紹介しましたが、なんでもレジ袋の有料化が裏目に出て、かえってプラスチックゴミが増加するって話なんですよ。
世界各地でレジ袋の禁止や有料化が進んでいて、日本でももうどこの店舗でも、1枚1円〜5円位で販売されています。
この有料化の狙いは、もちろんプラスチックゴミを削減することです。
ですが米ジョージア大学の最新の分析によれば、この試みは裏目に出るかもしれないそうなんです。
それまでレジ袋をゴミ袋として使っていた消費者が、自分で購入するようになるためなんだとか…。
確かに。
わたくし院長が、毎日通ってるドラッグストアでも、レジ袋が有料化されてから、いわゆるレジ袋が目立って50枚入り、100枚入りとかで販売されるようになりました。
そもそもレジ袋はたった一度しか使わないものではありません。
家庭のゴミ箱にセットされるなど、ゴミ袋として再利用されることがほとんどです。
便利なレジ袋をスーパーでもらえなくなったら、消費者は自分でゴミ袋を購入するしかありません。
「レジ袋には需要があります。もしそれが禁止されたら、ゴミ袋は消えるのでしょうか? それともお金をかけてそれを手に入れようとするでしょうか?」と、アメリカ・ジョージア大学のポスドク研究員ファン・ユカイ氏は述べています。
そこでファン氏は、レジ袋削減政策がゴミ袋全体に与える影響を確かめるための研究を行ったわけです。
レジ袋禁止がゴミ袋の消費に与える影響が検証されたことは以前にもあったそうなんですが、禁止と有料化を合わせた効果は検証されていませんでした。
環境経済学者であるファン氏は、住人の所得や人口密度(どちらもゴミの発生量に関係)といった要素を考慮しつつ、新しい方法でレジ袋禁止・有料化の効果を算出しました。
今回の調査では、レジ袋禁止・有料化が実施された郡とされていない郡のゴミ袋の売り上げが比較されています。
なお、調査対象になった郡は、付近の住人の行き来がない離れた地域が選ばれました。
その結果、カリフォルニア州では、レジ袋削減政策が実施されると、15リットル袋の販売数が55〜77%増加、30リットル袋では87〜110%増加することが判明しました。
過去の研究で示されたのと同じく、ゴミ袋の売り上げが増えることが確かめられたわけです。
これは、こうなるよねぇ。
ゴミはゴミ袋に入れるしかないわけで、貰えないなら買うでしょう。
その一方で、49リットルの大型ゴミ袋(主に家庭のキッチンで使われる)の販売数にはそれほど変化は見られなかったそうです。
レジ袋で代用できる小型ゴミ袋にだけ変化があったということは、レジ袋が実際に再利用されていることを裏付けているとも言えます。
「ゴミ袋削減政策が実施される前、レジ袋はその大きさにちょうどいいゴミ袋として再利用されていました。
政策実施後、ゴミ袋の需要は規制対象となったプラスチック製袋から非対象のプラスチック製袋に切り替わった」と、研究論文で述べられています。
こうした予期せぬ販売の増加は、重量にも表れています。
重量換算した場合、15リットル袋なら店舗あたり毎月13.6〜61.2キロ、30リットル袋なら16.7〜101.6キロ販売が増加したことになると…。
しかしレジ袋禁止・有料化によって、お店から出るプラスチック廃棄物は減るかもしれません。
仮に1日に326枚のレジ袋が出るのだとすると、月にすれば9769枚になります。
その分、ゴミ処理場に送られるプラスチックゴミは減ることにはなりますしね。
政策を立案するには、レジ袋禁止・有料化による意図せぬ結果をきちんと理解することが大切だと、ファン氏は主張します。
もしも家庭で再利用されているのなら、それは使用量全体に影響するわけですからね。
わたくし院長、普通に思うんですけど、プラスチック製じゃないゴミ袋があるなら、それを買いますけどね。
どうせ、レジ袋買うんですし…。
やはり、この問題も消費者任せでは前には進まないでしょう。
プラスチック製品禁止。
最後はこれしかないと思いますよ。
代替品さえあれば、どんな袋でも同じでしょ。
もちろん、紙袋とかダメですどねぇ。
プラスチック製じゃない、ゴミ袋、誰か発明して下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院