2022年04月13日 [動物のこと]
人工ニューロンとAI
お疲れ様です。院長です。
4月13日の水曜日でございます。
4月も中盤に差し掛かかってきましたね。
桜もすっかり散ってしまい、気温も上がってきましたね。
ここからは暑くなるまで、良い気候ですが、そう長くはないで、短い春を楽しみましょう。
では、今日のネタですが、世の中は何もかもAI化に進んでおります。
もちろんこれは、我々が快適に暮らすための物なんですが、果たして本当に快適になるのかねぇって感覚は意外と誰しもにあると思います。
わたくし院長くらいの年齢になると、これ、機械を扱うのって意外と無理だったりするんですよね(笑)
新しい事を覚えられないって言うか、身体が拒否反応を示すと言うか、今まで通りでいいじゃんとか思ってしまいます。
まぁ、慣れればどうってことないのかもしれませんが、これからさらに高齢化社会へと突入していくわけですし、使いやすさって大事だと思いますよね。
てな話から、今日は人口ニューロンなるもののお話しをしてみたいと思います。
なんと、スウェーデンの研究で、ハエトリグサに人工ニューロンを接続し、葉の動きを制御することに成功したんだそうですよ。
これはまさにハエトリグサの電脳化と言えるでしょう。
まさにSF映画そのものですな。
スウェーデンの研究グループが、印刷して作られた「人工ニューロン」を利用して、ハエトリグサの葉っぱの動きを制御することに成功したそうです。
この成果は、ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)のような未来的医療機器にも役立てられるとのことです。
今日のコンピューターのようなシリコンを基盤とした回路や装置は、生体に組み込むことが難しいと言われています。
と言うより、そんな事を想定して作られてはいませんわな。
複雑であり、生体への適応性が低く、かつエネルギー効率も悪いですからね。
これに対して、最新の「人工ニューロン(人工神経細胞)」は、生体のものとよく似た電気シグナルを再現するために、有機電気化学トランジスタをベースにしているんだとか…。
「人間の脳は、これまでに作られた最も高度なコンピューターの1つです」と、リンショーピング大学のシモーネ・ファビアーノ准教授は語っています。
「膨大なメモリがあり、情報処理能力に優れ、しかもごく僅かなエネルギーで意思決定を行えます。
それに対して、人間が作ったスーパーコンピューターはかさばる上に、大量のエネルギーを消費します」
そこで彼らが挑んだのが、自然の優雅さと生体への親和性、効率性を兼ね備えた人工ニューロンの開発なんですね。
普通のニューロン(すなわち神経細胞)は、電流で細胞内外の荷電分子(イオン)を緻密に制御しながら動作しています。
一方、人工ニューロンは、同じことを行うために、イオン濃度スパイクで制御される有機電気化学トランジスタを利用します。
シリコンベースのものに比べて、生産が容易かつ低コストで、それだけでなく電圧が低くて済むために省エネで、生体のニューロンと直接やりとりすることまでできるそうです。
ファビアーノ准教授らは、この人工ニューロンを「ハエトリグサ」の細胞に組み込み、その葉を操作することにも成功しています。
言わずと知れた食虫植物のハエトリグサの葉の動きは、葉の内側にある産毛(感覚毛)がトリガーになっています。
これが一定時間内(約30秒)に2度刺激されると、細胞内でイオンが放出され、葉が閉じる仕組みなんだそうです。
実験では、高電流で人工ニューロンを刺激し、それによって高い「発火周波数」を作り出すことで、葉が閉じる仕組みが再現されました。
一方、低電流で刺激した場合、発火周波数は一定の閾値に届かないので、葉が閉じることはないんだとか…。
この人工ニューロンは、医療用インプラント、義肢、BCI(ブレイン・コンピューター・インターフェース)、さらには人工知能を搭載したソフトロボットなど、さまざまな応用が期待されるそうなんです。
「人工的な機器を生体システムに結合する技術は、この分野が成功する上で決定的に重要である」と、論文では述べられています。
神経細胞は、シナプスとともに、脳の基本的な構成要素で、生物のニューロンの機能を電流で模倣できれば、人工知能技術の開発も可能になるだろうと考えられています。
「人間の脳に匹敵する効率性を実現するには、今後何年もかかるでしょう。
それでも、印刷で作られた小規模な人工ニューラルネットワークの実証へ向けて、正しい道筋にあると考えています」だそうです。
研究グループは、今後も人工ニューロンと生体ニューロンの通信をテーマに研究を進めていきたいと考えているそうです。
まぁ、最終的には機械の「脳」って事になるのかもしれませんね。
人間の場合、脳が生きてれば大体何とかなりますし、そこを人工にしてしまえれば、無限の可能性は広がるでしょうね。
ま、わたくし院長の生きてるうちには完成しないでしょうけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月13日の水曜日でございます。
4月も中盤に差し掛かかってきましたね。
桜もすっかり散ってしまい、気温も上がってきましたね。
ここからは暑くなるまで、良い気候ですが、そう長くはないで、短い春を楽しみましょう。
では、今日のネタですが、世の中は何もかもAI化に進んでおります。
もちろんこれは、我々が快適に暮らすための物なんですが、果たして本当に快適になるのかねぇって感覚は意外と誰しもにあると思います。
わたくし院長くらいの年齢になると、これ、機械を扱うのって意外と無理だったりするんですよね(笑)
新しい事を覚えられないって言うか、身体が拒否反応を示すと言うか、今まで通りでいいじゃんとか思ってしまいます。
まぁ、慣れればどうってことないのかもしれませんが、これからさらに高齢化社会へと突入していくわけですし、使いやすさって大事だと思いますよね。
てな話から、今日は人口ニューロンなるもののお話しをしてみたいと思います。
なんと、スウェーデンの研究で、ハエトリグサに人工ニューロンを接続し、葉の動きを制御することに成功したんだそうですよ。
これはまさにハエトリグサの電脳化と言えるでしょう。
まさにSF映画そのものですな。
スウェーデンの研究グループが、印刷して作られた「人工ニューロン」を利用して、ハエトリグサの葉っぱの動きを制御することに成功したそうです。
この成果は、ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)のような未来的医療機器にも役立てられるとのことです。
今日のコンピューターのようなシリコンを基盤とした回路や装置は、生体に組み込むことが難しいと言われています。
と言うより、そんな事を想定して作られてはいませんわな。
複雑であり、生体への適応性が低く、かつエネルギー効率も悪いですからね。
これに対して、最新の「人工ニューロン(人工神経細胞)」は、生体のものとよく似た電気シグナルを再現するために、有機電気化学トランジスタをベースにしているんだとか…。
「人間の脳は、これまでに作られた最も高度なコンピューターの1つです」と、リンショーピング大学のシモーネ・ファビアーノ准教授は語っています。
「膨大なメモリがあり、情報処理能力に優れ、しかもごく僅かなエネルギーで意思決定を行えます。
それに対して、人間が作ったスーパーコンピューターはかさばる上に、大量のエネルギーを消費します」
そこで彼らが挑んだのが、自然の優雅さと生体への親和性、効率性を兼ね備えた人工ニューロンの開発なんですね。
普通のニューロン(すなわち神経細胞)は、電流で細胞内外の荷電分子(イオン)を緻密に制御しながら動作しています。
一方、人工ニューロンは、同じことを行うために、イオン濃度スパイクで制御される有機電気化学トランジスタを利用します。
シリコンベースのものに比べて、生産が容易かつ低コストで、それだけでなく電圧が低くて済むために省エネで、生体のニューロンと直接やりとりすることまでできるそうです。
ファビアーノ准教授らは、この人工ニューロンを「ハエトリグサ」の細胞に組み込み、その葉を操作することにも成功しています。
言わずと知れた食虫植物のハエトリグサの葉の動きは、葉の内側にある産毛(感覚毛)がトリガーになっています。
これが一定時間内(約30秒)に2度刺激されると、細胞内でイオンが放出され、葉が閉じる仕組みなんだそうです。
実験では、高電流で人工ニューロンを刺激し、それによって高い「発火周波数」を作り出すことで、葉が閉じる仕組みが再現されました。
一方、低電流で刺激した場合、発火周波数は一定の閾値に届かないので、葉が閉じることはないんだとか…。
この人工ニューロンは、医療用インプラント、義肢、BCI(ブレイン・コンピューター・インターフェース)、さらには人工知能を搭載したソフトロボットなど、さまざまな応用が期待されるそうなんです。
「人工的な機器を生体システムに結合する技術は、この分野が成功する上で決定的に重要である」と、論文では述べられています。
神経細胞は、シナプスとともに、脳の基本的な構成要素で、生物のニューロンの機能を電流で模倣できれば、人工知能技術の開発も可能になるだろうと考えられています。
「人間の脳に匹敵する効率性を実現するには、今後何年もかかるでしょう。
それでも、印刷で作られた小規模な人工ニューラルネットワークの実証へ向けて、正しい道筋にあると考えています」だそうです。
研究グループは、今後も人工ニューロンと生体ニューロンの通信をテーマに研究を進めていきたいと考えているそうです。
まぁ、最終的には機械の「脳」って事になるのかもしれませんね。
人間の場合、脳が生きてれば大体何とかなりますし、そこを人工にしてしまえれば、無限の可能性は広がるでしょうね。
ま、わたくし院長の生きてるうちには完成しないでしょうけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院