2022年01月07日 [からだのこと]
よみがえり
お疲れ様です。院長です。
1月7日の金曜日でございます。
1月に入り、寒さも本格的になってきましたね。
これからまだまだ寒くなるんだよねぇ…。
ホント、冬の後半は寒いだけで面白い事がなんにもないので、春が待ち遠しいですな。
これだけ寒いと、身体が固まるよって言う方も多いと思うんですが、今日のネタは固まるとかそういう次元じゃないお話しです。
なんとインドで、死亡診断されて、遺体安置所の冷凍庫に7時間入れられていた男性が翌日息を吹き返すってな事件があったそうなんですよ。
冷凍庫に7時間…。
さぞ寒かったでしょうなぁ…。
まぁ、7時間位では、人体は完全には凍らないでしょうけど、問題点はそこではありません。
死亡診断されていた「死体」が冷凍庫から行き返ったわけですから、これはホラーな話ですよね。
事故により深夜、病院に運ばれたインドの男性は死亡と診断され、すぐに病院の遺体安置所の冷凍庫に保管されました。
7時間後、翌日冷凍庫から出したところ、息を吹き返したんだとか…。
死亡と診断された後、生き返るケースはまれにあると聞きますが、冷凍庫の中に7時間も入れられていたにもかかわらず、息を吹き返したというのだからこの人の生命力も大したもんですよね。。
昨年、11月18日の深夜、インドのウッタル・プラデーシュ州ムラーダーバードで、電気技師をしているスリケシュ・クマールさん(40歳)が、スピードを出し過ぎたモーターバイクにはねられました。
スリケシュさんは、すぐに地元の病院に搬送されましたが、生体反応が確認できなかったために死亡と診断され、深夜と言う事もあり、遺体は病院の遺体安置用冷凍庫にそのまま保管されたわけなんです。
その約7時間後、朝になってスリケシュさんの遺族ら4人がかけつけました。
検死解剖の書類に署名するために遺体を冷凍庫から取り出して確認したところ、義妹は、スリケシュさんがわずかに呼吸をしていることに気が付き驚いたそうです。
その時の様子は動画に収められていました。
義妹のマドゥー・バラさんが、スリケシュさんの胸に手を当てて「死んでなんかいないわ。どうなってるの!?見て、呼吸をしているわ」と話しています。
スリケシュさんが息を吹き返したことについて、スリケシュさんの主任医療監督者となったシブ・シン医師は、メディアの取材でこのように述べています。
【午前3時に救急医が確認した時には、患者の心臓は停止していました。
何度も診断を行い、死亡宣告をしました。
しかし朝になって、警察と遺族は彼の生存を確認しました。
これは非常に稀なことです。
現在、地元の保健局が調査中ですが、この件は病院側の過失とは言えません。】だそうです。
その後、スリケシュさんは昏睡状態のままメーラトにあるヘルスセンターへと転院になり、人工呼吸器を装着したまま治療が試みられました。
義妹のマドゥーさんによると、「意識は戻っていないが容態は少しずつ回復している」ということでしたが、スリケシュさんは事故により脳内に血栓ができた状態になっており、その出血性疾患は手術できるものではなかったようです。
結局、スリケシュさんは事故から5日後の23日に死亡してしまいました。
「義兄は、回復している兆候を見せていましたが、生き続けることは叶いませんでした。」とマドゥーさんは悲しみを地元メディアで語りました。
ムラーダーバードのラジェンダ・クマール病院長は、「奇跡以外の何物でもない」と病院側に落ち度はなかったことを強調していますが、遺族らは「兄を冷凍室に入れて殺害するところだった医師らには、法的措置を取る」と話しているそうです。
まぁ、奇跡的な出来事と言えばそうですが、もし、搬送された時に治療を始めてたら、助かったかもってのは、遺族でなくても感じますよね。
ですが、世の中には稀に、完全に死亡してから生き返る事例もありますし、医師を責めるのも酷かなぁと…。
この死亡診断って、国によっても多少違いますが、日本の法律には、「死亡」についての明確な定義はありません。
以下の「三兆候説」と呼ばれるものに照らし死亡とするってのが一般的です。
「呼吸の不可逆的停止」
「心臓の不可逆的停止」
「瞳孔拡散(対光反射の消失)」
これとは別に、「脳死」って状態もあるんですね。
これは、「脳幹を含む全脳の不可逆的機能喪失」
というものです。
この脳死の定義は、あくまで「脳死の定義」であり、「脳死は人の死」と定義したものではないっていう、ややこしいものです。
今回の場合も、医者はキッチリと死亡を確認したんでしょうけど、最後に悪あがきと言うか何か延命措置を施していたら、あるいは…。
とは言え、非常に稀な事件でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月7日の金曜日でございます。
1月に入り、寒さも本格的になってきましたね。
これからまだまだ寒くなるんだよねぇ…。
ホント、冬の後半は寒いだけで面白い事がなんにもないので、春が待ち遠しいですな。
これだけ寒いと、身体が固まるよって言う方も多いと思うんですが、今日のネタは固まるとかそういう次元じゃないお話しです。
なんとインドで、死亡診断されて、遺体安置所の冷凍庫に7時間入れられていた男性が翌日息を吹き返すってな事件があったそうなんですよ。
冷凍庫に7時間…。
さぞ寒かったでしょうなぁ…。
まぁ、7時間位では、人体は完全には凍らないでしょうけど、問題点はそこではありません。
死亡診断されていた「死体」が冷凍庫から行き返ったわけですから、これはホラーな話ですよね。
事故により深夜、病院に運ばれたインドの男性は死亡と診断され、すぐに病院の遺体安置所の冷凍庫に保管されました。
7時間後、翌日冷凍庫から出したところ、息を吹き返したんだとか…。
死亡と診断された後、生き返るケースはまれにあると聞きますが、冷凍庫の中に7時間も入れられていたにもかかわらず、息を吹き返したというのだからこの人の生命力も大したもんですよね。。
昨年、11月18日の深夜、インドのウッタル・プラデーシュ州ムラーダーバードで、電気技師をしているスリケシュ・クマールさん(40歳)が、スピードを出し過ぎたモーターバイクにはねられました。
スリケシュさんは、すぐに地元の病院に搬送されましたが、生体反応が確認できなかったために死亡と診断され、深夜と言う事もあり、遺体は病院の遺体安置用冷凍庫にそのまま保管されたわけなんです。
その約7時間後、朝になってスリケシュさんの遺族ら4人がかけつけました。
検死解剖の書類に署名するために遺体を冷凍庫から取り出して確認したところ、義妹は、スリケシュさんがわずかに呼吸をしていることに気が付き驚いたそうです。
その時の様子は動画に収められていました。
義妹のマドゥー・バラさんが、スリケシュさんの胸に手を当てて「死んでなんかいないわ。どうなってるの!?見て、呼吸をしているわ」と話しています。
スリケシュさんが息を吹き返したことについて、スリケシュさんの主任医療監督者となったシブ・シン医師は、メディアの取材でこのように述べています。
【午前3時に救急医が確認した時には、患者の心臓は停止していました。
何度も診断を行い、死亡宣告をしました。
しかし朝になって、警察と遺族は彼の生存を確認しました。
これは非常に稀なことです。
現在、地元の保健局が調査中ですが、この件は病院側の過失とは言えません。】だそうです。
その後、スリケシュさんは昏睡状態のままメーラトにあるヘルスセンターへと転院になり、人工呼吸器を装着したまま治療が試みられました。
義妹のマドゥーさんによると、「意識は戻っていないが容態は少しずつ回復している」ということでしたが、スリケシュさんは事故により脳内に血栓ができた状態になっており、その出血性疾患は手術できるものではなかったようです。
結局、スリケシュさんは事故から5日後の23日に死亡してしまいました。
「義兄は、回復している兆候を見せていましたが、生き続けることは叶いませんでした。」とマドゥーさんは悲しみを地元メディアで語りました。
ムラーダーバードのラジェンダ・クマール病院長は、「奇跡以外の何物でもない」と病院側に落ち度はなかったことを強調していますが、遺族らは「兄を冷凍室に入れて殺害するところだった医師らには、法的措置を取る」と話しているそうです。
まぁ、奇跡的な出来事と言えばそうですが、もし、搬送された時に治療を始めてたら、助かったかもってのは、遺族でなくても感じますよね。
ですが、世の中には稀に、完全に死亡してから生き返る事例もありますし、医師を責めるのも酷かなぁと…。
この死亡診断って、国によっても多少違いますが、日本の法律には、「死亡」についての明確な定義はありません。
以下の「三兆候説」と呼ばれるものに照らし死亡とするってのが一般的です。
「呼吸の不可逆的停止」
「心臓の不可逆的停止」
「瞳孔拡散(対光反射の消失)」
これとは別に、「脳死」って状態もあるんですね。
これは、「脳幹を含む全脳の不可逆的機能喪失」
というものです。
この脳死の定義は、あくまで「脳死の定義」であり、「脳死は人の死」と定義したものではないっていう、ややこしいものです。
今回の場合も、医者はキッチリと死亡を確認したんでしょうけど、最後に悪あがきと言うか何か延命措置を施していたら、あるいは…。
とは言え、非常に稀な事件でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院