2021年12月14日 [からだのこと]
死してなお、遺すもの。
お疲れ様です。院長です。
12月14日の火曜日でございます。
いやー昨日あたりからまた寒くなってきましたねぇ。
もう完全に冬になった感じです。
街ゆく人も身体を丸めて歩いてますもんね。
わたくし院長、職業柄、ヒトの身体をよく観察します。
見るポイントとしては、やはり姿勢がまず目に入ります。
それから、肩の位置ですね。
どちらかが下がってるとか上がってるとかね。
それから歩き方なんかも気になります。
てな観察眼から、派生して骨にも興味があります。
興味と言うか、普通に骨が好きです(笑)
骨が好きと言うのもおかしな話ですが、ヒトとして完成された形でなくても、そのパーツにも興味があるわけですな。
そこで、今日のネタですが、世の中には亡くなられた方の身体の一部が保管されていたり、展示されたりしている場合があります。
もちろん、個人的に故人のものをと言う事もあるでしょうが、今日はいわゆる「有名人」の身体の一部のお話しをしたいと思います。
昨年、ナポレオンが人生の最後にイギリスの看守に与えたとされる遺髪が、オークションで約115万円で落札されました。
落札したのはロンドンの収集家だそうですが、歴史に名を刻んだ偉人や有名人の体の一部に興味をもつ人は意外と多いんですね。
それらきちんと保持され、博物館などで展示されたり保管されたりしています。
てことで、世の中にはどんな「モノ」が残されているのかご紹介してみたいと思います。
「ベートーヴェンの頭蓋骨」
ドイツの作曲家、ピアニストであるベートーヴェンの名を知らない人はいないでしょう。
肖像画を見たことある人も多いと思います。
この大作曲家が亡くなったのは1827年で、解剖されたとき、彼の後頭部の骨の一部が切り取られたんだとか…。
現在、それはカリフォルニアのベートーヴェン研究センターにあるんだそうです。
「ガリレオ・ガリレイの中指」
1642年に死んでから95年後に切り取られたイタリアの科学者、ガリレオ・ガリレイの指は、現在はフィレンツェの歴史科学博物館で展示されています。
「アインシュタインの脳」
1955年のアルベルト・アインシュタインの死後、病理学者のトーマス・ハーヴェイは、研究のためと、遺族の許可を得ずに彼の脳を切り取ったそうなんです。
ハーヴェイはその脳を240のブロックに分割して、ガラス壺の中に数年も保存していました。
1978年、それらが再発見され、現在はアメリカのふたつの博物館に保管されているそうです。
「ムッソリーニの脳」
元イタリアの首相、ベニート・ムッソリーニが処刑された後、アメリカ政府は研究のために脳の一部を採取し、その後未亡人に返却しました。
しかし、2009年、ムッソリーニの孫娘が、脳の一部がオークションサイト「eBay」で2万2千ドルで売りに出されていると主張。
eBayはこの出品を取り下げたという話があります。
「モーツァルトの頭蓋骨」
1791年に35歳で亡くなったオーストリアの音楽家、モーツァルトは、ウィーンの生活困窮者用の墓地に埋葬されました。
ですが、彼の頭蓋骨は、墓掘人のヨゼフ・ロトマイヤーによって盗まれたとされ、1902年以降は、ザルツブルグにある国際モーツァルテウム財団が所有しているそうです。
「ブッダの歯」
仏教の開祖であるブッダ(釈迦)が存命していた時期は未だ諸説あり、正確な生没年は分かっていません。
ブッダが亡くなった後、彼の遺骨はインド各地に散らばったそうなんですが、13世紀に東インドから右の犬歯がスリランカに運ばれてきたとされ、ダラダー・マーリガーワ寺院に祀られているそうです。
本物かどうか定かではありませんが、アメリカにもブッダの歯があるそうで、2013年初めにカリフォルニア州ローズミードのルーマウンテン寺院に寄贈された歯は、年々大きくなっており、今では7.6センチもあるんだとか…。
「ナポレオンの陰茎」
1821年の死後、解剖のときに切り取られ、個人収集家のジョン・K・ラティマーの娘が1977年に購入、保管していたそうです。
モノの長さはわずか3センチで、革の切れ端か、しなびたミミズのようらしいです(笑)
「ラスプーチンの陰茎」
帝政ロシア末期の祈祷僧、グリゴリー・ラスプーチンの陰茎はロシアのエロチカミュージアムに展示されています。
長さ30センチもの特大なモノだそうで、伝説によると、1920年代にこの怪僧の娘が、女性たちがこのイチモツを崇拝していたことを知り、手に入れて、のちに金に困ったときに売り飛ばしたという話が残っています。
「ジェレミ・ベンサムの全身」
19世紀のイギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムは、死んだら自分の全身を保存して、展示して欲しいと遺言していたそうです。
頭部の保存には失敗したため、蝋で作った頭に替えられているそうですが、体のほうはホンモノで、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)内のガラスケースの中に納められ、今でも展示されています。
「レーニンの遺体」
ロシアの指導者ウラジーミル・レーニンの全身は、モスクワの赤の広場にある霊廟に安置されているそうです。
てな感じで、結構あるんですよね…。
まぁ、骨や歯ならある程度原型のまま保管できると思いますが、陰茎て…(笑)
そりゃ、縮むよね(笑)
にしても、3センチとか言われてるナポレオンはちょっと可哀想な気もします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月14日の火曜日でございます。
いやー昨日あたりからまた寒くなってきましたねぇ。
もう完全に冬になった感じです。
街ゆく人も身体を丸めて歩いてますもんね。
わたくし院長、職業柄、ヒトの身体をよく観察します。
見るポイントとしては、やはり姿勢がまず目に入ります。
それから、肩の位置ですね。
どちらかが下がってるとか上がってるとかね。
それから歩き方なんかも気になります。
てな観察眼から、派生して骨にも興味があります。
興味と言うか、普通に骨が好きです(笑)
骨が好きと言うのもおかしな話ですが、ヒトとして完成された形でなくても、そのパーツにも興味があるわけですな。
そこで、今日のネタですが、世の中には亡くなられた方の身体の一部が保管されていたり、展示されたりしている場合があります。
もちろん、個人的に故人のものをと言う事もあるでしょうが、今日はいわゆる「有名人」の身体の一部のお話しをしたいと思います。
昨年、ナポレオンが人生の最後にイギリスの看守に与えたとされる遺髪が、オークションで約115万円で落札されました。
落札したのはロンドンの収集家だそうですが、歴史に名を刻んだ偉人や有名人の体の一部に興味をもつ人は意外と多いんですね。
それらきちんと保持され、博物館などで展示されたり保管されたりしています。
てことで、世の中にはどんな「モノ」が残されているのかご紹介してみたいと思います。
「ベートーヴェンの頭蓋骨」
ドイツの作曲家、ピアニストであるベートーヴェンの名を知らない人はいないでしょう。
肖像画を見たことある人も多いと思います。
この大作曲家が亡くなったのは1827年で、解剖されたとき、彼の後頭部の骨の一部が切り取られたんだとか…。
現在、それはカリフォルニアのベートーヴェン研究センターにあるんだそうです。
「ガリレオ・ガリレイの中指」
1642年に死んでから95年後に切り取られたイタリアの科学者、ガリレオ・ガリレイの指は、現在はフィレンツェの歴史科学博物館で展示されています。
「アインシュタインの脳」
1955年のアルベルト・アインシュタインの死後、病理学者のトーマス・ハーヴェイは、研究のためと、遺族の許可を得ずに彼の脳を切り取ったそうなんです。
ハーヴェイはその脳を240のブロックに分割して、ガラス壺の中に数年も保存していました。
1978年、それらが再発見され、現在はアメリカのふたつの博物館に保管されているそうです。
「ムッソリーニの脳」
元イタリアの首相、ベニート・ムッソリーニが処刑された後、アメリカ政府は研究のために脳の一部を採取し、その後未亡人に返却しました。
しかし、2009年、ムッソリーニの孫娘が、脳の一部がオークションサイト「eBay」で2万2千ドルで売りに出されていると主張。
eBayはこの出品を取り下げたという話があります。
「モーツァルトの頭蓋骨」
1791年に35歳で亡くなったオーストリアの音楽家、モーツァルトは、ウィーンの生活困窮者用の墓地に埋葬されました。
ですが、彼の頭蓋骨は、墓掘人のヨゼフ・ロトマイヤーによって盗まれたとされ、1902年以降は、ザルツブルグにある国際モーツァルテウム財団が所有しているそうです。
「ブッダの歯」
仏教の開祖であるブッダ(釈迦)が存命していた時期は未だ諸説あり、正確な生没年は分かっていません。
ブッダが亡くなった後、彼の遺骨はインド各地に散らばったそうなんですが、13世紀に東インドから右の犬歯がスリランカに運ばれてきたとされ、ダラダー・マーリガーワ寺院に祀られているそうです。
本物かどうか定かではありませんが、アメリカにもブッダの歯があるそうで、2013年初めにカリフォルニア州ローズミードのルーマウンテン寺院に寄贈された歯は、年々大きくなっており、今では7.6センチもあるんだとか…。
「ナポレオンの陰茎」
1821年の死後、解剖のときに切り取られ、個人収集家のジョン・K・ラティマーの娘が1977年に購入、保管していたそうです。
モノの長さはわずか3センチで、革の切れ端か、しなびたミミズのようらしいです(笑)
「ラスプーチンの陰茎」
帝政ロシア末期の祈祷僧、グリゴリー・ラスプーチンの陰茎はロシアのエロチカミュージアムに展示されています。
長さ30センチもの特大なモノだそうで、伝説によると、1920年代にこの怪僧の娘が、女性たちがこのイチモツを崇拝していたことを知り、手に入れて、のちに金に困ったときに売り飛ばしたという話が残っています。
「ジェレミ・ベンサムの全身」
19世紀のイギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムは、死んだら自分の全身を保存して、展示して欲しいと遺言していたそうです。
頭部の保存には失敗したため、蝋で作った頭に替えられているそうですが、体のほうはホンモノで、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)内のガラスケースの中に納められ、今でも展示されています。
「レーニンの遺体」
ロシアの指導者ウラジーミル・レーニンの全身は、モスクワの赤の広場にある霊廟に安置されているそうです。
てな感じで、結構あるんですよね…。
まぁ、骨や歯ならある程度原型のまま保管できると思いますが、陰茎て…(笑)
そりゃ、縮むよね(笑)
にしても、3センチとか言われてるナポレオンはちょっと可哀想な気もします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院