2021年10月27日 [動物のこと]
夢のマンモスの輪切り肉
お疲れ様です。院長です。
10月27日の水曜日でございます。
新型コロナも随分大人しくなってきた感がありますが、なんとかこの間に、治療薬が出来ませんかねぇ…。
ワクチンはどうしても一定数、打てない人も出てきますし、効果も確実ではありません。
ですが、無症状、そして軽症者に効果のある薬が登場すれば、これはもうそれこそ「風邪」みたいなもんと言えるかもしれません。
「風邪」は言い過ぎやな。
「インフルエンザ」程度の脅威に抑えられるでしょう。
そして薬は経口薬が望ましいですな。
点滴となると、医療現場に負荷がかかりますし、なんとか経口治療薬を早いとこ頼んます。
このコロナ騒ぎで、また感染症の分野でも飛躍的な進歩がみられるでしょうね。
そして、今日のネタは、同じく飛躍的に進歩してる遺伝子工学のお話でもしてみようかと思います。
なんと、マンモスを現世に蘇らせる計画が本格化。
アジアゾウとマンモスの雑種「マンモファント」の誕生は間近なんだそうです。
まぁ、賛否はあるでしょうけど、シンプルに見てみたい気持ちはありますねぇ。
基本的には反対ですけどね(笑)
マンモスが絶滅してから1万年、ついに彼らをシベリアの永久凍土に復活させる計画が本格的に始動したようです。
マンモスの復元は研究者にとっての夢とロマンと言えるでしょう。
マンモスの復活については10年以上前から議論が交わされ復元する計画が進められていました。
しかし、つい先日、それを実行するための追加資金が確保されたそうなんです。
15億円相当の資金は、米国のスタートアップ「Colossal Biosciences」社、起業家のベン・ラム氏、ハーバード大学医学大学院の遺伝学者ジョージ・チャーチ教授によって集められました。
アジアゾウの胚からマンモスに似た雑種「マンモファント」を誕生させ、最終的にはかつてマンモスが北極圏で占めていた生態的地位につけることが目標なんだとか…。
計画では、まず目標とされているのは、ゾウとマンモスの雑種「マンモファント」を誕生させることです。
そのために、アジアゾウの皮膚から細胞を採取し、遺伝子編集技術によってマンモスのDNAを持つ「幹細胞」を作り出します。
びっしりとした毛や脂肪の層といった寒さに耐えるための遺伝子は、永久凍土から発掘されたマンモスの遺伝子を調べることで特定するそうです。
こうしてできた胚を、代理母(あるいは人工子宮)に移植。
順調にいけば、6年後には最初のマンモファントの子供が誕生するという話しです。
チャーチ教授によると、マンモファントは姿も行動もマンモスらしいものになるらしいです。
同教授が目指すのは、機能的にマンモスとよく似ており、マイナス40度の厳しい寒さに耐え、かつてマンモスがやっていたように木を倒すことができる個体だそうです。
このプロジェクトには他にも目的があります。
絶滅の危機に瀕しているアジアゾウに、マンモスの特性を持たせることで、広大な北極圏で生きられる力を与え、そこで繁栄させることなんだとか…。
まぁ、わたくし院長的には、そんなもん、もうアジアゾウじゃないんじゃないのと思いますが、どうなんですかねぇ。
しかも、これが同時に、温暖化の抑制にもつながると期待されているそうです。
今から4000年前、マンモスが絶滅すると、それまで草原だったところに低木が生え始めました。
ですがマンモスが復活すれば、低木を踏みつけたり、糞を落として草に栄養を与えるために、以前の草原が回復すると予測されるんだとか…。
これが永久凍土の融解を防ぐことになると考えられています。
草原はツンドラよりも光を多く反射するため、光が多く反射されれば、それだけ地面が冷たく保たれます。
ですから永久凍土も解けにくくなるということのようです。
一方で、当然ながら、こうした試みに反対する科学者も存在します。
ロンドン自然史博物館の古生物学者ビクトリア・ヘリッジ博士は、「個人的には、マンモスで北極圏をジオエンジニアリング(地球温暖化を抑えるために、地球の自然なサイクルを変えることができるとするテクノロジー。)するという考えは正当化できないと思います」と語ります。
もし彼らの力を借りて、北極圏の生態系を改善するのなら、数十万頭も必要になるでしょう。
ですがマンモファントは1頭が生まれるまでに22か月を要し、大人になるには30年もかかります。
これほどの規模の計画を実行するのは簡単なことではありません。
またシェフィールド大学の植物・生態学者ガレス・フェニックス教授は、「意図しない有害な結果を避けるために、責任をもって対策を講じなければいけません」と話します。
たとえば北極圏の森林におおわれた地域は、木やコケがあることで永久凍土の融解が防がれていると言われています。
それをマンモスによって踏みつけられてしまうのは、望ましいことではないとの考えですな。
もちろん、これらの大プロジェクトですから、反発はあるでしょう。
けど、わたくし院長は、そこではなく、遺伝子操作により、新種の(実際マンモスではないわけですし)生き物を造るってとこに違和感を感じます。
アカン気がする(笑)
これ、マンモスなんで、地球温暖化を抑制するとかなんとか大義があるように聞こえますが、要するに遺伝子操作して生き物を作り出したいだけでしょう?
ほんとに、地球温暖化対策ってんなら、30年もかかることをやっても仕方ないもんね。
このままいったら30年先がヤバいんだって…。
マンモスが作れたら次は恐竜にいくかもしれませんしね。
もちろん、見てみたい(笑)
けど、アカン気がする。
そう思うのはわたくしだけではないでしょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月27日の水曜日でございます。
新型コロナも随分大人しくなってきた感がありますが、なんとかこの間に、治療薬が出来ませんかねぇ…。
ワクチンはどうしても一定数、打てない人も出てきますし、効果も確実ではありません。
ですが、無症状、そして軽症者に効果のある薬が登場すれば、これはもうそれこそ「風邪」みたいなもんと言えるかもしれません。
「風邪」は言い過ぎやな。
「インフルエンザ」程度の脅威に抑えられるでしょう。
そして薬は経口薬が望ましいですな。
点滴となると、医療現場に負荷がかかりますし、なんとか経口治療薬を早いとこ頼んます。
このコロナ騒ぎで、また感染症の分野でも飛躍的な進歩がみられるでしょうね。
そして、今日のネタは、同じく飛躍的に進歩してる遺伝子工学のお話でもしてみようかと思います。
なんと、マンモスを現世に蘇らせる計画が本格化。
アジアゾウとマンモスの雑種「マンモファント」の誕生は間近なんだそうです。
まぁ、賛否はあるでしょうけど、シンプルに見てみたい気持ちはありますねぇ。
基本的には反対ですけどね(笑)
マンモスが絶滅してから1万年、ついに彼らをシベリアの永久凍土に復活させる計画が本格的に始動したようです。
マンモスの復元は研究者にとっての夢とロマンと言えるでしょう。
マンモスの復活については10年以上前から議論が交わされ復元する計画が進められていました。
しかし、つい先日、それを実行するための追加資金が確保されたそうなんです。
15億円相当の資金は、米国のスタートアップ「Colossal Biosciences」社、起業家のベン・ラム氏、ハーバード大学医学大学院の遺伝学者ジョージ・チャーチ教授によって集められました。
アジアゾウの胚からマンモスに似た雑種「マンモファント」を誕生させ、最終的にはかつてマンモスが北極圏で占めていた生態的地位につけることが目標なんだとか…。
計画では、まず目標とされているのは、ゾウとマンモスの雑種「マンモファント」を誕生させることです。
そのために、アジアゾウの皮膚から細胞を採取し、遺伝子編集技術によってマンモスのDNAを持つ「幹細胞」を作り出します。
びっしりとした毛や脂肪の層といった寒さに耐えるための遺伝子は、永久凍土から発掘されたマンモスの遺伝子を調べることで特定するそうです。
こうしてできた胚を、代理母(あるいは人工子宮)に移植。
順調にいけば、6年後には最初のマンモファントの子供が誕生するという話しです。
チャーチ教授によると、マンモファントは姿も行動もマンモスらしいものになるらしいです。
同教授が目指すのは、機能的にマンモスとよく似ており、マイナス40度の厳しい寒さに耐え、かつてマンモスがやっていたように木を倒すことができる個体だそうです。
このプロジェクトには他にも目的があります。
絶滅の危機に瀕しているアジアゾウに、マンモスの特性を持たせることで、広大な北極圏で生きられる力を与え、そこで繁栄させることなんだとか…。
まぁ、わたくし院長的には、そんなもん、もうアジアゾウじゃないんじゃないのと思いますが、どうなんですかねぇ。
しかも、これが同時に、温暖化の抑制にもつながると期待されているそうです。
今から4000年前、マンモスが絶滅すると、それまで草原だったところに低木が生え始めました。
ですがマンモスが復活すれば、低木を踏みつけたり、糞を落として草に栄養を与えるために、以前の草原が回復すると予測されるんだとか…。
これが永久凍土の融解を防ぐことになると考えられています。
草原はツンドラよりも光を多く反射するため、光が多く反射されれば、それだけ地面が冷たく保たれます。
ですから永久凍土も解けにくくなるということのようです。
一方で、当然ながら、こうした試みに反対する科学者も存在します。
ロンドン自然史博物館の古生物学者ビクトリア・ヘリッジ博士は、「個人的には、マンモスで北極圏をジオエンジニアリング(地球温暖化を抑えるために、地球の自然なサイクルを変えることができるとするテクノロジー。)するという考えは正当化できないと思います」と語ります。
もし彼らの力を借りて、北極圏の生態系を改善するのなら、数十万頭も必要になるでしょう。
ですがマンモファントは1頭が生まれるまでに22か月を要し、大人になるには30年もかかります。
これほどの規模の計画を実行するのは簡単なことではありません。
またシェフィールド大学の植物・生態学者ガレス・フェニックス教授は、「意図しない有害な結果を避けるために、責任をもって対策を講じなければいけません」と話します。
たとえば北極圏の森林におおわれた地域は、木やコケがあることで永久凍土の融解が防がれていると言われています。
それをマンモスによって踏みつけられてしまうのは、望ましいことではないとの考えですな。
もちろん、これらの大プロジェクトですから、反発はあるでしょう。
けど、わたくし院長は、そこではなく、遺伝子操作により、新種の(実際マンモスではないわけですし)生き物を造るってとこに違和感を感じます。
アカン気がする(笑)
これ、マンモスなんで、地球温暖化を抑制するとかなんとか大義があるように聞こえますが、要するに遺伝子操作して生き物を作り出したいだけでしょう?
ほんとに、地球温暖化対策ってんなら、30年もかかることをやっても仕方ないもんね。
このままいったら30年先がヤバいんだって…。
マンモスが作れたら次は恐竜にいくかもしれませんしね。
もちろん、見てみたい(笑)
けど、アカン気がする。
そう思うのはわたくしだけではないでしょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院