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2021年10月12日 [動物のこと]

気候変動と進化

お疲れ様です。院長です。

10月12日の火曜日でございます。

ちょっとしたご報告なんですが、実は本日、当院の開院日だったんですよね。

2015年ですから、丸6年もちました(笑)

今日から、7年目と言う事で特にイベントをするわけでもなく、しれっといきたいとおもいます。

まぁ、10周年とかになったら、記念品でも作って配るかもしれませんけどねぇ。

10周年まではまだ4年ありますから、第一目標は、4年間この院を継続させることですな。

コロナの影響もあり、ここ2年はなかなか厳しい状況ですからねぇ。

てことで、今日からさらに気持ちをこめて頑張るぞっと。

で、秋が来ましたねぇ〜。

昼間はまだ暑い日もありますが、今年は思ってたより素直に秋になった気がします。

まぁその暑さもボチボチかなという感じですが、それでも気候変動は世界的に問題になっていますよね。

世界と言いますか、地球規模での気候変動ですから、影響は計りしれません。

当然、地球規模と言うわけですから、影響を受けてるのは我々人間だけではありません。

人間以外の動物も植物も、全て影響されてしまいます。

今日は、そんな中、気候変動を乗り切るため、野生動物たちの体に変化が現れているってお話しをしてみたいと思います。

当然ながら、気候変動に適応しなければならないのは人間だけではありません。

それは自然界も同じで、野生動物たちも暑くなった世界に適応しなければならないわけです。

最新の研究によりますと、このところ動物の体形が変化していることが確認されているそうなんです。

地球温暖化の影響で、クチバシ・足・耳といった体温を調節するための器官が大きくなっていることがわかったそうなんです。

耳や足、あるいはクチバシといった器官は体温を調節するのに役立っています。

人間なら、暑い日には汗をかいて体温を下げられます。

ですが多くの動物は、体から飛び出すようについている付属器官を使って体温を調節しています。

たとえば、ゾウの大きな耳にはたくさんの血管が走っており、これをパタパタとはためかせることで血液を冷やしたり、風に当てて熱を逃がすことができるんです。

また、鳥はクチバシに流れる血流量を調節することで、体温を下げているんだそうです。

オーストラリア・ディーキン大学をはじめとするグループによれば、地球温暖化による体形の変化は特に鳥類で顕著だということです。

オーストラリアに生息する数種のオウムは、1871年以来、クチバシ(ゾウの耳のように体温調節機能がある)の大きさが平均4〜10%大きくなっているそうです。

そして、こうした変化には、夏の気温との相関がみとめられるんだとか…。

北米のユキヒメドリのクチバシも同様で、こちらは寒い時期に短期的に起きる大きな気温の変化とに相関が見られたそうです。

そして、こうした変化は鳥だけでなく、哺乳類でも確認されているそうです。

たとえば、ヨーロッパやアフリカ北西部に分布するモリアカネズミはしっぽが長くなり、北米でもっとも一般的なトガリネズミの仲間はしっぽと脚が大きくなっているそうです。

いずれも体温調節に必要な器官です。

また、アフリカゾウの耳が大きくなっていることも確認されたそうで、いずれも体温調節に必要な器官です。

鳥類学者のサラ・ライディング氏は、気候変動は人間だけの問題ではなく、「動物もこうした変化に適応しなければならないことを今こそ認識すべきです」と述べています。

専門家によると、そうした変化はこれまでの進化の歴史で経験されてきたものよりも、はるかに短いタイムスケールで起きているのだということです。

そしてもちろん適応できる種も、そうでない種もいるわけですね。

付属器官の大きさの変化は10%未満で、私たちの目にすぐに留まるようなことはないようですが、それでも「耳のような目立つ付属器官は大きなると予測されていますので、そう遠くない将来、実在のダンボが誕生するかもしれませんね」とライディング氏は語っているそうです。

最後に、ダンボの耳ってな、ファンタジーで締めくくってますが、動物がこれだけ早く適応しようとしているという事は、やはりかなりの大ごとなんでしょう。

我々人間も手をこまねいているわけにはいかないですよね。

我々は、自身が進化する必要などないわけで、温暖化をなんとしても止めないといけません。

もうきっとギリギリのところまできてるんだと思いますよ。

ではまた〜。









京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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