2021年09月23日 [動物のこと]
もう放し飼いしかないよね。
お疲れ様です。院長です。
9月23日の木曜日でございます。
本日は、秋分の日ってことでお休みでございますよ。
秋分って事で、秋まっさかりですな。
まだ昼間は少々暑いですけど、まぁ朝晩はそれなりに秋の気配が色濃くなってきていますね。
今年は、なんだか普通に秋がきてる気がして、それはそれで気持ち悪いです(笑)
また突然、暑い日がくるんじゃないかと心配だったりもしますが…
このブログでもついこの間、EU離脱したイギリスが、今年5月に全ての動物は意識や感覚を持つ衆生であることを認める条項を動物福祉法に加えることを発表したなんて御話を書きましたが、ご記憶にありますでしょうか。
それに習ったかどうかは分かりませんが、世界で最も高い動物福祉基準を持つEU諸国でも、再び動物保護に向けて新たなる1歩を踏み出したようなんです。
このほど、欧州委員会はEU域内でニワトリ、豚、牛、ウサギやウズラ、アヒル、ガチョウなどの家畜動物のケージ飼育を、2027年までに段階的に廃止する取り組みを実施していくことを発表しました。
6月30日、欧州委員会はEU域内でこれまで物議を醸していた事案について、140万人以上の請願書が集められたことが理由の1つとして、EU域内でケージに入れた家畜動物の飼育を段階的に廃止する新しい法律に取り組むことを発表。
これが実際に法律として導入されることになると、ニワトリやウズラ、ウサギや豚、牛、アヒル、ガチョウなどがケージ飼育から解放されるという事になりますな。
EU保健委員のステラ・キリヤキデスさんは、以下ののように話しています。
【全ての動物は意識も感覚もあります。
私たちは家畜農場での状態がこれを反映することを確実にする道徳的・社会的責任を負っています。】と…。
この新たな法は2023年までに提案され、2027年までに段階的に導入される予定のようです。
産卵鶏、雌豚、子牛は既にケージ飼育規制の対象になっているそうです。
ニワトリに関しても、ワイヤーでできたケージを連ねて幾段にも重ね、その中に鶏を収容する「バタリーケージ」での飼育が2012年より禁止されていますが、複数の農場でバタリーケージを使用していることが発覚したそうです。
欧州委員会は、一部の動物がどのように収容されているかについて「重大な懸念」があり、それらは狭いケージの中で押し込められ、まっすぐ立ったり伸びたり向きを変えたりすることさえできないと述べています。
EUは世界で最も高い複数の動物福祉基準を持っていますが、現在、EU諸国では94%のウサギ、85%の雌豚、49%の鶏がケージ飼育されているという話しです。
個体数の6%弱がケージ飼育されているというドイツでは、同国のアルベルト・シュヴァイツアー財団が、2025年までには一方的にケージに入れられた鶏の飼育をドイツ国内で禁じることを発表。
チェコ共和国もこの法案に同意したんだとか…。
ちなみに、オーストリアとルクセンブルクは、既に鶏をケージで飼育することは完全禁止にしています。
まぁ、動物愛護先進国らしいと言えばそうなんですが、どうもねぇ(笑)
この、ニワトリや牛、豚、愛玩動物ではないですよね?
目的は、やはり食肉なわけで、その時点でアウトじゃないの?
最後は殺して食べちゃうのに、その過程の環境に配慮するってのが、わたくし院長には違和感なんですが、その感覚がおかしいんですかね?
更にEUでは、イギリス同様フランスのフォアグラを作るためのアヒルやガチョウの強制給餌を禁ずる法律も求めており、各EU諸国は既に法改正への支持を示しているそうです。
フォアグラは確かに拷問チックな部分もありますが、言うても食用ですからねぇ。
こうした法改正への変化は、種ごとに決定されていく予定であると共に、各動物の特定のニーズに合わせてケージ飼育の代替案を奨励していくことになるそうです。
これもまたイギリス同様、家畜を飼育している農家は政府の補助金を通じて支援され、設備をアップグレードして最新の飼育法のトレーニングを受けることが可能になるって部分は、まぁ良いんじゃないでしょうか。
2023年までにEUの27の加盟国全てと欧州議会は、この法案が可決されるための法律に同意する必要があるとされており、そうなれば各国が動物福祉法において新たな規制を敷くことができるということですな。
でも、これがエスカレートしていけば、最終的には食肉禁止ってことになりませんかね?
なにか方向が違う気がしますが、今後もEUの動きに注目していきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月23日の木曜日でございます。
本日は、秋分の日ってことでお休みでございますよ。
秋分って事で、秋まっさかりですな。
まだ昼間は少々暑いですけど、まぁ朝晩はそれなりに秋の気配が色濃くなってきていますね。
今年は、なんだか普通に秋がきてる気がして、それはそれで気持ち悪いです(笑)
また突然、暑い日がくるんじゃないかと心配だったりもしますが…
このブログでもついこの間、EU離脱したイギリスが、今年5月に全ての動物は意識や感覚を持つ衆生であることを認める条項を動物福祉法に加えることを発表したなんて御話を書きましたが、ご記憶にありますでしょうか。
それに習ったかどうかは分かりませんが、世界で最も高い動物福祉基準を持つEU諸国でも、再び動物保護に向けて新たなる1歩を踏み出したようなんです。
このほど、欧州委員会はEU域内でニワトリ、豚、牛、ウサギやウズラ、アヒル、ガチョウなどの家畜動物のケージ飼育を、2027年までに段階的に廃止する取り組みを実施していくことを発表しました。
6月30日、欧州委員会はEU域内でこれまで物議を醸していた事案について、140万人以上の請願書が集められたことが理由の1つとして、EU域内でケージに入れた家畜動物の飼育を段階的に廃止する新しい法律に取り組むことを発表。
これが実際に法律として導入されることになると、ニワトリやウズラ、ウサギや豚、牛、アヒル、ガチョウなどがケージ飼育から解放されるという事になりますな。
EU保健委員のステラ・キリヤキデスさんは、以下ののように話しています。
【全ての動物は意識も感覚もあります。
私たちは家畜農場での状態がこれを反映することを確実にする道徳的・社会的責任を負っています。】と…。
この新たな法は2023年までに提案され、2027年までに段階的に導入される予定のようです。
産卵鶏、雌豚、子牛は既にケージ飼育規制の対象になっているそうです。
ニワトリに関しても、ワイヤーでできたケージを連ねて幾段にも重ね、その中に鶏を収容する「バタリーケージ」での飼育が2012年より禁止されていますが、複数の農場でバタリーケージを使用していることが発覚したそうです。
欧州委員会は、一部の動物がどのように収容されているかについて「重大な懸念」があり、それらは狭いケージの中で押し込められ、まっすぐ立ったり伸びたり向きを変えたりすることさえできないと述べています。
EUは世界で最も高い複数の動物福祉基準を持っていますが、現在、EU諸国では94%のウサギ、85%の雌豚、49%の鶏がケージ飼育されているという話しです。
個体数の6%弱がケージ飼育されているというドイツでは、同国のアルベルト・シュヴァイツアー財団が、2025年までには一方的にケージに入れられた鶏の飼育をドイツ国内で禁じることを発表。
チェコ共和国もこの法案に同意したんだとか…。
ちなみに、オーストリアとルクセンブルクは、既に鶏をケージで飼育することは完全禁止にしています。
まぁ、動物愛護先進国らしいと言えばそうなんですが、どうもねぇ(笑)
この、ニワトリや牛、豚、愛玩動物ではないですよね?
目的は、やはり食肉なわけで、その時点でアウトじゃないの?
最後は殺して食べちゃうのに、その過程の環境に配慮するってのが、わたくし院長には違和感なんですが、その感覚がおかしいんですかね?
更にEUでは、イギリス同様フランスのフォアグラを作るためのアヒルやガチョウの強制給餌を禁ずる法律も求めており、各EU諸国は既に法改正への支持を示しているそうです。
フォアグラは確かに拷問チックな部分もありますが、言うても食用ですからねぇ。
こうした法改正への変化は、種ごとに決定されていく予定であると共に、各動物の特定のニーズに合わせてケージ飼育の代替案を奨励していくことになるそうです。
これもまたイギリス同様、家畜を飼育している農家は政府の補助金を通じて支援され、設備をアップグレードして最新の飼育法のトレーニングを受けることが可能になるって部分は、まぁ良いんじゃないでしょうか。
2023年までにEUの27の加盟国全てと欧州議会は、この法案が可決されるための法律に同意する必要があるとされており、そうなれば各国が動物福祉法において新たな規制を敷くことができるということですな。
でも、これがエスカレートしていけば、最終的には食肉禁止ってことになりませんかね?
なにか方向が違う気がしますが、今後もEUの動きに注目していきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院