2021年08月26日 [動物のこと]
熱波とサケ
お疲れ様です。院長です。
8月26日の木曜日でございます。
8月も残すところ、5日程となりましたが、まだまだ暑いですねぇ〜。
お盆辺りに日本中で大雨が降りましたが、やはり今年の夏と言えば、猛暑でしたね。
しかも、この猛暑は日本だけではなく、世界中で暑かった様なんです。
この夏、何回かこのブログでも「熱波」が襲来してヤバい事になってる国のお話しをしたと思います。
知らんとか…。
こんなんとかこんなんですな(笑)
ま、掻い摘んで話すと、アメリカとかカナダ辺りでは熱波で電線が焼けたりとか、また海岸ではヒトデとか、ムール貝が死にまくってるってなお話しでした。
で、今日もそんな話なんですが、熱波による水温上昇に耐えきれず、体に異変をきたすサケが続出してるそうなんです。
とにかく今年は、世界中で記録的な熱波に見舞われています。
今年6月以降、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州では50度近い記録的な猛暑が観測され、480人以上の人が突然死しています。
ですが、当然ながら暑いのは地上だけではなく水中も同様です。
この時期のコロンビア川には、産卵のためにサケが海から里帰りしてくるんですが、その体に異変が起きているそうなんです。
非営利団体「コロンビア・リバーキーパー(Columbia Riverkeeper)」が公開した動画には、真っ赤な傷口や、菌類に感染して白くなった病変など、痛々しいサケたちの姿が映し出されています。
その原因は水温の上昇とそれによるストレスであるそうなんです。
体の異変が確認されたのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州およびアメリカ合衆国太平洋岸北西部を流れる、コロンビア川に里帰りしていた「ベニザケ」の仲間です。
コロンビア・リバーキーパーの代表ブレット・ヴァンデンヒューベル氏によると、サケは予想外にもコロンビア川の支流であるリトル・ホワイト・サーモン川にコースを変更していたのだそうです。
それもこれも暑さから逃れるためなんだとか…。
この日、水温はサケが長時間活動するには危険な21度にも達していたそうなんです。
人間でたとえるなら、38度の中でフルマラソンを走るようなものなのだとか…。
人間ならば、あえてそのような炎天下でマラソンをする必要などありませんが、卵を産まねばならないサケの場合、意地でもやるか、そのまま死ぬかの二択しかないわけなんですよ。
撮影されたサケは病気と熱のストレスでおそらく産卵はできず、死んでしまうだろうと予測されています。
実際、撮影から数日後にヴァンデンヒューベル氏が近隣を調べてみると、ほかの支流でも同じように苦しむサケが確認でき、下流で死んでいるものも見つかったそうです。
今回のサケの異変は、熱波だけによって引き起こされたわけではないといいます。
ヴァンデンヒューベル氏によると、ここ数十年で川にいくつものダムが建設されて水の量が減少したことで、水温の上昇に加速をかけたようなんですね。
最終的にどのくらいのサケが犠牲になるのか、今の時点ではっきり予測することはできないそうですが、今後1か月以上にわたってさらに熱い日が続くだろうことを考えると、今以上の魚が死んだとしてもおかしくはないそうです。
付近にはベニザケがほぼ絶滅してしまっている川もあるそうなんです。
そうした川では、ほんの少しサケが死んだだけでも、甚大な影響をもたらすことになるといいます。
なお、このサケは最近起きている大量死の1事例でしかないそうで、太平洋北西部やカナダでは、熱波によって10億以上もの海洋生物が死んでいるとのことですから、もうただごとではないですよね。
とは言え、こんなもん、どうしたらいいんでしょう?
温暖化を止めるって大きな課題はありますが、今すぐハイッ。てわけには当然いきません。
何年もかけて、ジワジワ上昇したものを元に戻すには、やはり何年も時間がかかるでしょうしねぇ。
ですが、何年、何十年かかろうと、今から始めないと前には進みませんからね。
ボチボチ、コロナ対策と共に、温暖化対策にも本気を出さないと地球に未来はありませんよね。
ホント、嫌な話題ばっかですなぁ…。
ですが、全て我々人間が起こしてきた事ですから、我々人間が責任をもって、地球を何とかしないといけないでしょう。
まだ間に合うはずですから、手遅れになる前になんとかしていかないとね。
とは言え、わたくし院長に何が出来るかとなると、微妙なんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月26日の木曜日でございます。
8月も残すところ、5日程となりましたが、まだまだ暑いですねぇ〜。
お盆辺りに日本中で大雨が降りましたが、やはり今年の夏と言えば、猛暑でしたね。
しかも、この猛暑は日本だけではなく、世界中で暑かった様なんです。
この夏、何回かこのブログでも「熱波」が襲来してヤバい事になってる国のお話しをしたと思います。
知らんとか…。
こんなんとかこんなんですな(笑)
ま、掻い摘んで話すと、アメリカとかカナダ辺りでは熱波で電線が焼けたりとか、また海岸ではヒトデとか、ムール貝が死にまくってるってなお話しでした。
で、今日もそんな話なんですが、熱波による水温上昇に耐えきれず、体に異変をきたすサケが続出してるそうなんです。
とにかく今年は、世界中で記録的な熱波に見舞われています。
今年6月以降、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州では50度近い記録的な猛暑が観測され、480人以上の人が突然死しています。
ですが、当然ながら暑いのは地上だけではなく水中も同様です。
この時期のコロンビア川には、産卵のためにサケが海から里帰りしてくるんですが、その体に異変が起きているそうなんです。
非営利団体「コロンビア・リバーキーパー(Columbia Riverkeeper)」が公開した動画には、真っ赤な傷口や、菌類に感染して白くなった病変など、痛々しいサケたちの姿が映し出されています。
その原因は水温の上昇とそれによるストレスであるそうなんです。
体の異変が確認されたのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州およびアメリカ合衆国太平洋岸北西部を流れる、コロンビア川に里帰りしていた「ベニザケ」の仲間です。
コロンビア・リバーキーパーの代表ブレット・ヴァンデンヒューベル氏によると、サケは予想外にもコロンビア川の支流であるリトル・ホワイト・サーモン川にコースを変更していたのだそうです。
それもこれも暑さから逃れるためなんだとか…。
この日、水温はサケが長時間活動するには危険な21度にも達していたそうなんです。
人間でたとえるなら、38度の中でフルマラソンを走るようなものなのだとか…。
人間ならば、あえてそのような炎天下でマラソンをする必要などありませんが、卵を産まねばならないサケの場合、意地でもやるか、そのまま死ぬかの二択しかないわけなんですよ。
撮影されたサケは病気と熱のストレスでおそらく産卵はできず、死んでしまうだろうと予測されています。
実際、撮影から数日後にヴァンデンヒューベル氏が近隣を調べてみると、ほかの支流でも同じように苦しむサケが確認でき、下流で死んでいるものも見つかったそうです。
今回のサケの異変は、熱波だけによって引き起こされたわけではないといいます。
ヴァンデンヒューベル氏によると、ここ数十年で川にいくつものダムが建設されて水の量が減少したことで、水温の上昇に加速をかけたようなんですね。
最終的にどのくらいのサケが犠牲になるのか、今の時点ではっきり予測することはできないそうですが、今後1か月以上にわたってさらに熱い日が続くだろうことを考えると、今以上の魚が死んだとしてもおかしくはないそうです。
付近にはベニザケがほぼ絶滅してしまっている川もあるそうなんです。
そうした川では、ほんの少しサケが死んだだけでも、甚大な影響をもたらすことになるといいます。
なお、このサケは最近起きている大量死の1事例でしかないそうで、太平洋北西部やカナダでは、熱波によって10億以上もの海洋生物が死んでいるとのことですから、もうただごとではないですよね。
とは言え、こんなもん、どうしたらいいんでしょう?
温暖化を止めるって大きな課題はありますが、今すぐハイッ。てわけには当然いきません。
何年もかけて、ジワジワ上昇したものを元に戻すには、やはり何年も時間がかかるでしょうしねぇ。
ですが、何年、何十年かかろうと、今から始めないと前には進みませんからね。
ボチボチ、コロナ対策と共に、温暖化対策にも本気を出さないと地球に未来はありませんよね。
ホント、嫌な話題ばっかですなぁ…。
ですが、全て我々人間が起こしてきた事ですから、我々人間が責任をもって、地球を何とかしないといけないでしょう。
まだ間に合うはずですから、手遅れになる前になんとかしていかないとね。
とは言え、わたくし院長に何が出来るかとなると、微妙なんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院