2021年06月04日 [動物のこと]
コロナとミツバチ
お疲れ様です。院長です。
6月4日の金曜日でございます。
6月4日で「虫の日」(笑)
ですな。
これ、漫画家・手塚治虫先生らの呼びかけで1988年(昭和63年)に設立された日本昆虫クラブが「虫の日」を制定。
昆虫が住める街づくりを目指しているんだそうです。
昆虫が住める街ってどんなんやねんって気はしますし、昆虫って括りはまぁ良いとしても、昆虫が住めるってことは、害虫も住めちゃうやん。
わたくし院長、虫はかなり嫌いで、これから暑くなると当院は、夜になると結構な数の虫が寄ってきます。
これは、当院の前の通りが、夜は比較的暗くて、灯りに集まってるんだと思われますが、まぁまぁ大きめの「蛾」らしきヤツとかがいた日にゃ、もう院内パニックですし(笑)
で、こういう時、シャッと虫を捕獲できる人とかがいれば良いんですが、当院はわたくし院長を筆頭に、虫が苦手って人ばかりなんでなかなか前に進みません。
わたくし院長、虫を触る位なら、ヘビと戦う方がよっぽどマシですわ(笑)
ってな虫の日ですが、神奈川県鎌倉市の建長寺ってとこには、「虫塚」が建立されてるそうです。
で、毎年、多くの昆虫採集家が集い法要を行っているんだとか…。
虫塚…。
そんな法要するんなら、昆虫採集なんざしなきゃいいのにとかも思いますが、まぁ虫にも命はありますからね。
ってな虫トークですが、虫と言ってももちろん害虫ばかりではありません。
今日のネタは人類にとって、救世主となるかもしれない「ミツバチ」のお話でございます。
なんと、ミツバチに新型コロナウイルスの匂いを嗅ぎ分けられる能力があることが判明したんだそうです。
検査の強力な助っ人になる可能性があるってなお話しです。
このブログでは、過去に犬が新型コロナの陽性者を、唾液や汗の臭いで嗅ぎ分ける事が出来るってなお話しをしたことがあります。
まぁ、犬ならね。
麻薬探知犬とかマジでスゴイですもんね。
犬の嗅覚は人間の数千倍から一億倍優れていると言われてますから、まぁ可能な気はしますよね。
ですが、今回のお話しは「ミツバチ」ですよ。
嗅覚が優れてるのかどうかもよく知りませんし、まずコミュニケーション取れるのかね?
我々世代のおっさんは、ミツバチと言えば、「みなしごハッチ」ってハチが主人公のアニメを思いだす人も多いと思いますが、一体ミツバチをどうするんでしょう。
実はミツバチは、数キロ先の花を見つけられるくらい嗅覚が鋭い生き物なんだそうです。
しかもほんの数分訓練すれば、特定の揮発性物質や臭いを学習することができるんだそうです。
そこでオランダの科学者たちは、ミツバチを訓練して新型コロナウイルスを嗅ぎ分けられるようになるか試してみました。
その結果、予想通りミツバチは直ぐにその匂いを覚え、感染したサンプルを数秒で検知するようになったそうなんですよ。
ヴァーヘニンゲン大学の研究グループがミツバチに対して行った訓練は、パブロフの犬的な条件反射を応用したものなんだそうです。
ミツバチにウイルスが感染したサンプルの臭いを嗅がせ、直後に彼らの好物である砂糖水を近づけます。
するとミツバチは甘い砂糖水を飲もうと舌を伸ばすわけです。
これを何度も繰り返すと、ウイルスの臭いがしただけで舌を伸ばすようになるんだとか…。
なるほど。
これだとハチの意思表示が分かりますな。
考えたもんですねぇ…。
ってより、ハチに舌ってあるんやね(笑)
で、結果、この方法で訓練されたミツバチは、非常に正確にウイルスの臭いを嗅ぎ分けられるようになったそうなんです。
しかも、ほんの数秒でウイルスの有無を教えてくれるわけです。
一般のPCR検査では数時間かかることを考えれば、電光石火のスピードですな。
しかもミツバチは世界中に生息しているので、訓練プロセスを自動化できれば、高価な技術を利用できない低所得国でも有効な検査方法になるかもしれないそうなんです。
今回の実験には150匹のミツバチが使われたそうで、次のステップは、その規模をもっと大きくすることなんだそうです。
スタートアップのInsectSense社は、そのための自動訓練装置のプロトタイプをすでに開発しているとのことです。
ミツバチは植物の受粉を助けてくれる上に、栄養価の高い蜂蜜を提供してくれる地球上ではなくてはならない存在です。
更に、犬に続いて新型コロナウイルスの検出にも一役かってくれるなんて、とんでもなくヒト思いの昆虫ですなぁ。
この研究も今後の動きに期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月4日の金曜日でございます。
6月4日で「虫の日」(笑)
ですな。
これ、漫画家・手塚治虫先生らの呼びかけで1988年(昭和63年)に設立された日本昆虫クラブが「虫の日」を制定。
昆虫が住める街づくりを目指しているんだそうです。
昆虫が住める街ってどんなんやねんって気はしますし、昆虫って括りはまぁ良いとしても、昆虫が住めるってことは、害虫も住めちゃうやん。
わたくし院長、虫はかなり嫌いで、これから暑くなると当院は、夜になると結構な数の虫が寄ってきます。
これは、当院の前の通りが、夜は比較的暗くて、灯りに集まってるんだと思われますが、まぁまぁ大きめの「蛾」らしきヤツとかがいた日にゃ、もう院内パニックですし(笑)
で、こういう時、シャッと虫を捕獲できる人とかがいれば良いんですが、当院はわたくし院長を筆頭に、虫が苦手って人ばかりなんでなかなか前に進みません。
わたくし院長、虫を触る位なら、ヘビと戦う方がよっぽどマシですわ(笑)
ってな虫の日ですが、神奈川県鎌倉市の建長寺ってとこには、「虫塚」が建立されてるそうです。
で、毎年、多くの昆虫採集家が集い法要を行っているんだとか…。
虫塚…。
そんな法要するんなら、昆虫採集なんざしなきゃいいのにとかも思いますが、まぁ虫にも命はありますからね。
ってな虫トークですが、虫と言ってももちろん害虫ばかりではありません。
今日のネタは人類にとって、救世主となるかもしれない「ミツバチ」のお話でございます。
なんと、ミツバチに新型コロナウイルスの匂いを嗅ぎ分けられる能力があることが判明したんだそうです。
検査の強力な助っ人になる可能性があるってなお話しです。
このブログでは、過去に犬が新型コロナの陽性者を、唾液や汗の臭いで嗅ぎ分ける事が出来るってなお話しをしたことがあります。
まぁ、犬ならね。
麻薬探知犬とかマジでスゴイですもんね。
犬の嗅覚は人間の数千倍から一億倍優れていると言われてますから、まぁ可能な気はしますよね。
ですが、今回のお話しは「ミツバチ」ですよ。
嗅覚が優れてるのかどうかもよく知りませんし、まずコミュニケーション取れるのかね?
我々世代のおっさんは、ミツバチと言えば、「みなしごハッチ」ってハチが主人公のアニメを思いだす人も多いと思いますが、一体ミツバチをどうするんでしょう。
実はミツバチは、数キロ先の花を見つけられるくらい嗅覚が鋭い生き物なんだそうです。
しかもほんの数分訓練すれば、特定の揮発性物質や臭いを学習することができるんだそうです。
そこでオランダの科学者たちは、ミツバチを訓練して新型コロナウイルスを嗅ぎ分けられるようになるか試してみました。
その結果、予想通りミツバチは直ぐにその匂いを覚え、感染したサンプルを数秒で検知するようになったそうなんですよ。
ヴァーヘニンゲン大学の研究グループがミツバチに対して行った訓練は、パブロフの犬的な条件反射を応用したものなんだそうです。
ミツバチにウイルスが感染したサンプルの臭いを嗅がせ、直後に彼らの好物である砂糖水を近づけます。
するとミツバチは甘い砂糖水を飲もうと舌を伸ばすわけです。
これを何度も繰り返すと、ウイルスの臭いがしただけで舌を伸ばすようになるんだとか…。
なるほど。
これだとハチの意思表示が分かりますな。
考えたもんですねぇ…。
ってより、ハチに舌ってあるんやね(笑)
で、結果、この方法で訓練されたミツバチは、非常に正確にウイルスの臭いを嗅ぎ分けられるようになったそうなんです。
しかも、ほんの数秒でウイルスの有無を教えてくれるわけです。
一般のPCR検査では数時間かかることを考えれば、電光石火のスピードですな。
しかもミツバチは世界中に生息しているので、訓練プロセスを自動化できれば、高価な技術を利用できない低所得国でも有効な検査方法になるかもしれないそうなんです。
今回の実験には150匹のミツバチが使われたそうで、次のステップは、その規模をもっと大きくすることなんだそうです。
スタートアップのInsectSense社は、そのための自動訓練装置のプロトタイプをすでに開発しているとのことです。
ミツバチは植物の受粉を助けてくれる上に、栄養価の高い蜂蜜を提供してくれる地球上ではなくてはならない存在です。
更に、犬に続いて新型コロナウイルスの検出にも一役かってくれるなんて、とんでもなくヒト思いの昆虫ですなぁ。
この研究も今後の動きに期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院