2021年03月19日 [動物のこと]
魚の個性
お疲れ様です。院長です。
3月19日の金曜日でございます。
明日は春分の日って事でお休みですな。
ボチボチ春めいてきましたし、明日からは人出もソコソコあるんじゃないでしょうか。
まだコロナはあるにせよ、外を散歩するくらいなら大丈夫でしょうし、短い春を楽しまないとね。
まぁ明日明後日も、天気によりますけどね。
それなりに暖かかったらちょっと散歩でも楽しみたいもんです。
ってな感じで今日もネタに突入しましょう。
つい先日、抗うつ薬である「プロザック」の影響で、魚がゾンビのように没個性化してしまうってなお話しをこのブログで書きました。
詳しくは読んできてくださればよろしいかと思いますが、掻い摘むと人間が服用した薬の、体内に吸収され切らなかった分が下水を通し海に流れ、その薬の影響で魚が没個性化するってなお話でした。
で、この話のポイントは、薬の成分が海に流れてるってこともあるんですが、それにより魚が影響されてると…
魚がゾンビのように、没個性化しちゃうってトコですね。
没個性化というのは、群集の中で個人のアイデンティティが消滅し、行動の抑制がきかなくなったりすることを指します。
まぁ、当然ながら「ヒト」に対して用いる用語であるわけで、そもそも魚に「個性」ってあるのかと…。
ってことで、今日は魚の「個性」についてのお話となっております。
当然ながら、人によって性格は様々で、それは動物も同様でペットを複数飼っている人なら犬や猫が個体によって違っているのがわかるでしょう。
おとなしかったり活発だったり、怖がりだったり、我慢強かったり、みんな違っています。
それは魚でも同様な様で、魚にも個性があり、それぞれ違った性格を持っているんだそうです。
最新の研究によると、魚の泳ぎ方を観察すれば、その子がどんな性格なのか知ることができるそうです。
ペットの魚のことを理解することで、よりいっそう愛おしさが増してくるでしょうなぁ。
英スウォンジー大学とエセックス大学のグループは、水槽で15匹の「イトヨ」を飼育し、その泳ぎ方を詳しく分析してみたそうです。
イトヨが水槽の中を泳ぎまわる姿を録画し、向きを変える頻度や、止まってまた動き出す頻度など、さまざま泳ぎのパターンを計測すると個々に、よく繰り返されるパターンがあることが判明したそうです。
それは非常にはっきりとしたもので、パターンを見ればどの個体なのか判別できるほどだったとのことです。
これ、魚好きには常識なんでしょうか…。
わたくし院長、ちょっと前にメダカを飼育したことがあるんですが、どれだけ見てもオスとメスの区別もつきませんでしたけどねぇ…。
また、そうした泳ぎ方のパターンは魚の習性に関係があることが明らかになっています。
たとえば、泳いで過ごす時間が長く、直接的なアプローチをとり、「突発的な移動」をしない魚は、水槽の中をたくさん探索する傾向にあったそうです。
研究グループによれば、飼育環境だけに限った話ではなく、自然環境でもそうである可能性は高いそうです。
この研究は、シンプルな移動パラメーターを性格を表す特徴とみなせるだろうことを示しています。
そうしたパラメーターは、個体それぞれの習性の違いとよく一致しています。
と、スウォンジー大学のアンドリュー・キング博士は説明しています。
泳ぎ方の詳細なデータがあれば、野生の魚の性格を定量化できるかもしれないとまでいっています。
追跡技術が進歩したおかげで、そうしたデータも手に入りやすくなってるそうですから…。
つまり、魚の泳ぎ方のパターンとそれに関連した習性のデータを大量に集めることで、「魚の性格診断」ができるというわけですね。
ただし、そうしたパターンが永遠に変わらないと断言できるわけではありません。
この研究は、ほとんど環境が変化しない水槽で、ほんの短い間魚を観察しただけですからね。
移動パターンや習性は、たとえば環境の変化などに応じて変わってくるのかどうかはまだわかりません。
変化するにしても徐々に変化するのかもしれませんし、突然変化するのかもしれません。
これからの研究課題は山積みですが、魚の性格をある程度見分けることができれば、どう接したらいいのかもわかるかもしれませんしね。
ペットで魚を飼ってる人には楽しいかもしれませんね。
てより、こんなこと研究している博士がいるのにも驚きですけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月19日の金曜日でございます。
明日は春分の日って事でお休みですな。
ボチボチ春めいてきましたし、明日からは人出もソコソコあるんじゃないでしょうか。
まだコロナはあるにせよ、外を散歩するくらいなら大丈夫でしょうし、短い春を楽しまないとね。
まぁ明日明後日も、天気によりますけどね。
それなりに暖かかったらちょっと散歩でも楽しみたいもんです。
ってな感じで今日もネタに突入しましょう。
つい先日、抗うつ薬である「プロザック」の影響で、魚がゾンビのように没個性化してしまうってなお話しをこのブログで書きました。
詳しくは読んできてくださればよろしいかと思いますが、掻い摘むと人間が服用した薬の、体内に吸収され切らなかった分が下水を通し海に流れ、その薬の影響で魚が没個性化するってなお話でした。
で、この話のポイントは、薬の成分が海に流れてるってこともあるんですが、それにより魚が影響されてると…
魚がゾンビのように、没個性化しちゃうってトコですね。
没個性化というのは、群集の中で個人のアイデンティティが消滅し、行動の抑制がきかなくなったりすることを指します。
まぁ、当然ながら「ヒト」に対して用いる用語であるわけで、そもそも魚に「個性」ってあるのかと…。
ってことで、今日は魚の「個性」についてのお話となっております。
当然ながら、人によって性格は様々で、それは動物も同様でペットを複数飼っている人なら犬や猫が個体によって違っているのがわかるでしょう。
おとなしかったり活発だったり、怖がりだったり、我慢強かったり、みんな違っています。
それは魚でも同様な様で、魚にも個性があり、それぞれ違った性格を持っているんだそうです。
最新の研究によると、魚の泳ぎ方を観察すれば、その子がどんな性格なのか知ることができるそうです。
ペットの魚のことを理解することで、よりいっそう愛おしさが増してくるでしょうなぁ。
英スウォンジー大学とエセックス大学のグループは、水槽で15匹の「イトヨ」を飼育し、その泳ぎ方を詳しく分析してみたそうです。
イトヨが水槽の中を泳ぎまわる姿を録画し、向きを変える頻度や、止まってまた動き出す頻度など、さまざま泳ぎのパターンを計測すると個々に、よく繰り返されるパターンがあることが判明したそうです。
それは非常にはっきりとしたもので、パターンを見ればどの個体なのか判別できるほどだったとのことです。
これ、魚好きには常識なんでしょうか…。
わたくし院長、ちょっと前にメダカを飼育したことがあるんですが、どれだけ見てもオスとメスの区別もつきませんでしたけどねぇ…。
また、そうした泳ぎ方のパターンは魚の習性に関係があることが明らかになっています。
たとえば、泳いで過ごす時間が長く、直接的なアプローチをとり、「突発的な移動」をしない魚は、水槽の中をたくさん探索する傾向にあったそうです。
研究グループによれば、飼育環境だけに限った話ではなく、自然環境でもそうである可能性は高いそうです。
この研究は、シンプルな移動パラメーターを性格を表す特徴とみなせるだろうことを示しています。
そうしたパラメーターは、個体それぞれの習性の違いとよく一致しています。
と、スウォンジー大学のアンドリュー・キング博士は説明しています。
泳ぎ方の詳細なデータがあれば、野生の魚の性格を定量化できるかもしれないとまでいっています。
追跡技術が進歩したおかげで、そうしたデータも手に入りやすくなってるそうですから…。
つまり、魚の泳ぎ方のパターンとそれに関連した習性のデータを大量に集めることで、「魚の性格診断」ができるというわけですね。
ただし、そうしたパターンが永遠に変わらないと断言できるわけではありません。
この研究は、ほとんど環境が変化しない水槽で、ほんの短い間魚を観察しただけですからね。
移動パターンや習性は、たとえば環境の変化などに応じて変わってくるのかどうかはまだわかりません。
変化するにしても徐々に変化するのかもしれませんし、突然変化するのかもしれません。
これからの研究課題は山積みですが、魚の性格をある程度見分けることができれば、どう接したらいいのかもわかるかもしれませんしね。
ペットで魚を飼ってる人には楽しいかもしれませんね。
てより、こんなこと研究している博士がいるのにも驚きですけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院