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2020年11月05日 [動物のこと]

カムチャツカの大量死

お疲れ様です。院長です。

11月5日の木曜日でございます。

日々、冬が深まると言いますか寒くなっていきますなぁ。

わたくし院長、とても暑がりなんですが、とても寒がりでもあります(笑)

暑いのも寒いのも苦手ですんで、はやく春が来ないかなぁと。

まぁ、寒いのは嫌いですが、これからの「冬の前半」は楽しみでございます。

冬の前半とは、これからの初冬から、年始までを呼んでおります。

あ、もちろん、わたくし院長が勝手に呼んでるだけですがね(笑)

で、冬の後半ってのは、正月が明けてから、春がくるまでの間です。

前半は、これからクリスマスもありますし、忘年会だの年末年始と、楽しい事ばっかですやん。

それに引き換え、後半ときたらほんまに寒いだけ(笑)

しかも2月の寒さは、もう死ぬほど寒いですし、大雪が降ったりもしますしね。

ここ数年、暖冬傾向でそこまで雪も降ってませんが、今年辺りはヤバそうな気がします。

元々、雪が降る地方の方は、ある程度慣れてるでしょうけど、都心部の人からすると、雪が積もったらもうアウトやしね。

車なんて、滑る滑る(笑)

もちろん、スタッドレスタイヤなんかつけてないですし、チェーンってなもん、つけたこともねぇ(笑)

そんな地方に雪が降ったら、全てが麻痺します。

なので、やめてね。

てことで、今日もネタに突入ですが、今日はなんとも謎多き事件のお話でございます。

極東ロシアのカムチャッカ半島の広い海域で、9月はじめから1か月ほどにわたり、海洋生物の95%が大量死するという謎の事態が発生しておりました。

現在、ロシア捜査委員会と科学者らがその原因を調査中ですが、なんらかの有毒化学物質が海に流出したことが原因ではないかと推測されているという話しです。

場所は、サーファーたちに人気のカムチャッカ半島ハラクティルスキービーチで、9月初旬に海に入ったサーファー数人が、目の激しい炎症や体に火傷を負うなどの症状を訴えました。

その後間もなくして、アザラシやタコ、ウニやヒトデなどの大量の海洋生物の死骸がビーチに打ち上げられたそうなんです。

これがそのツイッター動画です。

まぁ、一面ゴミのように死骸で埋まってます。

ですが、不思議と魚がいないんですよね。

タコ、ウニ、ヒトデが大量に死んでます。

科学者ら専門家は、この事態は潜在的に壊滅的な長期的影響を伴う環境災害の恐れがあると指摘しています。

潜在的に壊滅的な長期的影響を伴う環境災害の恐れ…

とんでもない事態のようですが、カムチャッカ半島知事は、過去1週間に何百もの海水サンプルを収集し、ウラジオストクとモスクワの研究所で分析をしている段階であることを発表しています。

今回の調査に関わっているクロノツキー自然保護区および太平洋地理学研究所の海洋生物学者イヴァン・ウサトフ氏は、アバチャ湾の海底10〜15メートル底に生息している95%の海洋生物の死骸を発見したと言っています。

大型の魚やエビ、カニなど、ほんのわずかな数が生き残っていたそうですが、食糧供給が破壊されたために今後も生き延びるかとなると疑問でだと…。

水中には異様な茶色の泡があり、海岸を含め海には大量の海洋生物の死骸があります。

汚染された地域は、調査した海域よりも遥かに広範囲の可能性があるとの事なんです。

また、共に現場に出向き海に潜って調査したダイバーで写真家のアレクサンダー・コロボク氏も、海の生態系は著しく損なわれていると指摘し、自然界は全てが相互に関連しているため、この出来事はかなり長期的なダメージをもたらすことになると述べています。

また、ダイビング中に皮膚に火傷を負ってしまったそうです。

専門家らは、この事態が壊滅的な長期にわたる環境災害を引き起こす可能性があるとしており、ロシアの捜査委員会は、この1件を犯罪捜査として調査開始することを発表しました。

実は、先月の時点では、サーファーからの報告を受けた環境大臣は、この事態を軽視していたようなんですが、数日後に環境保護団体グリーンピースとWWF(世界自然保護基金)が「生態学的大惨事」として警告した後、「汚染の責任者は罰せられる」と発表しました。

5月のロシア北極圏での大規模な油流出事件を口にし、「同様に今回の件も妥協は許さない。市民の環境福祉と生態系の保全が最優先だ」と述べました。

9月1日〜10月3日の間に海が激しく汚染され、大量の海洋生物が死んだ原因においては、今のところ様々な憶測が飛び交っています。

一部科学者はロケット燃料が海岸から数キロ離れた旧軍事試験場の貯蔵施設から漏れた可能性を推測。

一方では、人為的な汚染により引き起こされ、悪化した有害な「アオコ」が原因ではと口にする者もいるそうです。

ロシア捜査委員会が発表した現時点での調査では、海水にフェノールを含む油成分が含まれていることが判明したことを明かしています。

そのため、農薬を保管するために使用されている近くの施設を含み、有害化学物質を生み出す可能性があると考えられる全ての発生源を調査しているそうです。

この1件は、深刻な環境有害物質の取り扱いおよび海洋環境汚染違反の疑いで捜査されていますが、今のところ容疑者は特定されていません。

まぁ、ダイバーやサーファーが火傷するってんですから、何らかの劇物、毒物が海に流出したんでしょう。

しかも、この規模だとかなり大量に流出してるでしょうし、ひょっとすると大事件かもしれませんな。

ロシアだけに何となくうやむやにしそうですが、グリーンピースとWWFが動いてるなら解決するでしょう。

まぁ、犯人も突き止めなきゃいけませんが、それより海は元に戻るんでしょうか…。

そっちのが心配ですよね。

ではまた〜。


021105



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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