2020年10月29日 [動物のこと]
猫のウインク
お疲れ様です。院長です。
10月29日の木曜日でございます。
10月ももう終りですなぁ〜。
11月となると、グッと年末感も出てきますし、冬も始まりますよね。
これからハロウィンに、クリスマスに、忘年会に、年末年始と、イベントが続きます。
例年なら、飲み過ぎ食べ過ぎに注意やでぇ〜とか言うてるトコですが、今年はイベント自体が微妙ですもんね。
ま、家族でゆっくり過ごすとかが一番良いんじゃないでしょうかね。
まだまだコロナは油断できませんから、みなさん自重できるとこは自重しましょうね。
ってことで、今日もネタにいくんですが、このブログ、最後にいつも猫の画像が出てきています。
特に意味のないもんでもあるんですが、これは単純にわたくし院長が猫好きだからに他なりません。
てことで、今日はそんな猫好きに送る良いお話し。
イギリスの研究で、猫の前でゆっくり「まばたき」をすると仲良くなれることが科学的に証明されたんだそうです。
猫はそもそも、「自由で気まぐれ」というイメージが定着していますが、そんなことはないようなんです。
まぁ、もちろん個体差はありますが、比較的こういうイメージだとは思います。
今回報告された研究は、猫と親密になりたいのなら「ゆっくりと瞬き(まばたき)をする」というものです。
これは猫に対して敵意がないことを示しており、猫がゆっくり瞬きを返してくれるようになると、猫は心を開いてくれた証となるんだとか…。
この研究を行ったイギリス・サセックス大学の心理学者カレン・マコーム氏は、動物行動学の研究者として、ネコの飼い主として、こうやってネコと人間がコミュニケーションを交わせると証明できたのはよかったと語っておられます。
猫の飼い主であれば、猫が半分目を閉じて、ゆっくりと瞬き(まばたき)をする姿を見たことがあるかもしれません。
特に猫がくつろいでいたり、満足しているときに浮かべられるこの表情は、人間が微笑むときに目が細くなるのと似ており、猫の笑顔と解釈することができるんだそうです。
そこで、猫飼いの間では有名な、「ゆっくりとしたまばたき」で猫に好意を伝えられるという話が本当なのかどうか、マコーム氏らは確かめてみることにしたんだそうです。
マコーム氏らが行なったのは2つの実験でした。
最初のものは、14のご家庭に参加してもらい、飼い主にそれぞれの愛猫(計21匹)に向かってゆっくりと瞬きをしてもらいました。
自宅の猫がお気に入りの場所でくつろいでいたら、飼い主さんは1メートル離れて座り、ゆっくりと瞬きをします。
そして、このときの両者の顔をカメラで撮影し、ただ見つめるだけで瞬きをしなかったときと比べてみます。
結果は、人間から瞬きをされた猫は、そうした働きかけがなかったときと比べて、瞬きを返してくることが多かったんだとか…。
もう1つの実験では、8つの家庭から24匹の猫に参加してもらい、今度は飼い主ではなく、猫にとっては赤の他人である研究者が同じことをしてみることにしました。
そして、このときは瞬きに加えて、手を差し出したときの猫の反応も観察されました。
こちらの実験では、ゆっくり瞬きをした場合、猫が瞬きを返してくるだけでなく、差し出された手に近寄ってくることも多かったそうなんです。
瞬きによるコミュニケーションを扱った初めての研究が教えてくれるのは、ゆっくりとした瞬きが「自宅でも、あるいは街中でも、猫と仲良くなる素晴らしい方法」だということのようです。
微笑むように目を細め、それから数秒だけ目をつぶってみると、向こうも同じように返してくれるそうなんです。
会話のようなものを交わせるということなんですね。
どこか超然として、他人にはまったく無関心に思える猫ですが、彼らもまた同居する人間のことを気にかけているようなんです。
もしかしたら飼い主さんなら薄々感じていたことかもしれませんが、最近では科学的な研究からも明らかにされています。
たとえば、猫は自分に関心を示してくれる人間に対して、同じように返してきます。
だから、もしあなたが猫はよそよそしいと感じているのなら、それはあなた自身に問題があるかもしれないということですな。
また飼い主の性格に似る傾向があることも研究からわかっています。
こうした人間の心を感じ取る能力があるために、飼い主さんが落ち込んでいるとき、あたかも励ましているように振る舞うことだってあるわけなんです。
悲しい時、辛い時、何も言わずに猫がずっと寄り添ってくれた経験を持つ飼い主も多いことでしょう。
また自分の名前を認識しているらしいことや(無視してしまうことも多いようですが…)、飼い主さんに対して想像以上に深い愛情を抱いているらしいことも分かってきています。
ではなぜ、猫は人間に向けてゆっくり瞬きをするのでしょう?
猫はじっと見つめる行為を威嚇と感じていると考えられているため、瞬きは敵意がないことを伝えるサインだとする説があります。
あるいは、人間がそれに対して好意的に反応してくれるために、表情を発達させたのだと考えることもできるんだとか…。
その理由は今後の研究で徐々に明らかになるでしょうけど、はっきりとした理由が分からないとしても、「ゆっくり瞬き」は猫との距離をぐっと縮められるテクニックであることは間違いないようです。
もちろん個体差はありますし、猫が興奮状態にあるときには効かないでしょうけど、ある程度リラックスしている状態なら、野良猫にだって効果があるそうです。
まぁ、わたくし院長の経験上、野良猫の場合、見つめ合える間合いに入らせてくれない事が多いですから、まずは顔なじみにならないとこの手は使えませんけどね。
犬と共に人を癒し、そして共に生きてきた猫ですから、もっと色々分かりあえると良いですよね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月29日の木曜日でございます。
10月ももう終りですなぁ〜。
11月となると、グッと年末感も出てきますし、冬も始まりますよね。
これからハロウィンに、クリスマスに、忘年会に、年末年始と、イベントが続きます。
例年なら、飲み過ぎ食べ過ぎに注意やでぇ〜とか言うてるトコですが、今年はイベント自体が微妙ですもんね。
ま、家族でゆっくり過ごすとかが一番良いんじゃないでしょうかね。
まだまだコロナは油断できませんから、みなさん自重できるとこは自重しましょうね。
ってことで、今日もネタにいくんですが、このブログ、最後にいつも猫の画像が出てきています。
特に意味のないもんでもあるんですが、これは単純にわたくし院長が猫好きだからに他なりません。
てことで、今日はそんな猫好きに送る良いお話し。
イギリスの研究で、猫の前でゆっくり「まばたき」をすると仲良くなれることが科学的に証明されたんだそうです。
猫はそもそも、「自由で気まぐれ」というイメージが定着していますが、そんなことはないようなんです。
まぁ、もちろん個体差はありますが、比較的こういうイメージだとは思います。
今回報告された研究は、猫と親密になりたいのなら「ゆっくりと瞬き(まばたき)をする」というものです。
これは猫に対して敵意がないことを示しており、猫がゆっくり瞬きを返してくれるようになると、猫は心を開いてくれた証となるんだとか…。
この研究を行ったイギリス・サセックス大学の心理学者カレン・マコーム氏は、動物行動学の研究者として、ネコの飼い主として、こうやってネコと人間がコミュニケーションを交わせると証明できたのはよかったと語っておられます。
猫の飼い主であれば、猫が半分目を閉じて、ゆっくりと瞬き(まばたき)をする姿を見たことがあるかもしれません。
特に猫がくつろいでいたり、満足しているときに浮かべられるこの表情は、人間が微笑むときに目が細くなるのと似ており、猫の笑顔と解釈することができるんだそうです。
そこで、猫飼いの間では有名な、「ゆっくりとしたまばたき」で猫に好意を伝えられるという話が本当なのかどうか、マコーム氏らは確かめてみることにしたんだそうです。
マコーム氏らが行なったのは2つの実験でした。
最初のものは、14のご家庭に参加してもらい、飼い主にそれぞれの愛猫(計21匹)に向かってゆっくりと瞬きをしてもらいました。
自宅の猫がお気に入りの場所でくつろいでいたら、飼い主さんは1メートル離れて座り、ゆっくりと瞬きをします。
そして、このときの両者の顔をカメラで撮影し、ただ見つめるだけで瞬きをしなかったときと比べてみます。
結果は、人間から瞬きをされた猫は、そうした働きかけがなかったときと比べて、瞬きを返してくることが多かったんだとか…。
もう1つの実験では、8つの家庭から24匹の猫に参加してもらい、今度は飼い主ではなく、猫にとっては赤の他人である研究者が同じことをしてみることにしました。
そして、このときは瞬きに加えて、手を差し出したときの猫の反応も観察されました。
こちらの実験では、ゆっくり瞬きをした場合、猫が瞬きを返してくるだけでなく、差し出された手に近寄ってくることも多かったそうなんです。
瞬きによるコミュニケーションを扱った初めての研究が教えてくれるのは、ゆっくりとした瞬きが「自宅でも、あるいは街中でも、猫と仲良くなる素晴らしい方法」だということのようです。
微笑むように目を細め、それから数秒だけ目をつぶってみると、向こうも同じように返してくれるそうなんです。
会話のようなものを交わせるということなんですね。
どこか超然として、他人にはまったく無関心に思える猫ですが、彼らもまた同居する人間のことを気にかけているようなんです。
もしかしたら飼い主さんなら薄々感じていたことかもしれませんが、最近では科学的な研究からも明らかにされています。
たとえば、猫は自分に関心を示してくれる人間に対して、同じように返してきます。
だから、もしあなたが猫はよそよそしいと感じているのなら、それはあなた自身に問題があるかもしれないということですな。
また飼い主の性格に似る傾向があることも研究からわかっています。
こうした人間の心を感じ取る能力があるために、飼い主さんが落ち込んでいるとき、あたかも励ましているように振る舞うことだってあるわけなんです。
悲しい時、辛い時、何も言わずに猫がずっと寄り添ってくれた経験を持つ飼い主も多いことでしょう。
また自分の名前を認識しているらしいことや(無視してしまうことも多いようですが…)、飼い主さんに対して想像以上に深い愛情を抱いているらしいことも分かってきています。
ではなぜ、猫は人間に向けてゆっくり瞬きをするのでしょう?
猫はじっと見つめる行為を威嚇と感じていると考えられているため、瞬きは敵意がないことを伝えるサインだとする説があります。
あるいは、人間がそれに対して好意的に反応してくれるために、表情を発達させたのだと考えることもできるんだとか…。
その理由は今後の研究で徐々に明らかになるでしょうけど、はっきりとした理由が分からないとしても、「ゆっくり瞬き」は猫との距離をぐっと縮められるテクニックであることは間違いないようです。
もちろん個体差はありますし、猫が興奮状態にあるときには効かないでしょうけど、ある程度リラックスしている状態なら、野良猫にだって効果があるそうです。
まぁ、わたくし院長の経験上、野良猫の場合、見つめ合える間合いに入らせてくれない事が多いですから、まずは顔なじみにならないとこの手は使えませんけどね。
犬と共に人を癒し、そして共に生きてきた猫ですから、もっと色々分かりあえると良いですよね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院