2020年08月27日 [動物のこと]
(続)サルモネラプラント
お疲れ様です。院長です。
8月27日の木曜日でございます。
8月も残りわずかとなり、支払い週間がやってきました。
毎月言っておりますが、この27日辺りからダラダラと支払いが続きます。
今月はコロナ禍に加え、休みすぎですねぇ…。
やはり、3月辺りから患者数も減ってますし、ボチボチ深刻な状況だな(笑)
そりゃ、不要不急の外出は避けた方が良いですしね。
気持ちは分かります。
コロナが落ち着いたら、また通いますって言葉を残したままの患者さんも多数おられますからねぇ…。
とは言え、日々生きてかないといけませんし、困ってる患者さんもたくさんいるわけで、今日もがんばろーって感じなんですが、支払いは嫌だね(笑)
嫌だと言っても誰も待ってくれないんで仕方なく払いますけどね。
って憂鬱な月末前、今日も元気にネタにいきましょう。
先日、このブログでサルモネラ菌が、植物にも感染する能力を身につけたなんて話を書きました。
本来、サルモネラ菌は、卵や食肉なんかに寄生し、それをヒトが食すといわゆる「食中毒」ってやつに罹る細菌です。
一般的な食中毒と言われるヤツで、悪くなった卵や食肉、また加熱不足な食品なんかを摂取することにより罹患します。
で、今までは、卵や肉にしか入りこまなかったサルモネラ菌が、レタスやほうれん草の防衛メカニズムを潜り抜け、「気孔」という植物が呼吸や水分を放出するために使う孔から葉の内部に滑り込むということが分かりました。
ってな話しだったんですが、今日のお話しはこのサルモネラ菌が北アメリカで集団感染を起こしたそうなんです。
8月11日の時点で、アメリカとカナダで879人が食中毒による体調不良を訴え、114人が入院したという話しです。
アメリカ食品医薬品局(FDA)によれば、食中毒の原因はカリフォルニア州のトムソン・インターナショナル社が生産した赤タマネギで、同社はすでに5月1日以降に出荷された全タマネギの回収を発表しているそうです。
しかし、食べてから症状が出るまでに最長1週間の潜伏期間があることや、症例が報告されるまでに2〜4週間程度かかることを考えると、被害は今後も拡大するとの見込みなんだとか…。
汚染された赤タマネギはアメリカとカナダ各地の卸売業者・レストラン・スーパーなどに出荷されていて、また回収対象には、まるごとのタマネギだけでなく、惣菜などに加工されたものも含まれているそうなんでかなり大掛かりなものになっています。
両国の当局は、タマネギの汚染が不明な場合は、廃棄して手を洗うよう注意を喚起し、タマネギをきちんと調理したとしても、調理前に菌が他の食材や調理器具に付着している恐れがあるので、食中毒のリスクは残るとのことです。
とまぁ、非常に厄介な菌なわけですが、こういった野菜への感染が増えると普通の人では見わけがつかないよねぇ…。
基本的に、食中毒の場合、先ほども書いた通り、加熱不十分だったり、鮮度の落ちた卵や肉を食すことがいけなかったわけですが、野菜となるとこれはそのまま生で食べる事もあり得るわけですよ。
こうなるともう、防ぎようがなくなります。
サルモネラ菌も厄介な力を手に入れましたなぁ…。
さらに、ペットとして飼われている爬虫類もサルモネラ菌に感染している可能性があるそうなので、触ったら忘れずに手洗いをしたほうが良いそうです。
感染した場合、6〜48時間の潜伏期間を経て、吐き気・嘔吐・発熱・下痢(ときに粘血便)といった症状が現れます。
一般にサルモネラ菌の食中毒で死亡することはほとんどなく、今のところ今回の集団感染でも死者は出ていないようですが、菌が腸から血管に入ってしまうと、重症化することもあります。
特に5歳未満の子供、65歳以上の高齢者、免疫系が弱い人はリスクが高いと考えられます。
この辺は、どんな感染症にも言える事ですわな。
コロナも相変らずジワジワ増えてますし、徐々に重症化患者や死者の数も増えてますからねぇ…。
食中毒にせよ、コロナにせよ、感染症系は特に、罹った人の免疫力によって重症化します。
つまり、個々のウイルスや菌を予防することももちろんですが、自分の免疫力を常に落とさなくすることが、非常に大事になってくるわけですよ。
となると、やはり規則正しい生活と、適度な運動ってことですが、免疫を上げる近道に体温を上げるってのがあります。
これはもちろん、熱を出すって事でもなければ、身体を暖めるってことでもなく、自分の身体から熱を出すってことです。
で、この熱を出すのに筋肉が非常に有効なんですね。
ですから、出来るだけ筋力を落とさないように、適度な運動ってのは、適度な筋トレがよろしいかと思います。
このクソ暑い中、筋トレかよ(笑)
と思われるでしょうけど、一番の感染症対策ですから是非、取り入れてみて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月27日の木曜日でございます。
8月も残りわずかとなり、支払い週間がやってきました。
毎月言っておりますが、この27日辺りからダラダラと支払いが続きます。
今月はコロナ禍に加え、休みすぎですねぇ…。
やはり、3月辺りから患者数も減ってますし、ボチボチ深刻な状況だな(笑)
そりゃ、不要不急の外出は避けた方が良いですしね。
気持ちは分かります。
コロナが落ち着いたら、また通いますって言葉を残したままの患者さんも多数おられますからねぇ…。
とは言え、日々生きてかないといけませんし、困ってる患者さんもたくさんいるわけで、今日もがんばろーって感じなんですが、支払いは嫌だね(笑)
嫌だと言っても誰も待ってくれないんで仕方なく払いますけどね。
って憂鬱な月末前、今日も元気にネタにいきましょう。
先日、このブログでサルモネラ菌が、植物にも感染する能力を身につけたなんて話を書きました。
本来、サルモネラ菌は、卵や食肉なんかに寄生し、それをヒトが食すといわゆる「食中毒」ってやつに罹る細菌です。
一般的な食中毒と言われるヤツで、悪くなった卵や食肉、また加熱不足な食品なんかを摂取することにより罹患します。
で、今までは、卵や肉にしか入りこまなかったサルモネラ菌が、レタスやほうれん草の防衛メカニズムを潜り抜け、「気孔」という植物が呼吸や水分を放出するために使う孔から葉の内部に滑り込むということが分かりました。
ってな話しだったんですが、今日のお話しはこのサルモネラ菌が北アメリカで集団感染を起こしたそうなんです。
8月11日の時点で、アメリカとカナダで879人が食中毒による体調不良を訴え、114人が入院したという話しです。
アメリカ食品医薬品局(FDA)によれば、食中毒の原因はカリフォルニア州のトムソン・インターナショナル社が生産した赤タマネギで、同社はすでに5月1日以降に出荷された全タマネギの回収を発表しているそうです。
しかし、食べてから症状が出るまでに最長1週間の潜伏期間があることや、症例が報告されるまでに2〜4週間程度かかることを考えると、被害は今後も拡大するとの見込みなんだとか…。
汚染された赤タマネギはアメリカとカナダ各地の卸売業者・レストラン・スーパーなどに出荷されていて、また回収対象には、まるごとのタマネギだけでなく、惣菜などに加工されたものも含まれているそうなんでかなり大掛かりなものになっています。
両国の当局は、タマネギの汚染が不明な場合は、廃棄して手を洗うよう注意を喚起し、タマネギをきちんと調理したとしても、調理前に菌が他の食材や調理器具に付着している恐れがあるので、食中毒のリスクは残るとのことです。
とまぁ、非常に厄介な菌なわけですが、こういった野菜への感染が増えると普通の人では見わけがつかないよねぇ…。
基本的に、食中毒の場合、先ほども書いた通り、加熱不十分だったり、鮮度の落ちた卵や肉を食すことがいけなかったわけですが、野菜となるとこれはそのまま生で食べる事もあり得るわけですよ。
こうなるともう、防ぎようがなくなります。
サルモネラ菌も厄介な力を手に入れましたなぁ…。
さらに、ペットとして飼われている爬虫類もサルモネラ菌に感染している可能性があるそうなので、触ったら忘れずに手洗いをしたほうが良いそうです。
感染した場合、6〜48時間の潜伏期間を経て、吐き気・嘔吐・発熱・下痢(ときに粘血便)といった症状が現れます。
一般にサルモネラ菌の食中毒で死亡することはほとんどなく、今のところ今回の集団感染でも死者は出ていないようですが、菌が腸から血管に入ってしまうと、重症化することもあります。
特に5歳未満の子供、65歳以上の高齢者、免疫系が弱い人はリスクが高いと考えられます。
この辺は、どんな感染症にも言える事ですわな。
コロナも相変らずジワジワ増えてますし、徐々に重症化患者や死者の数も増えてますからねぇ…。
食中毒にせよ、コロナにせよ、感染症系は特に、罹った人の免疫力によって重症化します。
つまり、個々のウイルスや菌を予防することももちろんですが、自分の免疫力を常に落とさなくすることが、非常に大事になってくるわけですよ。
となると、やはり規則正しい生活と、適度な運動ってことですが、免疫を上げる近道に体温を上げるってのがあります。
これはもちろん、熱を出すって事でもなければ、身体を暖めるってことでもなく、自分の身体から熱を出すってことです。
で、この熱を出すのに筋肉が非常に有効なんですね。
ですから、出来るだけ筋力を落とさないように、適度な運動ってのは、適度な筋トレがよろしいかと思います。
このクソ暑い中、筋トレかよ(笑)
と思われるでしょうけど、一番の感染症対策ですから是非、取り入れてみて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院