2020年06月23日 [動物のこと]
野良キツネ
お疲れ様です。院長です。
6月23日の火曜日でございます。
6月も残すところ1週間となり、梅雨も本番のはずなんですが、ここんとこ雨降ってません。
その分、湿度も低く、比較的爽やかな天気なんですが、暑いのは暑いですな。
ここんところの会話と言えば、マスクは暑いって事がまず出てきますし、今年はキツイ夏になりそうです。
てな事を毎日書いてんのよね…
そりゃ毎日書いてるブログですから、この書き出しも書くことなくなります。
しかも、こんな毎日同じようなジ変わったこともない毎日とくれば余計ですわな。
コロナの方も、何となく収まってるようですが、まだ油断は禁物です。
やはり、第二波に警戒すべきですよね。
一番感染者の多い、東京でもかなり休業要請も緩和されてますし徐々に日常が戻ってきてます。
てことは、再度感染が広まる可能性があるってことよね。
この調子で感染者が減っていけば良いんですけどね〜。
ってな感じで今日もネタにいくわけですが、今日も定番、動物ネタをお送りしたいと思います。
今日の主役は「キツネ」でございます。
日本では、一部地域位でしか滅多に見かけることのない野生のキツネですが、大都会でありながら野生のキツネが野良猫のようにうろついてる都市があるそうです。
それは、イギリスの首都、ロンドンで、大都市でありながら、たくさんのキツネが暮らしているんだそうです。
そこで暮らす人とキツネの割合で言えば、300人あたり1匹にもなるんだそうですよ。
で、今回のお話しは、最新の研究によれば、人の多い都会で暮らす野生のキツネには、田舎のキツネとははっきり違う新しい特徴が現れているんだそうです。
しかもそうした変化は、犬や猫が家畜化された初期に現れたものと同じなんだとか…。
イギリス都市部では、野生の「アカギツネ(学名 Vulpes vulpes)」が多く生息しています。
グラスゴー大学(イギリス)をはじめとする研究チームは、1971年から73年にかけてロンドンやその近郊で収集された大人のアカギツネの頭蓋骨111点を分析したところ、頭蓋骨のサイズに明らかな違いが見つかったそうなんです。
彼らはわずか1世紀ほど都会で暮らしただけなのに、田舎のキツネに比べて、頭が小さく、マズル(口のまわりから鼻先にかけての部分「口吻」)が短く幅広になってるそうなんです。
またメスとオスとの体の大きさの違いも小さかったそうです。
研究チームは、そうしたマズルの形は、人間の残飯を嗅ぎやすいよう発達した結果であると考えています。
ロンドン都市部で観測されてるキツネを調査した結果、彼らの食事の37%が人間の残飯で占められていることが判明したんだとか…。
都会のキツネは地元にとどまる傾向にあるので、田舎のキツネと交配することが少なくなります。
そのため、有利な特徴を持つ子供を残すことを通じて、都市独特の環境に適応しやすいのだという事のようなんですな。
こうしたアカギツネは新種になったわけではないですが、まさに「家畜化症候群」なる特徴を示していて、つまり人間のそばで暮らすことで、野生生物よりもペット寄りになり始めているということなんだそうですよ。
研究チームによると、こうした都会のキツネが暮らしている環境は、おそらく犬や猫がその家畜化の初期段階で暮らしていた環境にも似ていると考えられるのだそうです。
人間の活動は、環境に急激かつ多様な変化をもたらすことがあります。
そうした人間のそばでの生活への適応は、動物が家畜化される上で一番重要なことなのだろうと考えられています。
また、こうしたアカギツネの急速な変化は、キツネの根本的な傾向とも関係しています。
今起きている変化が、都会での生存を助けるスキルと関係していることは、急速な進化が意外な形で起きていることを示してもいるそうです。
研究チームによれば、彼らの変化はキツネが変化できる程度に依存しています。
つまり彼らの変化は、進化において常識的とされるランダムな突然変異がもたらすランダムな効果によるものではないということなのだそうだ。
イギリスの都市部におけるキツネの生息数は、1995年の3万3000匹から2017年には、15万匹にまで増えました。
ところが、2018年には原因不明ながら42%も減少してしまっているそうなんです。
キツネは都市環境に適応したわけですが、都市環境は必ずしもキツネに優しいものではないーと考えられなくもないわけです。
キツネの家畜化…
まぁ、なくはないでしょうね。
わたくし院長、野生のキツネなんぞ見たこともありませんが、きっとかわいいんでしょう(笑)
ある意味、人間と共存する形の家畜化と言えば、この「かわいい」って事が非常に重要ではないですかね。
そりゃ、凶暴なままだったら家畜にはなりませんしね。
キツネも生存を賭けて、人間に可愛がられる様に進化していってるんでしょう。
野良キツネが元気に暮らせる街ってのも、なかなかスゴイと思いますが、これも結局人間が悪いんでしょうね(笑)
ま、ロンドンにお立ち寄りの際は、是非野良キツネを探してみて下さい。
わたしゃ、一生行く予定もないですけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月23日の火曜日でございます。
6月も残すところ1週間となり、梅雨も本番のはずなんですが、ここんとこ雨降ってません。
その分、湿度も低く、比較的爽やかな天気なんですが、暑いのは暑いですな。
ここんところの会話と言えば、マスクは暑いって事がまず出てきますし、今年はキツイ夏になりそうです。
てな事を毎日書いてんのよね…
そりゃ毎日書いてるブログですから、この書き出しも書くことなくなります。
しかも、こんな毎日同じようなジ変わったこともない毎日とくれば余計ですわな。
コロナの方も、何となく収まってるようですが、まだ油断は禁物です。
やはり、第二波に警戒すべきですよね。
一番感染者の多い、東京でもかなり休業要請も緩和されてますし徐々に日常が戻ってきてます。
てことは、再度感染が広まる可能性があるってことよね。
この調子で感染者が減っていけば良いんですけどね〜。
ってな感じで今日もネタにいくわけですが、今日も定番、動物ネタをお送りしたいと思います。
今日の主役は「キツネ」でございます。
日本では、一部地域位でしか滅多に見かけることのない野生のキツネですが、大都会でありながら野生のキツネが野良猫のようにうろついてる都市があるそうです。
それは、イギリスの首都、ロンドンで、大都市でありながら、たくさんのキツネが暮らしているんだそうです。
そこで暮らす人とキツネの割合で言えば、300人あたり1匹にもなるんだそうですよ。
で、今回のお話しは、最新の研究によれば、人の多い都会で暮らす野生のキツネには、田舎のキツネとははっきり違う新しい特徴が現れているんだそうです。
しかもそうした変化は、犬や猫が家畜化された初期に現れたものと同じなんだとか…。
イギリス都市部では、野生の「アカギツネ(学名 Vulpes vulpes)」が多く生息しています。
グラスゴー大学(イギリス)をはじめとする研究チームは、1971年から73年にかけてロンドンやその近郊で収集された大人のアカギツネの頭蓋骨111点を分析したところ、頭蓋骨のサイズに明らかな違いが見つかったそうなんです。
彼らはわずか1世紀ほど都会で暮らしただけなのに、田舎のキツネに比べて、頭が小さく、マズル(口のまわりから鼻先にかけての部分「口吻」)が短く幅広になってるそうなんです。
またメスとオスとの体の大きさの違いも小さかったそうです。
研究チームは、そうしたマズルの形は、人間の残飯を嗅ぎやすいよう発達した結果であると考えています。
ロンドン都市部で観測されてるキツネを調査した結果、彼らの食事の37%が人間の残飯で占められていることが判明したんだとか…。
都会のキツネは地元にとどまる傾向にあるので、田舎のキツネと交配することが少なくなります。
そのため、有利な特徴を持つ子供を残すことを通じて、都市独特の環境に適応しやすいのだという事のようなんですな。
こうしたアカギツネは新種になったわけではないですが、まさに「家畜化症候群」なる特徴を示していて、つまり人間のそばで暮らすことで、野生生物よりもペット寄りになり始めているということなんだそうですよ。
研究チームによると、こうした都会のキツネが暮らしている環境は、おそらく犬や猫がその家畜化の初期段階で暮らしていた環境にも似ていると考えられるのだそうです。
人間の活動は、環境に急激かつ多様な変化をもたらすことがあります。
そうした人間のそばでの生活への適応は、動物が家畜化される上で一番重要なことなのだろうと考えられています。
また、こうしたアカギツネの急速な変化は、キツネの根本的な傾向とも関係しています。
今起きている変化が、都会での生存を助けるスキルと関係していることは、急速な進化が意外な形で起きていることを示してもいるそうです。
研究チームによれば、彼らの変化はキツネが変化できる程度に依存しています。
つまり彼らの変化は、進化において常識的とされるランダムな突然変異がもたらすランダムな効果によるものではないということなのだそうだ。
イギリスの都市部におけるキツネの生息数は、1995年の3万3000匹から2017年には、15万匹にまで増えました。
ところが、2018年には原因不明ながら42%も減少してしまっているそうなんです。
キツネは都市環境に適応したわけですが、都市環境は必ずしもキツネに優しいものではないーと考えられなくもないわけです。
キツネの家畜化…
まぁ、なくはないでしょうね。
わたくし院長、野生のキツネなんぞ見たこともありませんが、きっとかわいいんでしょう(笑)
ある意味、人間と共存する形の家畜化と言えば、この「かわいい」って事が非常に重要ではないですかね。
そりゃ、凶暴なままだったら家畜にはなりませんしね。
キツネも生存を賭けて、人間に可愛がられる様に進化していってるんでしょう。
野良キツネが元気に暮らせる街ってのも、なかなかスゴイと思いますが、これも結局人間が悪いんでしょうね(笑)
ま、ロンドンにお立ち寄りの際は、是非野良キツネを探してみて下さい。
わたしゃ、一生行く予定もないですけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院