2019年12月04日 [色々なこと]
沈没船のモンキーガール
お疲れ様です。院長です。
12月4日の水曜日でございます。
12月に入ったら、やはり何となく慌ただしく感じますし、もう4日、もう5日と勝手にカウントダウンしていってしまいます。
おまけに12月は土曜日が4回しかなくて、最後の土曜日がもう28日の診療最終日ですから、もう予定的には一杯だったりします。
忘年会とかもありますしねぇ。
忘年会は押し迫ってから開催されるヤツと、12月の初めの方に終わらせちゃうヤツとがあるんですが、クリスマスもありますしどうしても12月は、暴飲暴食系の月になっちゃいます。
まぁ、わたくし院長の場合、暴食は特にないですが、暴飲は年がら年中ですし、輪をかけて激しい月になっちゃいます。
ってな飲酒する機会の多い12月ですが、今日はお酒はお酒でも、スゴイとこから出てきた超珍しいお酒のお話でもひとつ…。
スウェーデンの海中トレジャーハンターのグループ「オーシャンXチーム」らが、第一次世界大戦中、ドイツ軍のUボートに沈められた船の残骸から、おびただしい数の酒のボトルを回収したんだそうです。
回収したのは、De Haartman & Co.のコニャック600本と、フランス産リキュールのベネディクティーヌ300本(現在はバカルディ社のブランド)で、これらのお酒が飲めるかどうかを確認するためのテストが実行されているという話です。
スウェーデンのトレジャーハンターグループは、ダイバーと無人探索機を駆使し、一週間に渡って昼夜問わず作業を行ない、バルト海の水深77メートル地点に沈んでいるスウェーデンの蒸気船キロス号から、酒のケースを次々と引き上げました。
この酒が飲めるかどうかは、まだわからないそうなんですが、ベネディクティーヌは、わずかに甘く、ハーブ系の香りがして、コニャックのほうはなんの香りもしなかったそうです。
チームはバカルディ社と相談して、このお宝の価値を見定めようとしているところなんだそうです。
コニャックのほうのブランドはほとんど知られていないものの様で、現在、どれくらいの価値があるのか全くわからないそうで、これも現在調査中との事です。
ボトルの中には、既にコルクが落ちてしまっているものもあり、どれくらいのボトルの封印が無傷なのかはまだわからないとのこと。
コルクがきちんとしているボトルは、中身とコルクの間にまだ空気があるから、状態はいいはずだと、チームは考えています。
いやー。
夢があるね。
このボトルを積んだ船、蒸気船キロス号は、1917年、フランスから中立のスウェーデンを経由してロシアのペトログラード(現在のサンクトベテルスブルグ)に向かっていました。
船にはコニャック50ケースとリキュール15ケースが積んであり、これらを配達する予定だったそうなんです。
その途中、ドイツ軍のUボート、UC58潜水艦に発見されてしまいます。
ドイツ軍の艦長は、この積み荷が密輸品だとにらんで、キロス号の機関室を爆撃して沈める命令を下しました。
そして船は沈没しましたが、乗組員は幸いにも、近くにいた船に助けられて、無事にスウェーデンに戻ったそうでこういった詳細も残っているわけなんでしょう。
当時のロシアは、皇帝ニコライ二世の時代で、これらの酒のボトルが、皇帝自身が飲むためのものだったかはどうかはわかりませんが、彼をとりまく貴族たち向けのものだったのは確かだろうと推測されているそうです。
キロス号は、1999年に発見されていましたが、漁具などにより長年の間にかなり荒廃していました。
ハンターチームは、漁網などを取り除いて、ダイバーたちが安全に沈没船に近づくことができるようにしなくてはならなかったんだってさ。
まだ、このお酒たちが飲めるかどうかは分からないそうなんですが、果たして102年もののコニャックとリキュール、一体どんな味がするんでしょうね?
まぁ、普通に考えたら…
腐るって事はないかもしれませんが、長期間水圧と海水に晒されていて、問題ないとは思いづらいですよね。
ですから、「酒」としての価値よりも、まずこの第一次世界大戦中って背景と、ドイツ軍に沈められた船から回収したって部分の歴史的付加価値っつうんですかが、マニアにはうけるかもねぇ。
トレジャーチームは、酒のボトルはいずれ売却する予定だそうですが、とくに急いでいないということで、まだ市場には出回っていないそうです。
あなたなら、いくらなら買いますか?
そして仮にこのお酒が問題なく飲めるとした場合、飲んでみたいですかね。
わたくし院長なら、おそらく飲まずに飾っとくだろうねぇ。
ちなみに2011年に、バルト海で発見された難破船から、200年前のシャンパンのボトルが出てきたんですが、これはフィンランドのオークションで3万ユーロ(360万円)で落札されたそうです。
果たして今回のは、それ以上の値段がつくんでしょうか…。
続報が入ればお知らせしますね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月4日の水曜日でございます。
12月に入ったら、やはり何となく慌ただしく感じますし、もう4日、もう5日と勝手にカウントダウンしていってしまいます。
おまけに12月は土曜日が4回しかなくて、最後の土曜日がもう28日の診療最終日ですから、もう予定的には一杯だったりします。
忘年会とかもありますしねぇ。
忘年会は押し迫ってから開催されるヤツと、12月の初めの方に終わらせちゃうヤツとがあるんですが、クリスマスもありますしどうしても12月は、暴飲暴食系の月になっちゃいます。
まぁ、わたくし院長の場合、暴食は特にないですが、暴飲は年がら年中ですし、輪をかけて激しい月になっちゃいます。
ってな飲酒する機会の多い12月ですが、今日はお酒はお酒でも、スゴイとこから出てきた超珍しいお酒のお話でもひとつ…。
スウェーデンの海中トレジャーハンターのグループ「オーシャンXチーム」らが、第一次世界大戦中、ドイツ軍のUボートに沈められた船の残骸から、おびただしい数の酒のボトルを回収したんだそうです。
回収したのは、De Haartman & Co.のコニャック600本と、フランス産リキュールのベネディクティーヌ300本(現在はバカルディ社のブランド)で、これらのお酒が飲めるかどうかを確認するためのテストが実行されているという話です。
スウェーデンのトレジャーハンターグループは、ダイバーと無人探索機を駆使し、一週間に渡って昼夜問わず作業を行ない、バルト海の水深77メートル地点に沈んでいるスウェーデンの蒸気船キロス号から、酒のケースを次々と引き上げました。
この酒が飲めるかどうかは、まだわからないそうなんですが、ベネディクティーヌは、わずかに甘く、ハーブ系の香りがして、コニャックのほうはなんの香りもしなかったそうです。
チームはバカルディ社と相談して、このお宝の価値を見定めようとしているところなんだそうです。
コニャックのほうのブランドはほとんど知られていないものの様で、現在、どれくらいの価値があるのか全くわからないそうで、これも現在調査中との事です。
ボトルの中には、既にコルクが落ちてしまっているものもあり、どれくらいのボトルの封印が無傷なのかはまだわからないとのこと。
コルクがきちんとしているボトルは、中身とコルクの間にまだ空気があるから、状態はいいはずだと、チームは考えています。
いやー。
夢があるね。
このボトルを積んだ船、蒸気船キロス号は、1917年、フランスから中立のスウェーデンを経由してロシアのペトログラード(現在のサンクトベテルスブルグ)に向かっていました。
船にはコニャック50ケースとリキュール15ケースが積んであり、これらを配達する予定だったそうなんです。
その途中、ドイツ軍のUボート、UC58潜水艦に発見されてしまいます。
ドイツ軍の艦長は、この積み荷が密輸品だとにらんで、キロス号の機関室を爆撃して沈める命令を下しました。
そして船は沈没しましたが、乗組員は幸いにも、近くにいた船に助けられて、無事にスウェーデンに戻ったそうでこういった詳細も残っているわけなんでしょう。
当時のロシアは、皇帝ニコライ二世の時代で、これらの酒のボトルが、皇帝自身が飲むためのものだったかはどうかはわかりませんが、彼をとりまく貴族たち向けのものだったのは確かだろうと推測されているそうです。
キロス号は、1999年に発見されていましたが、漁具などにより長年の間にかなり荒廃していました。
ハンターチームは、漁網などを取り除いて、ダイバーたちが安全に沈没船に近づくことができるようにしなくてはならなかったんだってさ。
まだ、このお酒たちが飲めるかどうかは分からないそうなんですが、果たして102年もののコニャックとリキュール、一体どんな味がするんでしょうね?
まぁ、普通に考えたら…
腐るって事はないかもしれませんが、長期間水圧と海水に晒されていて、問題ないとは思いづらいですよね。
ですから、「酒」としての価値よりも、まずこの第一次世界大戦中って背景と、ドイツ軍に沈められた船から回収したって部分の歴史的付加価値っつうんですかが、マニアにはうけるかもねぇ。
トレジャーチームは、酒のボトルはいずれ売却する予定だそうですが、とくに急いでいないということで、まだ市場には出回っていないそうです。
あなたなら、いくらなら買いますか?
そして仮にこのお酒が問題なく飲めるとした場合、飲んでみたいですかね。
わたくし院長なら、おそらく飲まずに飾っとくだろうねぇ。
ちなみに2011年に、バルト海で発見された難破船から、200年前のシャンパンのボトルが出てきたんですが、これはフィンランドのオークションで3万ユーロ(360万円)で落札されたそうです。
果たして今回のは、それ以上の値段がつくんでしょうか…。
続報が入ればお知らせしますね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院