2019年11月27日 [色々なこと]
ノアの箱舟的な。
お疲れ様です。院長です。
11月27日の水曜日でございます。
さぁ、今月も支払い週間がやってきましたぞな。
そして、すぐに月末がきて12月が来ると…。
ここから月末までは、なんだかんだと忙しいですし、気付けばあっちゅまに翌月の5日位になってます。
そうなると、今年も1ヶ月切るわけで、いよいよ年末感が出てきますな。
こないだ始まったばっかりの「令和元年」ももうすぐ終わりなんだねぇ。
来年はオリンピックもありますし、また刺激的な1年になるでしょうね。
ってな感じで、月末間近の慌ただしい時期ですが、今日も元気にネタ突入〜。
今日は、アメリカの研究で、なんと「水に浮く金属」ってもんが開発されたお話でもひとつ…。
水より重い物は沈み、軽い物は浮かぶ。
これは当たり前の定義ですな。
一定の体積あたりの重さを密度と言いますが、基本的に物の密度が水より大きい場合は沈み、小さい場合は浮かぶわけです。
なので水より密度の高い金属は沈んでいくわけなんですが、新たに開発された金属は水に浮くらしいんです。
アメリカ・ロチェスター大学の研究グループが開発した水に浮く金属の秘密は、ミズグモやヒアリからヒントを得て作られた超撥水性なのだそうで、無理やり水に沈めても浮かんでくるし、穴をあけたり壊したりしても沈むことはないんだそうです。
これを使えば、絶対に沈むことのない船なんかが造れるかもしれないとのことですよ。
細かい構造の説明を見ても、まぁよくく分かりませんが(笑)
超簡単に説明すると、金属に、レーザーをわずか10〜15秒だけ閃かせることで、表面にミクロスケールやナノスケールのパターンを刻みつけて作り上げるんだそうです。
刻まれた溝には空気がたまるために、表面は超撥水性を発揮すると…。
平たく言えば、水を弾くようになる感じですな。
この性質のために、普通なら沈んでしまう金属が水に浮かぶようになるっえことらしいんです。
ところが実験では、ずっと水に沈めておくと徐々に超撥水性が失われてしまうことが判明したそうです。
ほな、アカンやんってことですが、蜘蛛やアリの中には水面にずっと浮いていられる仲間もいます。
たとえばミズグモは同じく超撥水性を備えた足やお腹に空気を取り込み、それを水中に運ぶことで、空気で満たされたドーム状の巣を作ります。
同様に、ヒアリも超撥水性の体に空気を捕らえて集団で「イカダ」を形成し、水に何週間も浮いていることができます。
研究グループのグオ・チュンレイ氏がそんな彼らの様子から気づいたのは、超撥水面を多面構造にすることで大量の空気を取り込めるということでした。
そこで、2枚のアルミプレートをレーザー処理した面が内側になるよう並行に組み合わせ、ハンバーガーのような構造を作ってみたそうです。
こうすると、超撥水面がすり減ることを防止できるし、隙間にたっぷりと空気をたくわえておくことができるってことなんですな。
まぁ、理屈は分かるな。
そして両アルミプレートの隙間が適切な距離であれば、超撥水面が水の侵入を防ぐために、プレートを無理やり水に沈めても、手を離せば何事もなかったかのように浮かんできます。
なおレーザーによる表面処理はアルミだけでなく、どんな金属にも使えるそうですし、金属以外の素材でも応用可能だとのことです。
最初は2.5 × 2.5センチの範囲を処理するのに1時間かかったそうなんですが、現在ではそれも改良されて商業利用向け大量生産の実現性も高まっているという話です。
この様に、生物の構造や機能、生産プロセスを観察、分析し、そこから着想を得て新しい技術の開発や物造りに活かす科学技術はバイオミメティクスと呼ばれており、様々な生物には人間が技術を開発するうえで、思いもよらぬヒントが隠されているんですねぇ。
確かに、ヒト以外の動物って、とんでもない能力を持ってたりしますしね。
沈まない金属が出来上がれば、災害時なんかにも役に立つかもしれませんよね。
この間の水害なんかでも、車が水没して大変な被害が出てましたしね。
車のボディなんかもこういった金属で造れれば、水害時でも浮かんでくれれば助かるかもしれません。
応用次第では、水陸両用車なんかにも使えるでしょう。
「沈まない」って素材は、沈んじゃダメな部分すべてに使えるわけですし、船はもちろん、水上の建造物なんかにも使えます。
この素材には可能性は無限にあるかと思います。
是非、実用化へ向けて研究チーム、頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月27日の水曜日でございます。
さぁ、今月も支払い週間がやってきましたぞな。
そして、すぐに月末がきて12月が来ると…。
ここから月末までは、なんだかんだと忙しいですし、気付けばあっちゅまに翌月の5日位になってます。
そうなると、今年も1ヶ月切るわけで、いよいよ年末感が出てきますな。
こないだ始まったばっかりの「令和元年」ももうすぐ終わりなんだねぇ。
来年はオリンピックもありますし、また刺激的な1年になるでしょうね。
ってな感じで、月末間近の慌ただしい時期ですが、今日も元気にネタ突入〜。
今日は、アメリカの研究で、なんと「水に浮く金属」ってもんが開発されたお話でもひとつ…。
水より重い物は沈み、軽い物は浮かぶ。
これは当たり前の定義ですな。
一定の体積あたりの重さを密度と言いますが、基本的に物の密度が水より大きい場合は沈み、小さい場合は浮かぶわけです。
なので水より密度の高い金属は沈んでいくわけなんですが、新たに開発された金属は水に浮くらしいんです。
アメリカ・ロチェスター大学の研究グループが開発した水に浮く金属の秘密は、ミズグモやヒアリからヒントを得て作られた超撥水性なのだそうで、無理やり水に沈めても浮かんでくるし、穴をあけたり壊したりしても沈むことはないんだそうです。
これを使えば、絶対に沈むことのない船なんかが造れるかもしれないとのことですよ。
細かい構造の説明を見ても、まぁよくく分かりませんが(笑)
超簡単に説明すると、金属に、レーザーをわずか10〜15秒だけ閃かせることで、表面にミクロスケールやナノスケールのパターンを刻みつけて作り上げるんだそうです。
刻まれた溝には空気がたまるために、表面は超撥水性を発揮すると…。
平たく言えば、水を弾くようになる感じですな。
この性質のために、普通なら沈んでしまう金属が水に浮かぶようになるっえことらしいんです。
ところが実験では、ずっと水に沈めておくと徐々に超撥水性が失われてしまうことが判明したそうです。
ほな、アカンやんってことですが、蜘蛛やアリの中には水面にずっと浮いていられる仲間もいます。
たとえばミズグモは同じく超撥水性を備えた足やお腹に空気を取り込み、それを水中に運ぶことで、空気で満たされたドーム状の巣を作ります。
同様に、ヒアリも超撥水性の体に空気を捕らえて集団で「イカダ」を形成し、水に何週間も浮いていることができます。
研究グループのグオ・チュンレイ氏がそんな彼らの様子から気づいたのは、超撥水面を多面構造にすることで大量の空気を取り込めるということでした。
そこで、2枚のアルミプレートをレーザー処理した面が内側になるよう並行に組み合わせ、ハンバーガーのような構造を作ってみたそうです。
こうすると、超撥水面がすり減ることを防止できるし、隙間にたっぷりと空気をたくわえておくことができるってことなんですな。
まぁ、理屈は分かるな。
そして両アルミプレートの隙間が適切な距離であれば、超撥水面が水の侵入を防ぐために、プレートを無理やり水に沈めても、手を離せば何事もなかったかのように浮かんできます。
なおレーザーによる表面処理はアルミだけでなく、どんな金属にも使えるそうですし、金属以外の素材でも応用可能だとのことです。
最初は2.5 × 2.5センチの範囲を処理するのに1時間かかったそうなんですが、現在ではそれも改良されて商業利用向け大量生産の実現性も高まっているという話です。
この様に、生物の構造や機能、生産プロセスを観察、分析し、そこから着想を得て新しい技術の開発や物造りに活かす科学技術はバイオミメティクスと呼ばれており、様々な生物には人間が技術を開発するうえで、思いもよらぬヒントが隠されているんですねぇ。
確かに、ヒト以外の動物って、とんでもない能力を持ってたりしますしね。
沈まない金属が出来上がれば、災害時なんかにも役に立つかもしれませんよね。
この間の水害なんかでも、車が水没して大変な被害が出てましたしね。
車のボディなんかもこういった金属で造れれば、水害時でも浮かんでくれれば助かるかもしれません。
応用次第では、水陸両用車なんかにも使えるでしょう。
「沈まない」って素材は、沈んじゃダメな部分すべてに使えるわけですし、船はもちろん、水上の建造物なんかにも使えます。
この素材には可能性は無限にあるかと思います。
是非、実用化へ向けて研究チーム、頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院