2019年11月21日 [からだのこと]
ガン撲滅キャンペーン。
お疲れ様です。院長です。
11月21日の木曜日でございます。
11月も早や3週間が過ぎました。
あと9日で11月も終りですんでボチボチ焦りだす頃かと…。
今週は、土曜日が勤労感謝の日で当院も連休となるんですな。
そして次の土曜はもう月末ですから、ほんとにボチボチ予定をたてないといけません。
大掃除とかあるじゃないですか。
まぁ、やるやらないは個人の自由だったりしますが、普通はそれなりにやりますよね。
もちろん、掃除に「大」がつくくらいですから、いつもはやらないとこまでやるわけですよ。
そうなると一回で済まそうとすると、非常に時間がかかりますから、わたくし院長は、毎年複数回に分けて行います。
あと、院内のベッドを仕切ってるカーテンの洗濯も、一気には出来ませんので、5枚ありますから5回に分けて洗います。
つまり、こうなると、毎週1回掃除するとしても、12月に入ったらすぐに行動しないと、後半押してくるんですよね。
ですから、ボチボチ計画立てて頑張りましょう〜って決意表明から、今日もネタに突入です。
今日のネタは、これで人類の平均寿命は、10歳延びるかもしれません。
オーストラリアの研究で、あらゆるがん細胞を殺してくれるウイルスが開発されたそうです。
そいつは、来年にも人体での治験を開始するとのことです。
もしこれがうまくいって、ガンが撲滅されたとしたら…
人はかなりの確率で死を遠ざけることが出来るはずです。
というのも、日本人で言えば、死亡原因のダントツ1位が悪性新生物(ガン)で、2位以下を大きく引き離しています。
2位が心疾患、3位が脳血管疾患、そして老衰と続きます。
これで、1位のガンが無くなったらスゴイ事になるね。
ってな夢のような話ですが、詳しく見ていきましょう。
天然痘ウイルスに対する免疫を獲得できる牛痘ウイルスは、18世紀末にイギリスの医学者、エドワード・ジェンナーが種痘(天然痘の予防接種)に用いたことで有名です。
この牛痘ウイルスが、今度はがん治療に効果を発揮するかもしれないというとんでもない話でございます。
このジェンナーさんのお話、わたくし院長、子供の頃、伝記で読みましたよ。
その本は、「ジェンナー・コッホ」って表題で、ジェンナーさんと、ロベルト・コッホさんの物語が書いてありました。
このコッホさんは、細菌学の大権威で、 炭疽菌、結核菌、コレラ菌などを発見した人ですね。
って話は逸れましたが、オーストラリアのバイオテクノロジー企業「Imugene社」が開発した牛痘ベースの改変ウイルスは、がん細胞に感染して、それを破壊するんだそうです。
少なくとも実験用シャーレの中ではあらゆるがん細胞を殺すことができ、マウスを使った実験では腫瘍を小さくすることも確認されたそうです。
来年早々にも人体での治験がオーストラリアで実施される予定らしく、今後の動きに注目が集まっているんですね。
人体での治験は、乳がん、黒色種、肺がん、膀胱がん、胃がん、大腸がんの患者が参加し、どのがんに対してもっとも効果的なのか確かめられることになります。
マウスでは効果があるからといって、人間に対してもそうだとは限りません。
そのため人体での治験初期フェーズは新薬開発の分岐点になるそうなんです。
しかし治験を行うユーマン・フォン教授は、ヒトがんに対して効果が証明されたウイルスがほかにもあることから、今回も期待はできると話しています。
フォン教授によると、ウイルスががんに効く可能性は20世紀初頭から知られていたのだそうで、きっかけとなったのは、狂犬病のワクチン接種を受けた人のがんが消えたことだったそうです。
しかし、がんを殺せるほどのウイルスは毒性が強すぎて、人間まで殺してしまう可能性があります。
そこでフォン教授は、ウシやネコ科動物には水膨れや結節といった症状を引き起こすが、人体には無害な牛痘ウイルスに着目し、これをベースに各種ウイルスを混ぜた改変ウイルスを開発したという経緯があります。
改変ウイルスを腫瘍に直接注入すると、がん細胞に感染して自らを複製する過程でそれを破裂させてしまうんだそうです。
こうして増殖したウイルスは今度は免疫系を呼び覚まし、免疫系もまたがん細胞を見つけ、そこに攻撃をしかけるようになり、やがてがん細胞は死滅するってプロセスだそうです。
200年前、免疫学の父、エドワード・ジェンナーは牛痘ウイルスから世界初のワクチンを開発しました。
これによってやがて天然痘は撲滅されたわけですが、はたしてがんにも終止符を打つことが出来るのでしょうか…
がん細胞は非常に賢く、化学療法や免疫療法に耐性をつけてしまうのと同じように、ウイルスに対しても耐性を発達させる可能性も十分考えられるそうです。
がん細胞対人類の戦いは、まだ続くのでしょうか…。
今後の研究に期待ですね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月21日の木曜日でございます。
11月も早や3週間が過ぎました。
あと9日で11月も終りですんでボチボチ焦りだす頃かと…。
今週は、土曜日が勤労感謝の日で当院も連休となるんですな。
そして次の土曜はもう月末ですから、ほんとにボチボチ予定をたてないといけません。
大掃除とかあるじゃないですか。
まぁ、やるやらないは個人の自由だったりしますが、普通はそれなりにやりますよね。
もちろん、掃除に「大」がつくくらいですから、いつもはやらないとこまでやるわけですよ。
そうなると一回で済まそうとすると、非常に時間がかかりますから、わたくし院長は、毎年複数回に分けて行います。
あと、院内のベッドを仕切ってるカーテンの洗濯も、一気には出来ませんので、5枚ありますから5回に分けて洗います。
つまり、こうなると、毎週1回掃除するとしても、12月に入ったらすぐに行動しないと、後半押してくるんですよね。
ですから、ボチボチ計画立てて頑張りましょう〜って決意表明から、今日もネタに突入です。
今日のネタは、これで人類の平均寿命は、10歳延びるかもしれません。
オーストラリアの研究で、あらゆるがん細胞を殺してくれるウイルスが開発されたそうです。
そいつは、来年にも人体での治験を開始するとのことです。
もしこれがうまくいって、ガンが撲滅されたとしたら…
人はかなりの確率で死を遠ざけることが出来るはずです。
というのも、日本人で言えば、死亡原因のダントツ1位が悪性新生物(ガン)で、2位以下を大きく引き離しています。
2位が心疾患、3位が脳血管疾患、そして老衰と続きます。
これで、1位のガンが無くなったらスゴイ事になるね。
ってな夢のような話ですが、詳しく見ていきましょう。
天然痘ウイルスに対する免疫を獲得できる牛痘ウイルスは、18世紀末にイギリスの医学者、エドワード・ジェンナーが種痘(天然痘の予防接種)に用いたことで有名です。
この牛痘ウイルスが、今度はがん治療に効果を発揮するかもしれないというとんでもない話でございます。
このジェンナーさんのお話、わたくし院長、子供の頃、伝記で読みましたよ。
その本は、「ジェンナー・コッホ」って表題で、ジェンナーさんと、ロベルト・コッホさんの物語が書いてありました。
このコッホさんは、細菌学の大権威で、 炭疽菌、結核菌、コレラ菌などを発見した人ですね。
って話は逸れましたが、オーストラリアのバイオテクノロジー企業「Imugene社」が開発した牛痘ベースの改変ウイルスは、がん細胞に感染して、それを破壊するんだそうです。
少なくとも実験用シャーレの中ではあらゆるがん細胞を殺すことができ、マウスを使った実験では腫瘍を小さくすることも確認されたそうです。
来年早々にも人体での治験がオーストラリアで実施される予定らしく、今後の動きに注目が集まっているんですね。
人体での治験は、乳がん、黒色種、肺がん、膀胱がん、胃がん、大腸がんの患者が参加し、どのがんに対してもっとも効果的なのか確かめられることになります。
マウスでは効果があるからといって、人間に対してもそうだとは限りません。
そのため人体での治験初期フェーズは新薬開発の分岐点になるそうなんです。
しかし治験を行うユーマン・フォン教授は、ヒトがんに対して効果が証明されたウイルスがほかにもあることから、今回も期待はできると話しています。
フォン教授によると、ウイルスががんに効く可能性は20世紀初頭から知られていたのだそうで、きっかけとなったのは、狂犬病のワクチン接種を受けた人のがんが消えたことだったそうです。
しかし、がんを殺せるほどのウイルスは毒性が強すぎて、人間まで殺してしまう可能性があります。
そこでフォン教授は、ウシやネコ科動物には水膨れや結節といった症状を引き起こすが、人体には無害な牛痘ウイルスに着目し、これをベースに各種ウイルスを混ぜた改変ウイルスを開発したという経緯があります。
改変ウイルスを腫瘍に直接注入すると、がん細胞に感染して自らを複製する過程でそれを破裂させてしまうんだそうです。
こうして増殖したウイルスは今度は免疫系を呼び覚まし、免疫系もまたがん細胞を見つけ、そこに攻撃をしかけるようになり、やがてがん細胞は死滅するってプロセスだそうです。
200年前、免疫学の父、エドワード・ジェンナーは牛痘ウイルスから世界初のワクチンを開発しました。
これによってやがて天然痘は撲滅されたわけですが、はたしてがんにも終止符を打つことが出来るのでしょうか…
がん細胞は非常に賢く、化学療法や免疫療法に耐性をつけてしまうのと同じように、ウイルスに対しても耐性を発達させる可能性も十分考えられるそうです。
がん細胞対人類の戦いは、まだ続くのでしょうか…。
今後の研究に期待ですね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院