2019年11月19日 [からだのこと]
人体の光合成。
お疲れ様です。院長です。
11月19日の火曜日でございます。
11月も後半戦、さすがに日々寒くなっていきますね。
それと同時に、紅葉も見ごろを迎えそうで行楽地は賑わうんでしょうなぁ。
京都の街も観光客で溢れかえりますし、地元民は極力この時期は動かないようにしますよね。
道も電車も混みますからねぇ…。
今週一杯くらいでピークも過ぎそうですし、もうしばらく大人しくしておきましょう。
紅葉が過ぎたら本格的な冬ですから、寒さ対策も行っていかないといけませんよね。
寒さ対策と言えば、暖房設備ですが、温室効果ガスの削減が急務とされている世界は今、化石燃料からの脱却が求められています。
と、急に始まりましたが、エネルギー問題は世界共通の問題ですからね。
今日はそんな自然のエネルギー代謝現象、光合成についてちょっとお話したいと思います。
光エネルギーを使って水と二酸化炭素から炭水化物を合成し、その過程で発生した酸素を大気中に供給するのが、いわゆる光合成です。
植物や藻類など光合成色素を持つ生物が行う生化学反応ですが、冗談ではなくそれ以外の生物も光合成を行うことが夢ではないってな研究が発表されました。
最近の研究で、オタマジャクシの血管に生きた藻類を注入すると細胞に酸素を供給してくれることが明らかになったのだそうです。
将来的には、脳に藻類を注入して酸素供給源として利用することで、脳梗塞といった低酸素症によるダメージを治療できるようになるかもしれないとのこと…。
それどころか、宇宙に長期間滞在しなければならない宇宙飛行士に注入するなんて事も可能になるかもしれまいとの事なんですねぇ。
ドイツにあるルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンのスーザン・オズギュル氏とハンス・ストラカ氏らは以前、切断したオタマジャクシの頭部に酸素を流し込むことで神経細胞を生かし続けることに成功していました。
まぁ、これもスゴイ事なんでしょうけど、彼ら「科学者」というもの、好奇心だけは子供並みなんですよね。
彼らは植物学者たちと話をするうちに、もしかしたら藻類で同じことができるかもしれないと閃いてしまったのだそうです。
研究グループはアイデアを試してみるために、コナミドリムシや藍藻(Synechocystis)をオタマジャクシの血管に注入し、観察することにしました。
それから、切断したオタマジャクシの頭部が沈んでいる液体の酸素を減らします。
すると、酵素を送りこまれなくなったオタマジャクシの頭部の生体反応シグナルは発火しなくなりました。
元々切断したオタマジャクシの頭部に酵素を流し込むことで、神経細胞を生かしていたわけですから、その酵素を絶てばシグナルを発しなくなるとは当たり前ですわな。
もう、ただのオタマジャクシの頭ですもんね(笑)
ところが光を照らして藻類を呼び覚ましてやると、数分後に神経が再び発火を始めたそうなんです。
これは、コナミドリムシでも藍藻でも、光に反応して酸素を供給してくれたとのことで、まるでオタマジャクシが自ら光合成を行っているかのような反応だったそうです。。
簡単におさらいすると、オタマジャクシの血管に「藻類」を流し込み、これに光を当てると酸素を供給しだし、それにより切断されたオタマジャクシの頭部に生体反応が出たっ絵ことなんですね。
これ…
メチャクチャですけど、スゴイ事なんじゃないですかね。
この注入された藻類が血管の中でどのくらい生きられるのかははっきりしませんし、なにより異物を注入されたオタマジャクシの体への影響も不明です。
当然ながらこれをいきなり人体で試してみるわけにもいかないですし、まだまだ研究を進めて、藻類を血管に注入することの影響をきちんと確かめなければなりません。
が、先ほどもかきましたが、科学者の「好奇心」よね。
これ、もう小学生がカエルのオシリにストローさして、空気入れたらどうなる?って殺しちゃうのと同じレベルやもんね(笑)
そら、オタマジャクシを半分に切って、その血管に「藻」を流し込んで光当ててみたら光合成するんぢゃね?
ってなもんですよ(笑)
ですが、こういう好奇心が新しい事の発見に繋がるのも事実ですから、これからの研究次第ですよね。
研究チームによると、今後は藻類が脳に酸素以外にどのような作用を及ぼすのか調べる予定だそうです。
藻類はもしかしたら酸素だけでなく、ブドウ糖や神経細胞の振る舞いに影響を与える分子すら供給してくれる可能性もあるそうです。
人体が光合成を行い、自ら酸素を作りだす…。
そんな進化がひょっとすると未来の人類の姿なのかもしれません。
ま、例によってわたくしの生きてるうちはなにも変わらないでしょうけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月19日の火曜日でございます。
11月も後半戦、さすがに日々寒くなっていきますね。
それと同時に、紅葉も見ごろを迎えそうで行楽地は賑わうんでしょうなぁ。
京都の街も観光客で溢れかえりますし、地元民は極力この時期は動かないようにしますよね。
道も電車も混みますからねぇ…。
今週一杯くらいでピークも過ぎそうですし、もうしばらく大人しくしておきましょう。
紅葉が過ぎたら本格的な冬ですから、寒さ対策も行っていかないといけませんよね。
寒さ対策と言えば、暖房設備ですが、温室効果ガスの削減が急務とされている世界は今、化石燃料からの脱却が求められています。
と、急に始まりましたが、エネルギー問題は世界共通の問題ですからね。
今日はそんな自然のエネルギー代謝現象、光合成についてちょっとお話したいと思います。
光エネルギーを使って水と二酸化炭素から炭水化物を合成し、その過程で発生した酸素を大気中に供給するのが、いわゆる光合成です。
植物や藻類など光合成色素を持つ生物が行う生化学反応ですが、冗談ではなくそれ以外の生物も光合成を行うことが夢ではないってな研究が発表されました。
最近の研究で、オタマジャクシの血管に生きた藻類を注入すると細胞に酸素を供給してくれることが明らかになったのだそうです。
将来的には、脳に藻類を注入して酸素供給源として利用することで、脳梗塞といった低酸素症によるダメージを治療できるようになるかもしれないとのこと…。
それどころか、宇宙に長期間滞在しなければならない宇宙飛行士に注入するなんて事も可能になるかもしれまいとの事なんですねぇ。
ドイツにあるルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンのスーザン・オズギュル氏とハンス・ストラカ氏らは以前、切断したオタマジャクシの頭部に酸素を流し込むことで神経細胞を生かし続けることに成功していました。
まぁ、これもスゴイ事なんでしょうけど、彼ら「科学者」というもの、好奇心だけは子供並みなんですよね。
彼らは植物学者たちと話をするうちに、もしかしたら藻類で同じことができるかもしれないと閃いてしまったのだそうです。
研究グループはアイデアを試してみるために、コナミドリムシや藍藻(Synechocystis)をオタマジャクシの血管に注入し、観察することにしました。
それから、切断したオタマジャクシの頭部が沈んでいる液体の酸素を減らします。
すると、酵素を送りこまれなくなったオタマジャクシの頭部の生体反応シグナルは発火しなくなりました。
元々切断したオタマジャクシの頭部に酵素を流し込むことで、神経細胞を生かしていたわけですから、その酵素を絶てばシグナルを発しなくなるとは当たり前ですわな。
もう、ただのオタマジャクシの頭ですもんね(笑)
ところが光を照らして藻類を呼び覚ましてやると、数分後に神経が再び発火を始めたそうなんです。
これは、コナミドリムシでも藍藻でも、光に反応して酸素を供給してくれたとのことで、まるでオタマジャクシが自ら光合成を行っているかのような反応だったそうです。。
簡単におさらいすると、オタマジャクシの血管に「藻類」を流し込み、これに光を当てると酸素を供給しだし、それにより切断されたオタマジャクシの頭部に生体反応が出たっ絵ことなんですね。
これ…
メチャクチャですけど、スゴイ事なんじゃないですかね。
この注入された藻類が血管の中でどのくらい生きられるのかははっきりしませんし、なにより異物を注入されたオタマジャクシの体への影響も不明です。
当然ながらこれをいきなり人体で試してみるわけにもいかないですし、まだまだ研究を進めて、藻類を血管に注入することの影響をきちんと確かめなければなりません。
が、先ほどもかきましたが、科学者の「好奇心」よね。
これ、もう小学生がカエルのオシリにストローさして、空気入れたらどうなる?って殺しちゃうのと同じレベルやもんね(笑)
そら、オタマジャクシを半分に切って、その血管に「藻」を流し込んで光当ててみたら光合成するんぢゃね?
ってなもんですよ(笑)
ですが、こういう好奇心が新しい事の発見に繋がるのも事実ですから、これからの研究次第ですよね。
研究チームによると、今後は藻類が脳に酸素以外にどのような作用を及ぼすのか調べる予定だそうです。
藻類はもしかしたら酸素だけでなく、ブドウ糖や神経細胞の振る舞いに影響を与える分子すら供給してくれる可能性もあるそうです。
人体が光合成を行い、自ら酸素を作りだす…。
そんな進化がひょっとすると未来の人類の姿なのかもしれません。
ま、例によってわたくしの生きてるうちはなにも変わらないでしょうけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院