2019年10月08日 [色々なこと]
医療用AIのいま。
お疲れ様です。院長です。
10月8日の火曜日でございます。
10月に入り、消費税が増税されて1週間、みなさんもう慣れましたか?
当院は基本、値上がりもしませんしなんら変わることなく、きております。
ですが、小売店とかややこしいとこもあるでしょうねぇ。
あと、キャッシュレス決済ポイント還元とか、わたくし院長もう世の中についていけてませんのことよ。
キャッシュレスってのは、現金じゃないってことですが、クレジットカード以外はよく分かりませんしねぇ。
ペイペイ?
もう無理無理(笑)
昔はいつもニコニコ現金払いとか言うてたのにねぇ…。
当院もクレジットカードは対応していますが、それ以上は無理(笑)
てな時代に乗り切れてない院長が、今日も最先端のお話をいたしますぞ。
今日は、最新の医療用AIのお話で、画像診断技能がハンパなく素晴らしいってネタでございます。
ここでいう画像診断ってのは、いわゆるレントゲンとかMRIといった身体の中を映し出した画像を診て、病気やけがを判断するものでこれには熟練の技術が必要とされます。
つまり、医師がジックリ観察する必要があるわけで、これに実際時間を要してしまうわけですね。
ですが、医療用AIによりこの画像解析の負担が軽減されれば、医師は患者と向き合う時間が増えますし、患者一人一人に合わせた治療ができるようになるかもしれません。
この画像解析の分野は、ディープラーニング(深層学習)という機械学習法によって目覚ましい進歩を遂げており、画像を使った病気の診断に限れば、AIはすでに人間の医師に匹敵するくらいの性能を備えているらしいんです。
まぁ、画像診断は画像をみて判断するだけですから、何千枚、何万枚と見れば見るほど経験値として備わっていきます。
これは、機械には超得意分野でしょう。
あらゆる画像をみて覚えさせれば、ドンドン完璧に近づいていき、人間では見落とすような細かな点でも、見つけることが出来るようになります。
ですが、こと医療に関してはいくら性能が良くなってもそれだけでは任せきれない部分も当然出てきます。
ま、そうだわね。
で、今回紹介する研究は、この問題についての初となる包括的なレビューとなり、結果としてAIは人間と同等の診断技能を有していることが確認されたそうなんです。
まず、関連研究を色々調べてみると、中身はどうあれ、2万本以上の研究がありました。
ですが、きちんと人間の病気を対象とした良質なデータを報告し、単独のデータセットの画像を用いて訓練されたシステムを評価し、かつ人間の医師に同じ画像を診断してもらい、その結果を比較した研究となると、たったの14本しかありませんでした。
その14本の研究からもっとも有望な結果を集めると、AIは病気を87%の正解率で検出できることがわかったそうです。
それに対して、人間の医師が同じ画像で診断した場合は86%とほぼ同等でした。
また健康な人の画像である場合は、AIと医師でそれぞれ93%と91%の正解率だったそうですから、どちらも若干AIの方が上って事になります。
ただし、これらの研究において、医師は実際の現場なら得られるであろう、画像以外の患者の情報を一切与えられていない点に注意しなければならないと専門家は付け加えてます。
つまり現実なら、医師はそうした情報もまた病気の診断の手がかりとしますから、精度はさらに上がるであろうと考えられます。
マスコミではディープラーニングによるAIの解析能力が盛んに取り上げられ、人間を大きく凌駕すると述べられることも多いですし、そういう認識をもってる人も多いかと思います。
ですが、今回の研究で明らかになったように、その力をきちんと検証した研究は非常に限られています。
それだけに、全面的に信用するのは早計ですが、わたくし的にはうまく活用すれば、十分使えると思うんですけどねぇ…。
例えばまずはAIに画像診断させ、明らかに問題ないものはスルーして、微妙な判定のものは医師に回すとか、逆に医師が大丈夫としたものを、さらにAIに診断させるとか活用法はいくらでもありますしね。
そしてそのすべてが、実際の医師と同じように「経験値」として積み重ねられていくわけですから、これは早いとこ現場経験を積ませるべきなんじゃないですかね。
患者側からすれば、やはりオールAIの診断となると、ちょっとねぇ(笑)
どれだけAIが進化してもそれはちょっとって気がしますから、そう考えると今から連携出来るようにしておくべきだと思います。
にしても、医師と同じ正答率が出せるなんてやっぱスゴイね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月8日の火曜日でございます。
10月に入り、消費税が増税されて1週間、みなさんもう慣れましたか?
当院は基本、値上がりもしませんしなんら変わることなく、きております。
ですが、小売店とかややこしいとこもあるでしょうねぇ。
あと、キャッシュレス決済ポイント還元とか、わたくし院長もう世の中についていけてませんのことよ。
キャッシュレスってのは、現金じゃないってことですが、クレジットカード以外はよく分かりませんしねぇ。
ペイペイ?
もう無理無理(笑)
昔はいつもニコニコ現金払いとか言うてたのにねぇ…。
当院もクレジットカードは対応していますが、それ以上は無理(笑)
てな時代に乗り切れてない院長が、今日も最先端のお話をいたしますぞ。
今日は、最新の医療用AIのお話で、画像診断技能がハンパなく素晴らしいってネタでございます。
ここでいう画像診断ってのは、いわゆるレントゲンとかMRIといった身体の中を映し出した画像を診て、病気やけがを判断するものでこれには熟練の技術が必要とされます。
つまり、医師がジックリ観察する必要があるわけで、これに実際時間を要してしまうわけですね。
ですが、医療用AIによりこの画像解析の負担が軽減されれば、医師は患者と向き合う時間が増えますし、患者一人一人に合わせた治療ができるようになるかもしれません。
この画像解析の分野は、ディープラーニング(深層学習)という機械学習法によって目覚ましい進歩を遂げており、画像を使った病気の診断に限れば、AIはすでに人間の医師に匹敵するくらいの性能を備えているらしいんです。
まぁ、画像診断は画像をみて判断するだけですから、何千枚、何万枚と見れば見るほど経験値として備わっていきます。
これは、機械には超得意分野でしょう。
あらゆる画像をみて覚えさせれば、ドンドン完璧に近づいていき、人間では見落とすような細かな点でも、見つけることが出来るようになります。
ですが、こと医療に関してはいくら性能が良くなってもそれだけでは任せきれない部分も当然出てきます。
ま、そうだわね。
で、今回紹介する研究は、この問題についての初となる包括的なレビューとなり、結果としてAIは人間と同等の診断技能を有していることが確認されたそうなんです。
まず、関連研究を色々調べてみると、中身はどうあれ、2万本以上の研究がありました。
ですが、きちんと人間の病気を対象とした良質なデータを報告し、単独のデータセットの画像を用いて訓練されたシステムを評価し、かつ人間の医師に同じ画像を診断してもらい、その結果を比較した研究となると、たったの14本しかありませんでした。
その14本の研究からもっとも有望な結果を集めると、AIは病気を87%の正解率で検出できることがわかったそうです。
それに対して、人間の医師が同じ画像で診断した場合は86%とほぼ同等でした。
また健康な人の画像である場合は、AIと医師でそれぞれ93%と91%の正解率だったそうですから、どちらも若干AIの方が上って事になります。
ただし、これらの研究において、医師は実際の現場なら得られるであろう、画像以外の患者の情報を一切与えられていない点に注意しなければならないと専門家は付け加えてます。
つまり現実なら、医師はそうした情報もまた病気の診断の手がかりとしますから、精度はさらに上がるであろうと考えられます。
マスコミではディープラーニングによるAIの解析能力が盛んに取り上げられ、人間を大きく凌駕すると述べられることも多いですし、そういう認識をもってる人も多いかと思います。
ですが、今回の研究で明らかになったように、その力をきちんと検証した研究は非常に限られています。
それだけに、全面的に信用するのは早計ですが、わたくし的にはうまく活用すれば、十分使えると思うんですけどねぇ…。
例えばまずはAIに画像診断させ、明らかに問題ないものはスルーして、微妙な判定のものは医師に回すとか、逆に医師が大丈夫としたものを、さらにAIに診断させるとか活用法はいくらでもありますしね。
そしてそのすべてが、実際の医師と同じように「経験値」として積み重ねられていくわけですから、これは早いとこ現場経験を積ませるべきなんじゃないですかね。
患者側からすれば、やはりオールAIの診断となると、ちょっとねぇ(笑)
どれだけAIが進化してもそれはちょっとって気がしますから、そう考えると今から連携出来るようにしておくべきだと思います。
にしても、医師と同じ正答率が出せるなんてやっぱスゴイね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院