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2019年07月18日 [からだのこと]

ピント自動調整メガネ(笑)

お疲れ様です。院長です。

7月18日の木曜日でございます。

近畿地方も、ボチボチ梅雨明けせんかねぇ…。

今年は典型的に、梅雨入りが遅かった分、梅雨明けも遅いって言うズレタ感じになっとるね。

前にも書きましたが、今年は近畿地方で、観測史上一番遅い梅雨入りを記録しました。

となると、梅雨明けも遅いんじゃ〜って思うのも当然ですな。

これも観測史上の話ですが、梅雨明けが8月にまでずれ込んだのは、過去2回だけです。

2003年の8月1日と、2009年の8月3日のみとなってます。

抜くか?(笑)

にしても、この異常気象もやはり2000年超えてからなんだよね。

ちょっと記録更新の可能性も出てきてはいるんですが、早く夏になって欲し気持ちもあるな。

曇り空にも飽きてきたんで、スカッと晴れてほしーです。

そんな太陽が待ち遠しい夏前ですが、今日も元気にネタ突入といきましょう。

スカッと晴れるとさきほど言いましたが、今日のお話もスカッとする話となっておりますよ。

最近話題の、文字が小さすぎて見えなーいっ! ってハズキルーペってヤツ結構売れてるらしいですね。

わたくし院長も、ダンダン細かい字が見にくいと感じる事があり、ちょっと興味あったりします。

50歳も過ぎてくるといわゆる「老眼」ってヤツが出だします。

これは加齢による、調節機能の低下で調節できる範囲が少なくなり近くがぼやけたりする現象です。

この「老眼」、近くのものが見えにくくなります。

で、よく「遠視」ってのと混同されるんですが、「遠視」ってのは、別に遠くが見えて近くが見えない、つまり「近視」の逆って意味ではありません。

「近視」は遠くが見えないから、「遠視」は近くが見えないって勘違いするわけですね。

ですが、実際の「遠視」はピント調節がうまくいっていないため、遠くも近くもイマイチうまく見えていない症状です。

なので、「老眼」と「遠視」は別ものだしね。

で、「老眼」になると近くが見えにくくなるため、「老眼鏡」ってやつが必要になったりするんですが、もともと「近視」の人なんかは、裸眼では老眼の現象は起りません。

そりゃ、近視って位ですから、遠くが見えないわけで、近くのものは見えるわけです。

そうなるといわゆる老眼の症状は出ないんですが、面白い事に視力を矯正しちゃうと、老眼の症状が出るんですよね。

つまり、普通のメガネとか、コンタクトで視力を戻すと、手元が見えないっていう、ややこしい状態になってしまいます。

ですから、普段メガネをかけてる人なんかは、近くが見にくい時、メガネを外して顔を近づけて見たりします。

このわずらわしさを多少解消させるのが、遠近両用メガネとか、遠近両用のコンタクトですが、やはりまだまだ「完璧」にピントが合うわけではありません。

遠近両用メガネなんて、下見たら老眼用で上見たら近視用とか、そりゃ不便なシロモノです。

で、今日の主役、米スタンフォード大学で開発中の「スマートグラス」ってヤツは、着用者の視線を追って今見ているものに自動でピントを合わせてくれるハイテクメガネなんだそうです。

この「スマートグラス」は、視線追跡センサーで着用者が見ている物体までの距離を正確に三角測量します。

そしてレンズに液体が封入されているので、その距離データに応じて、膨れさせたり、薄くしたり制御することが可能なんだそうです。

その場でレンズの凹凸を変えちゃうって発想がまたスゴイな。

こうすることで、見ている対象のピントを自動でさっと合わせてくれるわけなんです。

で、今回新開発されたのは、レンズや視線追跡センサーではなく、センサーのデータを利用して液体封入式レンズのピントを制御するソフトウェアなのだそうですが、その性能は、老眼の56人を対象とした実験で好評を博すなど、折り紙付きなんだとか。

ですが難点としては、今のところVRゴーグルのようにゴツくかさばりそうなので、よほどのガジェット好きではない限り、実用性は低いということです。

とはいえ、ここまで出来たらもっと軽量コンパクトでスタイリッシュに改良されるのも時間の問題でしょうし、これは世紀の大発明なんでないの。

そして最終的には、このシステムがコンタクトレンズになってくれたら、もう完璧なんやけどなぁ…。

このレンズは、わたくしの生きてるうちに完成するでしょうか…

楽しみに待ちたいと思います。

ではまた〜。


meganeneko


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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