2019年02月25日 [からだのこと]
あんたの声はあの娘の耳に届いてないよ。
お疲れ様です。院長です。
2月25日の月曜日でございます。
今月も残すところあと3日程なりました。
まだ寒いけど、もう3月なったら春ですから(笑)
後1ヶ月もすると、桜前線がどうのこうのと言うてる時期ですよね。
特にお花見が好きってわけでもないですが、まぁ桜は普通にキレイですし季節も良くなってきますし、比較的人気の季節ではないでしょうかね。
ただ、京都の街はこの桜の時期と、紅葉の時期はやたらと人と車が多くて、少々辟易いたしますが…。
ま、それも毎年のことなんで、慣れますけどね。
とは言え、まだまだ寒いですし、桜ってな気分でもないですよね。
徐々に暖かくなるとは言え、まだ冬感満載やもんね。
ってな、季節の変わり目の一歩手前の今日、この頃ですが、元気にネタに突入しましょう。
昨日の日曜日は、毎週連載しております、「サンデーイルネス(仮)」で「伝音難聴、感音難聴について」ってのをやりましたが読んでないか(笑)
比較的、専門的な文言が多かったりして、読んでてそこまで面白い感じでもないイルネス辞典なんですが、まぁ勉強だと思って読んで下さいな。
で、今日はですね、その伝音難聴、感音難聴の解説からこんなお話を一つ…。
難聴の一種で、最近流行りだしてるらしい、「低音障害型感音難聴」ってのをご紹介しようかと思っとります。
ポイントはこの「低音障害型」って部分なんですよね。
で、昨日のおさらいじゃないですけど、まず音が聞こえるメカニズムを軽くやっとくとですね、まず耳の中の構造ですな。
耳ってのは、耳の穴の中に、まず「外耳道」ってのがあります。
これは、まぁ耳クソほじくる時、耳かきで触れれる部分って考えて頂いたら大丈夫でございます。
で、この次に「鼓膜」って膜があります。
これも聞いたことはあると思いますが、この辺になるともう触れませんっつうか、触っちゃいけません。
で、音ってのは、この外耳道から鼓膜に達し、鼓膜の振動が耳小骨(じしょうこつ)という、音を伝えるための骨に振動して、蝸牛(かぎゅう:内耳にあり聴覚を司る感覚器官)という器官に伝わり、そこから聴神経、脳へと伝わっていくわけです。
よく耳の炎症で、「外耳炎」「中耳炎」「内耳炎」とかいいますが、外耳道に炎症が起これば「外耳炎」で、鼓膜、耳小骨までだと「中耳炎」その先の蝸牛までいくと「内耳炎」となるわけです。
で、難聴に話を戻して、「伝音難聴」ってのは、外耳、鼓膜、耳小骨までの間に、なんらかのトラブルが起こり、内耳に音を伝えられていない状態の難聴を指します。
そして「感音難聴」は、この内耳から先でトラブルがあった場合の難聴を指します。
いい?
で、今日のお話は、「低音障害型感音難聴」ってヤツで、若年女子に好発し、男性の声が聞こえなくなるっていうなかなか妙な症状がでるようです。
昨日のブログでも書いてますが、聴力ってヤツは、基本高音から聞こえにくくなると言われています。
加齢性の難聴(いわゆる耳が遠くなる状態)でも、必ず高音から聞こえなくなります。
なので、一時期流行った、「モスキート音」なんかも、20代にしか聞こえない音なんつって、高周波数の音をそう呼ぶわけです。
加齢によって、高音が聞こえなくなってますから、若い人にしか聞こえない音ってのが存在してしまうわけです。
ですが、今日のはその真逆の低音のみが聞こえなくなるって難聴で、極端例は男性の声だけ聞こえずに、女性の声は聞こえるって事になるわけですな。
非常にまれですが女性に起きる疾患で、低い音が急に聞こえにくくなります。
低音障害型感音難聴は急に起こる難聴の一つで、20代から40代の女性に発症することが多いらしいんですね。
その症状は、低い音が急に聞こえにくくなったり、低い音の耳鳴りがしたり、耳が詰まった感覚がするというもので、原因は不明ですが、蝸牛に障害が起こると発症すると言われてます。
つまり、感音難聴で、しかも低音だけ…。
かなり、謎な難聴ですな。
まぁ、ストレスだろうって話も出てますが、ストレスが原因ってなると、もはや原因不明と同じなだわね(笑)
現代人でストレスのない人なんて、ほんの一握りでしょうし、ストレスなんかあって当たり前やしね。
ある日突然、周りの男性の声だけ全く聞こえなくなるなんて、かなり不便ですよね〜。
まだまだ世の中には謎の病気があるもんですわ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月25日の月曜日でございます。
今月も残すところあと3日程なりました。
まだ寒いけど、もう3月なったら春ですから(笑)
後1ヶ月もすると、桜前線がどうのこうのと言うてる時期ですよね。
特にお花見が好きってわけでもないですが、まぁ桜は普通にキレイですし季節も良くなってきますし、比較的人気の季節ではないでしょうかね。
ただ、京都の街はこの桜の時期と、紅葉の時期はやたらと人と車が多くて、少々辟易いたしますが…。
ま、それも毎年のことなんで、慣れますけどね。
とは言え、まだまだ寒いですし、桜ってな気分でもないですよね。
徐々に暖かくなるとは言え、まだ冬感満載やもんね。
ってな、季節の変わり目の一歩手前の今日、この頃ですが、元気にネタに突入しましょう。
昨日の日曜日は、毎週連載しております、「サンデーイルネス(仮)」で「伝音難聴、感音難聴について」ってのをやりましたが読んでないか(笑)
比較的、専門的な文言が多かったりして、読んでてそこまで面白い感じでもないイルネス辞典なんですが、まぁ勉強だと思って読んで下さいな。
で、今日はですね、その伝音難聴、感音難聴の解説からこんなお話を一つ…。
難聴の一種で、最近流行りだしてるらしい、「低音障害型感音難聴」ってのをご紹介しようかと思っとります。
ポイントはこの「低音障害型」って部分なんですよね。
で、昨日のおさらいじゃないですけど、まず音が聞こえるメカニズムを軽くやっとくとですね、まず耳の中の構造ですな。
耳ってのは、耳の穴の中に、まず「外耳道」ってのがあります。
これは、まぁ耳クソほじくる時、耳かきで触れれる部分って考えて頂いたら大丈夫でございます。
で、この次に「鼓膜」って膜があります。
これも聞いたことはあると思いますが、この辺になるともう触れませんっつうか、触っちゃいけません。
で、音ってのは、この外耳道から鼓膜に達し、鼓膜の振動が耳小骨(じしょうこつ)という、音を伝えるための骨に振動して、蝸牛(かぎゅう:内耳にあり聴覚を司る感覚器官)という器官に伝わり、そこから聴神経、脳へと伝わっていくわけです。
よく耳の炎症で、「外耳炎」「中耳炎」「内耳炎」とかいいますが、外耳道に炎症が起これば「外耳炎」で、鼓膜、耳小骨までだと「中耳炎」その先の蝸牛までいくと「内耳炎」となるわけです。
で、難聴に話を戻して、「伝音難聴」ってのは、外耳、鼓膜、耳小骨までの間に、なんらかのトラブルが起こり、内耳に音を伝えられていない状態の難聴を指します。
そして「感音難聴」は、この内耳から先でトラブルがあった場合の難聴を指します。
いい?
で、今日のお話は、「低音障害型感音難聴」ってヤツで、若年女子に好発し、男性の声が聞こえなくなるっていうなかなか妙な症状がでるようです。
昨日のブログでも書いてますが、聴力ってヤツは、基本高音から聞こえにくくなると言われています。
加齢性の難聴(いわゆる耳が遠くなる状態)でも、必ず高音から聞こえなくなります。
なので、一時期流行った、「モスキート音」なんかも、20代にしか聞こえない音なんつって、高周波数の音をそう呼ぶわけです。
加齢によって、高音が聞こえなくなってますから、若い人にしか聞こえない音ってのが存在してしまうわけです。
ですが、今日のはその真逆の低音のみが聞こえなくなるって難聴で、極端例は男性の声だけ聞こえずに、女性の声は聞こえるって事になるわけですな。
非常にまれですが女性に起きる疾患で、低い音が急に聞こえにくくなります。
低音障害型感音難聴は急に起こる難聴の一つで、20代から40代の女性に発症することが多いらしいんですね。
その症状は、低い音が急に聞こえにくくなったり、低い音の耳鳴りがしたり、耳が詰まった感覚がするというもので、原因は不明ですが、蝸牛に障害が起こると発症すると言われてます。
つまり、感音難聴で、しかも低音だけ…。
かなり、謎な難聴ですな。
まぁ、ストレスだろうって話も出てますが、ストレスが原因ってなると、もはや原因不明と同じなだわね(笑)
現代人でストレスのない人なんて、ほんの一握りでしょうし、ストレスなんかあって当たり前やしね。
ある日突然、周りの男性の声だけ全く聞こえなくなるなんて、かなり不便ですよね〜。
まだまだ世の中には謎の病気があるもんですわ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院