2018年11月22日 [からだのこと]
筋トレマニアはいい身体になりたいだけ。
お疲れ様です。院長です。
11月22日の木曜日でございます。
1122…
良い夫婦の日(笑)
そしてなんと、フグ田サザエさんの誕生日らしいです。
テレビ版には誕生日の設定はなく、原作は1922年11月22日生まれってことだそうです。
え〜っと…
大正11年!!
もし、サザエさんがご存命なら今日で96歳ってことになりますな。
まぁ、時間が進まない永遠の23歳設定ですからあれですが、歴史を感じちゃいましたよ。
サザエさんお誕生日おめでとうってことで、今日も始まりますがまぁ、もちろんサザエさんネタではなく(笑)
今日はアメリカとノルウェーの共同研究で、依存症についてのお話なんかをしてみたいと思います。
依存症ってのは、本来身体的依存を伴うもしくは伴わない、薬物や化学物質の反復的使用についての言葉だったようなんですが、今では様々な依存性が認められております。
アルコールやタバコ、もしくはいわゆるドラッグ類のように、そのもの自体に依存させる物質が入っているものだけでなく、ギャンブル依存だの、ネット依存だの、さいきんでは恋愛依存なんてのも存在するそうです。
つまり、プロセスにおける依存症というものが存在するわけで、こうなると何に対しても起り得るわけですな。
で、今回の研究対象は、なんと「筋トレ依存」なお話なんですわ。
筋トレってたしかにハマると依存症的な症状が出るっちゃ出るんですよね。
わたくし院長も、筋トレマニアですから、これは分かる気がします。
ですが、今回の研究では、やたらと筋トレが好きな若い男性は、うつ病になるリスクが高まるという研究発表なんだそうですよ。
うつ病…
どっちか言うと、イメージ的には筋トレマニアとうつ病って、対極にある気がしないでもないんですがどういうことでしょうか…
まず、この研究で明らかになったことの一つとして、男性の10%以上が、身体に対する著しい認知の歪み(ボディ・イメージ障害)を持っていることが明らかになったそうなんです。
あ、ちなみにこの研究対象は、アメリカ人の若い男性ですんで、そのまま日本人に当てはまらない部分はありますが、これだけ情報網が発達した現代なら、そこまで違う事もないであろうという見解のうえ読んでみちゃれ。
そして、ボディ・イメージ障害てのは、本来健康的な体型であるにも関わらず、勝手に太りすぎや痩せすぎであると思い込んでしまう障害を指してます。
これって、女性に多いダイエット依存症のパターンにもありますよね。
ダイエット依存から、拒食症に陥る女性のほとんどが、十分痩せてるのに自分は太っていると認識するってヤツですね。
で、若い男性の3人に1人が過去にダイエットした経験があることも分かったそうです。
ですが、そうしたダイエットは太っているわけでもないのに行われているのだそうです。
もう、こうなると女子のダイエット依存とかわりはありません。
つまり、これは若い男性が、これまで考えられていた以上に、自分の体のイメージに悩んでいることをはっきりと示唆する結果となったわけですな。
その結果、筋トレにとりつかれてしまうってわけですが、そうなった男性は、うつ病のリスクはもちろん、週末に深酒をする傾向があることもわかったそうです。
更に、違法サプリメントやステロイド(筋肉増強剤)を使用する確率も、4倍アップするそうです。
わたくし的には、理解出来なくもないんですがねぇ…。
依存症って表現自体に問題がある気はするんですが、筋トレって本当に継続しないと意味ないんですよ。
ちょっと休むと、筋肉って絞んじゃいますし、毎日やってもそうそう大きくなりませんから…。
つまり、ある程度依存しないとどうにもならない分野なわけですよ。
もちろん、どんな世界にも天才はいますが、この筋トレに関して言えば、筋肉がつきやすい骨格ってのは確かにありますし、ホルモンバランス、回復力、基礎代謝等、秀でたものがある人は確かにいます。
ですが、絶対に継続して、トレーニングしない限り筋肉は反応しません。
なんで、こういう研究を発表されても、そもそものポイントが違うんやもんなぁと…。
依存性というより、継続せざるをえないモノなんですから、依存症のようにやり続けて当たり前やんねぇ(笑)
そしてやる続けてると、サボることへの罪悪感だったり、トレーニングしてても内容に納得できなかったりと、突き詰めてしまうのも当たり前ですわ。
これー…
依存症とは呼ばんでしょ。
だって目的があるんやもんね。
薬物や嗜好品の依存症の場合、依存物質があると言いましたが、プロセスによる依存症って、結局目的が曖昧になっていってませんかね?
例えばギャンブル依存症なんて、お金が欲しいわけではないでしょうし、ギャンブルをすることに依存しちゃうわけでしょ?
買い物依存だの恋愛依存だのもそう。
目的がずれてきちゃって、その行動自体をやり続けちゃうのが依存症じゃないかねぇ…。
筋トレマニアには目的があるんですよね。
それは、自分が理想とする身体です。
で、そこに近づくように日々努力すると…。
ですから、毎日トレーニングの事を考え、食事の管理をし、なんとか理想に近づこうとするわけやん。
これって仕事なんかでもそうじゃないですか?
その仕事が好きとか嫌いとかは置いておいても、やるべきこととしてそこにあるから、目的が達成されるまで何なら、家に持ち帰ってでもやるわけでしょ?
やりたくてやってるわけじゃないって声が聞こえてきそうですが、目的は明確にあるでしょ?
それが、生活の糧を得るためだったり、そこに夢があったりと…
こういう具合に、目的意識があってのめり込んでる状態まで依存って言っちゃったら、ちょっと違う気がするぞと、筋トレマニアとして言わしてもらいますわ。
確かに、学生さんなんかできっとコイツロクに勉強もせんと、ジムばっか来てるなぁ〜ってヤツもいますけど、目標もってやってる分には良いんじゃないですかねぇ…。
筋トレにどハマりする場合、100%目標があります。
これは絶対あるはずです。
でないと、基本辛いだけの行為、やるはずないですからね。
てな感じで、今日はとある研究に対して、真っ向批判してみましたが、いかがでしたでしょう。
実際、筋トレマニア100人でも1000人でも聞いてみれば分かると思うんですが、何もしなくても理想の身体が手に入るとするなら、筋トレやめますかって…
ほぼ全員辞めるって言うと思います。
だって、基本辛いねんもん(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月22日の木曜日でございます。
1122…
良い夫婦の日(笑)
そしてなんと、フグ田サザエさんの誕生日らしいです。
テレビ版には誕生日の設定はなく、原作は1922年11月22日生まれってことだそうです。
え〜っと…
大正11年!!
もし、サザエさんがご存命なら今日で96歳ってことになりますな。
まぁ、時間が進まない永遠の23歳設定ですからあれですが、歴史を感じちゃいましたよ。
サザエさんお誕生日おめでとうってことで、今日も始まりますがまぁ、もちろんサザエさんネタではなく(笑)
今日はアメリカとノルウェーの共同研究で、依存症についてのお話なんかをしてみたいと思います。
依存症ってのは、本来身体的依存を伴うもしくは伴わない、薬物や化学物質の反復的使用についての言葉だったようなんですが、今では様々な依存性が認められております。
アルコールやタバコ、もしくはいわゆるドラッグ類のように、そのもの自体に依存させる物質が入っているものだけでなく、ギャンブル依存だの、ネット依存だの、さいきんでは恋愛依存なんてのも存在するそうです。
つまり、プロセスにおける依存症というものが存在するわけで、こうなると何に対しても起り得るわけですな。
で、今回の研究対象は、なんと「筋トレ依存」なお話なんですわ。
筋トレってたしかにハマると依存症的な症状が出るっちゃ出るんですよね。
わたくし院長も、筋トレマニアですから、これは分かる気がします。
ですが、今回の研究では、やたらと筋トレが好きな若い男性は、うつ病になるリスクが高まるという研究発表なんだそうですよ。
うつ病…
どっちか言うと、イメージ的には筋トレマニアとうつ病って、対極にある気がしないでもないんですがどういうことでしょうか…
まず、この研究で明らかになったことの一つとして、男性の10%以上が、身体に対する著しい認知の歪み(ボディ・イメージ障害)を持っていることが明らかになったそうなんです。
あ、ちなみにこの研究対象は、アメリカ人の若い男性ですんで、そのまま日本人に当てはまらない部分はありますが、これだけ情報網が発達した現代なら、そこまで違う事もないであろうという見解のうえ読んでみちゃれ。
そして、ボディ・イメージ障害てのは、本来健康的な体型であるにも関わらず、勝手に太りすぎや痩せすぎであると思い込んでしまう障害を指してます。
これって、女性に多いダイエット依存症のパターンにもありますよね。
ダイエット依存から、拒食症に陥る女性のほとんどが、十分痩せてるのに自分は太っていると認識するってヤツですね。
で、若い男性の3人に1人が過去にダイエットした経験があることも分かったそうです。
ですが、そうしたダイエットは太っているわけでもないのに行われているのだそうです。
もう、こうなると女子のダイエット依存とかわりはありません。
つまり、これは若い男性が、これまで考えられていた以上に、自分の体のイメージに悩んでいることをはっきりと示唆する結果となったわけですな。
その結果、筋トレにとりつかれてしまうってわけですが、そうなった男性は、うつ病のリスクはもちろん、週末に深酒をする傾向があることもわかったそうです。
更に、違法サプリメントやステロイド(筋肉増強剤)を使用する確率も、4倍アップするそうです。
わたくし的には、理解出来なくもないんですがねぇ…。
依存症って表現自体に問題がある気はするんですが、筋トレって本当に継続しないと意味ないんですよ。
ちょっと休むと、筋肉って絞んじゃいますし、毎日やってもそうそう大きくなりませんから…。
つまり、ある程度依存しないとどうにもならない分野なわけですよ。
もちろん、どんな世界にも天才はいますが、この筋トレに関して言えば、筋肉がつきやすい骨格ってのは確かにありますし、ホルモンバランス、回復力、基礎代謝等、秀でたものがある人は確かにいます。
ですが、絶対に継続して、トレーニングしない限り筋肉は反応しません。
なんで、こういう研究を発表されても、そもそものポイントが違うんやもんなぁと…。
依存性というより、継続せざるをえないモノなんですから、依存症のようにやり続けて当たり前やんねぇ(笑)
そしてやる続けてると、サボることへの罪悪感だったり、トレーニングしてても内容に納得できなかったりと、突き詰めてしまうのも当たり前ですわ。
これー…
依存症とは呼ばんでしょ。
だって目的があるんやもんね。
薬物や嗜好品の依存症の場合、依存物質があると言いましたが、プロセスによる依存症って、結局目的が曖昧になっていってませんかね?
例えばギャンブル依存症なんて、お金が欲しいわけではないでしょうし、ギャンブルをすることに依存しちゃうわけでしょ?
買い物依存だの恋愛依存だのもそう。
目的がずれてきちゃって、その行動自体をやり続けちゃうのが依存症じゃないかねぇ…。
筋トレマニアには目的があるんですよね。
それは、自分が理想とする身体です。
で、そこに近づくように日々努力すると…。
ですから、毎日トレーニングの事を考え、食事の管理をし、なんとか理想に近づこうとするわけやん。
これって仕事なんかでもそうじゃないですか?
その仕事が好きとか嫌いとかは置いておいても、やるべきこととしてそこにあるから、目的が達成されるまで何なら、家に持ち帰ってでもやるわけでしょ?
やりたくてやってるわけじゃないって声が聞こえてきそうですが、目的は明確にあるでしょ?
それが、生活の糧を得るためだったり、そこに夢があったりと…
こういう具合に、目的意識があってのめり込んでる状態まで依存って言っちゃったら、ちょっと違う気がするぞと、筋トレマニアとして言わしてもらいますわ。
確かに、学生さんなんかできっとコイツロクに勉強もせんと、ジムばっか来てるなぁ〜ってヤツもいますけど、目標もってやってる分には良いんじゃないですかねぇ…。
筋トレにどハマりする場合、100%目標があります。
これは絶対あるはずです。
でないと、基本辛いだけの行為、やるはずないですからね。
てな感じで、今日はとある研究に対して、真っ向批判してみましたが、いかがでしたでしょう。
実際、筋トレマニア100人でも1000人でも聞いてみれば分かると思うんですが、何もしなくても理想の身体が手に入るとするなら、筋トレやめますかって…
ほぼ全員辞めるって言うと思います。
だって、基本辛いねんもん(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院