2018年07月19日 [動物のこと]
血ぃー吸うたろか。
お疲れ様です。院長です。
7月19日の木曜日でございます。
海の日って7月20じゃなかったのけ?
知らん間にハッピーマンデー適応になっとるんだなぁ…
って調べてみたら、2003年までは7月20日で、それ以降はハッピーマンデーになったんだと…。
もう15年も経っとるやん(笑)
ってことで、明日は祝日じゃない、今日はただの木曜日でございます。
ま、海の日前後って事で、そろそろ海水浴も全開シーズンですな。
わたくしゃ、前回海に入ったのはいつだろうぐらい、縁はおまへんがとにかく人は海に行きたがります。
それはきっと、人類の祖先が海の生物だったからでしょう(笑)
なんて話は、今日のネタとは関係無いようなあるような…
今日の話は、祖先ではなく子孫に対するアプローチの話でございます。
これからの季節、特に夜になると気になるヤツら「蚊」に対し、遺伝子組み換えしたオスと交尾させて子孫を殺すというとんでもない手法で、蚊を撃退しようという計画があるそうなんです。
このとんでもない計画に、あのビル・ゲイツが4億3600万円相当の資金を提供してるってんですから、ちょっとほんものっぽいやろ?
では、どんな話か、みていきましょう。
蚊に媒介されるマラリアの撲滅は難事業であり、この事業にテクノロジー界の巨人ビル・ゲイツが挑んでいるんだそうです。
彼が設立した慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は一世代以内にマラリアを根絶するため、遺伝子を組み替えたオスの蚊の開発を支援しています。
現在開発中のオスの蚊は、メスと交尾することで、生まれてくる蚊は成虫になる前に皆死んでしまうってことなんですが、どんななってんのやろね。
計画のキモとなるのが、遺伝子組み替え蚊のオスがメスに伝える自己抑制的な遺伝子で、この遺伝子のためにメスが産卵し、それが孵化しても、幼虫は成虫になることなく死んでしまうんですと。
蚊が血を吸い始めるのは成虫になってからなので、危険な吸血蚊の脅威は消えることになります。
ゆえに、蚊によって媒介されるマラリアの拡散を食い止めることができるだろうということなんですよね。
この遺伝子組み替えの蚊を開発するのは、イギリスのオキシテック(Oxitec)って会社で、すでにジカウイルスに対応する遺伝子組み替え蚊を開発しているそうです。
地域によっては、ジカウイルスを媒介する「ネッタイシマカ」が90パーセントも減ったといいますから、これは効果があるといえるでしょう。
しかしマラリアを媒介する「ハマダラカ」には新しく遺伝子を組み替えたタイプが必要になるため現在開発中で、2020年末までには試験の準備が整う見込みだという事です。
しかし、このように成虫になる前に子供の蚊を殺してしまう遺伝子組み替え蚊については、必ずしも全員が賛同しているわけではありません。
だってこれ、そのうちこれらの蚊は絶滅しますよね?
絶滅危惧種とかって保護し倒す生物もいれば、絶滅するまで殺しまくる生物がいたんじゃ、ちょっと人間の都合すぎないかい?ってことですよね。
そりゃ、マラリアはなくなって欲しいですし、そこには当然、蚊を減らすことも含まれるんですが、これはもう種の殺戮ではないのかと…
オキシテック社の取り組みは環境保護団体のフレンズ・オブ・アースから強い批判を浴びてます。
まぁ、未だに毎年45万人の死者がでているマラリアですから、その元凶の「蚊」を退治することは、すなわち人命を救う事ですから、この問題はちょっと根が深すぎて、簡単に論じれる問題ではありませんねぇ…。
ちなみにマラリアに感染すると、10日から4週間以内に、40度近くの高熱、頭痛、吐き気といった症状が現れ、ほかにも脳内の血管の腫れ、肺水腫、臓器不全(腎臓、肝臓、膵臓)、貧血、低血糖などの症状もあり、年間2.16億人が感染し、45万人が犠牲となっています。
地球上で一番人を殺すのは、人ではなく「蚊」なんですよね。
この問題はどう解決されるのか分かりませんが、みんながうまくいく方法って絶対あると思うんですけどねぇ…
この情報も、続報が入り次第、お伝えしていきますね〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月19日の木曜日でございます。
海の日って7月20じゃなかったのけ?
知らん間にハッピーマンデー適応になっとるんだなぁ…
って調べてみたら、2003年までは7月20日で、それ以降はハッピーマンデーになったんだと…。
もう15年も経っとるやん(笑)
ってことで、明日は祝日じゃない、今日はただの木曜日でございます。
ま、海の日前後って事で、そろそろ海水浴も全開シーズンですな。
わたくしゃ、前回海に入ったのはいつだろうぐらい、縁はおまへんがとにかく人は海に行きたがります。
それはきっと、人類の祖先が海の生物だったからでしょう(笑)
なんて話は、今日のネタとは関係無いようなあるような…
今日の話は、祖先ではなく子孫に対するアプローチの話でございます。
これからの季節、特に夜になると気になるヤツら「蚊」に対し、遺伝子組み換えしたオスと交尾させて子孫を殺すというとんでもない手法で、蚊を撃退しようという計画があるそうなんです。
このとんでもない計画に、あのビル・ゲイツが4億3600万円相当の資金を提供してるってんですから、ちょっとほんものっぽいやろ?
では、どんな話か、みていきましょう。
蚊に媒介されるマラリアの撲滅は難事業であり、この事業にテクノロジー界の巨人ビル・ゲイツが挑んでいるんだそうです。
彼が設立した慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は一世代以内にマラリアを根絶するため、遺伝子を組み替えたオスの蚊の開発を支援しています。
現在開発中のオスの蚊は、メスと交尾することで、生まれてくる蚊は成虫になる前に皆死んでしまうってことなんですが、どんななってんのやろね。
計画のキモとなるのが、遺伝子組み替え蚊のオスがメスに伝える自己抑制的な遺伝子で、この遺伝子のためにメスが産卵し、それが孵化しても、幼虫は成虫になることなく死んでしまうんですと。
蚊が血を吸い始めるのは成虫になってからなので、危険な吸血蚊の脅威は消えることになります。
ゆえに、蚊によって媒介されるマラリアの拡散を食い止めることができるだろうということなんですよね。
この遺伝子組み替えの蚊を開発するのは、イギリスのオキシテック(Oxitec)って会社で、すでにジカウイルスに対応する遺伝子組み替え蚊を開発しているそうです。
地域によっては、ジカウイルスを媒介する「ネッタイシマカ」が90パーセントも減ったといいますから、これは効果があるといえるでしょう。
しかしマラリアを媒介する「ハマダラカ」には新しく遺伝子を組み替えたタイプが必要になるため現在開発中で、2020年末までには試験の準備が整う見込みだという事です。
しかし、このように成虫になる前に子供の蚊を殺してしまう遺伝子組み替え蚊については、必ずしも全員が賛同しているわけではありません。
だってこれ、そのうちこれらの蚊は絶滅しますよね?
絶滅危惧種とかって保護し倒す生物もいれば、絶滅するまで殺しまくる生物がいたんじゃ、ちょっと人間の都合すぎないかい?ってことですよね。
そりゃ、マラリアはなくなって欲しいですし、そこには当然、蚊を減らすことも含まれるんですが、これはもう種の殺戮ではないのかと…
オキシテック社の取り組みは環境保護団体のフレンズ・オブ・アースから強い批判を浴びてます。
まぁ、未だに毎年45万人の死者がでているマラリアですから、その元凶の「蚊」を退治することは、すなわち人命を救う事ですから、この問題はちょっと根が深すぎて、簡単に論じれる問題ではありませんねぇ…。
ちなみにマラリアに感染すると、10日から4週間以内に、40度近くの高熱、頭痛、吐き気といった症状が現れ、ほかにも脳内の血管の腫れ、肺水腫、臓器不全(腎臓、肝臓、膵臓)、貧血、低血糖などの症状もあり、年間2.16億人が感染し、45万人が犠牲となっています。
地球上で一番人を殺すのは、人ではなく「蚊」なんですよね。
この問題はどう解決されるのか分かりませんが、みんながうまくいく方法って絶対あると思うんですけどねぇ…
この情報も、続報が入り次第、お伝えしていきますね〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院