
2017年08月25日 [動物のこと]
何とアント。(笑)
お疲れ様です。院長です。
8月25日の金曜日でございます。
8月も残りわずかで、少々夏の終わりを感じる瞬間がでてきましたかね…。
とはいえ、まだまだ暑いですし、油断は禁物ですけどねぇ。
さぁ、小学生はラストスパートな時期じゃないですかね。
自由研究、進んでる?(笑)
絵とか感想文とかの大物を残してると、間に合いませんぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
てな感じで始まりましたが、そんな自由研究ネタを今日もいってみましょう。
先月あたりから日本中を賑わしておりました「ヒアリ」ですが最近ちょっと聞かなくなりましたかね…。
ただ、こういう外来生物は、基本駆除しないとバカみたいに繁殖します。
駆除完了的なニュースは、聞いた覚えがないのでもう手遅れになってるかもね…。
そして、中国とかから平気でコンテナとかにくっついてやって来るこの「ヒアリ」クン、当然日本で繁殖できたら、アッちゅうまに日本中にまき散らされますよ。
これだけ輸送が進んでる国なんですもんね。
そりゃ広がります。
もはや、「いるもの」だと考えて、刺されない工夫、刺された時の対処を身につけといた方が無難かもしれません。
てことで、今日はそんなヒアリの仲間…。
てか、アリ(蟻)についてゴチャゴチャ言うときます(笑)
蟻は私たちにとって非常に身近な昆虫といえるでしょう。
校庭や公園、自宅の庭なんかを覗くと大抵は彼らを見つけることができるでしょう。
最近ではあまり見かけませんが、子供の頃によく、列を成して歩く姿をジ~っと見てましたね。
しかし、こんなに身近な昆虫でありながら私たちは蟻のことを深くは知りません。
てことで、今日は蟻うんちくをいくつか紹介しますぜ。
まずは、よく聞く話ですが、蟻は群れの20%は全く働かず餌を食べるだけなんですね。
で、この働かない20%だけを取り出すと、この中でまた20%は全く働かなくなります。
で、さっきは働かなかったのに80%は働くようになり、またこの20%を取りだしてって繰り返しても、常に何故か20%の「何もしない蟻」と言うのが存在する様なんです。
この謎にも諸説ありますが、基本的には働く蟻より、働かない蟻の方が長く生きると言われているので、そういう意味から20%の蟻を保護してるのかと…。
その20%をどうやって決めているか、または膨大な量の群れから数えてるのかとか、謎は多いようです。
では、次のうんちくですが、皆さんご存知、ハリソン・フォード。
まさか知らない人などいないでしょう。
そんな彼にちなんで名付けられた蟻がいるってのはご存知でした?
自然保護論者として有名なハリソン・フォードですが、彼にちなんで「Pheidole harrisonfordi」と名付けられた種がいるらしいです。
詳しいことは分かりません(笑)
つづいて、蟻の埋葬のお話。
蟻は死ぬと身体から特殊な化学物質を出すそうです。
そして、それを嗅いだ仲間の死体を巣まで持ち帰り近くに埋葬する習性があるようなんですね。
この行動も謎だそうで、詳しい事は分かっていないようです。
続いて、蟻とは直接関係ないと言えばないんですが、蟻に寄生し、蟻の脳を占拠して蟻をゾンビ化してしまう菌が存在します。
「Ophiocordyceps unilateralis」という菌なんですが、この菌は成長と胞子の拡散に適した場所まで蟻を移動させ、最後は蟻の頭を突き破ります。そして胞子をばら撒くと…
つまりは、蟻を足代わりにつかうわけですな。
頭を突き破られた蟻は、頭からキノコのような胞子みたいのが突き出るんでなかなかグロイよ(笑)
続いては、自爆する蟻ってやつですが、このアリは「自爆テロアリ」とか「歩く爆弾」などといった物騒な名前で呼ばれています。
こいつはジバクアリと言いまして、敵に囲まれたり、押さえ込まれたりすると腹部の筋肉を収縮させることにより大顎腺を破裂、自分の命と引き替えに多くの敵を道連れにするっていう強者です。
まぁ、こういった行為自体は他の昆虫にもなくはないらしいんですが、この「ジバクアリ」はかなり有名なんで覚えといてください(笑)
続いては、蟻を使った縫合術のお話。
アフリカでは縫合に蟻を利用することがあるんだそうで、医者は傷の裂け目の縁を持って、アリの頭を傷に沿ってあてがいます。
すると、アリは本能的に噛みつくので、傷口が閉まり、そこで医者がアリの体の残りの部分をねじり切ると…
すると、アリの口だけが傷口に残り、傷口はふさがるって寸法らしいです。
まぁ、原始的ですが効率的で、現在でも緊急を要する場合には行われているのだそうですよ。
じゃ、最後に銀色に輝く蟻のお話…
サハラ砂漠に生息するサハラン・シルバー・アントは銀色の体毛を持っています。
この特殊な体毛によって日中70度にもなる気温にも耐えられるんだそうで、見た目金属チックです。
いかがでした?
ちょっと自由研究っぽかったやろ?(笑)
まぁ、ヒアリなんて世界の蟻の中じゃ、ほんの毒を持ってる程度の珍しくもなんともないアリなんですよねぇ~。
でも、日本には繁殖して欲しくない。
そこは、政府の力で全力阻止していただきたと切に願います。
ではまた~

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月25日の金曜日でございます。
8月も残りわずかで、少々夏の終わりを感じる瞬間がでてきましたかね…。
とはいえ、まだまだ暑いですし、油断は禁物ですけどねぇ。
さぁ、小学生はラストスパートな時期じゃないですかね。
自由研究、進んでる?(笑)
絵とか感想文とかの大物を残してると、間に合いませんぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
てな感じで始まりましたが、そんな自由研究ネタを今日もいってみましょう。
先月あたりから日本中を賑わしておりました「ヒアリ」ですが最近ちょっと聞かなくなりましたかね…。
ただ、こういう外来生物は、基本駆除しないとバカみたいに繁殖します。
駆除完了的なニュースは、聞いた覚えがないのでもう手遅れになってるかもね…。
そして、中国とかから平気でコンテナとかにくっついてやって来るこの「ヒアリ」クン、当然日本で繁殖できたら、アッちゅうまに日本中にまき散らされますよ。
これだけ輸送が進んでる国なんですもんね。
そりゃ広がります。
もはや、「いるもの」だと考えて、刺されない工夫、刺された時の対処を身につけといた方が無難かもしれません。
てことで、今日はそんなヒアリの仲間…。
てか、アリ(蟻)についてゴチャゴチャ言うときます(笑)
蟻は私たちにとって非常に身近な昆虫といえるでしょう。
校庭や公園、自宅の庭なんかを覗くと大抵は彼らを見つけることができるでしょう。
最近ではあまり見かけませんが、子供の頃によく、列を成して歩く姿をジ~っと見てましたね。
しかし、こんなに身近な昆虫でありながら私たちは蟻のことを深くは知りません。
てことで、今日は蟻うんちくをいくつか紹介しますぜ。
まずは、よく聞く話ですが、蟻は群れの20%は全く働かず餌を食べるだけなんですね。
で、この働かない20%だけを取り出すと、この中でまた20%は全く働かなくなります。
で、さっきは働かなかったのに80%は働くようになり、またこの20%を取りだしてって繰り返しても、常に何故か20%の「何もしない蟻」と言うのが存在する様なんです。
この謎にも諸説ありますが、基本的には働く蟻より、働かない蟻の方が長く生きると言われているので、そういう意味から20%の蟻を保護してるのかと…。
その20%をどうやって決めているか、または膨大な量の群れから数えてるのかとか、謎は多いようです。
では、次のうんちくですが、皆さんご存知、ハリソン・フォード。
まさか知らない人などいないでしょう。
そんな彼にちなんで名付けられた蟻がいるってのはご存知でした?
自然保護論者として有名なハリソン・フォードですが、彼にちなんで「Pheidole harrisonfordi」と名付けられた種がいるらしいです。
詳しいことは分かりません(笑)
つづいて、蟻の埋葬のお話。
蟻は死ぬと身体から特殊な化学物質を出すそうです。
そして、それを嗅いだ仲間の死体を巣まで持ち帰り近くに埋葬する習性があるようなんですね。
この行動も謎だそうで、詳しい事は分かっていないようです。
続いて、蟻とは直接関係ないと言えばないんですが、蟻に寄生し、蟻の脳を占拠して蟻をゾンビ化してしまう菌が存在します。
「Ophiocordyceps unilateralis」という菌なんですが、この菌は成長と胞子の拡散に適した場所まで蟻を移動させ、最後は蟻の頭を突き破ります。そして胞子をばら撒くと…
つまりは、蟻を足代わりにつかうわけですな。
頭を突き破られた蟻は、頭からキノコのような胞子みたいのが突き出るんでなかなかグロイよ(笑)
続いては、自爆する蟻ってやつですが、このアリは「自爆テロアリ」とか「歩く爆弾」などといった物騒な名前で呼ばれています。
こいつはジバクアリと言いまして、敵に囲まれたり、押さえ込まれたりすると腹部の筋肉を収縮させることにより大顎腺を破裂、自分の命と引き替えに多くの敵を道連れにするっていう強者です。
まぁ、こういった行為自体は他の昆虫にもなくはないらしいんですが、この「ジバクアリ」はかなり有名なんで覚えといてください(笑)
続いては、蟻を使った縫合術のお話。
アフリカでは縫合に蟻を利用することがあるんだそうで、医者は傷の裂け目の縁を持って、アリの頭を傷に沿ってあてがいます。
すると、アリは本能的に噛みつくので、傷口が閉まり、そこで医者がアリの体の残りの部分をねじり切ると…
すると、アリの口だけが傷口に残り、傷口はふさがるって寸法らしいです。
まぁ、原始的ですが効率的で、現在でも緊急を要する場合には行われているのだそうですよ。
じゃ、最後に銀色に輝く蟻のお話…
サハラ砂漠に生息するサハラン・シルバー・アントは銀色の体毛を持っています。
この特殊な体毛によって日中70度にもなる気温にも耐えられるんだそうで、見た目金属チックです。
いかがでした?
ちょっと自由研究っぽかったやろ?(笑)
まぁ、ヒアリなんて世界の蟻の中じゃ、ほんの毒を持ってる程度の珍しくもなんともないアリなんですよねぇ~。
でも、日本には繁殖して欲しくない。
そこは、政府の力で全力阻止していただきたと切に願います。
ではまた~

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院